洗濯機の処分を無料でしてもらうには？

使わなくなって処分に困るもののひとつに洗濯機があります。

例え使える物でも、洗濯機はサイズが大きい物ですので、また使う可能性が有るからと言って保管しておくのも難しいです。

そうなると処分する事を考えますが、家電リサイクル法によって処分するだけでも費用が掛かってしまいます。どうしても費用は掛かりますが、洗濯機の状態によっては無料で処理する事が可能な事はご存知でしょうか？

今回は洗濯機を無料で処分する方法と、適切に処分する方法をご紹介します。洗濯機の処分を検討されている場合には、ぜひ参考にして下さい。

洗濯機の処分を無料でする時に重要になるポイント

洗濯機を処分する方法を検討する指針として、チェックするべきポイントが4つあります。

これらのポイントをしっかりとチェックする事で、無料で処分できるか、有料で処分する方が良いのかを判断することができます。洗濯機を処分しようとするときに、一度これらのポイントをチェックしてください。

故障していない事

洗濯機が不要になった時に、その洗濯機が故障していないかどうかを確かめてください。故障していない場合には、無料で処分することができる可能性があります。

もし、故障して動かない場合でも、修理をすれば動く場合には修理すると無料で処分が行える可能性もありますし、売ることができる場合もあります。ただし、修理に掛かる費用は高価になる事が多いですので、その費用を掛けて修理する方が良いのか、修理はしなくて有料の処分方法を検討するのが良いのかを見極める必要があります。

まずは、修理に掛かる費用を電気販売店などで見積を出してもらう事から始めましょう。修理費用がかさむ場合や、直すことができない洗濯機の場合には、有料で処分する方法を検討しましょう。

汚れていない事

洗濯機を屋外で使うようにしていれば、汚れが気になると思います。たとえ屋内で使用している物でも、破損している部分や、変色している部分が気になります。これらの気になる所をチェックしましょう。

汚れも破損や変色も無い場合には、無料で処分できる可能性があります。屋外に置いてあるもので、汚れがついている物や破損や変色が有る場合には、無料で処分する事は難しくなります。

ただし、掃除をして落ちるような汚れであれば積極的に洗濯機の汚れを落としてください。破損や変色が無い洗濯機だと無料で処分できる可能性があります。落とせない汚れや破損や変色が有る場合には、有料で処分する方法を検討しましょう。

本体に添付されていたものが揃っている事

洗濯機には、購入した時に添付されている物があります。例えば取扱説明書やホースなどの備品の事です。特に取扱説明書の有無は大切なポイントとなります。全てが無い場合には、有料で処分する方法を検討しましょう。

製造年と購入年月日が分かる事

上記のポイントをチェックして、無料で処分できそうな場合には購入年月日が分かる物が有るかチェックしましょう。製造年から経過している期間が短く、なおかつ購入時から使用している期間が短い場合には、無料で処分できる可能性が高くなります。

製造年が古い場合、もしくは購入年月日から長い時間が立っている物は有料で処分する方法を検討しましょう。

目安としては製造年度から5年とし、それ以上古い場合には有料での処分を検討しましょう。

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「洗濯機の引き取りにはいくらかかる？」

洗濯機が無料で処分できる方法

上でご紹介したポイントをチェックした結果、無料で処分できる可能性が有ると思う場合には、以下の方法を検討してみましょう。

中には、お金を手に出来る方法もあります。まだ洗濯機が使えるのにもったいないと思う場合には、売却する方法を検討してください。

友人や知人に譲る

まだ動くもので洗濯機の状況も良い物であれば、友人や知人に譲る方法もあります。もし、友人や知人が洗濯機が欲しい場合には、この方法を考えるのも良いですね。

ただし、あなたが不要だと思う物は他人も不要と思う可能性が高いですので、しっかりと確認しましょう。当然の事ですが少しでも動作がおかしいとか、破損している場合にはそのことを隠さず丁寧に説明するようにしましょう。

自分が無料で処分できればいいのではなく、渡した友人や知人からも引き取ってよかったと思える事が重要です。また、洗濯機は大きな物になりますので、搬送や設置に関しては極力手伝うことを考えると良いですね。

リサイクルショップに売却する

年式も新しく、故障や破損が無い状態の洗濯機はリサイクルショップに売却する事も出来ます。自分で持ち込むことができれば、搬送代も必要ありませんので可能であれば持ち込むと良いですね。

ただ、持ち込む際にはあらかじめリサイクルショップに買取価格などを確認しておきましょう。人気の洗濯機で、動作確認ができている物であれば高価に買い取ってもらえる事もあります。

洗濯機を持ち込みする事が難しい場合には、リサイクルショップに持ち込みが出来ない事を相談することをおすすめします。リサイクルショップによっては、搬送代と買取価格を調整して無料で処分できるように考慮してもらえる所もあります。

