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投稿日:2017年09月18日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
片付けても片付けても、なぜか部屋がすぐに汚くなってしまうと悩んでいませんか?
片付けや掃除をしても、きれいな部屋の状態を3日も維持できずに困っている人は意外と多いものです。
そこで今回は、片付けが下手でも大丈夫!効率よく部屋を片付ける順番とそのコツについてご紹介します。
片付けるのが下手な人の多くは、片付ける部屋の順番までは決めていません。
片付けや掃除をするとき、片付ける部屋の順番を間違えると「いつまでも掃除が終わらない」ということもあります。
まずは、効率よく掃除ができる部屋の順番と、部屋ごとの掃除ポイントについてみていきましょう。
※部屋の片付けを始める前に、分別したごみや不用品をまとめて置いておく車庫や物置等のスペースを確保しておいてください。
一番最初に片付けるべき部屋は、家の中で一番面積の広い部屋のリビングです。
まずはリビングの床から始め、テーブルの上、カウンターの上、吊戸棚など下から上に向かって掃除していきましょう。
床から始める理由は、夢中で掃除をしていると危ないものを踏んでしまう可能性があるからです。最初に床をきれいにし、動きやすい状態を整えてから細かい部分を掃除してください。
リビングを片付けている時に気をつけたいのが「よく使うもの」と「あまり使わないもの」を仕分けることです。
よく使うものは家族みんなが手の届く場所に置き、あまり使わないものはリビング以外の部屋に収納しておいた方がいいでしょう。
リビングは家族が集まるだけではなく、来客もある部屋ですから、いつでもきれいに保てるように物は極力置かないようにしておくことをおすすめします。
ゴミは分別し、不用品は一度外に出しておき、あとでまとめて物置や車庫に置いてごみの収集日を待ちましょう。
リビングが終わったら、部屋の収納やクローゼットの片付けをします。
まずはとにかく必要なものと不必要なものを仕分け、不要なものは部屋の外にまとめて置いておきます。
必要なものは、押し入れやクローゼット専用の収納箱に入れ、わかりやすくラベルを張り、使う時にどこになにがあるのかわかりやすくしておきましょう。
すぐに物を失くしてしまう、片づけてもすぐに部屋が汚れてしまうという方はこの方法を行うだけで日々の生活が少し楽になります。
収納の次は寝室や子供部屋の整理をしましょう。
部屋の収納を整理しスペースが空いていることで、部屋にある「必要なもの」をしまっておくことができます。
特に子供部屋にあるものは片付けが難しいですが、物があふれスペースが取れない方は、たとえ子供のものでも処分することも視野に入れて片付けをしましょう。
次にトイレや小部屋、洗面室など小さなスペース・部屋を片付けてください。
「綺麗に掃除する」ではなく、「不用品を処分する」「必要なものを整頓する」だけでも大丈夫です。
気になる汚れがあれば、すべての片付けが終わってから掃除しましょう。
途中で片付けではなく掃除を始めてしまうと、気がそれてしまってすべての部屋の片付けが終わらなくなってしまいます。
最後に、不用品をまとめていた物置や車庫を片付けましょう。
ゴミの分別は間違いないか、粗大ごみとして出せるもの、家電リサイクル法で定められている家電(テレビ、洗濯機、冷蔵庫、エアコン)などをわかりやすく分けて置いておきます。
リサイクルが必要な家電は家電量販店やリサイクルショップへ、粗大ごみは各自治体に連絡し回収してもらいます。
ゴミの分別やゴミ出し方法はしっかり確認して間違いがないようにしておきましょう。
まとめた不用品の量が予想以上に多かった時は、自分たちだけで分別・処分するのはなかなか大変です。
可燃ごみ・不燃ごみの分別だけでも大変ですが、大型家具や家電の処分はすべて別々に連絡し引き取ってもらわなければいけませんし、その都度料金も発生します。
これはとても面倒なことです。
「一度にすべて処分できたらいいのにな」と思ったときのおすすめは、「生前整理・遺品整理業者」によるゴミの処分です。
生前整理・遺品業者は、中古として利用できるものを買取してくれる業者もありますし、ゴミの正しい分別・処分法についても知り尽くしています。
