片付け代行サービスの内容や料金相場を解説します!
投稿日:2017年09月29日 更新日:2021年08月19日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
片付け代行サービスって聞いたことありますか?片付け代行サービスは、家や部屋の片付けをサポートしてくれるサービスです。
家事の中でも「片付け」はつい後回し、もしくは年末の大掃除にすればいいやと先送りにしてしまいがちです。
そうでなくても忙しい毎日。片付けより先にしなければいけないことが山積みです。そして気がついた時には、もはやどこから片付ければいいのかわからない部屋になっていませんか?
片付け代行サービスは、忙しい人や家事が不得手な単身者、核家族化で家財の片付けを高齢者のみで行わなければいけない高齢者などを中心に年々利用者は増加傾向にあります。
今回の記事では、片付け代行サービスに関しての料金相場や業者の選び方、片付け代行サービスのメリットなどをご紹介していきます。片付けの代行を利用しようか悩んでいる人はぜひ参考になさって下さい。
片付け代行サービスの内容は、「整理整頓」「掃除」「ゴミ捨て」と大きく分けると3つに分けられます。どれも日頃「片付けをする」というと思いつく作業ではないでしょうか?
片付け代行サービスでは、このすべてを依頼することも出来ますし、「ゴミ捨て」のみという風に1つだけを依頼することも可能です。
「自分はどの片付け代行サービスを依頼するべきか分からない!」という方向けに、下記に表を作ってみました。どの片付け代行サービスを依頼するべきかを判断する参考にしてみてください。
具体的に依頼したいこと | 依頼すべき片付け代行サービス |
---|---|
捨てるものはないけれど、部屋がとにかく散らかっている | 「整理整頓」のみを依頼するのがオススメです。場合によっては「掃除」の一緒に依頼しましょう |
ホコリや汚れを何とかしたい! | 「掃除」のみを依頼するのが良いでしょう |
捨てるゴミの量が多すぎて困っている | 捨てるものが明確になっているのであれば、「ゴミ捨て」のみの依頼がオススメです |
部屋が散らかっていて、どこから手を付ければ良いか分からない | 「整理整頓」と「ゴミ捨て」を依頼するのが良いでしょう。物を減らす事も部屋をサッパリするために必要です |
片付け代行サービスの内容を紹介してきましたが、どれくらいの料金がかかるものなのでしょうか?
まず、「整理整頓」「掃除」「ゴミ捨て」の3つを個別で依頼する場合には、時間制で料金が決められていることが多いです。1時間当たりの料金は、2,000~5,000円と業者によって異なります。自治体が補助を出しているケースでは、実費で1000円/時間となることもあります。
一方、どれか2つだったり、すべてだったりと複数の代行サービスを利用する場合には、時間か間取りで決まります。時間単位であれば、1時間当たりの料金は2,000~5,000円ですが、間取り別になると1K/1Rが18,000円~となっています。
どちらの料金体系かは片付け代行サービスを提供する業者によって異なりますし、依頼する内容で変わるケースも多いので、まずは問い合わせをしてみるのが良いでしょう。
下記には片付け代行サービスの間取り別の料金相場の表を掲載しておきますので、参考にしてみてください。
部屋の広さ | 費用相場 |
---|---|
1R | 18,000〜90,000円 |
1DK | 45,000〜130,000円 |
1LDK・2DK | 66,000〜180,000円 |
2LDK・3DK | 120,000〜270,000円 |
3LDK・4DK | 150,000〜340,000円 |
4LDK・それ以上 | 170,000〜400,000円 |
「片付け代行サービスを依頼するのは恥ずかしい!」と思っている方は少なくないようです。このように思ってしまう原因は、「片付けなんて簡単なことを他人に依頼するなんてダメな人間がすることだ」という考えがあるからではないでしょうか。
しかし、片付け代行サービスを依頼することは恥ずかしいことでは決してありません。ここでは、「実際に片付けを代行業者に頼むまでは悩んでいたけれども、いざ頼んでみたらこのようなメリットがあった」という意見をご紹介します。
片付け代行サービスを利用する最大のメリットは、自分で(もしくは家族や友人と)片付けるよりも効率よく短時間で済むという点です。