中には、搬送費は無料で対応してもらえる所や、搬送するためのトラックを貸してもらえる所もあります。洗濯機を無料で処分したい時には、確認すると良いですね。

オークションサイトに掲載して売却する

まだ使えるものだけど、年式が少し古くてリサイクルショップで買取がされない物の場合には、オークションサイトを使うと買ってもらえる人を見つける事ができます。

オークションサイトを使う時には、洗濯機の状態を詳しく正直に書く事が大切です。また、搬送方法に関してもしっかりと決めておきましょう。これらの事を守るのであれば、リサイクル料を支払わなくて、無料で洗濯機を処分したい時に利用すると良いです。

ただし、オークションですので、期限を決めてそれまでの間に必ず処分したい場合には不向きです。人気の洗濯機で、欲しいと思う人が多いのであれば直ぐに買い手は見つかりますが、そうでない場合には買い手が見つからない可能性も高いです。

試しに出品して、買い手がつけば幸運と思って利用するのが良いですね。引っ越しで期日が迫っている場合には、オークションは不向きですので、他の方法を検討しましょう。

洗濯機の処分を有料で行う方法

ここまで、洗濯機を無料で処分する方法をご紹介してきましたが、故障している洗濯機や人気のない機種の場合には、有料で処分する方法も検討しておく必要があります。以下に有料で処分する方法をご紹介します。

新しく購入する時に引き取ってもらう

洗濯機が壊れたので新しく買い変える場合や、引っ越し先で新しく洗濯機を購入する場合には、この方法で処分するのが一番簡単です。特に全国展開している家電量販店の場合には、今の住所に古い洗濯機を取にきてもらって、新しい住所の所に新しい洗濯機を運んでもらえる事も可能な場合があります。

自治体の家電4品目の正しい処分方法でも紹介されていますので、安心して処分を依頼することができます。購入する時に、店員さんに今の状況等を説明して相談すると良いですよ。

家電リサイクル券を入手して処分してもらう

費用を出来るだけ抑えて洗濯機を処分するには、家電リサイクル券を入手して処分してもらうのが良いです。家電リサイクル券は郵便局・ゆうちょ銀行で洗濯機のリサイクル料を振り込む事で入手できます。

そのあと、自分で運ぶことができるなら指定引取場所に持ち込むと処分してもらえます。手続きなどで分からない事が有れば、自治体に相談すると詳しく教えてもらえます。

もしくは経済産業省の家電リサイクルページを見るとアニメーションなどで説明を聞くことができます。

不用品回収業者に依頼して処分してもらう

洗濯機の処分を行う場合に、費用は掛かってもいいので手間を掛けたくない場合や、自分で洗濯機を運び出す事が難しい場合には不用品回収業者に依頼して処分を行ってもらうのが良いです。

リサイクル料の他に、搬送費や運び出しにかかる費用、その他にも手続きにかかる費用を請求されますので、費用は多くかかってしまいます。不用品回収業者の中には、買取を行ってもらえる所もあります。買取価格が、必要経費と同額の場合には無料で処理を行ってもらう事になります。

ただし、不用品回収業者の中には無料で洗濯機を処分すると宣伝している所もありますが、依頼する場合には注意しましょう。引き取った後に高額な処分料を請求された、回収した洗濯機を不法投棄されたなどのトラブルがあります。

関連記事：洗濯機の回収について詳しく知りたい方はこちら
「洗濯機を回収してもらう5つの方法」

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洗濯機を長持ちさせるために

さて、ここまでは洗濯機を無料又は有料で処分する方法をお伝えしてきました。

最後に洗濯機を長持ちさせるために何ができるのかをご紹介したいと思います。

結局のところ、壊さずに長く使うことが一番自分のお財布にとっては優しいはずです。

一度に洗うのは容量以内で使う

洗濯機が使えなくなる原因のひとつの目安に使用回数の多さがあります。多く使うと、それだけ早く使えなくなるのです。

しかし、使用回数が少なくても洗濯機の容量以上の物を洗濯していると、早く故障してしまいます。長持ちさせるには、洗濯機の容量以内で使う事に留意してください。

洗濯洗剤を使いすぎない

汚れがひどいからと言って洗濯洗剤を多く使う人がいますが、これは洗濯機にとっても洗濯をする物にとっても良い事はありません。

十分に洗い流す事ができない洗剤は、金属の腐食を起こさせる事が有ります。それだけ早く使用する事ができなくなるのです。洗剤は適切な量を守ることで、汚れも落ちますし洗濯機にもダメージがすくないのです。

出来る限りのメンテナンスを行う

メンテナンスと言っても業者を呼んで行う本格的なものである必要はありません。洗濯が終わった後に水の元栓を閉める、洗濯層のカビ取りを行う、気が付いた時に汚れをきれいにふき取る等の簡単なメンテナンスで十分です。