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投稿日:2017年08月22日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
遺品の大小、貴重か不要かにかかわらず、遺品整理をするためには、まず片付けを行うことと思います。
実は、その片付けをラクにするためのテクニックがあります。遺品整理のための片付けのテクニックを調べてみました。
[banner_to]遺品整理とは、故人が残していかれた遺品を整理して処分したり形見分けしたりする行為のことを指します。
遺品整理からイメージする遺品は、故人が身に着けていたアクセサリーや腕時計、愛用していたサングラス、気に入っていた置物や切手などのコレクションです。
しかし、その遺品整理を行うためには、まず、故人の残した遺物を片付けなければ遺品整理は始まらない、と言っても言い過ぎではありません。
遺品整理には、色々な片付けのテクニックを使いましょう。
家族と同居していた方が亡くなった場合、遺品整理に着手するのが遅くなりがちです。
また、遺品整理をする必要もあまり感じないかも知れません。
しかし、ここが片付けのテクニックの一つになりますが、故人がなくなった時には遺品整理をしておきましょう。
その時に、遺品整理をしておかなければ、次の世代にかかる遺品整理の負担は大きいものになっていきます。
遺品整理は、
などの理由でなかなか片付ける作業が進まないものですが、遺品整理のための片付けのテクニックとして、遅くとも一区切りついた一周忌や三回忌が過ぎた頃をめどに遺品整理に着手した方が後々ラクになります。
遺品整理には思っているより時間と労力がかかるため、チャンスを逃すと、気が付いたら何年もたっていた、ということになりがちなのです。
また、故人の持家で早く中のものを出してしまわなくても良いという場合はともかく、賃貸の場合などは急ぐ必要があるため、思いのこもった大切なものや残しておきたいものを選別して遺品整理する時間がなく、うっかり捨ててしまったということもあります。
そうならないための遺品整理のための片付けのテクニックがありますので、書いていきます。
遺品整理の場合の片付けのテクニックは、整理整頓や収納よりも、捨てる・捨てないという選別が主になります。
先ずは現地の下見です。遺品整理をする人は、賃貸にしても、持ち家にしても、別居していれば、各部屋の詳細を熟知していません。
遺品整理を始める時に、多くの方は状態がわからないまま掃除と片付けをする気持ちで故人の住んでいた場所を訪れます。
遺品整理をして、必要なものは回収して、後は廃棄すれば良い、と思っているはずですが、実際に下見に行った時、初めて遺品整理がそう単純な作業ではないことに気が付きます。
一回目は下見をしてどうやって遺品整理を行うかを考えましょう。
遺品整理を行うと決めたら、遺品整理を開始する前の片付けのテクニックとして次の点をチェックしましょう。
などです。
自治体のゴミ出しのルールの確認は重要な点です。
ゴミの分別のルールは自治体によって、かなり違いがあります。
例をあげると、
可燃ゴミとして出して良い自治体、再生用の不燃ゴミとして出す自治体
ラベルを剥がさなければならない自治体、ラベルを剥がしてはいけない自治体
など、まったく逆の指示の場合がありますので、しっかり確認しましょう。
うっかり自分が住んでいる自治体の分別で行ってしまうと後が大変になりますので要注意です。
また、一度の回収でどのくらいの量を回収して貰えるのかは、自治体に確認をしておきましょう。
遺品整理の場合、可燃物のゴミが大量に出ることが多く一回の回収にいくつもゴミ袋を出したいところなのですが、一軒から2袋程度などの制限がありますので、これも自治体に確認しておきましょう。
チェックが終わり、自分で遺品整理を実行できると判断したら、準備をします。
などを揃えます。
いざ現地について、片付けを始める時には、まずは、明らかに捨てるべきものを処分します。
腐敗するものを最優先で廃棄しましょう。腐敗するものが多く置いてあるのは、キッチンですね。
この時に、可燃物のゴミの日合わせて現地に赴き、廃棄する食品などを整理すればすぐに回収に出すことができて、悪臭に悩む、という事態は避けられます。
最優先の廃棄作業が終わったら、次は相続財産になるものを探します。
相続財産というと不動産の権利証や預貯金の通帳を思い浮かべますが、その他に
などがあります。部屋や家の隅々までチェックして見落とさないようにしましょう。
次に、引き出しを開けてみましょう。
机や飾り棚の引き出しは、整理整頓の習慣があった場合はきちんとしていますが、書けなくなったボールペン、小銭、時計のベルト、いつか使う予定の古い切手、書きかけの葉書などからゼムピンや輪ゴムまで、雑多なものが入っていることがありますので、一つ一つ確認してから捨てましょう。
