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投稿日:2017年10月27日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
「断捨離」と検索すると、経験者のブログが目に入ります。
断捨離して人生が変わった!という方もいれば、断捨離に失敗してしまった!という方もいます。
「不要だと思って捨てたのに、結局は買い直して失敗した」
「ゴミだとわかっているのに断捨離できない」
「せっかく断捨離したのに、リバウンドで衝動買いして失敗した」
多くの方が、断捨離の失敗について書いています。
このような断捨離の失敗例をみると、失敗しない断捨離の仕方を、はじめに考えてみる必要がありそうです。
ここでは、断捨離での失敗例を紹介するとともに、どうしたら失敗のない断捨離ができるのかについて、対処法を紹介します。
それでは、早速断捨離での失敗例を2つ紹介したいと思います。
断捨離を失敗する原因のひとつとして、できるだけ多くのものを捨てなければならないという固定概念があります。
多くのものを捨てることが、断捨離を成功させるコツだと思い込んでいる方もいます。
このような固定概念で断捨離すると、よく考えずにモノを捨てることになってしまい、失敗ということになりがちです。
自分にとっては不要なものであっても、家族と同居している以上、家族が必要だと考えているモノまで断捨離してしまうと、その家族からクレームが入ります。
家族が必要なモノは、断捨離しても後から再購入することになり、時間もお金も無駄になります。
断捨離を失敗させないためには、家族の意見も良く聞いて、断捨離すべきかどうかを家族全体で決めるようにしましょう。
断捨離での失敗例を見てきましたが、「断捨離をして失敗した」と後悔するものは何があるのでしょうか?
洋服や着物は、ついつい必要な物まで断捨離して失敗する傾向があるようです。
洋服や着物は、断捨離してしまうと同じものは手に入りにくいものです。
断捨離して失敗した!と思っても、あきらめるしかありません。
本は、気に入っていた本まで捨ててしまい、数年後に買いなおして、お金が無駄になったという声が目立ちます。
洋服や着物に比べれば、何度でも手に入りやすい本ですが、やはり再購入は失敗したという挫折感を高めます。
どうしても本を断捨離したい場合には、再購入することもやむをえないと覚悟して捨てないと、後悔先に立たずという失敗に悩まされることになります。
インターネットで音楽や映画をいつでも楽しめるようになった現在、レコードやCD・DVDは持っていても無用の長物となってきています。
ところが、レコード・CD・DVDには、音楽や映画とともに思い出が記憶されていて、この思い出をまるごと断捨離してしまったような気持ちになる方が少なくありません。
特に、買い替えの難しいレコードの断捨離は、失敗したと感じることも多いので慎重にした方が良さそうです。
子どものころから好きで集めていたコレクションを断捨離して、大失敗という方もいらっしゃいます。
コレクションの場合、オークションをたまたま見たら意外なほどの高値がついていることを知って、捨てるんじゃなかったと後悔することがあります。
断捨離に失敗しないためにも、コレクション類は、売った時の相場がいくらぐらいなのかを事前に確認した方が良いでしょう。
写真やビデオ類は、全てデジタルデータに変換して残すことができます。
合理的な判断で断捨離したつもりでも、後日、失敗したと感じないためには、一定期間の猶予をもって断捨離したり、家族の意見を聞いたりしてから断捨離しましょう。
断捨離で失敗しないためには、どうしたら良いのでしょうか。
ここでは、失敗して後悔しないための断捨離の仕方や考え方を紹介します。
最初のうちはトレーニングのつもりで、簡単なものから断捨離するようにしましょう。
賞味期限が切れた食べ物や、消費期限が過ぎた薬など、あきらかに捨ててよいものからはじめると失敗がありません。
特に初めて断捨離するときは、あきらかにゴミであると判断できるものから捨てることで失敗を防ぐことができます。
断捨離の失敗のなかには、中身を確認せずに捨ててしまって失敗した、という事例があります。
バッグに中身、袋の中は、ひとつひとつ確認してから捨てましょう。
もしかしたら通帳や鍵など、捨てるはずではなかったものがそこには入っているかもしれません。
大事なものまで捨てて失敗しないように、確認は怠らないようにしましょう。
失敗事例として、「人に言われて断捨離して失敗した」というものがあります。
断捨離は、単に片づけることが目的ではありません。
モノへの執着心を捨てるという、本来は精神的なものです。
捨てなければならないという義務感から断捨離すれば、失敗するのも当然です。
自分が心から断捨離したいと思わないときには、断捨離しない方が無難です。
失敗するより、断捨離しない方がましと考えましょう。
失敗しない断捨離のためには、判断を保留にするという決断も必要です。
断捨離するときに、必要なモノかどうか仕分けをしますが、このときにすぐに捨てるかどうか決められない場合には「保留」という箱に入れましょう。
断捨離を保留したモノは、1カ月後、2カ月後と期限を決めておき、その期限までに一度も使わなかったら処分すると決めます。
または、処分する前にもう一度中身を見直すことで、改めて断捨離の決意を固めるのも良いでしょう。
自分のペースで断捨離を進めることで、断捨離の失敗は防げます。焦りは禁物です。
失敗のない断捨離に大切なことは、自分なりの断捨離ルールを持つことです。
断捨離に時間の制限はありません。捨てる決断ができなければ、保留としておけばよいのです。
断捨離の目的は、モノへの執着から解き放たれ、自分らしい生活を送ることにあります。
失敗しないためには、「断捨離=捨てること」だけではないと認識しましょう。
断捨離が身についてくると、勢いがつきすぎて必要なモノまで捨ててしまうという失敗をすることもあります。
特に、大規模に断捨離をしようとすると、ひとつひとつ確認しながら捨てるかどうか判断することは、かなり難しい作業となります。
勢いがついて捨てないようにしたいとき、丹念に確認しながら断捨離したいときには、失敗しないように、断捨離したものをもらってくれるような友人に手伝ってもらうことも考えてみましょう。
失敗予防であっても、「友人に見せるのは抵抗がある」という場合には、プロに相談しながら断捨離をするという選択もあります。
片づけのプロには、便利屋、不用品回収業者、家事サービス、生前整理業者など、さまざまな業者が存在します。
もっともおすすめなのは生前整理業者です。
生前整理を専門とする業者は、モノの仕分け、整理、不用品の処分まで同時に行ってくれるため、もったいなくて断捨離ができない人には最適のだといえるでしょう。
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断捨離は義務ではありません。失敗して後悔するくらいなら断捨離しない方が良いのです。
家族や友達から見て不用品だとしても、あなたが大切だと思っているなら、それは必要な物です。
断捨離して失敗したと思いたくなければ残しておきましょう。
断捨離とは、単に物を捨てること、片づけることではありません。
断捨離で捨てるべきは、モノに対する執着心です。
断捨離で失敗したと嘆いている人は、まだモノに執着しているか、断捨離をするタイミングではないということでしょう。
失敗しないためにも、焦らずに断捨離に取り組みましょう。
記事を読んで、断捨離についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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