片付けるモノの量にもよりますがほとんどの場合、片付け代行業者に依頼すれば、作業は数時間~1日で終ります。
何日もかけて自分(達)で行うことを考えれば、労力を使わずに短時間で片付くというのはやはり魅力です。
特に忙しくて片付ける時間がない人にとっては、片付けてもらう作業にお金を払うというよりもそれによって得られる自分の時間にお金を払うという感覚のようです。
いつかは片付けようと思いながら毎日散らかった部屋で過ごすのと、キレイに片付いた部屋で過ごすのとでは、精神的なストレスが後者の方が断然少ないです。
「自宅が本当にくつろげる場所になった」と喜びを感じる人も多くいます。
片付けることで得られる精神的な効果は生活全般にいい影響があるとされています。
中には長年の悩みの種であった住む人のいない実家の片付けを終えて、心身ともに調子が良くなったという人もいます。
片付け代行業者の手によってキレイに部屋が片付くと、その後は自分でも片付いた状態を維持しようという心理が働きます。
部屋の片付け方や、そもそものモノを買うという行為に対する意識が変わるそうです。
片付け代行サービスを頼んでみたいけれど、見ず知らずの他人に片付いていない部屋を見せることに抵抗がある人や、依頼したいけれども金銭面が心配、という人も多いことでしょう。
そこでここでは実際にあった片付け代行サービスの業者とのトラブルの事例と、トラブルを防ぐ対策をご紹介します。
事前に把握しておけば片付け代行サービス業者との不要なトラブルを防ぎ安心して利用できます。
日本では比較的少ないとされていますが貴重品の紛失や破損ということが起こらないとも限りません。貴重品は金庫や別の場所に保管しておくなどしましょう。
また片付け代行サービスの作業にはできるだけ立ち会うのが基本です。
片付けの作業は自分の在宅時にしてもらえば、作業をする方もモノの確認ができてお互いに安心です。
万が一にも紛失や破損が起きた場合でも、ほとんどの代行業者は賠償保険などに加入しています。
契約前に保険の加入や適応事項などについて確認をしておきましょう。
マナーやコミュニケーションなどの点でどうしても合わない人もいます。
事前に片付け代行サービスの業者スタッフの変更が可能かどうかを確認しておき、可能な場合は遠慮せずに交代してもらいましょう。
片付け代行サービスのお見積りを出してもらった際には、追加料金が発生しないか、するならばどういうケースかなどを確認しましょう。
もし、料金体系が理解しにくい場合には質問をして納得した上で契約を行いましょう。
また、片付け代行サービスの作業をキャンセルした場合のキャンセル料も把握しておきましょう。
全体の料金はいくらかかるのか?見積もり以外の請求は発生するのか?など実際の見積もりを出してもらった上で話し合っておくことが大切です。
片付け代行の業者とのトラブルについては、先ほどお伝えしてきた通りですが、ここでは片付け代行業者を選ぶ際の3つのポイントを紹介したいと思います。
選び方を学んで、納得のいく片付け代行業者に依頼できるようになりましょう。
片付け代行業者を選ぶ際のポイント1つ目は、お問い合わせ時の態度や対応をチェックするということです。
話をお問い合わせ時に聞いてみて、「あ、この口調や態度は安心できないな」と感じたら、さっさと断ってしまった方が良いでしょう。
口調や態度というのは作業時の質にも関係してきますので、安心できない=作業の質も悪いと考えてしまってください。
片付け代行業者を選ぶ際のポイントの2つ目は、お見積り書をチェックするという事です。お見積りをした際にはお見積り書を必ず手に入れるようにして、不明な点があればお見積りに来た担当者に質問するようにしましょう。
質問に対する回答が適当だったり、不明瞭だったりする業者は信頼しない方が良いので、依頼しない方が身のためです。
片付け代行業者を選ぶ際のポイントの3つ目は、お見積りに来た車の中をチェックするということです。
営業車両の中が汚かったり、散らかっていたりする業者さんが、きちんと片付けをしてくれるはずがありません。
また、服装などもチェックして汚れていたり、不潔感が出ているのであれば依頼しない方が良いでしょう。
車両の中身がきれいだったり、身なりが清潔だったりする場合に始めて依頼することをオススメします。
片付け代行サービスを依頼できる業者は、どのような所があるのでしょうか?
