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投稿日:2017年09月21日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
快適なシニアライフを送りたいというのは誰しも願うことですよね。
「今は健康に暮らしているけれどこのまま自宅に住み続けられるのだろうか」、「必要なときにだけ必要なサポートを受けたいのだけれど…」といった不安に対応できるのが、シニアマンションです。
シニアマンションは老人ホームや介護施設のように自治体に届け出をする必要はなく、明確な定義はありません。
しかしシニアライフを安心安全に、自宅で過ごすように暮らしたい方のためのマンションのことをシニアマンションと呼んでます。
設備が充実しているだけでなくさまざまなサービスを提供してくれるため、近年増えてきているシニアマンションですが、具体的にはいったいどのようなものなのでしょうか?
シニアマンションとは、シニア向け分譲マンションとも呼ばれます。
有料老人ホームや介護施設と違い、身の回りの世話は自分で行い自立した生活を送ることが基本です。
多くのシニアマンションの場合、入居の条件として自立しているか介護度が低く元気なシニアであることを掲げています。
介護度が高くなったり認知症の症状が出たりした場合には、退去せざるを得ないこともあるので必ず確認しておきましょう。
シニアマンションは分譲型のマンションと同じく、不動産などの業者から住宅ローンなどを利用して購入します。
立地のよい場所に建てられることが多く数千万円〜1億円を超えるものまで金額はさまざまです。
加えて月々に支払う利用料が数十万円ほどかかります。
利用するサービスによっては追加料金がかかることもあるので、前もって月々の支払いがどの程度になるのかチェックしておくことが必要です。
注意したいのは、シニアマンションの入居にかかる費用は介護保険は使えないということです。
その理由はシニアマンションは高齢者のためのマンションではありますが、介護サービスをする施設ではないためです。
シニアマンションに入居して外部の介護サービスを利用する際には、介護保険は適用できます。
シニアマンションの購入金額や使用料が高額になる理由として、充実した設備やサービスが挙げられます。
高齢になっても不安なく過ごせるように、快適な環境が用意されています。
一般的にバリアフリー設計はもちろん、プライベートな空間は35㎡〜70㎡でトイレやキッチン、お風呂付きで広めです。
食堂やリビングなどもあり、会話を楽しみながら食事を楽しめたり憩いの時間を過ごせたりします。
また健康相談室や機能訓練室など、高齢者の一番の不安材料である健康面のサポートにも力を入れていることが多いようです。
どのシニアマンションにもあるとは限りませんが、それぞれのシニアマンションが特徴を出すためにさまざまな趣向を凝らした設備や施設を提供しています。
病院や調剤薬局が併設されているシニアマンションは、安心感があることから特に人気です。
また訪問介護事業所が併設されている場合には介護サービスを受けやすいことなどから、売りに出されると即完売するようなことも珍しくありません。
その他にはシアタールームやレストラン、温泉、フィットネスルームなど生活にうるおいを与えてくれる施設があるシニアマンションも多くあります。
シニアマンションでは安心に快適に過ごせるように、さまざまなサービスが用意されています。
ホテルのようにフロントサービスがあることが多く、コンシェルジュが来訪者の取次ぎやさまざまな相談、生活サポートに対応します。
また24時間常駐しているセキュリティスタッフがいることも多く、館内の保守管理や緊急対応の場合にも安心です。
看護婦が常駐していたり定期的に医師が来訪したりするなど、もっとも不安になりやすい健康面のサービスは特に充実していることが多いものです。
定期的な健康診断や健康相談なども行われ、いつまでも元気でいられるように配慮がなされています。
居室にキッチンがついていて自炊することもできますが、食事サービスがあり食堂などで食べられる場合も多くあります。
自炊だとどうしても偏りがちな栄養ですが、食事サービスでは管理栄養士などプロの手によって管理された栄養バランスのよい食事を摂ることができます。
シニアマンションは高齢者の方が住みやすく、よりよい老後を過ごせる条件がそろった住まいです。
まだまだシニアライフを楽しみたい方々にとっては、多くのメリットがあります。
