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投稿日:2017年10月19日 更新日:2023年03月16日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
文房具を断捨離する際には、下記の3つのコツを押さえて行うとスムーズに断捨離を行えます。
文房具は値段も安いものが多いので、買い物の際に「あ、可愛いから買ってみようかな」「お、便利そうな文房具だから買ってみよう」と気軽に購入しがちな品物です。その結果、使いかけの文房具や、いつか使おうと思っている新品の文房具などが引き出しの中にぎっしりつまっているという人は意外に多いです。
使われてこその文房具、この機会に思いきって不要な文房具の断捨離をしましょう。文房具は断捨離の初心者には最適です。コツをつかんで文房具から断捨離を始めましょう。
この記事では、ミニマリストも実践している文房具の断捨離方法を解説していきます。
文房具の断捨離をする際の方法やコツは、冒頭でもお伝えしたような下記の3つが大切になります。
しかし、その前提として持っておく文房具の基準を設ける事をおすすめします。例えば、「ボールペンは3本までにする」「色ペンは1色につき1本までにする」「使いかけのノートは処分して、新しいノートは5冊までにする」といったものです。
基準を設けておくことで、文房具の断捨離後に残すものを選びやすくなりますので、自分なりの文房具を残して置く基準を考えてみるようにしてください。その際には、あまり多すぎる基準を設けるのは止めておきましょう。断捨離をして文房具の数を少なくすることが重要ですので、間違っても「ボールペンは50本まで持ってもOKにする」といった基準は止めましょう。
文房具を断捨離する方法・コツの1つ目は、まずは手持ちの文房具を全部集めて並べてみましょう。文房具のアイテムはペンなどの筆記用具、ノートやレターセットなどの紙類、糊、ハサミ、テープ類、定規、クリップ、ファイル類・・・。とにかく持っている文房具すべてを並べます。
すべての文房具を並べることで、「あ、この文房具、実は他にも持っていたんだ・・・他にもあるなら断捨離しておけば良かった・・・」のように後々断捨離のミスを防ぐことが出来ます。
「今日はペンだけ断捨離する」というようにアイテムごとに断捨離する日を替えてももちろんいいです。やりやすいように断捨離して下さい。
文房具を断捨離する方法・コツの2つ目は、箱か袋を用意して文房具を3つに仕分ける事です。文房具の断捨離では3通りに分けておくと作業がスムーズになります。
例えば、こんな感じです。ちなみに、「保留」というのもポイントです。
このように仕分けをすることで、断捨離として処分する文房具を明確にしていくのです。「保留」とした文房具は、1週間や1か月などある程度の期間を空けておいて、その後に再度判断するようにします。
文房具を仕分ける際に私が使っている基準をご紹介しておきますので、参考にしてみてください。
文房具を断捨離する方法・コツの3つ目は、不要だと判断した文房具を手放していきます。
ただし、断捨離だからといってすべて捨てる必要はありません。<ここでは、文房具を手放す方法を3つご紹介したいと思います。
一番簡単で思いつく方法だと思います。数百円で購入した文房具や汚れが目立つもの、壊れているものは売ったり譲ったりできませんので、ゴミとして処分するようにします。
文房具を処分する場合には、自治体ごとのルールに従って文房具を分別してゴミに出して下さい。
未使用の文房具やノベルティグッズとして価値のある文房具、購入時の値段が高かった万年筆やボールペンは、リサイクルショップやインターネット上のオークションなどを利用して売ることができます。
特にお子さんのいる家庭では子供の成長とともに使わなくなった文房具が大量にありませんか?予備として買っていた新品の文房具や使わなくなったけれど状態のいい文房具があれば寄付をするという選択もあります。
NGO団体やリサイクルショップなどで文房具の寄付を募っています。寄付できる文房具や寄付をする際の条件など各々ありますので、興味のある方は詳細を調べた上でご検討下さい。
上記の会社や団体以外にも文房具の寄付を募っているところはありますので、気になった方は探してみると良いでしょう。
文房具の断捨離の方法・コツについてお伝えしてきましたが、「必要」だと判断した文房具は収納をしっかりと行って、管理をしやすくしましょう。
ここではミニマリストも実践する文房具を断捨離した後の収納術についてお伝えしたいと思います。
断捨離後の文房具は、文房具ごとに分類して収納することで管理が楽になります。ペン類でまとめたり、ハサミ・ノリ類でまとめたりとすることによって、使い勝手も上がりますし、無くなりそうな文房具も一目で分かるようになります。
