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投稿日:2017年10月21日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
世の中はまさに断捨離ブームです。
書店に行けば日用品の断捨離から人間関係の断捨離まで、ありとあらゆる断捨離関連の本を目にしますよね。
こうしたブームを背景に断捨離とは「とにかく捨てること」という誤解をしている人が多く見受けられます。
さらにはただの片付けを断捨離と呼んでいる人もいます。
今回のタイトル「断捨離で片付けをする」は単なる「片付けをする」とどこが違うのでしょうか?
まずは「断捨離」と「片付け」それぞれの正しい意味と使い方から見ていきましょう。
断捨離と片付けの違いは何なのでしょうか?
まずは断捨離と片付けの意味や方法を見ていきましょう。
「断捨離」とはそもそもヨガの考え方から生まれた思想です。
断捨離の生みの親であるやましたひでこさんは「断捨離はモノへの執着を捨てることで生活の質を向上させ精神的な安定を得るための考え方」であり、決して「片付け方のハウツーではない」とお話しされています。
モノを捨てる行為そのものではなく、モノを捨てたことで得られる自分の意識や生活の変化こそが断捨離と言えるのです。
ちなみに後ほど詳しく述べますが、モノを捨てることは片付けではありません。
断捨離を行う時のモノの仕分けには以下の3通りがあります。
この時に皆さんを悩ませるのが2の捨てるモノの選択です。
明らかに使えない状態のモノならともかく、見た目がキレイなモノだとどうしても「もったいない」とか「いつかまた使うかも」と考えて残しておきたくなりませんか?
断捨離の考え方ではこのような時には「モノ」ではなく「今の自分」を主役に考えることを勧めています。
漠然とした将来ではなくて「今の自分にこのモノが本当に必要か」「今の自分にふさわしい・似合っているか」と考えます。
断捨離は「捨てるモノ探し」ではありません。むしろ「今、必要なモノだけを探す」作業です。
断捨離ではたくさんの今のあなたにとって不必要なモノが出ます。
不必要なモノは状態によって売る・譲る・寄付する・捨てるなどします。
捨てることが苦手な人でも買取業者などを利用すれば抵抗なく断捨離を行えます。
「片付け」とは本来、「元に戻す」という意味です。
掃除することを片付けと呼ぶ時もありますが、片付けとはモノを元の場所に戻すこと、掃除とは汚れを落とすこと、です。
「片付け」と近い言葉に「整理整頓」があります。
片付けも整理整頓も家・部屋などをキレイにするという意味で使いますが、作業の内容が異なります。
作業の流れとしては「整理→整頓→片付け」となります。
整理ができていないと整頓場所が決められず、整頓場所が決まっていなければ片付けができない、という構図です。
モノを仕分ける点は断捨離も一緒ですが、仕分けたものを手放すのが断捨離で、手放さずに収納などを工夫して保管しておくのが整理整頓です。
そもそも断捨離は考え方を表す言葉であり、片付けは行為そのものを表す言葉である、ということは理解いただけましたか?
また断捨離も片付けもモノと向き合いますが、「断捨離はモノを減らすが片付けではモノは減らない」という点も大きな違いです。
片付けは「モノの移動」ですが、今回のテーマである「断捨離でする片付け」は、「モノを減らしてから行う片付け」と言えます。
本当に必要なモノだけに囲まれた生活を送りたいのであれば「断捨離をしてから片付け」を、今のモノの状態に満足なのであればより使いやすいように収納方法を変えてみる片付け、など目的に合わせて片付け方をチョイスして下さい。
今の生活環境を替えたい、増えすぎたモノを減らしたい、引越しをするのでこれを機に断捨離したい、より良い人生を送りたい・・・など、断捨離を始めるきっかけは様々です。
断捨離をしてから片付けをするにはきちんとした計画が必要です。
モノの量にもよりますが、家中のすべてのモノを断捨離して片付けをしようと思ったら相当な日数を見ておかなくてはなりません。
モノの仕分け途中は当然のことながら部屋中が散らかりますし、断捨離だけに集中できる時間というのは限られています。
お仕事や家事の合間に短時間で断捨離をして片付けを終わらせるには時間も人手も要ります。
また断捨離で出た不必要なモノを処分する日も考えて作業を組み立てることも忘れないようにしたいですね。
一般ゴミの日、粗大ゴミの回収手配、リサイクルショップの利用など。
一気に片付けたい気持ちになりますが断捨離はできる範囲から計画的に行っていきましょう。
断捨離をする時に大切なのは「今の自分に必要か?」ということです。
常にこれを考えながらモノの購入や片付けをしていくうちに自然と必要なモノだけを選ぶ感覚が身につくとされています。
断捨離でモノの仕分けに迷った時は以下のことを問いかけてみて下さい。
モノが減れば当然、片付けや快適な部屋の維持も容易になります。
断捨離や片付けをしたい、と思っても自分でするにはあまりにもモノを大量に持ちすぎている人や、引越しなどの期日が迫っている人、時間的・体力的な理由から自分で作業をするのが難しい人がいます。
また本格的な終活を始めるので断捨離をして片付けをしたい人、自分ではなくて遠方に住む親の家を片付けたい人もいます。
このような断捨離や片付けをしたい人々の間で関心を集めているのが生前整理業者です。
断捨離や片付けを業者に依頼しようと思い立ったら、生前整理業者がオススメです。
断捨離や片付けであっても生前整理業者がオススメなのは、生前整理専門業者は依頼主の話の聞き取りを行い、見積もりを立てた上で、依頼主のこれからの生活に必要なものを使いやすく片付け、不用品を適切な方法で捨ててくれるからです。
つまり、自分が望んでいないものを捨てられる可能性がないということになります。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して生前整理を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている生前整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
モノが減らない普段の片付けと、モノを減らしてから行う断捨離をした上での片付け。
どちらが今のあなたにとって必要ですか?断捨離は自分自身を見つめ直す作業とも言えます。
自分にとって今必要なモノはどれか?どれくらいか?どのようなモノに囲まれた生活がしたいのか?断捨離後の片付けでモノを手放す代わりに何を得たいのか?
自分で行うにしても、専門の業者に依頼するにしても、断捨離で片付けをした後には新しい自分と出会える楽しみがありますね。
記事を読んで、断捨離や片付けに興味をもった方は下記の記事も参考にしてみて下さい。
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