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投稿日:2017年09月20日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
すぐ服の山ができてしまって、片付けといえばまず服の整理整頓から始めるという方、片付けても思ったようにきれいにならず困っていませんか?
特に服が好きな女性が陥りがちな現象ですが、女性の服の流行はシーズンごとで変っていくためどうしても片付けきれない服が増えてしまいがちです。
いつでも服を整理していたい、片付け上手になりたいという方は、今回ご紹介する「選別・収納・処分」という服の片付けの考え方に沿って片付けをしてみましょう。
服の片付けは、仕分けと選別をするところから始めます。しかし、この選別が上手くできないという方も多いでしょう。
まずは服の選別に必要な、「必要あるもの」と「必要ないもの」の考え方について見ていきましょう。
片付かない服の山から適当に服を持ってみてください。
その服を最後に着たのはいつですか?
今年に入ってまだ袖を通したことがない服は「必要のない服」に仕分けましょう。
次に「昨年流行の服」も必要ありません。流行に流されて買った服のほとんどは、翌年には必要なくなります。流行の服は今年買ったものだけを残してください。
また、「サイズが変わって着られなくなった服」も思い切って捨てましょう。
「いつかこの服が着られる」という気持ちがあると思いますが、サイズが変わった時にまた新しい服を買うようにして、古い服は捨てることをおすすめします。
そして最も必要ないのが「劣化してしまった服」です。
黄ばみや色あせ、穴あき、虫食い、黒ずみなど、劣化がみられる服も捨て、どんどん片付けましょう。
必要のある服というものは、実はとても少ないものです。
流行に左右されないシンプルかつ機能性の高い服や、今年の流行の服は少しだけ残しておきましょう。
ワンシーズンごとに2~3パターンを持ち、あとは着まわして対応するとクローゼットの中はすっきりと片付けられます。
上記のワンシーズンで2~3パターン持つというはあくまで「私服はプライベートのみ」という人です。
オフィスでも私服を求められる仕事の場合には、服を減らすことはなかなかむずかしいでしょう。
いくら仕分けしてもあまり服が減らなかったという方は、片付けを楽にする収納方法を覚えておくことをおすすめします。
ここからは、もっと片付けが楽になる服の収納方法についてご紹介します。
クローゼットはその構造上から、きれいに片付けても下のスペースが乱雑になってしまいがちです。
クローゼットの下段には収納ボックスなどを置いて、簡単に服を片付けられるようにしましょう。
収納ボックスに片付けるのが面倒、という方は「突っ張りポール」を利用して、ハンガーをひっかけるポールを増設するという方法もおすすめです。
奥行きがあるクローゼットなら、元々あるポールの手前に、下のスペースを活用するのであれば、上のポールと床のちょうど中間の高さに突っ張りポールを設置しましょう。
ロングコートやロングワンピースをかけるときには苦労してしまいますが、上にはシャツ、下にはスラックスとスカートなど、オフィス用の服を片付けるのがとても楽になります。
押し入れに服を片付けるときには、まず鉄則として「奥にはほとんど使わないけれど必要なもの」を収納し、手前には「よく使う服や下着を収納する」を守ってください。
奥に片付けるのはこたつ布団やこたつテーブルなど、「あまり使わないけど必要な大型のもの」にし、手前はきっちり並べた収納ケースにしておきます。
収納ケースが扉のぎりぎりまで前にすることで、「片付けやすく取り出しやすい」、しかも服がどこにあるのかがわかりやすいというメリットがあります。
押し入れ用の収納ケースには様々な種類がありますが、服の模様が見えるスケルトンタイプがおすすめです。
クローゼットや押し入れもなく、元々服の収納スペースが少ないという方は、省スペースの収納アイテムを活用しましょう。
床から天井まで網羅する突っ張りパーテーションを利用したり、省スペースラックを利用して「良く着る服を取り出しやすく」片付ける工夫ができます。
きれいに服を片付けた後は、最初の仕分けで出てきた不必要な服を処分しましょう。
服の処分と言っても、捨てるだけではなくお金に換える方法もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
リサイクルショップでは、よっぽど着られない服ではない限り買い取ってもらえます。
もちろん汚れや破れ、色あれや黄ばみのない服が対象ですが、ブランドものである必要はありません。
リサイクルショップよりも高値で売りたいときには、フリマアプリで売却しましょう。
アプリに情報を登録する作業は少し面倒ですが、フリマアプリならブランド物もよく売れます。
自分のお金にせずに、慈善事業のために不必要な服を売ることも可能です。
子供が通う学校で行われるバザーや、地域活動で行われるバザーに寄付してしまいましょう。これなら「捨てずに貢献できる」ことから、服を捨てる罪悪感もなくなります。
最後まで片付けられずに残ってしまった服は、分別して処分しましょう。
分別は地域によってその方法が異なりますが、布製品は燃えるゴミ、ボタンや金属は不燃ごみとしている自治体が多いようです。
その他スパンコールが縫い付けられている、特殊なデザインの洋服などは分別も処分も面倒になってしまうことがあります。
さらに「指定サイズよりも大きい布」は切り刻んでから燃えるゴミにしなければいけない地域もあり、衣類は分別する個所が多いことから処分するのが面倒と感じる方もいることでしょう。
想像していた以上に処分する服が多いと、その分別だけで多くの時間を必要としてしまいます。
仕事が忙しくて片付けまで手が回らない方、長時間片付けをするのが体力的に難しい方は、片付かない服をまとめてプロに回収・処分してもらいましょう。
お金はかかってしまいますが、自治体ごとに決められている分別ごみの袋も有料ですから、「時間を買った」と割り切ればそれほど気になる価格ではありません。
こういった生活ごみの処分を依頼するときには「生前整理・遺品整理業者」がおすすめです。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して生前整理を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
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例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている生前整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
いくら片付けても服であふれてしまうという方は、このように「選別・収納・処分」について考え、片付けを実行してみてください。
特に服を買い足すだけで処分はほとんどしないという方は、必要のない服で部屋や収納があふれてしまっている可能性が高いです。
増えすぎた不要な服の処分に困った時には、売却やバザーなども利用し、それでも片付かない服が大量に残っている時にはプロに処分を任せてしまいましょう。
記事を読んで服を片付けたいと思った方は、下記の片付け記事も参考にしてみて下さい。
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