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投稿日:2017年10月20日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
断捨離は不要な物を処分することで充実した生活を送れることができるようになる、片付けの方法です。多くのメディアで取り上げられ、広く話題となりました。
そんな断捨離を行うことで部屋をすっきりとさせることができますが、なにも断捨離は物に対してだけ行うものではなく、様々なものに応用できます。
その一つが人間関係です。
人間関係を断捨離すると聞くと、なにか恐ろしいように聞こえますが、意外と簡単な方法で行うことができます。
今回は人間関係を断捨離によって見直す方法を紹介します。
人間関係を断捨離する場合、これから見ていく3つの方法を実践すれば、簡単に行うことができます。その方法を1つずつ見ていきましょう。
人間関係を断捨離する場合にまず行うべきなのが、連絡先を消去してしまうことです。
こうすれば連絡する手段がなくなるため、今後の繋がりを断つことができます。
また連絡先を消去する基準としては、ここ数年連絡を取っていない人から消去していくと良いでしょう。
数年間連絡を取っていないのであれば、これから先も連絡をとることはないでしょうし、相手からも連絡がくる可能性は低いと言えます。
また知らぬ間に相手のメールアドレスや電話番号が変わっていることもよくあることです。
つまりいつまでも連絡先を残していることに意味はないということになります。
さらにあまり連絡を取りたくない人もいるでしょう。そういった人の連絡先も消去してしまいましょう。
連絡先を消去したら、次に行うべきはSNSでの繋がりを断つことです。
人間関係を断捨離する場合に見落としがちですが、今はSNSでの繋がりも強くなっているため、この部分も見直しておきましょう。
むしろメールや電話よりもSNSで連絡を取ることの方が多いという人も珍しくはありません。
SNSでの人間関係の断捨離方法は、連絡先を消去した人から優先的に行っていきましょう。
上記の2つを実践すれば、ほとんど断捨離は完了したと言えますが、まだ現実世界での繋がりが残っています。
ただ現実世界での繋がりを完全に断つことは不可能です。
世界は意外と狭いもので、道を歩いているとばったりと遭遇することもあります。地元で生活していれば、その確率はさらに高くなります。
旧友とばったり会ってしまうと、懐かしさなどからついつい食事の約束を取り付けてしまうことがあります。
しかしこれは絶対に避けるべきです。現実世界での繋がりを完全に断つことが不可能である以上、繋がりが広がっていくことを避けるしかありません。
また人間関係の断捨離を行っているのであれば、同窓会などには参加しない方が良いでしょう。
ただし、今後も繋がりを持っていたいと思える人なのであれば、積極的に約束を取り付けるべきです。
人間関係の断捨離において、本当に必要な繋がりかを見極めることが重要になります。
人間関係の断捨離を行っていくと、友達が少なくなってしまうことを心配する人も多いでしょう。
それが原因で、今まで連絡先を消去できずにいたという人も多いかと思います。
しかし友達と呼べる人が減っても気にしないようにしましょう。
というのも上記の3つの方法で断捨離した人間関係は、これまで非常に薄い繋がりしかなかったものです。
つまり断捨離をせずに人間関係を続けていたとしても、今後もそれほどかかわることがなく、本当に友達と呼べるのかも疑わしい関係です。
また好きではないけれど仕方なくかかわっている人も、友達と呼べる存在ではないでしょう。
人間関係を断捨離することは、友達を減らすことではなく、本当に友達と呼べる存在を大切にすることなのです。
人間関係でも断捨離を行うための方法を見ていきましたが、人間関係を断捨離することで、どのような効果が得られるのでしょうか。
次は人間関係を断捨離することの効果を見ていきます。
人間関係を断捨離することで得られる大きな効果として挙げられるのは、トラブルに巻き込まれる心配がなくなるということです。
例えばお金にルーズな知り合いがいたとします。
そんな人と人間関係を続けていれば、おそらくお金を貸してほしいという話をされることも多くなるでしょう。
また借金の保証人になってほしいといった話まで持ちかけられるかもしれません。
そういった話はトラブルしか生みません。
そういう自分にとって不要な人間関係を断捨離することで、トラブルに巻き込まれる心配を減らすことができるようになります。
もちろんお金に関する話だけでなく、できるだけ連絡を取りたくないと感じる人は断捨離していきましょう。
人間関係を断捨離することの効果2つ目は、自分自身の成長が見込めるということです。
世間的に友達が多いほど充実していると言われます。しかし友達が多ければ、その分自分の時間を作ることができません。
自分の時間を作ることができれば、趣味や勉強など様々なことに時間を充てることができます。それによって成長していくことができるのです。
人間関係を断捨離して交友関係を制限すれば、自分の時間が増え、成長の可能性も高まるということです。
人間関係を断捨離する効果3つ目は、人生を豊かにできるということです。
これは2つ目の成長できるという効果にも通じますが、成長できれば仕事でもプライベートでも成功を収めることができ、人生は充実していきます。
また不要な人間関係を断捨離して、本当に必要だと思える人間関係だけを残すことで、自分の人生に役立つ経験をさせてもらえたり、情報をもらえたりすることも多くなります。
これによっても人生を豊かにできるのです。
ここまで人間関係を断捨離する方法や効果を見ていきましたが、それは友達や知り合いに対する断捨離でした。
しかし人間には友達以上に強い、親や家族という人間関係を持っています。
こういった親や家族も断捨離してしまってよいものなのでしょうか。
結論から言うと、親や家族は断捨離しない方が良いでしょう。仮に友達全員を断捨離したとしても、親や家族だけは断捨離するべきではないと思います。
もちろん中には親や家族を断捨離したという人もいますが、そういった人でも簡単に身内を断捨離すべきではないと感じているようです。
親や家族は深い関係があるものです。何か問題が発生すれば支えあっていくべきものなのです。
人間関係の断捨離は、あくまでも友達や知り合いの範囲にとどめておきましょう。
人間関係を断捨離する方法を紹介していきました。
物ではなく人間関係を断捨離するというのは少し驚きもあったかもしれません。
しかし連絡先を改めてみてみると、ほとんど連絡をとることがない人ばかりだということを気づかされます。
そういった人間関係は断捨離してしまっても大きな変化はないでしょう。
また中にはあまり好きではないけど関係を続けているという人もいるかもしれませんが、そういった人も断捨離してしまいましょう。
人と人とのかかわりなので、断捨離することに抵抗があるかもしれませんが、断捨離したいと思わせてしまった人の自業自得なので、気にする必要はありません。
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