インターネットや新聞、テレビなどで1週間に1度は耳にするようになった「孤独死」という言葉。

孤独死とは、ひとり暮らしの方が孤独に、誰にも看取られずに亡くなることです。

「おひとりさま」という言葉が流行ったのも、昔と比べて生涯独身で生活する人や離婚する方が増えていることが原因でしょう。

今回は、孤独死するおひとりさまの現状をお伝えした上で、そのような状況への対策や孤独死を発見した時の対処法をお伝えしていきたいと思います。

目次

孤独死するおひとりさまの現状

孤独死するおひとりさま

孤独死と聞くと高齢者の方を思い浮かべますが、最近では若年層の孤独死も増加しています。

まずは高齢者のおひとりさまの孤独死と若年層の孤独死についてを解説していきます。

孤独死するおひとりさま〜高齢者編〜

まずは孤独死する高齢者のおひとりさまの現状を見ていきたいと思います。

おひとりさまの高齢者数は、すでに600万人以上

下記がおひとりさま(ひとり暮らし)の65歳以上の高齢者の推移のグラフです。

一人暮らしの高齢者推移

クリックして拡大

ひと目で分かる通り、65歳以上のおひとりさまは急増していることが見て取れます。

2015年の時点で約600万人のおひとりさまの高齢者がいます。

これが2025年には760万人まで増加すると推計されています。

男性のおひとりさまよりも女性のおひとりさまの方が多いのは、平均寿命が男性よりも女性の方が長いからです。

孤独死する高齢者のおひとりさまの推移

このグラフは、東京23区における65歳以上の高齢者が自宅で孤独死した推移です。

東京23区内65歳以上高齢者の孤独死の推移

クリックして拡大

実は、孤独死の全国規模での統計は取られておらず、東京23区という区域での状況しか分からないのが現状です。

平成25年には約3,000名の方の高齢者のおひとりさまが孤独死されていることが分かります。

平成25年東京23区の死亡者数合計が75,332人でしたので、約4%が高齢者のおひとりさまの孤独死の割合ということになります。

ちなみにこれを全国規模で考えると、平成28年の全国の死亡者数が約130万人でした。

東京23区の孤独死率4%を掛けると、全国で約5.2万人の65歳以上の高齢者のおひとりさまが、孤独死で亡くなっていることになります。

孤独死するおひとりさま〜若年層編〜

若年層の間においても孤独死は広がっています。

特に東京、大阪などの都市圏では、ひとり暮らしをする若年層は多くいます。

そのような状況の中で、孤独死する若年層のおひとりさまが一定数いるのです。

下記のグラフは、年齢別の孤独死発生数になります。

年齢別孤独死発生数

クリックして拡大

やはり多いのは高齢の方々ですが、20代・30代でも孤独死が発生しているのが見て取れます

このように、孤独死は高齢者の問題だけではなく、若年層の問題になりつつあるのです。

孤独死するおひとりさまを減らす対策

孤独死するおひとりさまを減らす為のコミュニティ

これまでは、孤独死するおひとりさまの現状を見てきました。

ここからは、どのようにして孤独死するおひとりさまを減らすのかを考えていきたいと思います。

家族と連絡を定期的に取る

孤独死するおひとりさまを食い止める方法の1つ目は、家族と定期的に連絡を取ることです。

家族との連絡を定期的に取ることで、孤独死自体は食い止められませんが、孤独死の発見を早くすることができます

一番良いのは定期的に会うことですが、今は会わなくても電話やメールなどの代替手段が存在しています。

また若い人であれば、SNSで家族とつながっておくのも良いでしょう。

定期的にSNSに投稿する人であれば、SNSへの投稿が急に止まった場合、家族が安否を気遣ってくれます。

パートナーを作る

おひとりさまの孤独死を減らす2つ目の方法は、パートナー(妻もしくは夫)を持つことです。

若い人であれば、彼女・彼氏でも構いません。

パートナーを作ることによって定期的に気にかけてくれる人ができます。

こうすることで、孤独死自体を防止することが可能です。

また、家族の場合と同様で、例え孤独死をしてしまっても直ぐに発見してくれる可能性が高いです。

おひとりさまが孤独死してしまった後の発見が遅くなればなるほど、その部屋の掃除が大変になります。

したがって、早く発見されるというのは孤独死をしてしまったとしても重要なのです。

サークルに入ったり、習い事を始める

仲のいいサークル仲間

3つ目の方法としては、サークルに入ったり習い事を始めたりすることです。

おひとりさまだったとしても、何かのコミュニティに属することは可能です。

