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投稿日:2017年09月20日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
高齢化が進む中、両親が高齢になってきたために、高齢者向けの施設を探しているという方も多くなっているでしょう。
色々と調べていくと「有料介護施設」という言葉を目にします。
この有料介護施設とはどのような施設なのでしょうか。また有料というくらいですから、費用は高くなるのでしょうか。
今回は有料介護施設について見ていきます。
高齢者向けの施設の中に、有料介護施設というものがあります。
しかしこの有料介護施設がどのようなものか、はっきりと知らないという人も多いものです。
それもそのはず、有料介護施設というのは、「利用する際に費用がかかる介護施設のこと」を指します。
つまり様々な介護施設の総称として、有料介護施設という名前が使われるのです。
では有料介護施設にはどのような施設があるのでしょうか。
まず有料介護施設は大きく2つ、介護保険施設と介護保険施設以外に分けられます。
介護保険施設は、介護老人保健施設、介護老人福祉施設、介護療養型医療施設、グループホームなどが挙げられます。
そして介護保険施設以外の有料介護施設としては、養護老人ホーム、ケアハウス、サービス付き高齢者向け住宅、介護付有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、健康型有料老人ホームなどが挙げられます。
また現在はケアハウスに移行されつつありますが、軽費老人ホームA型およびB型も、介護保険施設以外に含まれます。
介護保険施設 | 介護保険施設以外の有料介護施設 |
特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護老人福祉施設、介護療養型医療施設、グループホームなど | 養護老人ホーム、ケアハウス、サービス付き高齢者向け住宅、介護付有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、健康型有料老人ホームなど |
では有料介護施設ではどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
施設ごとに費用を見ていきます。
介護老人保健施設の場合、月額料金が9万円〜15万円、介護老人福祉施設の場合は8万円〜17万円、介護療養型医療施設の場合は10万円〜13万円となっています。
入所時に一時金が必要となる施設もありますが、これらは必要ありません。
グループホームの場合は、12万円〜20万円で、入居時に10万円〜100万円の一時金が必要となります。
では介護保険施設以外の有料介護施設についても見てみましょう。
養護老人ホームは月額料金が10万円ほど、軽費老人ホームA型は6万円から14万円ほど、軽費老人ホームB型は10万円未満となっています。
ともに入所時の費用はかかりません。
ケアハウスは月額料金が10万円〜20万円で、入所時には数十万円〜数百万円が必要となります。
サービス付き高齢者向け住宅の場合は、月額料金が15万円~30万円ほどで、入所時の費用が0円~300万円と幅広くなっています。
養護老人ホームや軽費老人ホームは、所得が少ない人向けの施設となっているので、費用は他の施設よりも低額になっています。
またサービス付き高齢者向け住宅は、施設というよりも賃貸住宅としての色合いが強いため、費用が高めに設定されています。
有料介護施設には様々な種類の施設が含まれていますが、施設ごとにも違いがあります。
例えば部屋のタイプやサービス内容などです。
個室と大部屋であれば料金が違うことは当たり前ですし、サービス内容も充実していれば、それだけ料金がかかってしまうでしょう。
上記の費用は相場なので、実際に入居を考えている施設では料金が違う可能性があることも考慮してください。
有料介護施設の費用がわかりましたが、それらの費用に対して介護保険は使えるのでしょうか。
有料介護施設の場合、介護保険が使える施設と使えない施設に分かれます。
介護保険が使える施設としては、グループホームや介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、療養医療施設などがあります。
それに対して、介護保険が使えない施設としては、養護老人ホームや軽費老人ホームA型、B型、ケアハウスなどがあります。
しかし介護保険が使えない施設であっても、外部の介護サービスを利用する場合などは、そちらで介護保険が使えることもあるので、確認してみてください。
有料介護施設には様々な施設が含まれているため、入所条件や費用、サービス内容などから最適な施設を選ぶことができます。
しかしいずれの施設に入所する場合でも、事前に行ってもらいたいことが1つあります。
有料介護施設に入所する前に行っておきたいことは生前整理です。
生前整理というと、亡くなる直前に行うようなイメージがあり、あまり積極的に行いたくはないかもしれません。
もちろん亡くなった時のことを考えて行うことも大切ですが、生前整理にはその後の人生をより良く過ごせるようにする効果もあります。
そのため有料介護施設に入所して新たな生活を始める前に、生前整理を行ってもらいたいのです。
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有料介護施設にはどのような施設が含まれるのか、そして各施設はどのくらいの費用がかかるのかを見ていきました。
有料というくらいなので、費用も高くなると思われがちですが、施設によっては低価格で利用できるものもありました。
また所得によって利用料金が補助される施設もあるため、経済状況なども加味して施設を選ぶとよいでしょう。
有料介護施設から最適な施設を選びたい際には、この記事を参考にしてみて下さい。
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