生前整理・遺品整理業者に依頼すると、「不用品を一度にまとめて処分」することができます。
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いつも部屋が片付かない人の多くは、「物を持ちすぎる」という特徴があります。
物をなるべく持たない「ミニマリスト」という生活に一時期注目が集まりましたが、確かに物を持たなければ部屋が汚れることもありません。
しかし、一度集めたものを捨てるのは忍びないですし、あとで必要になるかもしれないと考えると、なかなか持ち物を捨てることはできません。
ここからは部屋をキレイに片付けるために、「どんどん物を捨てるためのコツ」についてご紹介します。
まずは「重要度の低いものを捨てる」ことで、ものを捨てることに対する罪悪感を薄め、捨てるという行動自体に勢いがつきます。
勢いがつきやすく、罪悪感も感じにくいものの代表は「衣類」です。
まずは部屋にある必要のなくなった古い衣類、サイズアウトして着られなくなってしまったもの、穴があいて使えない靴下などを捨てていきましょう。
次に「紙類」です。
間違って大切な書類は捨てないように気を付けながら、部屋に散らかった新聞紙やチラシ、必要のない領収書や郵便物、雑誌、書籍等を捨ててください。
取扱説明書も、有効期限のある保証書がついているもの以外は処分してしまいましょう。
現在はメーカーのウェブサイトでも説明書は取得できますので、データとして残しておけば紙の説明書は必要ありません。
「ちょっとぐらい賞味期限が切れていても大丈夫」と、食品をため込んでいませんか?
賞味期限切れの食品は、とっておいても結局食べないものです。すぐにすててしまいましょう。
冷蔵庫の奥に眠る数年前の調味料、いつ開封したのかわからない乾物なども処分してください。
たとえとても大切なものでも、いずれは捨てる時が来ます。
子供が背負ったランドセル、母の日に描いた似顔絵、赤ちゃんの時の衣類など、どうしても思い出が強くて捨てられないものです。
しかし、そのまま置いておいてもいずれはゴミとして捨てられてしまいます。
そこでおすすめしたいのが、「リメイクする」または「データとして残して現物は処分する」という方法です。
ランドセルは専門のリメイク業者がいますし、新生児服をはじめとするベビー服はシュシュなどのヘアアクセサリーにハンドメイドでリメイクするのもおすすめです。
似顔絵やその他の作品は写真でデータとして残しておき、作品自体は少しもったいない気もしますが、思い切って捨ててしまいましょう。
最後に、生活する上で本当に必要なものは何か、ということについて考えていきましょう。
必要なものだけが部屋にあるシンプルな暮らしは、きれいな空間と心のゆとりを与えてくれます。
「これだけは生活に必要」というものを厳選しましたのでご覧ください。
生活していく上で最低限必要なものは「少々の衣類」と「最低限の寝具」、「必要な分だけの食器と調理器具」、「洗濯機・冷蔵庫・エアコン」です。
衣類はシーズンごとに2パターンぐらいにとどめ、新しい服が欲しくなったら古い服は捨ててしまいましょう。
ファッションは流行にとらわれず、いつの時代でも適応できそうなシンプルで飾らないものにしておくと買い足しも必要なくなります。
しかし睡眠は健康に欠かせないものですので、最低限といえども寝具はしっかりとしたものが必要になるでしょう。
食器や調理器具もすぐに欲しくなってしまいますが、ちょうどいいサイズのフライパンと、炊飯用の鍋、キッチンバサミがあれば十分調理は可能です。
家電については冷蔵庫と洗濯機、エアコンは必須ですが、テレビは必要としない方が多いかもしれません。
物であふれかえった部屋でも効率よく片付けをするためには、片づける部屋の順番通りに片付け、「その部屋をやっている時には他の部屋に手を付けない」ことが鉄則です。
徹底した部屋の片付けで不用品が大量に出た時には、プロに処分を依頼することも視野に入れましょう。
一度片付けた後は、部屋をきれいに保つために、なるべく物を買い足さずに必要最低限のもので生活するよう心がけてみてください。
記事を読んで、部屋の片付けに興味をより持った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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