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老健施設とは

投稿日:2017年07月26日 更新日:2021年03月30日

老健施設とは

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

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老健施設という名を聞いた事はありますか?

正式名称を「介護老人保険施設」と呼び、介護を必要とはしますが、自立を見込める高齢者を支援することを目的とした施設になります。

特別養護老人ホームと比べられる事が多いですが、特別養護老人ホームは、要介護の高齢者の介護や看護を目的とした施設なのに対し、老健施設は在宅復帰を目的としたリハビリテーションを行う施設となっています。

その為、老健施設には、医師や看護師はもちろん、管理栄養士、介護士、作業療法士、理学療法士、介護支援専門員、支援相談員という人材が揃っており、それぞれが専門性を活かしながら、入所者の在宅復帰という目標に向かって、全力でサポートしてもらえる施設となっています。

あくまでも老健施設は、「リハビリを受けて自宅に戻る」ということが目的の施設になります。

そのため、入居期間も、原則として3ヶ月と定められており、入所が目的ではなく、入所後に懸命なリハビリを行い、早期での退所を目指すこととなります。

しかし、実際の状況は異なります。厚生労働省が公表している資料によると、老健施設に入居している高齢者の平均入居日数は約300日と発表されています。

原則は3ヶ月の入居期間ですが、現実は1年弱の期間を要しています。在宅復帰という目標を掲げた高齢者が入所を希望している老健施設のサービス内容や施設、費用をまとめてみました。

目次

老健施設の現実

老健施設に入所する男性

冒頭部分でお伝えしましたが、入居期間が原則3ヶ月というのは、「3ヶ月での自宅復帰を目指す」ということではなく、「3ヶ月ごとに入居者の状態を確認してケアプランを見直す」という意味になります。

個人差はありますが、介護が必要な高齢者を3ヶ月で自宅へ復帰できるような状態まで回復させるというのは、現実的では無いようです。

実際の統計として、1年弱の時間がかかっているので、入居を検討する際は、「3ヶ月で復帰する」という前提で入居してしまうと、金銭面や精神面でズレが生じてくるので、「最低3ヶ月間で退所できる」という認識で施設を選ぶように心掛けましょう。

また、老健施設へ入所した高齢者の特徴として、実際に自宅に戻られる人の割合が低いという事も挙げられます。

入所時は健康状態が安定していても、リハビリ期間中に症状が悪化してしまい、医療機関に戻ってしまうというケースが多いようです。

老健施設の施設基準は?

老健施設の施設基準について考える男性

老健施設として認可されるためには、以下の役割を持っていることが条件となります。

この要件を満たした施設が老健施設としての認可を受けており、介護が必要な高齢者の自宅復帰のサポートをすることとなります。

老健施設は、地方公共団体や医療法人が運営している事がほとんどで、リハビリや医療ケアがメインとなる関係から、医療法人が参入しやすい施設形態となっています。

新型と呼ばれる老健施設も出てきている

2017年度末での廃止が決定されている「介護療養型医療施設」に変わり、2008年から新たに導入された、「介護療養型老人保健施設」という施設が近年増えてきています。

これは「新型老健」と呼ばれており、老健施設と医療施設の中間のような施設となります。

新型老健施設は、医療ケアをメインとした施設となっており、特別養護老人ホームや老健施設では症状のところで満足な医療ケアを提供されないと判断され、入所を断られてしまうような利用者でも、新型老健施設では受け入れが可能となる場合があります。

夜間の看護師の配置が義務付けられているので、24時間の看護が可能となっており、介護付有料老人ホームのように夜間も安心して利用者は生活できる施設となっています

在宅復帰率の高い施設の特徴は?

