オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2017年09月23日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
ホテルの部屋のようなスッキリとした空間、必要最低限のモノだけがある清潔で心地よい部屋、憧れますよね。
しかし現実の家はモノであふれています。
同じようなモノ、いつ買ったかも覚えていないモノ、とにかくモノだらけ。
モノは増える→部屋は散らかる→片付けが億劫になる、という見事な悪循環、皆さんも経験がありませんか?
ところで片付けには正しい手順があります。
手順通りに片付けないと、片付けがはかどらないばかりか、片付けが嫌になって断念してしまうかもしれませんよ。
今回は正しい片付けの手順をご紹介します。手順通りに片付けて快適な生活空間を手に入れましょう。
世の中にはミニマリストと呼ばれる人がいます。
ものすごくシンプルでスッキリとしたモノの少ない(と他人には見える)暮しを実践している人たちです。
片付けの最終形態とも言える暮しぶりで確かに素敵なのですけれど、なかなか同じようにはできません。
そこで反面教師というわけでもないのですが、片付けが苦手な人、片付けに失敗した人の声を集めてみました。
確かに私たちは「モノを大切にしましょう」、と繰り返し教えられてきました。
ここで言う大切とは使わないことではなく、使い切ることですよね。
モノは使われてこそ価値があり使われるために存在するのです。
使わないモノをため込んでいては片付かないのは当たり前です。
モノだって使ってくれる人のもとに行きたい、と考えているかもしれませんよ。
今は便利でお安い収納グッズがたくさんあります。そうでなくても女性は箱モノやカゴが大好きです。
その結果、収納グッズが多くあるのに雑然とした部屋が生まれます。
収納グッズはモノの分類をして必要なモノだけが出揃ってから購入しましょう。
先ほどの収納グッズの話とも関連しますが、見た目のキレイさにこだわってモノを収めることは、片付けではなく「モノの移動」です。
モノの量を減らさずに、単に置き場所を移動させることは片付けではありません。
よくモノの流れは出入り口に例えられます。
入ってくるモノ(買ったモノ)に比べて出ていくモノ(処分するモノ)が少なければ、当然モノであふれた家は散らかります。
食べるだけ食べて便秘では太る、にも似ていませんか?
いずれにしても片付けは「モノを減らす」に限ります。
ゴミに出す、リサイクルに出す、友人などに譲る・・・とにかく自分にとって必要のないモノとはお別れしましょう。
モノが少なくなれば、当然片付けもスムーズに進みますし、片付いた状態を維持することも容易になりますし、いいことづくめです。
片付けとは「分ける・捨てる・収める」の手順で進めていきます。
このうちもっとも気疲れするのが分ける作業、そして人手や体力が必要なのが捨てる作業です。
ここでは最初の工程であり、つまずきやすい「分ける」作業の正しい手順をお伝えします。
片付けのスタートです。モノは以下の3通りに分けます。
この時に段ボール箱などがあると作業が進めやすくなります。
モノを分ける時には作業を進める手順があります。この手順通りに進めるメリットは視覚的に達成感が得やすいことにあります。
目につくところから手あたり次第ではなく、この手順通りに進めて下さい。
2からは先ほど述べた段ボール箱に分けていきます。
うっかり5から手をつけてしまうとあれこれと思い出がよみがえって、作業する手が止まってしまいますのでご用心を。
捨てるモノと捨てないモノに分けたら、片付けは8割がた終了したのも同じです。
後は自治体のルールに従って捨てるモノをゴミとして処分します。
特にリサイクル法対象の大型家電や大型家具の廃棄についてはあらかじめ処分をしてくれる業者の手配や人手の確保が必要です。
残りの今の自分にとって必要なモノは、使いやすさを考えて収納していきます。
モノを分ける手順はご理解いただきましたか?
ではどこの部屋から片付けを始めたらいいでしょうか?
間取りやモノの量にもよりますが、玄関や廊下などから始める「通り道優先派」と納戸やクローゼットなどから始める「収納スペース確保派」に分かれるようです。
また家族が共用しているところはモノの量も多いので、リビングや玄関などの共用スペースから始める人もいます。
どこから始めるかは人手・モノの量・片付けにあてる時間などを考慮して決めましょう。
片付けたい気持ちはあるけれど、現実問題として片付けられない人も多いはずです。
上記のような理由から片付けをプロに依頼する人が増えています。
片付けを請け負っている業者にはハウスクリーニング業者や引越業者、不用品回収業者などがあります。
全般的な片付けを頼みたいのか、ゴミの処分だけを頼みたいのか、ご自分の希望に合わせて業者を選びましょう。
この機会に片付けを兼ねた終活を行いたい人や高齢の両親・親族の家の片付けを予定している人に人気なのが生前整理業者です。
専門の知識や技術を持っているので依頼者には心強い存在であり、近年の高齢化社会を反映するように依頼数も業者数も増加傾向です。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して生前整理を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている生前整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
「片付け」とは「分ける・捨てる・収める」であり、「分ける」手順は「大→小」で行います。
そう聞くと簡単そうですが、実際に片付け始めるまでと、手順通りに片付け終わるまでには時間も気力も体力も使う大仕事です。
自分一人でがんばり過ぎないように、家族でも友人でもプロ(業者)でも、借りられる力は借りて無事に片付けを終わらせましょう。
なによりも大切なことは「片付ける」ことです。
この記事が片付けを始める何かのキッカケになれば幸いです。
記事を読んで片付けに興味を持った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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