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投稿日:2017年10月11日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
物があふれた生活がよりよい日常を実現してくれると思っている方も多いかもしれませんが、実は物で囲まれた生活はストレスの原因にもなります。
自分の身の回りのものすべてをうまく使いきれているのであれば、充実した生活を送れるかもしれませんが、たいていは使っていない物がたくさんあり、無駄に持っているだけの状態です。
そこで断捨離を行いましょう。
断捨離は不要な持ち物を処分し、本当に必要な物だけを手元に残すことです。
しかし断捨離は難しいものだというイメージを持っている人も少なくありません。ところが断捨離は行う順番を押さえれば簡単に行うことができるのです。
今回は断捨離を簡単に行うために押さえたい順番を紹介します。
断捨離を行いたいけど難しそうだと感じている場合、多くはどこから始めればよいのかわからないという状態が、難しそうだという感情を生み出しています。
家が広く部屋数が多ければ多いほど、その感情は強くなってしまいます。
そこで断捨離を行う際の順番の1つ目として考えたいのが、断捨離を行う場所を決めるということです。
リビングやキッチンなど、どこか1か所を決めて、そこから断捨離を行っていきます。
リビングの断捨離から行うと決めたのであれば、リビング以外の部屋には手を付けないようにしましょう。
中には1か所に集中してしまうと、家全体を断捨離するのに時間がかかってしまうのではないかと不安になる場合もあるかもしれません。
しかしいろいろな部屋を並行して断捨離していく方が時間がかかってしまいます。
また、時間がかかるわりに見た目の変化がないため、モチベーションが低下してしまう原因になります。
断捨離をうまく行いたい場合には、この順番は守ってください。
次の順番は、物を全て目の前に広げるということです。
リビングであれば収納があるかもしれません。収納に入っている物も全て取り出します。
断捨離を初めて行うのであれば物が多いため、物を全て取り出すことで足の踏み場もなくなる可能性があります。
しかし足の踏み場が無くなっては困るからといって、この順番を無視してはいけません。
むしろ断捨離において、この順番を守ることは非常に重要なこととです。
断捨離は不要な物を処分し、本当に必要な物を見極めることです。
つまり、今持っている物を全て把握することができなければ、うまく断捨離は行えないということになります。
ですから足の踏み場が無くなったとしても、物を全て取り出して、目の前に広げることが重要なのは言うまでもありません。
またこの順番を守ることには、その他のメリットもあります。
まずはモチベーションの維持ができることです。
物を全て取り出してから断捨離を行うということは、目の前にある物を全て片付けさえすれば、その部屋の断捨離は終了です。つまりゴールが可視化されているのです。
いちいち収納から物を取り出して断捨離を行っていては、いつ終わるのかがわからず、モチベーションも低下します。
さらに物を全て出すことで、断捨離を行うか行わないかという心の揺らぎを無くすことができます。
物で床が埋め尽くされてしまい、足の踏み場が無くなってしまえば、断捨離を行わざるを得ません。
断捨離をするかどうかで悩んでいる場合には、この順番を守ることで後に退けない状態を作ることができるのです。
いずれの場合も、この物を全て出すという順番が重要だということはわかっていただけたでしょう。
ここまで挙げてきた順番を順調にこなしていけば、いよいよ物を判別していきます。
しかし物を必要か不要か判断するのは難しいと考える方もいるでしょう。ところが判断基準も順番さえ守れば意外と簡単なものです。
まず考えるべきは「好き」か「嫌い」か。
人間は人それぞれ好みが違います。物に対しても好みがあるはずです。その好みを基準として物を判別していくのです。
もちろん中には、好きではないけど捨てられない、日常生活の必需品もあるでしょうから、「好き」か「嫌い」かで全てを判断できるわけではありませんが、ほとんどの物はこの判断基準で断捨離できます。
また必需品であっても嫌いなものであれば、処分してしまい、新たに好きだと思えるデザインのものを購入しても良いでしょう。
次に考える判断基準は、「使っている」か「使っていないか」です。
断捨離の順番の2つ目である「物を全て取り出す」ことをやってみると気づくかもしれませんが、クローゼットの奥深くから「そういえば持っていたな」というような物がたくさん出てきます。
そういった物はここ数年使っていないでしょうし、今まで使わなくても日常生活に支障はなかったはずです。そうであれば処分してしまっても問題ないでしょう。
もし「好き」だと思った物でも、数年間使うことがなかった物は、これから先も使うことはないので、問答無用で処分してしまいましょう。
物を捨てられない人の多くは、いずれ使うかもしれないと心配になることで、物が捨てられなくなっていることが多くあります。
数年使っていない物でも、これから使うことがあるかもしれないと思ってしまい、なかなか処分できないかもしれません。
しかしここで考えてもらいたいのが、いつでも手に入るということです。
もし今後必要になることがあっても、物に恵まれた日本であれば似たようなものを手に入れることは簡単です。
もし本当に必要になった時に改めて購入すればよいと考えれば、少しは断捨離も行いやすくなるのではないでしょうか。
ここまで断捨離をうまく行うための順番を紹介していきました。
上記の順番でひと部屋の断捨離を終えたら、また順番1に戻って別の部屋の断捨離を行っていきましょう。
これを繰り返していけば、いつしか家全体の断捨離が終わっているはずです。
しかし単に順番を守るだけでは、途中でやる気をなくしてしまい、断捨離を続けられない可能性もあります。
そこで順番を守るのと同時に守ってもらいたいことがあります。それは順番ごとに休憩を挟むということです。
順番1が終わったら少し休憩をして、順番2にとりかかる。順番2が終わったら、また少し休憩するといった感じです。
このように断捨離の手順を細かく分割していき、順番1が終われば休憩できるというようなご褒美を設定することで、やる気を維持することができます。
これは順番1の、断捨離をする場所を決めることにもつながります。
最初から家全体の断捨離を目標としてしまうと、なかなか達成できません。
そこで部屋ごとの断捨離を目標とすることで目標を達成しやすくなり、目標を達成することで次の部屋の断捨離へとつなげやすくなるのです。
順番を守ることも大切ですが、以上のポイントを押さえながら順番を守ることで、より断捨離を続けやすくなります。
断捨離をうまく行うための順番を紹介しましたが、順番を押さえても断捨離がうまく行えないという場合もあります。
ADHDが原因で片付けられないという例もあるので、方法を押さえれば必ず断捨離ができるというわけでもないのです。
そういった場合は業者に依頼をして断捨離を行いましょう。
断捨離を業者に依頼するなら、断捨離のプロである生前整理専門業者に依頼しましょう。
生前整理とは、自分が生きているうちに部屋の中を整理、片付けしておくことです。
断捨離をできない方であっても生前整理業者がオススメなのは、生前整理専門業者は依頼主の話の聞き取りを行い、見積もりを立てた上で、依頼主のこれからの生活に必要なものを使いやすく片付け、不用品を適切な方法で捨ててくれるからです。
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断捨離をうまく行うために押さえたい順番を紹介しました。
たった3つの順番を守るだけで、断捨離は非常に行いやすくなります。
また順番ごとに休憩をはさんだり、ご褒美を用意したりすることも忘れないでください。
これも断捨離をうまく行ううえで重要です。
また今回紹介した順番を守って断捨離を行っても、うまく断捨離ができない場合には、業者に依頼をしてみましょう。
自分1人では物を処分できない場合でも、遺品整理業者という第三者が入ることで処分せざるを得ない状態となり、断捨離を行うことができるようになります。
まずはひと部屋、順番を守って断捨離に挑戦してみてください。
記事を読んで、断捨離についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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