在宅復帰率の高い施設の特徴を説明する女性

老健施設の一番の目的は、入居者の在宅復帰を実現することになります。

そのために、施設に勤務するケアマネージャーやスタッフは最善のプランを考え、なるべく早期の在宅復帰に向けた取り組みを行ってくれます。

そのため、施設の利用を検討する際には、この在宅復帰の成果が、施設の評価を決める一つの要素となることは間違いありません。

そのような老健施設を選ぶ目安としては、下記のポイントが挙げられます。

当たり前のことですが、医療機関が母体となった老健施設の方が、リハビリのノウハウや方法が確立されているので、在宅復帰率は高いと言えます。

また、そのような施設は当然ながらクチコミで評判が広まり、入所希望者も自ずと増えるので、待機人数は多い傾向にあります。

施設を選ぶ際、自宅に早く戻りたい、リハビリを集中的・有効に頑張りたいという方にとっては、判断材料の1つにするとよいでしょう。

老健施設への入所基準

老健施設への入所基準

それでは、老健施設へ入所するためには、どのような入所基準があるのでしょうか。以下の表にまとめてみました。

年齢 介護レベル 収入
65歳以上 要介護1以上 少ないほうが優遇

老健施設の場合、介護保険介護保険1以上で65歳以上の高齢者が基本の入所基準となります。

また、公的施設のため、収入に関しては少ない方が優遇される傾向にあります。

その他の基準としては、病状が安定しており入院治療の必要がないというものが挙げられます。

しかし最近では、入院治療に対応した老健施設もあるので、事前に確認した方がよいでしょう。

本人や家族が在宅での生活を目指しており、リハビリ意欲がある事なども、入所の判定の際は考慮されるので、「とりあえずどこでもいいから施設に」という考えではなく、しっかりと自宅復帰後のプランも考えてアピールする方が入所に有利に働くでしょう

老健施設で必要な医療費と月額費用

老健施設で必要な医療費と月額費用

では、老健施設へ入所が決まったら、必要な金額の目安はいくらになるのでしょうか。

有料老人ホームと違い、老健施設へ入所する際には初期費用は必要ありません

必要となるのは、月々の施設利用の月額費用と、介護保険を利用した介護サービスの自己負担がかかります。

老健施設では、医療ケアが充実しており、医師が常勤して利用者1人1人の状況を把握し、その上でリハビリプランを決めていきます。

早期の在宅復帰を目指すために、理学療法士や作業療法士が常勤している施設もあり、サービスの充実度を比べると、特別養護老人ホームよりも手厚くなっています。

この介護サービス費用や食費・居住費など全て合わせると、月々約8万円~13万円程度の費用がかかると考えておけば十分でしょう。

高齢者であれば、年金の範囲から出ることはほとんど無いので、家族へ負担をかけたり、足りない分を老後の貯蓄から回したりする必要がないので、安心して利用できます。

しかし、老健施設の場合は、自宅への復帰が前提となっているので、自宅をバリアフリーに改装する費用や、日中の介護が難しい場合はホームヘルパーやデイサービスを利用する費用も頭に入れておきましょう。

1.施設サービス費の目安(1か月あたりの費用)※1割負担の場合

施設サービス費は介護保険で決められており、要介護度や部屋のタイプによって異なります。

基本的な収入の方なら介護保険が適用された金額の1割負担となります。

要介護度や部屋のタイプによる負担金額は下記の表を参考にしてください。

要介護度 従来型個室 従来型多床型 ユニット型個室・準個室
要介護度1 約20,850円 約23,040円 約23,220円
要介護度2 約22,200円 約24,480円 約24,570円
要介護度3 約24,030円 約26,310円 約26,430円
要介護度4 約25,590円 約27,840円 約28,020円
要介護度5 約27,120円 約29,430円 約29,550円

介護度が重くなればなるほど、当然ですが自己負担金額は上がります。

しかし、要介護度1の人と要介護度5の人で、どの部屋でも1万円も変わりません。

しかし、これが半年、1年と長引くと大きな差になってしまうので、入所者は早期の退院を目指すべきでしょう

2.居住費(1日あたり)

居住費に関しては部屋代だと考えてください。施設が自由に設定できますが、老健施設の平均的な価格を元に、各部屋のタイプの基準額が決められており、大幅に外れることは原則として認められていません。

平均的な相場は下記の表の通りになります。下記の金額を1ヶ月(30日)で計算すると月の部屋代の目安になります。

この金額は、介護度による違いはないので、入居する際の部屋のタイプによって決まります

従来型個室 従来型多床型 ユニット型個室 ユニット型準個室
1,640円 370円 1,970円 1,640円

3.食費

食費も部屋代と同じく、基本的には施設が自由に設定できる金額なので、利用者で決められます

しかし、老健施設の平均的な費用をもとに基準額が定められており、その相場は1日あたり、およそ1,380円になります。

これは、朝・昼・晩の合計の価格となっており、この金額に1ヶ月で計算すると月々の食費の目安がわかります。

最近では、提供した分だけ請求される施設も増えてきており、一時帰宅している期間の食費は請求されない場合もあるようです。

4.日常生活費

日常生活費は、美容院代や娯楽の費用などの本人が個人的に利用したものかかる費用のことになるので、特に基準額は定められていません。

また、施設によってもサービスの費用は変わりますし、外部のサービスを使うこともあるかもしれないので、相場を設定するのはなかなか難しいですが、そこまで利用する機会がないこと、体の自由が効かないことを考えれば、1ヶ月1万円程度見ておけば十分だと思います。