認印などの印鑑、使い終わった通帳など金銭関係のものがあれば保管箱などを作ってそこに入れておきます。
故人の愛用の小さな品なども見落とさないように注意しましょう。
タンスやクロゼットの中の故人の衣類・肌着は、いったん全て出します。
捨てる・捨てない、と分ける箱を作っておき、一目で廃棄処分と決められるものは捨てる箱に入れ、判断がつかない服や未使用のものは捨てない箱に入れます。
その後、床や畳の上に捨てない箱から衣類等を出して並べて、最終的に捨てるか捨てないかを決めていきます。
衣類のポケットもチェックして、アクセサリーや小銭が入っていないかを確認します。
タンスやクロゼットの片付けが終わったら、寝具や家具などの大型のゴミの整理を行います。
あらかじめ大型ゴミの回収を自治体に依頼してシール等を購入しておき、布団については回収日当日まで押入れなどに入れたままにしておきます。
そうすれば布団な作業スペースを取られることなく、作業を進めることができます。
遺品整理をしに親の住居を訪れて、初めて親の家がゴミ屋敷になってしたのに気がついた、なんてことあるの?と思いますが、これが意外にあるのです。
例えば、盆や正月など時々しか親の家を訪れない場合、ゴミがどれくらい溜まっているのか見抜けないことがあります。
親も家族が集まるときには部屋をきれいにしないといけないと考えて、集まる部屋だけきれいにし、別の部屋にゴミを押し込んでしまっていることがあります。
親の家といっても、訪れるたびに隅々まで見て回るようなことはしないので気が付かなかったということになってしまうのです。
そして、いざ遺品整理をするために現地を訪れて、部屋のドアを開けようとしたら開かないほどゴミが溜まっていた、などということが起きます。
散らかった部屋を片付けて掃除しながら、遺品整理も行える程度なら良いのですが、遺品に近づくために足の踏み場を作らなければならない場合があります。
布製品、紙製品であれば、片付けのテクニックとしては、「まとめる」作業を行います。
もし、家屋の外に庭などがある場合は、ゴミ袋や束ねた新聞など一時的に移動させてスペースを作ります。
アパートやマンションで部屋の前に置き場がない場合は、共用のゴミ置き場に管理人さんなどに許可を貰って、一時的に置きます。
しかしながら、ゴミ屋敷化している場合の遺物の片付けや遺品整理には気力も体力も時間も必要になります。
文字通り足の踏み場もない状態の家や、大型の家具やビアノ・仏壇、あるいは自治体がゴミとして回収しないと指定しているものがある場合の遺品整理には、業者に任せてしまいましょう。
遺品整理業者に依頼すれば、自分で遺品整理を行うよりも何十倍も早く、そして楽に作業を完了してくれます。
遺品整理を業者に依頼するのであれば、2つのポイントを押さえましょう。
まず1つ目は、遺品整理業者に問い合わせした際の業者の対応です。
電話をした際に電話に出なかったり、電話を作業現場で取ったり、メールの返信が1日以上かかったりするのであれば、その業者には依頼しない方が安心です。
親身になって、ゆっくりと相談できる業者を選ぶようにしましょう。
次に2つ目は、お見積書を紙やデータで貰うことです。
「電話では2万円と言っていたのに、当日になって4万円取られた」というトラブルは頻繁に発生しています。
このようなトラブルを避けるためにはお見積書を業者からしっかりと貰うことが重要です。
全国に遺品整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して遺品整理を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている遺品整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
[banner_to]遺品整理は、遺物の片付けをし、遺品を探し出す作業です。
その作業は、自分で思っているよりも精神的に負担がかかるものです。遺品整理の途中で、あるいは家に入ったとたん、急に故人を思い出して悲しくなり、遺品を見ることも触れることもできなくなってしまうこともあるそうです。
そうなってしまうと、遺品整理はとてもつらいものになります。
遺品整理を先延ばしにし、次に気を取り直しても上手くいかずに時間ばかりかかってしまって途方に暮れる・・・という悪循環や精神的な負担、肉体的な負担、時間的な負担などを減らすためにも遺品整理業者に依頼するようにしましょう。
遺品整理について詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
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