シニアマンションのもっとも大きなメリットは安心で安全な暮らしができる点です。
サポート体制が整っているので、万が一のときの不安を減らせます。
本人の安心感はもちろんですが、遠くに住んでいる家族の不安も同時に減らすことにも繋がります。
また防犯などのセキュリティ面も強化されているので安心です。
シニアマンションでは細やかなサービスを提供受けられることで、暮らしをさらに快適なものにしてくれます。
不安になりがちが健康面の悩みを専門家に相談しやすい環境があったり、栄養バランスがよくおいしい食事を摂ることができたりと、自宅では受けることが難しいサービスをシニアマンションでは受けられます。
またカルチャースクールなどが開催されたり、カラオケなど娯楽設備が整っていたりすることもあり、生き生きとしたシニアライフのお手伝いをしてくれるのがシニアマンションです。
シニアマンションは有料老人ホームや介護施設と大きく違う点は、所有権を持つことができるということです。
つまり家族に資産として残せるので、亡くなった後に賃貸や売却することが可能となります。
メリットが多く感じられるシニアマンションですが、デメリットも存在します。
購入を検討している場合には後から後悔しないように、デメリットにもついてもきちんと把握しておくようにしましょう。
高齢者向けのシニアマンションですが、介護度が高くなったり認知症の症状が出たりした場合には、介護施設などへの住み替えが必要となる場合もあります。
なぜならシニアマンションでは、基本的に介護サービスは提供していないためです。
しかしそのような場合には、系列の介護施設や有料老人ホームなどへの入居の保証があることや入居を優遇してもらえることもあります。
また外部の介護サービス事業者に依頼することも可能です。
入居を検討しているシニアマンションでは介護度が上がった場合どのように対処するのかについて、事前に確認しておくことが必要です。
シニアマンションは通常の分譲マンションと同じように亡くなった後には売却が可能ですがその特性上、売却がスムーズにいかないこともあるようです。
理由として、まだシニアマンションの物件数が少ないことなどから資産価値が未知数であることが挙げられます。
また賃貸としても「シニア向け」という大きなコンセプトがあるため、なかなか借り手が見つからないこともあるようです。
売却や賃貸がうまくいかず資産として活用できない場合もあるので、シニアマンションの資産価値については慎重に検討するようにしましょう。
シニアマンションは設備やサービスが充実していることから、毎月支払う費用が大きくなりやすい傾向にあります。
また通常の分譲マンションと同じように、固定資産税や火災保険料、修繕積立金などがかかることも忘れないようにしましょう。
シニアマンションへの住み替えを決めたら、早めに生前整理に取りかかりましょう。
生前整理で不要なものを片付けることはこれまでの人生を振り返り、これからどのように生きていきたいのかを再確認するチャンスでもあります。
これから始まるシニアライフは、必要なもの新しい気持ちとともにスタートを切りたいものです。
「生前整理を行いましょう」をお伝えしましたが、「自分でやるのは困難…」という方もいらっしゃると思います。
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費用は自分でやるよりも掛かってしまいますが、業者に依頼することで短時間で且つ簡単に済ますことが可能です。
また、何を捨てて、何を残すべきかのアドバイスも貰えますので整理が捗ります。
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自宅のように同じように快適に過ごせ、自宅よりもさらに便利に暮らすことができる、充実したサービスを受けられるのがシニアマンションです。
シニアライフにどのような不安を抱いているか、どんな生活を送りたいかについてしっかりと考えた上でシニアマンションを選びましょう。
しかし一方で、重介護になったら住み続けられない場合もあることやシニアマンションの持つ資産価値についてなど、十分に考えておく必要があります。
まとまったお金が必要なことや毎月支払う額も少なくないことから、予算面からの検討も忘れずに。
シニアマンションのメリットとデメリットを踏まえた上でこれからの生活について考え、選択肢のひとつとしてシニアマンションを検討してみるのもよいのではないでしょうか?
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