サークルや習い事は、定期的に開催されるものなので、突然本人が来なくなったら心配してくれるでしょう。

そうすることで、孤独死をしたとしても早期に発見される可能性があるのです。

見守りサービスを利用する

おひとりさまが孤独死防止のために利用できるサービスの一つが、見守りサービスです。

今では見守りサービスは一般的になり、新聞屋さんや牛乳屋さん、郵便局までもが始めています。

定期的に家を訪問してくれて、安否確認をしてくれるというものです。

足腰が悪くて外にあまり出られないという場合には、部屋に篭りがちになってしまいます。

その場合には、家まで来てくれる見守りサービスが便利なのです。

室内センサーで安否確認を取れるようにする

おひとりさまの中にも「他の人と関わりたくない」という方もいらっしゃると思います。

そのようなおひとりさまにオススメなのが、室内センサーになります。

ポットを1日使わないと家族にメールが飛ぶようなサービスなどがあります。

こちらのサービスも、孤独死したおひとりさまが早期に発見されることを目的としたものになります。

生前整理をして、室内を片付けておく

生前整理

孤独死するおひとりさまを減らす最後の方法は、生前整理です。

生前整理とは、生きている内に部屋の中を処分、片付けておくことを言います。

厚生労働省がまとめている「人口動態統計」の2015年によれば、1年間に家庭内で発生した不慮の事故死は13,952人で、交通事故での死亡者数の5,646人の2倍になっています。

その家庭内での事故の第3位にあるのが、「転倒・転落」での事故死になります。

特に高齢者は物を買い溜める傾向にあり、身体が思うように動かなくなると片付けも思うようにできなくなります。

そうなると部屋の中に物が溜まり、散らかった状態になってしまうのです。

物に溢れ、散らかった部屋は転倒のリスクが非常に高くなります。

生前整理を業者に依頼するのも一つの手

生前整理は自分自身でできれば良いのですが、大きい荷物があったりすると自分だけではどうしようもありません。

そのような時に便利なのが生前整理業者です。

生前整理業者は、依頼者と一緒に残しておくものと処分するものの分別を手伝ってくれます。

また処分するものについては、運び出して適切に処分してくれるため自分でやる必要がなく便利です。

生前整理業者に依頼するときには相見積もりを取る

遺品整理ドットコムを利用する主婦

「生前整理業者に依頼しましょう」と先ほどお伝えしましたが、全国に生前整理業者は9,000社あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。

ここでおすすめしたいのが相見積もりを取ることです。相見積もりとは、複数の業者に同じ条件で見積もりを取ってもらい、それを比較することです。

しかし、見積もりには生前整理業者の下見が必要になり、その下見には1時間ほどかかります。一般的に相見積もりは3社が適切と言われているので、3時間も下見に費やさなくてはなりません。

この相見積もりの問題を解決したのが遺品整理ドットコムです。この記事を執筆している遺品整理ドットコムでは業界初の1回の下見で相見積もりが取れるサービスを提供しているので、通常3時間かかっていた下見がたった1時間で済みます。

また、登録されている生前整理業者は、遺品整理ドットコムのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。

問い合わせや下見、見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。

「孤独死するおひとりさまを減らすために」まとめ

孤独死する可能性のあるおひとりさま

孤独死するおひとりさまの現状とその対策についてまとめてきました。

おひとりさまで生活している以上、孤独死をしないということはなかなか難しいと思います。

大切なのは、孤独死したとしても早期に発見されることです。

後半でお伝えした対処方法を実践して、孤独死しない、もしくはしたとしても早期に発見されるようにしましょう。

自分が亡くなった後、家族に迷惑をかけないためにも大事なことです。

記事を読んで、孤独死に興味を持った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。

遺品整理ドットコム
ライフエンディングに関する情報を発信している「遺品整理ドットコムブログ」の運営元の遺品整理ドットコムです。遺品整理ドットコムでは皆様の整理、片付けのご負担を少なくするサービスを展開しています。遺品整理、生前整理、特殊清掃、ゴミ屋敷、不用品回収に関することはなんでもお気軽にご相談ください!