1~4で挙げた、全ての費用を合計すると、約8万円〜13万円程度になります。

これと大幅にかけ離れた金額がかかる施設の場合は、何にそのお金がかかっているのか気をつけて見る必要があるでしょう

また、老健施設の場合、日常生活費を除く自己負担金の軽減措置がされており、所得に応じて自己負担金の上限金額が設けられています。

所得が低い人でも、この制度を使うと食費と居住費が軽減されるかもしれないので、入所を申し込む際に確認してみるとよいでしょう

老健施設を選ぶときに確認すべきポイント

老健施設を選ぶときに確認すべきポイント

どの老健施設を選んでも、費用面が大幅に変わることはほとんどないでしょう。

そうなると、施設選びのポイントは「何を基準にするのか」ということがとても大切になります。

在宅復帰に向けて、復帰後のサポートも手厚くしてくれるのか、利用者だけではなく、家族へのレクチャーも行ってくれるのかなど、様々な基準はあるでしょう。

当然、在宅復帰を目指すわけなので、在宅復帰に関する部分は施設選びの重要な内容となりますが、その他にも様々な部分を考慮して選びましょう。

以下のポイントを注目してみると、施設選びの参考になるでしょう。

立地、施設の雰囲気について

在宅復帰を前提としている以上、帰る自宅に近い施設や、交通アクセスはとても重要なポイントとなります。

在宅復帰を目指す場合、どうしても本人の頑張りだけではなく、ご家族のサポートや励ましが必要となります

そういう意味では、ご家族が伺い安い場所にある方がよいでしょう。

また、施設の雰囲気もとても大切です。要介護者にとってリハビリはとても辛いものです。ご家族にはわかってもらえないことでも、同じ状況で励ましあえる仲間ができると、リハビリもはかどります。

そのような理由から、レクリエーションが多くあり、利用者同士がコミュニケーションを多く取れる施設をおすすめします

施設や職員の雰囲気について

老健施設の利用者はもちろん、家族にとっても、ほとんどの人が介護は初めての経験となるでしょう。

わからない事だらけで、不安は大きくなるばかりでしょう。そのような不安をぶつけられるコミュニケーションを職員と取れる状況かどうかというのはかなり重要なポイントになります。

一時期ニュースでも取り上げられた、職員が入居者に対して暴力を振るうことなども可能性はあるので、現在入居している方と職員のコミュニケーションには注意してみると良いでしょう。

コミュニケーションがしっかり取れなかったり、こちらの質問に対してはぐらかしたり真摯に対応してもらえないようなスタッフがいる施設は避けた方が賢明です。

サービスについて

老健施設では、リハビリテーションはもちろんですが、介護保険が適用される介護サービスと日常生活の補助を行ってくれます。

毎日の食事の提供もあり、栄養面のバランスを考えたメニュー提供してくれます。バランスももちろん大切ですが、食事はやはり美味しい方が嬉しいし、やる気も起きます

また、高齢者になれば身体的な不調だけではなく、様々なところで体に不具合が出ます。その個人に合わせた食事を用意してくれる施設の方が、より回復も早くなるでしょう

契約について

一番重要な部分です。特に料金についてはしっかりと説明を受け、細かな部分も疑問点はきちんと確認しましょう

あと、契約書については、促されるままにサインせず、しっかりと一読の上内容を把握してサインをしましょう

サインをするというのは、契約に同意したという証拠になります。

もし仮に施設側の不手際で何かがあった場合でも、契約書にそのことが記載されていたら泣き寝入りしかできません。しっかりと確認の上サインをしましょう。

老健施設の空き状況と入所までの期間

老健施設の入所までの期間について相談する

現在、老健施設へ入所を検討されている方は、即日の入所は厳しいと思っていたほうが良いでしょう。

各都道府県により差はありますが、平均的に3ヶ月~1年は入所までに時間がかかると考えて置いた方が無難です

理由は二つあります。

約1年が平均在所日数

一つは、老健施設の入所期間は、原則として3ヶ月と定められていますが、冒頭で説明したように、現実的には約1年が平均在所日数となっています

3ヶ月ごと、ケアプランを見直しており、回復して在宅復帰できる人もいれば、そうでない人、さらには病院へ入院される方もいるので、3ヶ月という期間が定められている割に、施設の入所者の回転率は良くありません

