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介護施設の種類の一覧表

投稿日:2017年08月09日 更新日:2021年12月08日

介護施設の種類一覧

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

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介護施設について、こんな噂を聞いたことがありませんか?「介護施設は入居希望者が多くて、何年も順番待ちをする」「介護施設は入居料金が高くて入れない」「介護施設に入ったら体が弱る」などです。

これらの噂は、たくさんある介護施設の種類の中の一部です。介護施設の中には順番待ちがある種類の施設、入居料金が高額になる種類の施設もあります。

介護施設は、高齢者の体調や生活、経済状態によってたくさんの種類が用意されています。自分に合った種類の介護施設を選びましょう。

今回は介護施設を選びやすいように、介護施設もしくは介護を受けられる住宅の種類を、一覧表にまとめてご紹介します

目次

介護施設の種類の一覧表

介護施設に入所の男性

介護施設は満足なライフエンディングを迎えられる介護施設を選びたいものです。

この項では、厚生労働省が定める介護施設と介護を受けられる住宅の種類を、公共と民間に分けた一覧表でおおまかにご紹介します。

各介護施設と住宅についての詳しい内容は、この先の項でご説明します。

公共の介護施設の種類の一覧表

介護施設の種類 入居条件 入居できる年齢
特別養護老人ホーム 要介護3~要介護5 40歳以上の介護保険対象者
介護老人保健施設 要介護1~要介護5 40歳以上の介護保険対象者
介護療養型医療施設 要介護1~要介護5 40歳以上の介護保険対象者
軽費老人ホーム 自立~要介護3程度まで 60歳以上
ケアハウス 自立~要介護3程度まで 60歳以上
養護老人ホーム 自立 65歳以上

【参考・参照サイト】『LIFLL介護 老人ホーム・介護施設の種類と特徴

各施設の詳細は後の項でご説明します。

民間の介護施設の種類の一覧表

介護施設の種類 入居条件 入居できる年齢
介護付き有料老人ホーム 自立~要介護5 おおむね65歳以上
住宅型有料老人ホーム 自立~要介護5 60歳以上
グループホーム 要支援~要介護5 65歳以上
サービス付き高齢者賃貸住宅(ケア付き高齢者賃貸住宅) 自立~要介護3程度 60歳以上
健康型有料老人ホーム 自立 60歳以上

【参考・参照サイト】『LIFLL介護 老人ホーム・介護施設の種類と特徴

各施設の詳細は後の項でご説明します。

公共の介護施設の種類を説明

公共の介護施設に入居する女性

介護施設の種類一覧表で紹介した公共の介護施設の詳細を説明します。介護施設の基準は厚生労働省によって決められていますが、各施設はそれぞれ工夫をして特色を出しています

お近くの各介護施設への見学や入居申し込みなどは、担当のケアマネージャー、もしくは直接介護施設へ連絡してください。

特別養護老人ホーム

「特老」または「特養」と呼ばれる、要介護3以上の常時介護や見守りが必要な方向けの介護施設です。利用料金が安いため入居希望者が多く、長期間の順番待ちになります。

関連記事:特別養護老人ホームについて詳しく知りたい方はこちら
特別養護老人ホームとは

施設の構造と生活プログラム

居室は個室、2~4人部屋などが選べます。施設内は車椅子で充分移動できる広さがあり、食堂、トイレ、浴室などは共用です。

食事は入居者に合わせたメニューと形態で提供します面会は自由で、付き添いがあれば外出と外泊ができます。

提供される介護サービス

入居者の状態に合わせて、必要であれば食事の介助、更衣や排泄の介助を行います。自分で入浴できない人も、週2回以上介助で入浴します。

清掃や洗濯などの清潔の保持もスタッフで行います。日中は起きて活動してもらうため、体操やレクリエーション、季節の行事などのプログラムがあります

医療サポート

看護師が健康状態を見守ります。提携している医療機関からの医師の往診があります。専門医療を受ける場合や入院が必要な場合は、家族の付き添いが必要です。

また、家族の同意や協力のもと施設で看取ることもできます。

利用料金

介護保険による入居なので、「施設サービス費」「居住費(部屋代)」「食費」「水道光熱費」「日常生活費(おむつ、おやつなど)」施設サービス費は介護度によって変わります。

居住費や食費などは世帯収入や課税額によって負担限度額が変わります。個人の状況によって、利用料金に差が出ますが、約5~15万円の範囲です。

介護老人保健施設

在宅復帰を目的に、医療ケアやリハビリが必要な65歳以上の要介護者が、一時的に入居する介護施設です。

施設の構造と生活プログラム

個室で10人ほどがフロアを共有するユニットケア、多床室などがあります。施設内は移動しやすいように広くなっており、食堂、浴室、トイレは共用です。

リハビリテーションのための機能訓練室は入浴やトイレ動作などの練習を行いやすい構造になっています。

提供される介護サービス

入居者に合わせた栄養管理と形態の食事が提供されます。食事を自分で食べられない方は食事の機会に機能訓練をします。介助が必要な方は、介護士が適切な介助を行います。

医療サポート

在宅復帰を目的に、医師の診察、看護師による医療処置、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などによる機能訓練があります