依頼する片付け代行サービスの内容によって、業者を選択する方が作業がスムーズだったり、料金が安くなったりする傾向があります。
依頼するべき適切な片付け代行サービスの業者をぜひ探してみてください。
片付け代行サービスと聞くと真っ先に思い浮かぶのが、家事代行業者ではないでしょうか?
家事代行業者は、依頼者の家事をサポートするというコンセプトの下、料理や洗濯、片付けなどをサポートしてくれます。
家事代行業者の料金体系は「時間制」であることが多いので、何時間片付けを手伝ってもらうのか?で決まってきます。1日で片付け終わるのではなく、徐々に片付けたい人は定期的に通ってくれるようなプランもありますので、問い合わせてみるのが良いでしょう。
便利屋も片付け代行サービスを受け付けてくれる業者の1つです。
増えすぎた本の整理からいわゆるゴミ屋敷の片付けまで依頼内容は多岐にわたるそうです。
ただし、「整理整頓」は苦手の業者が多いようです。「掃除」「ゴミ捨て」は得意なところが多いので、既に捨てるものが決まっているケースではオススメです。
また深夜労働や重労働、家具などの大型品の処分などの場合はそれぞれ別料金が加算されるので、見積りをしっかりとご確認下さい。
片付けの作業工程の中でも体力や人手を最も必要とするのが不用品の処分です。
なんとか自分でモノの選別まではできても、不用になったモノやゴミの処分は運び出しや処分場まで持ち込むのに大変な手間がかかります。
そのような時に利用したいのが不用品回収業者です。
中には不用品の買取も行っている業者もあり、買取品が多ければ費用が安くなる場合もあります。
不用品回収の料金はトラックの大きさや部屋の間取りで決まります。
業者によって大型家電製品の取り外し料金やリサイクル料金も込みというところや、エレベーターがない場合は2階以上だと別料金がかかるなど、料金の内訳は様々です。
相場は軽トラック積み放題で15,000円~20,000円、2トントラック積み放題で40,000円~50,000円です。
ハウスクリーニング業者は、掃除のプロです。
掃除の道具や洗剤も専門のモノを使用し、技術も高いです。
片付けは食器棚だけ、タンスだけ、といった場所指定から部屋丸ごとなど選べるほか、片付け方のアドバイスだけを依頼することもできます。
ただし不用品の処分などは行っていない業者が多いようですので、依頼前によくご確認下さい。
地域や、片付け場所、業者などにより料金に幅がありますが相場としては2万円前後です。
最近は終活ブームということもあり、特にシニア世代を中心にモノの片付けを生前整理・遺品整理業者に依頼する人が増えています。
特に高齢になるほどモノを残すか処分するかの判断が難しくなりますが、専門の知識を持った生前整理アドバイザーや生前整理技能士などのスタッフがサポートしてくれるので安心してモノの選別が行えます。
また他の業者では対応できないゴミ屋敷や孤独死部屋の清掃を請け負っている点でも注目を集めています。
ゴミ屋敷や孤独死部屋につきものの悪臭・死臭は一般のハウスクリーニング業者では除去できません。
より自分らしく生きるための終活におけるモノの片付けでも、ゴミ屋敷や孤独死部屋の片付けでも、専門知識と技術を活かして作業してもらえます。
片付けの料金は部屋の広さ、モノの量、作業内容、運搬費などで大きくことなりますが、1DKで35,000円~、1LDKで60,000円~、3LDKで150,000円~が相場です。
全国に片付け代行を行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。
オコマリでは、お客様に安心して片付け代行を行ってもらうために、料金の見直しや業者の空き時間を活用するなどの工夫をすることで、業界最安値水準の料金を実現しました。もちろん、お見積り後に追加料金が発生することは一切ありません。
また、専門の相談員が親身になってお客様のご相談にのりますので、安心してご依頼頂けます。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
片付けを代行業者のサービス内容や料金相場、業者の選び方をお伝えしてきました。
片付けのすべてをお願いしたい人も、最後の処分だけお願いしたい人も、自分に合った片付け代行業者を上手に利用して心地良い快適な生活空間を手に入れて下さい。
今回の記事を通して、最適な片付け代行を依頼できることを願っています。
記事を読んで、片付けについてもっと知りたい方はこちらをご覧ください。
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