優先順位が決まっている

二つ目は、老健施設への入所は、必ずしも早い者勝ちではありません

収入の多い少ない、介護度の重さ、家族の協力、本人の意欲など、様々な要因で入所の順番が決まります。

公的な施設なので、当然有料老人ホームに入ることのできる財力がある人より、老健施設に入る事ができないと、命に関わるような人の方が優遇されますし、とりあえず一時しのぎ的に老健施設への入所を希望する人より、本人も家族も在宅介護に前向きな人の方が入所へは近道となります。

老健施設に限らず、そもそも老人介護施設自体が足りておらず、高齢者は増える一方なので、これから施設への入所を考えている方は、「どうしてもこの施設出ないと嫌だ!」と決めつけずに、複数の施設に申し込み、第一希望に入所できたらラッキーくらいに思っておいた方が良いでしょう

老健施設に入れない場合はどうすればいい?

現実問題として、老健施設に入れないと医療費も払えず、自宅での介護も難しいというケースはあると思います。

介護というのは、しっかりと準備してから行わなければ、介護する側もされる側も心身共に疲弊してしまいます

3ヶ月〜半年を乗り切るために、自分で介護しようと思っても、おそらく最初の1週間で断念することになるでしょう。

したがって、老健施設に入れない場合は、各施設で入居するための条件はありますが、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅に入所するという選択肢も考えておく必要があるでしょう。

「え!?有料老人ホームなんて高くて、ウチでは無理。」と思う方も多いでしょう。

老健施設を希望されているということは、費用を抑えたいということでしょう。

しかし、最近の有料老人ホームは、入居金が0円のホームや、手厚い介護サービスが無い代わりに月額費用が安い有料老人ホームも増えてきています

介護度が高い人でも、要介護度5まで対応、看護師常駐、胃ろうやインシュリン、在宅酸素などの医療行為の対応可能な有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅もあります。

もちろん、すべての施設がそのような対応がされている訳ではありません。

また、近隣に条件が揃った施設があるとは限りません。なので、条件にあった施設を常に探しておき、いざ介護が必要になった際にはすぐに見学にいけるように準備しておく必要があります

老健施設のメリットとデメリット

老健施設のメリットとデメリットを説明する老夫婦

どの施設への入所を決めるとしても、当然良い部分と悪い部分があるでしょう。

特に老健施設の場合、メリットとデメリットがはっきりしており、目的が将来的な在宅介護でない人が選ぶと、老健施設への入所期間が無駄になってしまう場合があります

メリットとデメリットをまとめたので、入所の基準と照らし合わせて検討してみましょう。

老健施設のメリットとは?

在宅で生活ができるように、専門技術を持つスタッフがリハビリの指導をしてくれるというのは大きなメリットになります。

医師が常勤しているので、急な体調の変化や、病状が悪化した場合も即対応してもらえるので、安心して生活ができます。

また、退所時には、本人に合ったリハビリ方法や介護の方法などをスタッフからレクチャーしてもらえ、初めて介護をする場合、いろいろ不明点を聞くことができるというのも利点になります

在宅介護の準備期間として、自宅をバリアフリーに改築したり、どのようなサービスを使うかなどの考える時間ができたりするので、その点でも老健施設に入所する時間というのは、非常に大きな準備期間となります。

老健施設のデメリットとは?