利用料金

介護保険による入居なので、利用料金は介護度や医療サポートの内容によって変わります。だいたい8~15万円が目安です。

介護療養型医療施設

介護施設ではなく病院に付属する医療施設です。主に病後で介護より医療ケアを必要とする方が入居します。

回復が見られ医療より介護が必要になると退去を求められることがあります。2020年に制度が廃止されるので、新規入居は難しい状況です。

施設の構造と生活プログラム

入居者が必要とするサービスによって「介護療養病床」「老人性認知症患者療養病床」に分けられます。部屋は多床室や個室があり、食堂、浴室、トイレは共用です。

提供される介護サービス

介護を必要とする方には、適切な介助が行われます。

医療サポート

入居者100人に対し常勤医師が3人という、手厚い医療サポートが行われます。理学療法士などのリハ専門職による機能訓練もあり、入居者の病後の回復を行います。

利用料金

介護保険による入居なので介護度によって変わります。約9~17万円が目安です。

軽費老人ホーム

軽費老人ホームに入居する男女

制度上は介護施設ではなく福祉施設に含まれます。社会福祉法人や地方自治体が自治体の助成金で運営し、利用料は低めです

目的は60歳以上の高齢者の生活サポートなので、要介護度が高くなると他の介護施設に移ります。

施設の構造と生活プログラム

居室は個室が主で一人用ですが、夫婦部屋もあります。浴室、トイレは共用です。

提供するサービスによってA型・B型に分けられ、A型は食事の提供と生活サポートがあり、B型は生活サポートのみです。

提供される介護サービス

生活の中のちょっとした手伝いや外出の付き添い、緊急時対応などのサポートを行います。食事やトイレなどの身体介護は行いません。

医療サポート

医療サポートは無いので、自分で医療機関を受診します。

利用料金

世帯収入や課税額によって利用料が変わります。また、食事つきのA型は食費の分だけB型より高くなります。

目安はA型6~17万円、B型3~4万円です。施設によっては一時入居金をとることもあります。

ケアハウス

またの名は「軽費老人ホームC型」です。地方自治体の助成金を得て、社会福祉法人や民間事業者、地方自治体が運営します。

一般型と介護型があり、入居対象者は、

です。

施設の構造と生活プログラム

バリアフリー構造で個室と夫婦部屋があり、食堂、浴室、トイレは共用です。食事が提供され、洗濯や掃除などのサポートもあります。

提供される介護サービス

一般型ケアハウスは食事の提供と生活の見守りやサポートが行われます。施設内の介護サービスはついていないので、外部の介護サービスを利用します。

介護型ケアハウスは施設内の介護サービスがあり、必要に応じて食事や排泄などの介助、医療ケア、機能訓練が行われます。

医療サポート

一般型は医療ケアがありません。介護型は看護師による医療ケアがありますが、医師は常駐していないので受診は往診か通院になります。

利用料金

自治体の助成があるので、利用料は世帯収入や課税額によって変わります。

他に入居一時金がかかる施設もあるので、問い合わせ時に確認しましょう。

養護老人ホーム

入居対象者は65歳以上の、介護と医療ケアを必要としない自立した高齢者です

生活に困窮している、日常生活にサポートが必要である、などの支援が必要な方が地方自治体の審査を経て、措置対応で入居します。

施設の構造と生活プログラム

個室と、食堂・トイレ・浴室などの共用設備、静養室などがあります。

提供される介護サービス

介護士不在です。介護サービスが必要になったら、他施設に移ります。

医療サポート

看護師が健康管理を行います。

利用料金

世帯収入や課税額によって変わります。生活保護を利用する人も多く、利用料金は0~10万円です。

民間の介護施設の種類を説明

民間の介護施設に入居する女性

介護施設の種類一覧表でご紹介した民間の介護施設の詳細を説明します。

独自の介護サービスを提供している、設備が充実しているなどの個性的な介護施設が多いため、入居は見学やお試し利用をした後に決めましょう

お問い合わせは各施設へ行います。

介護付き有料老人ホーム

厚生労働省が定める「特定施設入居者生活介護」の基準の設備、スタッフ数などを満たし、自治体の認可を得た事業者が運営する介護施設です。

基準を満たしていれば、独自の個性を出せるため、施設によって生活プログラムと料金が大きく異なります

介護専用型と混合型があり、夫婦のどちらかが要介護状態でどちらかが自立である場合などは、混合型の方が入居しやすくなります。

施設の構造と生活プログラム

個室や夫婦部屋があります。食堂や談話室、トイレ、浴室などは共用ですが、居室にキッチンとトイレなどがついている場合もあります。

施設によっては、家庭菜園、スポーツジム、美容院、温泉などの独自の設備があります。

生活プログラムは施設によって差があり、食事のメニューが選べたり、毎日イベントがあったりするなど特色ある施設、基準のサービスのみを提供する施設もあります。

提供される介護サービス

24時間の手厚い介護があります。入居者の状態に合わせて必要な介護サービスを受けられます。

医療サポート

看護師が健康管理を行います。医療機関と連携しているので緊急時は救急搬送します。