文房具の在庫確認が簡単になれば、無駄な文房具を購入することを避けられるのでおすすめです。
写真のように、1つだけの収納に文房具をまとめておいて、それ以上は購入しないと決めるのも1つの手です。1つにまとめておくことで、在庫管理も楽になりますし、「あれ?どこに置いたかな・・・」という事も無くなります。
無理に文房具を入れるようなことはせず、1つ新しいのが加わるならば、古いものは断捨離すると決めておくと良いでしょう。
「文房具の断捨離はしたいけど、文房具がありすぎてもったいないんだよな・・・」と感じてしまう方は多いはずです。そこでここでは、文房具の断捨離がもったいないと感じなくするための対処法を3つご紹介します。
文房具の断捨離がもったいないと感じなくするための対処法の1つ目は、文房具を寄付したり、売ったりして処分しないようにすることです。「もったいない」と感じるのは、「まだ使えるのに捨てるのはな・・・」と思うからだと思います。そこで、寄付や売るという手段を取ることで「もったいない」と感じなくするのです。
ただし、この対処法が使えるのは、まだ使える文房具であったり、状態の良い文房具に限ります。使用感があったり、汚れがあるものは「もったいない」と感じても処分するようにしましょう。
文房具の断捨離がもったいないと感じなくするための対処法の2つ目は、この断捨離の機会に「文房具は使い切るまで新しい物を絶対に買わない」と誓うことです。
冒頭にもお伝えしたように、文房具は気軽に買いやすいので溜まりやすいのは事実です。したがって、気を緩めるとまたすぐに文房具が溜まってしまうことがあります。
そこで、「もったいない」と感じたのであれば、「今後は決して文房具を無駄に購入しないようにする」と誓うようにしましょう。無駄な文房具を増やさないことが、文房具の断捨離をする必要がなくなるポイントです。
文房具の断捨離がもったいないと感じなくするための対処法の3つ目は、特にノートに関連することですが、未使用ノートやメモ帳は使わないのであれば爪切りの際の敷き紙にしたり、壁のインテリアとしての画用紙に使ったりと利用方法を変えるのがおすすめです。
私の家でも、使わなくなったメモ帳やノートは、自由に絵の具で絵をかいて、壁に飾っています。ただ単に捨ててしまうのが「もったいない」と感じるのであれば、代用方法を考えてあげましょう。
文房具を断捨離することによる効果は多くあります。
単に断捨離をすすめられているだけでは、文房具を断捨離するモチベーションは上がってこないでしょう。文房具を断捨離をするにしても、時間と手間がかかってしまいます。時間や手間があったとしても、文房具の断捨離をやりぬくには完了した後に自分に対するメリットを信じてモチベーションへと変化させることも大事です。
実際に文房具を断捨離することは、多くのメリットがあります。ここでは、主なメリットを3つ紹介していきます。このメリットを参考にして、文房具の断捨離へのモチベーションに変えていきましょう。
文房具の断捨離をしておくと、使いたい時にすぐに文房具が出てくるのは大きなメリットです。文房具は日常生活で使用することが多くありますが、時々どこに置いておいたか忘れてしまって、毎度の様に購入しているという事はありませんか?
使用したい時に文房具が無いということは非常にイライラする事であり、精神的な疲労も溜まってしまいます。不要な文房具が断捨離されていて、使いたい文房具があるべきところに収納されていれば、こういった問題は起こりません。文房具が使いたい時に使いたい場所に置いてあるので、すぐに使う事ができます。使用した後は、きちんと元の場所に戻しておけば次回も文房具を探す必要がありません。文房具の断捨離は、余計に時間をかけたり、余計に精神をすり減らす事もありません。
文房具の断捨離を行えば、頭の中がスッキリとして仕事や勉強が捗るようになるのもメリットの一つです。
文房具は日常生活だけではなく、仕事や勉強では必須の道具になります。文房具と一言で言っても、その種類はペンやノート、ポストイットなどと様々です。これらの文房具がきちんと整理されていれば、仕事や勉強を行う上でもスムーズに使用することができます。
仕事や勉強用の机の中で文房具がきちんと整理されていれば、頭の中もスッキリとした状態にしてくれます。仕事や勉強が捗らない時は、頭の中も机の上も混沌としていないでしょうか。そういった時には文房具は一度整理してみることをおすすめします。文房具の整理が出来ていれば、徐々に頭の中もスッキリと整理されていきます。
文房具の断捨離を行う事で余計な支払いの必要がなくなりお金が溜まっていくのもメリットです。先ほども説明したように、使いたい時に文房具が見つからない場合は、新しい文房具を購入してしまいがちです。
