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投稿日:2017年10月28日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
引越しをする時は、誰しも新しい生活を想像してワクワクしますが、いざ引越し作業を開始してみると、不要な家具の処分に意外と困るものです。
特に一人暮らしの人であれば、引越しの時に大きなサイズの家具の処分に困った経験を持っている人もいるのではないでしょうか。
引越し時に不要になった家具の処分について、あなたはどれくらいの知識を持っていますか?
また、あなたは引越し時に出た不要家具をどのように処分したいでしょうか?
ここでは引越しの時の上手な家具処分の仕方や費用の目安、そして引越し時に家具を処分する時の注意点などを紹介していきます。
引越し時の家具処分をおこなう前に、まずは家具の中で必要なものと不要なものの選別から始める必要があります。
家具によっては処分するのに時間がかかるものもありますので、引越しが決まったらなるべく早めに家具処分の準備に取りかかるのが良いでしょう。
引越し時に処分する家具がある程度決まったら、次にそれらの家具をどのように処分するかを決めていきます。
引越し時の家具処分については、主に次のような方法があります。
引越し時の家具処分の方法の一つ目は、粗大ゴミとして処分することです。
粗大ゴミの出し方は、自治体によって異なってきます。
東京都ですと、インターネットで事前に粗大ゴミ回収の日時を申し込み、専用のチケットをコンビニなどで購入する必要があります。
そして、指定された日時に処分する家具を自分たちで収集場所へ持ち込みます。
また、違う自治体では月1度に粗大ゴミの日があり、そこで回収してもらう形になります。
上記の方法以外にも、こちらから家具の持ち込みをすれば処分費用が少し安くなるところもありますので、詳細な家具の処分方法については、居住する自治体に確認してみましょう。
自治体によっては、インターネットから家具処分にかかる料金を確認することも可能です。
なお、パソコンや、冷蔵庫などの大型の家電はリサイクルに回す必要がありますので、処分はしてもらえません。
引越し業者によっては、引越し当日に不要になった家具を処分してくれるところがあります。
基本は有料ですが、無料で家具処分をおこなってくれる引越し業者もあります。
しかし、引越し業者によっては処分できる家具の点数があらかじめ決められているなど、いろいろな制約があります。
引越し当日、家具処分のことを考えないで作業が進められるというのは気分的にもかなり大きいものです。
もちろんプランや家具処分の方法などは引越し会社によって違いますので、引越し時に家具の処分を考えている場合はこちらも確認が必要です。
近年、リサイクル・リユースの概念の上昇と、そのニーズに伴ってリサイクルショップの数が非常に増えてきました。
引越しで出た不要な家具は、リサイクルショップに持ち込んで買い取ってもらうのも処分方法のひとつです。
持ち込んだ家具はひとつひとつ丁寧に査定がされ、買い取り代金としてしかるべき金額が支払われます。
ただし、家具の状態が悪いと買い取ってもらえないことがありますので、引越し時に出た不要家具はできるだけきれいにしてから査定に出すようにしましょう。
店舗によっては、出張サービスを実施しているところもあります。
家具には重いものや大きなものもたくさんありますので、必要に応じて利用しましょう。
引越し時に出た家具を処分する先として、リサイクルショップと人気を2分しているのがネットオークションやフリマサイトです。
家具の出品も可能ですし、簡単に利用できることから、比較的若い層の利用者も増えています。
引越し時の家具をオークションやフリマサイトを利用して処分する一番のメリットは、もしかしたらリサイクルショップに売る時よりも高値で処分することができるかも知れない、ということです。
意外なものに意外な値段が付くことは、オークションやフリマサイトではよくあることですので、家具にとってもそれは例外ではありません。
少しでも高値で家具処分をしたい人はこちらを選んで処分しても良いかも知れませんね。
ただし、オークションやフリマサイトで引越し時の家具処分をする場合、ネットでの商品の出品作業や発送作業、購入者とのやりとりなどを全て自分でおこなう必要があります。
それらの作業を面倒だと感じる人は、他の家具処分方法を選択しましょう。
引越し時に出た不要な家具を処分したいが、自分ではどうしても時間がないという人におすすめしたいのが、不用品回収業者を利用して家具を処分する方法です。
車で自宅まで引き取りに来てもらうことも可能ですので、専門の業者に引越し時の家具処分を依頼することで、時間と労力をかけず比較的簡単に引越し時に出た不要家具を処分することができます。
しかし、不用品回収業者の中には違法業者が少なからず存在しています。
特にアナウンスを流しながらトラックなどで地域を巡回している業者には注意が必要で、家具の回収を依頼したら高額な代金を請求されたという報告も寄せられています。
違法な業者による家具や家電などの不法投棄の事例もありますので、引越し時に出た不要な家具を不用品回収業者に依頼して処分したいという人は、安心して任せられる業者を慎重に選んだうえで処分を申し込むようにしましょう。
不用品業者がホームページを持っている場合は、家具処分を依頼する前に、利用料金が明確にされているか・必要な資格を持っているか、連絡先などがきちんと表記されているかなどを確認すると良いでしょう。
引越し時の家具の処分方法についてみて来ましたが、引越し時の家具処分の費用はどれくらいなのでしょうか?