また、理学療法士などのリハ専門職が機能訓練を行います。

利用料金

入居一時金と月額利用料がかかります。施設によって差が大きく入居一時金は0~1億円まで開きます。

月額利用料は要介護度に応じた介護保険利用料と、居住費や食費などがかかり、こちらも施設によって差が大きく、12~50万円程まで開きます。

住宅型有料老人ホーム

施設内の介護サービスが無く、生活が自立している方を対象にしていますが、要介護状態になったら外部の介護サービスを利用できます。

施設の構造と生活プログラム

高齢者が住みやすいようにバリアフリー構造です

個室と食堂、トイレ、浴室などの共用スペースがあり、スタッフによる見守り、掃除・洗濯などの生活サポートや緊急時対応が行われます。

提供される介護サービス

必要に応じて外部の介護サービスを利用します。

医療サポート

看護師による健康管理があります。手厚い医療ケアは提供していません。施設によってはリハ専門職による機能訓練を行っています。

利用料金

入居一時金として0~数千万円、月額利用料が12~30万円ほどかかります。

介護サービスは要介護度やサービス内容によって別料金になります。

グループホーム

グループホームに入居する人たち

スタッフの援助を受けながら5~9人で共同生活を送ります。民間の事業者やNPO、地方自治体などが運営する地域密着型の介護施設です。

施設の構造と生活プログラム

1フロア5~9人の個室、リビング、キッチン、トイレ、浴室などが共用です。

生活リハビリを取り入れており、調理や洗濯などをスタッフの援助を受けながら入居者同士で行います

提供される介護サービス

スタッフが24時間生活スペースにいるため、常時必要な介助を受けられます

医療サポート

医療ケアは無いので、医療機関へ受診をします。

利用料金

目安は15~30万円です。入居一時金がある施設もあります。

サービス付き高齢者賃貸住宅

高齢者が住みやすいように設計された賃貸住宅なので、賃貸契約を結んで入居します。

厚生労働省が定める「特定施設入居者生活介護」の認可を得た施設と得ていない施設があります。

施設の構造と生活プログラム

個室や夫婦部屋です。キッチンやバス・トイレなどがある施設と、食堂・浴室・トイレは共用である施設があります。

施設側では見守りや生活サポートを行い、入居者の行動は自由です

提供される介護サービス

介護が必要になったら外部の介護サービスを利用します。サービス付き高齢者賃貸住宅には居宅介護支援センターが併設されていることが多く、相談しやすい環境です。

特定入居者生活介護の認可を受けている施設では、24時間体制で介護を受けることができます。

医療サポート

医療ケアは無く、受診に行きます。緊急時は連携している医療機関へ搬送されます。

利用料金

月額利用料は、家賃や食費、光熱費を含めて10~30万円です。入居金は無料から数百万円と施設によって異なります。

健康型有料老人ホーム

入居対象は60歳以上の自立した健康な人です。食事の提供、生活サポートと見守りが主で、施設ごとに設備やサービスに特色があり、料金設定も様々です。

施設の構造と生活プログラム

広々とした個室や夫婦部屋に、スポーツジムや美容院、プールや娯楽室などの豪華設備がある施設もあれば、個室と、食堂や浴室などの共有設備のみという施設もあります。

提供される介護サービス

施設内部の介護サービスはありませんが、要介護状態になったら外部の介護サービスを利用します。スタッフに相談すれば対応してくれます。

医療サポート

施設によっては看護師が常駐していたりクリニックが併設されていたりします。健康な人が対象なので、医療サポートがない施設もあります。

利用料金

施設で独自に設定できるため、入居金が0~数億円、月額利用料が10~40万円と施設によって差があります。

介護施設へ入居が決まったら生前整理をしましょう

生前整理の様子

介護施設を一覧表にまとめ、それぞれの施設をご紹介しました。豊かなライフエンディングを迎えるために、もしくは不安を取り除くために介護施設へ入居するときは、生前整理をしましょう

介護施設の個室へ持ち込める私物は限られているので、必要なものを持ち込みたいですし、広い施設に入居するときは引っ越しついでに持ち物を整理して、すっきりと暮らしたいです。

豊かなライフエンディングを迎えるために、生前整理で本当に大切なものを介護施設に持って行き、不要なものを処分しましょう

関連記事:生前整理について詳しく知りたい方はこちら
生前整理とは

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「介護施設の種類一覧」まとめ

介護施設の種類の一覧表を見せられながら説明を受ける夫婦

高齢化社会が進む中、たくさんの種類と独自性にあふれた介護施設が作られています。

この記事では介護施設の種類を一覧表にまとめ、種類ごとの特徴をご説明しました。自分のライフエンディングを豊かにするために、自分に合った介護施設を選びましょう

記事を読んで介護施設に関してもっと知りたい!と思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。

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