片付け業者の業務内容・料金相場・選び方を解説します!
投稿日:2017年10月23日 更新日:2021年10月19日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
片付け業者に依頼することで、自分では苦手だったり時間がかかったりして進まない片付けをスピーディーに対応してくれます。
わたしたちは子供のころ、学校や家などで「片付けは自分でするもの」と教えられて育ちますが、いくら教えられても片付けが苦手な子はいます。
片付けができないまま大人になって、気がつけば部屋はゴミだらけ、足の踏み場もなく生活ができない、片付けなければいけないのにどうしたらいいか分からなくて困ります。
そんなときには、恥ずかしがることなく片付けの専門知識を持っている業者(片付け業者)に依頼するのがオススメです。
今回は片付け業者の業務内容や料金相場、片付け業者の選び方を分かりやすく解説していきます。片付け業者に依頼を考えている方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
まずは片付け業者の業務内容を学んでいきましょう。片付け業者に依頼することが出来る業務は大きく分けて下記の3つになります。
それぞれの片付け業者の業務について詳細を見ていきましょう。
片付け業者の業務内容の1つ目は整理整頓です。散らかっている部屋の物を収納スペースに戻してくれる作業を行っています。
「物を元の位置に戻すことが苦手・・・」「収納の活用方法が苦手・・・」という方は特に整理整頓を重点的に行ってもらうのが良いでしょう。
片付け業者の業務内容の2つ目は、処分です。部屋にあるものを「必要」「不要」に仕分け作業した上で、「不要」なものを処分してくれます。
処分は小さなものであれば自分でも行えますが、大型の家具や家電、小さいものでも大量にあれば量が重くて自分でも片付けられなくなってしまいます。片付け業者に依頼することで、そのような物の処分を依頼することができ、部屋の中をスッキリとさせる事ができるのです。
片付け業者の業務内容の3つ目は清掃です。整理整頓や処分が終わった後、ホコリやゴミが元々物があった場所には落ちていることが多々あります。そのような場合、片付け業者が掃除を行ってくれます。
ただし、本格的なハウスクリーニングのような掃除を希望する場合には、別途費用が発生するケースもありますので、お見積もりの際に聞いてみるようにしてください。
部屋の片付けができない人は、業者が部屋を片付けても、再び散らかしてしまいがちです。
そこで、片付け業者によっては、再び散らかさないようにアフターフォローのサービスを行っている業者もあります。
生活方法の相談に乗ったり、片付けやすい部屋を作ったりと、依頼主がゴミに埋もれて困らないように、具体的なサポートをしてくれます。
再度片付けを依頼するのは無料ではなくお金がかかってしまいますが、それでもリピートという事で少し安くしてくれることもあるようです。
片付けが苦手でゴミだらけの不衛生な部屋の住人に、片付けを誰かに依頼するよう勧めると、必ず返ってくる言葉があります。
「自分の部屋を見られるのが恥ずかしい」
その気持ちは分かりますが、見られて恥ずかしい部屋になったのは、片付けられないからです。
片付け業者はそんな依頼主のために仕事をしています。
片付けていない部屋を見慣れていますから、何とも思いません。それよりも、片付け業者が部屋を片付けることで依頼主が快適な新生活を送ってくれることを願っています。
「片付けを業者に依頼するのは恥ずかしいこと」とは思わずに、片付けを業者に依頼して綺麗サッパリと部屋をするようにしましょう。
片付け業者の業務内容をお伝えした後は、実際に片付け業者に依頼するといくら費用がかかるのかを見ていきましょう
ただし、片付ける部屋の広さや部屋数、ゴミの量によって値段は変わりますから、ご紹介する料金相場表はあくまでも参考だと思ってください。
部屋の広さ | 費用相場 |
---|---|
1R | 15,000〜130,000円 |
1DK | 35,000〜150,000円 |
1LDK・2DK | 46,000〜280,000円 |
2LDK・3DK | 59,000〜300,000円 |
3LDK・4DK | 70,000〜700,000円 |
4LDK・それ以上 | 100,000〜800,000円 |
上記が間取り別の片付け業者の料金相場表になります。見て分かるとおり、1Kの間取りでも15,000円~130,000円と幅があるのが分かります。
これが冒頭にもお伝えした、ゴミの量や作業量による料金の幅になります。原則としては「片付ける量が少ない=値段が安くなる」と考えて間違いありませんが、業者によってはマンションの5階でエレベーターがない場合には高くなるケースもあります。