一つひとつの文房具の料金は安いですが、積もっていけばかなりの出費になるといこともあります。例えば、ペン1本が110円だっとして、家の中にあるペンは何本くらいあるでしょうか?ペンが30本ほどあったとしたら、それだけでも3,300円になります。もちろん、文房具はペンだけではありません。
それぞれの文房具を購入するのに毎回のようにお金をかけていたら、かなりの費用の支出になってしまいます。文房具を断捨離しておいて、すぐに使えるようにしておけば余計な支出をすることも無くなるのです。
断捨離に慣れないうちはとにかく「もったいないかな?」「今は使わないけれど将来使えるのでは?」と考えて作業が進みません。ちなみに断捨離では「将来必要になったらその時点でモノを買うべきであり、今現在必要がないモノは手放すべきだ」としています。
とにかくモノへの執着を少しずつでもなくすこと、そして減らしたモノの代わりに新しいモノを増やさないことが断捨離では大切なのです。その点、文房具は断捨離の入り口としては最適です。
必要なのか不要なのか区別がしやすいですし、文房具は比較的安価なモノが多いので断捨離をしやすいという面もあります。もちろん断捨離で減らしてできたスペースにまた新しい文房具を買って入れたりしないで下さいね。
文房具は使わない限りは減らないし傷まないし腐ることもありません。断捨離のタイミングというか「手放し時」が難しいですよね。
けれど断捨離しない限り「使わないけれど捨てられない」文房具は日々増えていくばかりです。ここでは断捨離をしないと文房具が増えていってしまう訳を解説していきます。
文房具が増えていく理由の1つ目は、文房具は販売促進用のプレゼントとしてよく利用されるために、貰う機会が多いからです。学校・町内行事での記念品や参加賞などでも文房具は貰う機会が多いでしょう。その他、知人などから旅行のお土産としてご当地ものの文房具を貰うこともありますよね。
言い方は悪いですが欲しくて買った文房具とは違い、タダでもらった文房具は捨てないけれど使わないということが多くありませんか?引き出しの中で眠っている貰った文房具、断捨離しましょう。
文房具が増えていく理由の2つ目は、日常的に文房具を購入する機会が多いからです。文房具を買う時には2パターンあります。
文房具は比較的安価なモノが多いので必要となればすぐに買ってしまいますよね。また安価なぶん、「必要になりそう」な気がしてスペアや色違いなど、その時必要な文房具の他にも買ってしまいがちです。
また特に必要もないのに「カワイイ」や「記念に」と言った理由でも文房具を買ってしまいませんか?買ったけれど使わない文房具、断捨離しましょう。
デジタル化、ペーパーレス、コスト削減・・・、これらは現在のオフィスにおける文房具の立場を感じられる言葉です。
昔はオフィスで使う文房具は会社の支給品であることがほとんどでした。ところが近年は冒頭のような理由でオフィスでの文房具は個人購入のところが多くなりました。
総務省の統計によると事務用品が個人購入になったことで新機能の商品が次々と開発されるなどして文房具の市場規模は拡大傾向にあります。次々と新商品を購入してしまいオフィスの引き出しが文房具でゴチャゴチャしていたら、断捨離をしましょう。
文房具の断捨離を始めたいけれど一人では手に余るほどの大量の文房具が自宅にある人や、文房具の断捨離をきっかけに本格的な断捨離を始めたい人は断捨離を片付け業者に依頼してみませんか?
断捨離を行う業者には様々なタイプの業者が存在しますが、なかでもおすすめなのが片付け業者です。片付け業者はモノを仕分けるプロです。
断捨離ではモノを仕分ける作業が一番大変なのですが、片付け業者ならプロが迅速に仕分けを行ってくれます。また、再度散らかってしまう事が無いように、片付け業者では部屋の片付けのアドバイスをしてくれます。
また断捨離の時に出る不用品の買取やゴミの処分、清掃までを一括でお任せできるので断捨離初心者の人でも安心して依頼できます。
文房具の断捨離は、断捨離の入門編として最適です。
今日はペン類、明日は定規類と毎日少しずつ断捨離してもいいですし、文房具だけを1日で一気に断捨離しても構いません。断捨離というと難しく考えてしまいがちですが、文房具であれば気軽に取り組めます。
文房具で断捨離の感覚やコツをつかんだら次の段階にも進みやすいですよ。断捨離は文房具から始めてみませんか?
文房具の断捨離が終わったら、徐々に規模を大きくしていけば良いのです。記事を読んで断捨離に関してもっと知りたい!と思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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