入所期間が原則として3ヶ月毎と定められているので、3ヶ月毎に入退所判定が行われます。

平均的な入所期間は半年から1年までの入所になる事が多く、長期入所は出来ません。

入所待ちの結果、ようやく老健施設へ入所できても、3ヶ月後には自宅に移動させるのか、別の施設へ入所させるのかを家族は考えなければなりません。

その為、在宅介護を目的としていない場合は、老健施設へ入所してもあまり意味がありません

費用面でも施設が充実している分、特別養護老人ホームに比べて料金が高く、相部屋でも10万円を超える施設がほとんどです。

基本的にはリハビリを目的としている為、自由時間などのリラックスタイムはどうしても少なる傾向にあるので、高齢の入居者には少しキツイと感じてしまうかもしれません。

老健施設が提供するその他のサービス

老健施設はその他にも充実したケア体制を活かしたサービスを提供しています。

それがショートステイデイケアサービスになります。

どちらのサービスも、老健施設で提供するリハビリテーションや介護サービスと同様に、常勤の医師が利用者それぞれの状態を把握した上での介護サービスの提供、理学療法士のリハビリテーションを受ける事ができます

これは、民間の医療施設と同等かそれ以上の人材が揃っている老健施設だからこそ提供できるサービスでしょう。

ショートステイの活用方法

要支援・要介護の方で、自宅で介護を受けられている方が、短期で老健施設に入所し、介護サービスや生活のお手伝いをするサービスを「ショートステイ」と呼びます。

その名のお降り、短期間の入所となるので、原則としては30日以内の利用と定めている施設が多いようです。

利用される方多くは、介護を請け負っているご家族が出張で長期間不在となってしまうなどの仕事の都合と、高齢者介護で疲れたご家族が息抜きのために、旅行に出かけたり、遠方へ泊まりを伴う冠婚葬祭があったりする際に利用するケースがほとんどです。

介護を受ける本人にとっても、介護をするご家族にとっても、息抜きはとても重要で、お互いのストレスを軽減するためには非常に有効なサービスになっています。

あまり気負わず、気兼ねせずに利用して長い介護生活をストレス少なく過ごしましょう。

デイケアサービスの活用方法

老健施設の大きな特徴が、他の老人介護施設と違い、リハビリスタッフがとても充実しているということが挙げられます。

そのため、デイケアサービスの提供が可能となっており、自宅からリハビリに通う施設として、老健施設を選択できるのは、入所者にとってもはとても大きいメリットの1つだと考えられます。

在宅復帰後も、これまでリハビリを助けてくれた理学療法士が担当してくれるというのは、リハビリを受ける介護者にとって非常に心強いことですし、ご家族にとっても入所期間中に色々相談してきた施設を退所後も利用できるので、在宅復帰後も新しい施設やデイサービスを探すというストレスをなるべく無くすことができます。

精神的な部分で、かなり助かるサービスなので、老健施設を対処し、在宅復帰された方の多くがそのまま老健施設のデイケアサービスを利用する傾向にあります。

老健施設に入っている間に自宅での受け入れ準備を

老健施設に入っている間に自宅での受け入れ準備

老健施設でリハビリを頑張り、ようやく在宅復帰がかなったとしても、自宅が介護できる状態になっていなければリハビリの努力も無駄になってしまいます。

玄関やトイレ、お風呂などをバリアフリーにするなど、在宅で介護をするならリフォームは必須の条件になります。

もう一つ重要な条件として挙げられるのが、自宅の整理です。

家の中で車椅子に乗って移動したり、捕まり歩きをしたりすることを考えると、バリアフリーにするだけではなく、家の中から不要な物を処分し、すっきりとした空間を作り出すことが必要です

自宅を改装する際に、一緒に不用品の処分を行ってしまいたいところですが、最短で3ヶ月という時間制限がある老健施設へ入所している場合、自宅での介護環境を整えるためには急がないとなりません。

リフォームには1日も早く取り掛かって欲しいでしょう。

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「老健施設とは」まとめ

老健施設でケアを受ける男性

老健施設は、費用が安いので入所希望者が多く、なかなか入所できないという問題があります。

また、入所しても自宅に復帰できる程度まで回復できるかどうかわかりません。

しかし、自宅に戻り生活したい高齢者の方、それを支える意欲のある家族のためにはぜひ活用してもらいたい施設です

3ヶ月毎のケアプランとなるので、目標も設定しやすいので、前向きに頑張る人も多いようです。

施設数としても、特別養護老人ホームに次ぐ数を誇るので、在宅介護ができる(してくれる人がいる)のなら、老健施設を有効活用することをオススメします

また、ショートステイやデイケアサービスの施設として利用することも、老健施設の有効利用方法の1つになります。

介護される人も介護する人もあまり無理をせず、ストレスを溜めないことが、介護生活を続ける秘訣となります。

このような施設を有効活用しつつ、気軽に相談できる施設としても老健施設を利用すると良いでしょう

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