したがって、現地でのお見積もりは出来る限り行うようにしてください。特に片付けの量が多い部屋・家は業者による料金のブレが大きくなりますので、特に重要です。
上記の料金相場表はハウスクリーニングの費用は含まれていませんでしたので、もし追加でハウスクリーニングを依頼する場合には、下記のような費用相場になります。
作業項目 | 費用相場 |
---|---|
キッチンのハウスクリーニング | 13,000〜33,000円 |
お風呂場のハウスクリーニング | 18,000〜49,000円 |
トイレのハウスクリーニング | 11,000〜42,000円 |
1部屋のハウスクリーニング | 10,000〜50,000円 |
ハウスクリーニングの料金相場も片付けの費用相場ほどではないものの幅があるのが分かります。これもハウスクリーニングの程度感によって変動しますので、片付け同様に現地でのお見積もりは取るようにしましょう。
片付け業者の料金相場には、幅があることは「片付け業者の料金相場」でご理解いただけたかと思いますが、この料金相場の幅は、都道府県によって変わるものではありません。
片付け業者の違いによる料金の幅です。
どういうことかと言うと、片付け業者には明確な料金設定が決まっていないため、それぞれの片付け業者が自由に設定することができます。
その結果、片付け業者毎による料金に幅が出てしまったというわけです。
しかし、共通して気を付けてほしいことが1つあります。
それは、遠方の片付け業者を呼ばないことです。
遠方の片付け業者を呼んでしまうと、片付け費用は安くても出張費や車両費が高くなってしまい、むしろ割高になる恐れがあるからです。
したがって、近場の片付け業者、もしくはオコマリのような全国にサービスを展開している業者を頼ることが良いでしょう。
いくらプロの片付け業者といえども、知らない異性を家に上げることに不安を持っている女性の方はいませんか?
そんな不安を持っている方も安心して利用できるのが、女性スタッフのいる片付け業者です。
最近は、女性スタッフのいる片付け業者も増えてきており、1人暮らしの女性でも利用しやすくなってきております。
ただし注意して欲しいのは、すべての作業を女性スタッフが出来る訳ではないという点です。整理整頓や掃除は女性スタッフでも対応可能ですが、処分の作業は女性スタッフではなく男性スタッフが行うことが多いですので、作業内容を聞くときに質問してみましょう。
また女性スタッフが常駐していない片付け業者では、女性スタッフを確保するために追加料金が発生する可能性もあります。お見積りの際に「女性スタッフを希望する」と伝えるようにして、料金に違いが無いかも聞いてみると良いでしょう。
自分では手に負えない片付けを片付け業者に依頼するとき、自分ではできないという困った状況に付け込んで、不正を働く業者がいます。
また、どこに何があるか分からないゴミの山をめぐるトラブルも発生します。
片付け業者に依頼するときに気を付けてほしい、起こりえるリスクをご紹介します。
片付けには時間・体力・気力が必要です。
依頼主はそれを肩代わりしてもらうために業者に片付けの依頼をするのですが、業者も時間・体力・気力が必要です。
片付けで一番手間がかかるのは、不用品の分別と処分です。
そこで、依頼主から料金だけを取って、不用品を山の中に不法投棄する業者がいます。
そのような業者を選んでしまうと、自分のゴミを他人に見られてしまうことになります。
また、不法投棄された自分のゴミを片付けるために、他の片付け業者に依頼し直す責任が発生するケースもあります。
ゴミで埋もれた部屋の中には、依頼主が忘れている貴重品も埋もれていることがあります。
片付け業者の中には、依頼主が忘れていることを利用して、貴重品を盗む片付け業者もあります。
部屋の片付けを片付け業者に依頼するとき、部屋を見られて恥ずかしいという気持ちがあります。
それは自分が部屋の片付けができないことを他人に知られたくないからです。だから、片付け業者には守秘義務があります。
依頼主から得た情報や部屋で見たことを話しません。片付け業者に依頼したことを他者に知られないように配慮する業者もある程です。
ところが、守秘義務を徹底できていない業者では、依頼主の秘密を他人に話してしまうことがあります。
現在、全国に片付け業者は1万社以上あると言われています。
その中には、専門知識と職業意識を持って片付けを行う業者もあれば、お金儲けのためだけに参入して適切な仕事をしない業者もあります。
この項では、優良な片付け業者の選び方をご紹介します。
