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投稿日:2017年10月27日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
化粧品を断捨離したいのに捨てられない!という女性はとても多いのではないでしょうか。
女性の多くが、買ったばかりの新しい化粧品ばかりを使ってしまい、古い化粧品は断捨離せずに放置していると思われます。
ここでは、化粧品を断捨離したほうが良いと感じるためのコツを紹介し、断捨離したときの効果について説明していきます。
化粧品気持ちよく捨てることができるような断捨離のコツをいくつか紹介します。
知らない方も多いのですが、実は化粧品には食品のように、使うことができる期限があります。
化粧品の使用期限は、普通に保管していて3年以内に変質する製品に記載が義務付けられています。
しかも化粧品は、直接手で触れたり、肌につけたりしますから、雑菌が繁殖しやすいものです。
使用期限が書かれていないからといって、その化粧品が未来永劫使えるわけではないと認識しましょう。
ファンデーションなら1年以内、できれば1シーズンで断捨離するのが理想です。
口紅やアイシャドウなどは2年くらいを目安に断捨離しましょう。
マスカラやリキッドアイライナーなどは、開封してから3カ月くらいで固まってきますから、固まってきたら断捨離するくらいのペースで使用するのが良いです。
断捨離せずに使用期限が過ぎている化粧品を使うと、肌トラブルに見舞われることもあります。
「この化粧品を使うと吹き出物がでるんだけど」という化粧品は、すぐにでも断捨離しましょう。
なかでも自然派の化粧品は防腐剤の含有量が少ないので、一般の化粧品より早く痛むと考えて、早め早めの断捨離を心がけてください。
数回しか使っていないのに肌に合わなくて使わなくなった化粧品はありませんか。
または、何度か使ってみたけれど色味が肌になじまなくて使わなくなった化粧品は?
さまざまな理由で使わなくなった化粧品は、たとえ大量に残っていようと断捨離しましょう。
肌質や肌色はそうそう変わるものではありません。
化粧品には「いつか使えるかも」は通用しません。使わない、気に入らない化粧品は断捨離とルールづけましょう。
化粧品を全部出して並べていくと、「あれ、こんなのあったんだ」という化粧品に出会うかもしれません。
そんな存在すら忘れていたような化粧品は断捨離しましょう。
また、最期に使ったのがいつか覚えていないような化粧品も断捨離します。はじめに書いたように、化粧品には使用期限があります。
未開封であるならまだしも、一度でも使用した化粧品には雑菌が繁殖していると考え、未練を断ち切り断捨離します。
「旅行のときに便利だから」と大量にサンプルをため込んでいませんか。
たしかに使い捨てできるサンプルは、旅行には便利なものです。
しかし、1年に何度も旅行に行くような人は、現実にはほとんどいません。
サンプル品は日常的に使って消費するか、思い切ってすべて断捨離しましょう。
化粧品の断捨離をするときにもっとも大切なルールが、重複している化粧品を断捨離することでしょう。
口紅やアイシャドウ、チークシャドウ、アイライナーなど、メイクアップ品は、たくさんのカラーバリエーションを揃えてしまいがちです。
メイクアップ品はカラーバリエーションを豊富に持つことで、立体的で魅力的な表情を作ることができると信じられているからです。
リップメイクだけでも、リップライナー、グロス、口紅と3種類以上を使いこなすようなメイク術が紹介されています。
しかし、あなたは毎日、リップメイクに3種類以上使っているでしょうか。
ダブっている化粧品は、使用期限を思い出して、2年以上経過しているものから断捨離しましょう。
メイクアップ品は、今使っているものだけを手元に残して断捨離することが理想的です。
化粧品は、断捨離するときに注意が必要です。
なぜなら、コスメの中身は可燃ごみであるのに対し、容器はプラスチックや瓶であるため不燃ごみになるためです。
不燃ごみの捨て方は、各自治体によって異なりますので、自治体が公開している捨て方マニュアルを参考にして断捨離してください。
化粧品を断捨離して減らすと、さまざまな効果があるといわれています。
そんな断捨離効果を紹介します。
ゴテゴテと塗りたくっていたメイクアップから解放され、必要な分だけでメイクするようになりますから、メイク時間が短縮されます。
手元にある色が少なくなるため、今日は何色にしようか、と迷うこともなくなります。
化粧品を断捨離すると、メイク時間も断捨離できます。
化粧品を断捨離すると、当然ですが、収納スペースに余裕が出ます。
今まではドレッサーの前に何本も並んでいた化粧品の山がなくなり、コスメボックスにすべて収納できるようになります。
コスメボックス一つ分の化粧品になると、メイクはどこでもできるようになります。
洗面台の黄色い照明でメイクすると顔色が悪く見えて、色々と試したくなります。
しかし、朝日のような自然光を浴びてメイクすると、ナチュラルなメイクに近づきます。
メイクする場所を変えることで、メイクアップの工程も断捨離できるようになります。
静かなブームの肌断食をご存じですか。
肌断食とは、肌をこすらない、肌に余計な油分などを与えない、というもので、具体的にはクレンジングを使わずに落ちる程度のメイクを施し、洗顔後は最低限のケアにすることで、肌本来が持っている機能を回復させるというものです。
いわばお肌の断捨離です。
特に敏感肌だと思っている人の多くが、洗顔やクレンジング、メイクのし過ぎで肌荒れしていることが医学的にも証明されています。
化粧品の使用を最小限度まで断捨離することで、この肌断食を自然と実行することになります。
化粧品の断捨離ができると、いままで気になっていたお肌に関する情報が気にならなくなります。
シミにはこれ、シワにはこれが効く、といった女性誌や昼のワイドショーで紹介されるような美容情報から解放されるためです。
その効果が、むやみやたらと化粧品を買わないことにつながり、節約できるようになります。
断捨離を継続するには、買い物に慎重になり、無駄なモノを増やさないことが大切です。
美容情報に敏感に反応しなくなってこそ、化粧品の断捨離が成功したといえるかもしれません。
メイクそのものがシンプルになるため、持ち歩くメイク用品も断捨離できます。
そして、化粧ポーチの中身が見やすく、軽くなります。
断捨離で化粧品を減らすコツは、化粧品にも使用期限があると理解し、一定の期間が過ぎたら断捨離することです。
また、開封して一度でも使用したものは、雑菌が繁殖していますので、使っていないものはどんどん捨てる勇気を持つことです。
化粧品を断捨離できると、肌がきれいになったり、節約できたりといった効果もあります。
まずは全部出してみて、古いもの、使っていないもの、重複しているものは断捨離しましょう。
記事を読んで、断捨離のことをもっと知りたいと思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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