ここからは、家具の処分にかかる費用についてお伝えしていきます。
粗大ゴミの処分料金は、自治体によって無料の所もありますが、東京都では有料になっています。
下記は、東京23区で粗大ごみを処分した際にかかる料金表の一部です。
粗大ごみの大きさや素材に応じてこれらの料金相場が変わる場合もあります。
粗大ごみの品目名 | 粗大ごみの処理にかかる料金 |
オイルヒーター | 700円 |
ガスコンロ | 300円 |
照明器具 | 300円 |
電子レンジ | 300円 |
掃除機 | 300円 |
ミシン(卓上式) | 700円 |
食器洗い乾燥機 | 1,000円 |
プリンター(高さ30cm以上) | 1,000円 |
こたつ(家具調) | 700円 |
こたつ板 | 300円 |
不用品回収業者などに引越し時の家具の処分を依頼する際の費用相場下記のとおりです。
不用品回収業者に引越し時の家具処分を依頼する場合、3つのパターンの費用表があります。
まずは、家具単体での費用相場になります。
家具の種類 | 買取金額の目安 |
ベッド | 3,000円~5,000円 |
タンス | 3,000円~10,000円 |
ソファー | 5,000円~15,000円 |
テーブル | 3,000円~10,000円 |
続いてトラック単位で費用相場です。
トラック単位プラン | 料金 |
軽トラック | 50,000円前後 |
2tトラック | 100,000円前後 |
最後に部屋の間取り単位での費用相場です。
部屋の間取りが広くても捨てる家具の量が少なければ、家具の処分費用は安くなります。
部屋の間取り単位 | 料金の相場 |
1R | 75,000〜130,000円 |
1DK | 135,000〜250,000円 |
1LDK・2DK | 160,000〜280,000円 |
2LDK・3DK | 190,000〜300,000円 |
3LDK・4DK | 250,000〜700,000円 |
4LDK・それ以上 | 370,000〜800,000円 |
引越し時の不要家具を少しでも高く買い取ってもらうためには、次のことに注意して処分を行いましょう。
当然、家具に付着した汚れや破損状態も査定金額に影響があります。
リサイクルショップで家具を高く買ってもらいたい時は、処分前にほこりを拭くなど状態を少しでも良くしておくことが大切です。
特に引越し時に出た不要家具であれば、これまで長い間使用していたことがほとんどです。
処分する家具は、査定が終わって引き取ってもらった後は店頭に並ぶ「商品」となるものですので、次に使ってくれる人のためにも家具をきれいな状態に保ちましょう。
処分したい家具の中にアンティークなどの家具が含まれていた場合、通常のリサイクルショップで買い取ってもらうよりも、アンティーク家具の専門業者を利用して家具の処分をする方が高い査定金額が出ることがあります。
家具処分をする際によく見極めてから売却するようにしましょう。
引越し時に家具の処分をする場合、注意すべき事項は何でしょうか?
家具処分時の注意点を3つのケースに分けてご紹介します。
オークションやフリマで家具を処分するといっても、出品した家具が全て高額になることはなく、多くの場合は買った時よりどうしても安い値段になってしまいます。
そのことを念頭に置いたうえで家具処分を行いましょう。
また、これらのサイトではほとんどの場合、出品者が家具の配送料を負担することになります。
オークションやフリマでよく見られるのが、出品する家具の状態や梱包の仕方についてのトラブルです。
いくら商品ページに画像が添付されていても、実物の家具とはやはりどこか違うものです。
クレームに繋がらないよう、処分する家具についてはできるだけ詳細な情報開示と、丁寧な梱包に努めましょう。
処分できる家具の種類は、自治体によって変わってきます。
テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機・パソコンは処分ができないため、その他の家具と違って自分たちで所定の方法に従ってリサイクルに出す必要があります。
また、家具処分の申し込みをしても、実際に家具を回収してもらえる日程は自治体から提示された日のみとなりますので、仕事をしている人などはなかなか家具処分のための予定が取りづらいというデメリットもあります。
最近ではインターネットで家具処分の申し込み後、粗大ゴミの受付センターに直接処分する家具を持ち込めば、手数料が安くなるところもあるようです。
引越しなどで家具を処分する必要がある人は、確認してみてください。
業者に依頼して引越し時の家具を処分する場合、家具の量が多いと高額な料金が発生することがあります。
そんな時は複数の業者で相見積もりを取り、料金を比較して家具処分を依頼する業者を決定しましょう。
また、その業者が見積もりを出さない・料金があいまいなどという場合は、違法業者である可能性も高いので注意した方がいいでしょう。
家具処分をおこなう前に、業者の評判やクチコミをインターネットで調べるのも方法のひとつです。
全国に片付けをしてくれる業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して不用品回収を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている業者は一般的な不用品回収業者ではなく、オコマリのスタッフが1社1社面談して厳選した業者のみになっており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
引越し時の家具処分は、その方法さえ知っていれば比較的スムーズに進めることができます。
引越し当日の身体的・心理的負担を少しでも減らすためにも、予め家具の処分に必要な知識を身に付けたうえで引越し作業を開始しましょう。
そして引越し先では、新たな気分で新しい生活をスタートさせたいですね。
記事を読んで、引越し時の物の家具の処分についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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