片付け業者の見積もりをとるときに、スタッフから片付けの手順を聞きましょう。
優良な片付け業者は、片付けの手順の説明が明確で、依頼主のどんな質問にも丁寧に答えます。
こんなことを聞いたら、馬鹿にされるかもしれないと思うようなことも、どんどん質問してください。
納得できない業者に片付けを依頼しても、きちんとした仕事をしてもらえません。納得できる業者を選びましょう。
見積もりが届いたら、人件費や処分料などの明細の項目に添って、料金をチェックしましょう。
もし、明細が無く、金額しか書いていなかったら、その業者は信頼できません。
優良な業者は、人数と片付けにかかる時間から割り出した人件費、運搬の料金、処分費がかかる品物の数などを細かく書いています。
そして、追加料金の請求はありません。
明細を見て、少しでも分からないところがあったら、すぐに聞きましょう。優良な業者なら、はっきり答えてくれます。
優良な片付け業者を選ぶときに、料金や資格などで判断できないことがあります。
そのときは、話を聞いてくれるスタッフがいる業者を選びましょう。
「自分の部屋の片付けを依頼するのは恥ずかしい」「また散らかしてしまうかもしれない」そんな不安や、片付けなければいけない期日が迫っている、ゴミ捨てできない事情があるなどの依頼主の事情を聴いて、依頼主の気持ちに添った片付けができる業者が優良な業者です。
もし、スタッフが話を聞き流したり横柄な態度をとったりすれば、その業者は依頼主の気持ちに添った片付けをしてくれるか疑問です。
業者が行う片付けで何よりも大事なのは、依頼主が業者に部屋の片付けを依頼して、生活を変えたいと思っている。その気持ちを大切にすることです。
今は、インターネットがあり、片付け業者の評判を気軽に見ることができるため、片付け業者の評判を比較する事をおすすめします。
ただし、全ての情報を鵜吞みにしてしまうことも危険ですので注意しましょう。
なぜなら、自社の口コミを良く見せかけようと複数のアカウントからたくさんの投稿をしている業者もいるからです。
また、あまりにも評判が悪い片付け業者に依頼をすると、不満が残るような作業をされたりする可能性が高くなりますので、評判の悪い片付け業者には、依頼しない事をおすすめします。
ここまで、片付け業者の業務内容から選び方までご説明してきましたが、いかがでしょうか?
片付け業者を料金の安さだけで選ぶ人もいるかもしれませんが、できれば「片付け業者の選び方|おすすめする4つのポイント」+費用を見て片付け業者を選ぶ事をおすすめします。
もちろん、お金は非常に大切なものなのでできるだけ使いたくない気持ちもわかりますが、悪質な業者に依頼をしてしまうと無駄な労力と無駄な費用が必要になってしまいます。
そうした失敗を防ぐためにも、依頼をする前にもう1度信頼できる業者なのか考えてみてはいかがでしょうか?
全国に片付けを行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。
オコマリでは、お客様に安心して片付けを行ってもらうために、料金の見直しや業者の空き時間を活用するなどの工夫をすることで、業界最安値水準の料金を実現しました。もちろん、お見積り後に追加料金が発生することは一切ありません。
また、専門の相談員が親身になってお客様のご相談にのりますので、安心してご依頼頂けます。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
片付けには時間・体力・気力が必要です。
片付け業者に依頼すれば、それらを肩代わりしてくれます。ただし、片付け業者はたくさんの種類があります。
それぞれの業者の特色を理解することで、時間・体力・気力のうち、体力だけを肩代わりしてほしい人、気力に自信が無くて精神的なサポートもしてほしい人など、片付けの依頼主の個性に合わせて業者を選ぶことができます。
この記事を読んで、片付けだから苦手で業者に依頼したいけれど不安がある人、片付け業者とは何をしてくれるのか知りたい人など、片付けに関心があるけれど一歩踏み出せない人が、きっかけを得てくださるとうれしいです。
記事を読んで、片付けについてもっと知りたい!という方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
片付けのことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは片付けについて、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に片付けに詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。