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投稿日:2017年11月04日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
独り立ちし、実家を離れたあと、その実家はどうなっているでしょうか?
実家はかつて自分も生活した大切な場所です。
自分が年を重ねると同時に、実家で暮らす親も年を重ねます。
人は高齢になると、物を捨てられなくなったり、体が不自由になり片付けることが困難になったりします。
親が元気なうちに、実家の断捨離に取り組んではみませんか?
断捨離という言葉を最近よく耳にしますが、どのようなものかご存知ですか?
断捨離といえば、「物を捨てる」というイメージが強いですが、実はそれだけではありません。
断捨離とは、不要な物は捨て、余計な物は増やさず、物に対する執着をなくすことを言います。
ただ物を捨てて減らせばよいというわけではなく、物に執着することなく、最低限必要な物のみに囲まれて生活するということです。
日々の暮らしを見直してみると、意外と不要な物に囲まれて過ごしていることに気が付きます。
断捨離は、快適な生活を送るためだけでなく、私たちの日々の生活を見直すきっかけとなります。
実家といえば、どの家庭でも物が多く、古い物も大切に保管していることが多いと感じませんか?
実家には、私たちが子供頃に使っていた物や思い出の品や着なくなった昔の衣類を大切に保管してあり、物で溢れていることもあります。
子供が実家を離れた後、その実家はどうなるのでしょうか?
おそらくどの家庭も、実家にはたくさんの物が残され、実家に住む親は物に囲まれたまま生活していくことと思います。
高齢になると、大きな家具を動かすことは困難になりますし、実家の断捨離をするのも重労働となります。
だからと言って実家の断捨離をせずに物を放置してしまうと、物に躓いて転んだり、地震で物が倒れてけがをしたりするので、とても危険です。
また、たくさんの荷物を実家に残したまま、親がこの世を去ってしまうと、残された家族が実家の遺品整理に追われることとなります。
その為、親が元気なうちに、家族が一丸となって実家の断捨離することが大切です。
実家を断捨離するタイミングとしては、子供が実家を離れるときや親が生前整理を意識したときなどがおすすめです。
実家の断捨離は、もちろん自分で行うことが可能です。
自分や家族のみで実家の断捨離を行う場合は、費用は掛からない反面、時間や労力は大きいものとなります。
また、実家の断捨離では、実家で暮らす家族の持ち物がほとんどのため、勝手に捨てるわけにはいきません。
つまり、実家の断捨離には家族の協力が必要不可欠となります。
断捨離は、実家であろうとワンルームであろうと流れは同じです。
しかし、実家は部屋数や物が多いことがあるため、実家の断捨離はたった1日やっただけでは終わらないことを念頭に置いて始めましょう。
実家の断捨離のポイントとして、1部屋ずつ作業を行うようにしましょう。
実家の断捨離は1日で終わらない可能性があるため、色々な場所に手を付けてしまうと、かえって散らかってしまいます。
まずは、物置部屋などの不用品が多い部屋から始め、いるものといらないものを仕分けていきます。
不要な物が多い場所から始めることで、捨てることへの抵抗感を減らしていくことができます。
実家の全ての部屋の仕分けが終わったら、不用品を処分します。
これだけで、実家はだいぶすっきりするはずです。
実家に多くありがちな物に衣類や食器類があります。
実家には、古くなって着ていない衣類や、普段使わない食器であっても、「いつか使うかも」と保管していることが多くあります。
特に高齢の方は、汚れていなかったり割れていなかったりすると、捨てるのはもったいないからと捨てずに保管しておく傾向にあります。
実家の断捨離で最も苦労するのが、この「使わないけれど壊れていないものの断捨離」です。
衣類や食器類は、特に捨てることにためらいを感じる方が多いため、断捨離がうまくいかない品でもあります。
そこで、実家で衣類や食器類をうまく断捨離するには、「似ているものは1つを残して残りは捨てる」ことです。
もしも、どうしても捨てることに抵抗があるということであれば、リサイクルショップやフリーマーケットに出してみるのもおすすめです。
リサイクルショップであれば、買取金額がつかなくても引き取ってもらえることもあります。
実家では、子供のころの写真を大切に保管してあることが多いですよね。
昔の写真は現像するしか方法がなかったために、現像した写真が大量にあることも少なくありません。
写真は意外と場所をとる上に捨てることもできず、断捨離するには手を付けづらい品です。
写真の断捨離方法は2つあります。
1つは、全ての写真を確認して、本当に残したいもの以外を捨てる方法です。
一番断捨離らしい方法ですが、捨てた写真は二度と見ることができない点がデメリットとなります。
2つ目に、スキャンしてデジタル化する方法です。
少し手間ではありますが、1枚ずつスキャンしてパソコンやUSBメモリなどに保存します。
この方法であれば、スキャンした写真は全て捨てられますし、パソコンからいつでもプリントすることができます。
実家にある不用品が全て廃棄できたら、次は収納に取り掛かります。
断捨離は物を捨てるだけではないため、収納とその後の心構えが重要となります。
使う場所ごとに、収納ボックスなどを活用して収納します。
収納ボックスには中身をラベリングすると、使った後にしまいやすくなり、散らかるのを防ぐことができます。
また、実家の断捨離を実行する上で一番重要となるのが、その後の心構えです。
一度実家をきれいにしたら、その後は物を増やさないようにすることが重要となります。
実家に住む家族全員が、一つ物を増やしたら、一つ物を捨てることを頭に入れて生活するように心がけましょう。
実家の断捨離を行う上で、いくつか注意点があります。
まず、実家の断捨離で多いのが「親とのトラブル」です。
実家は親の住まいです。実家にある持ち物のほとんどが親の物でしょう。
子供が張り切って断捨離を進めようと、「これも捨てる、これもいらない」と決めつけてしまうと、親は実家の断捨離に後ろ向きになってしまいます。
高齢になると、物に対しての執着心が強くなり、物が捨てられない人が多くなります。
子供にとっては不要な物でも、親にとっては思い出深いものかもしれません。
実家の断捨離はあくまでも実家で暮らす人が主導権を持っていることを忘れないようにしましょう。
とはいえ、親に任せると物が減らないという場合には、前向きな声かけをして実家の断捨離を進めていきましょう。
「同じようなものが2つあったら1つは捨てようね」「この服は最近着ていないからリサイクルに出してみようか」と徐々に断捨離していくと、だんだん捨てることへの抵抗感がなくなっていきます。
次に、「実家に住む家族全員が同じ気持ちでないと断捨離できない」という点があります。
断捨離は、物を捨てるだけでなく、物を増やさないことがポイントです。
子供は断捨離に積極的であっても、実家に住む家族が断捨離に否定的であれば、断捨離はうまくいきません。
物を捨てることは簡単ですが、物を増やさないようにしようという意識はなかなか変えることはできません。
実家の断捨離を成功させるためには、実家に住む家族全員が、実家の断捨離に納得していないとうまくいかない可能性があります。
実家に保管されている物が多かったり、親の体が不自由で実家の断捨離が思うように進まなかったりすることもあります。
そのような場合は、業者に協力してもらい、実家の断捨離を進めましょう。
実家の断捨離を業者に依頼するなら、片付けのプロである生前整理専門業者に依頼しましょう。
生前整理とは、自分が生きているうちに部屋の中を整理、片付けしておくことです。
実家の断捨離であっても生前整理業者がオススメなのは、生前整理専門業者は依頼主の話の聞き取りを行い、見積もりを立てた上で、依頼主のこれからの生活に必要なものを使いやすく片付け、収納し、不用品を適切な方法で捨ててくれるからです。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
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実家の断捨離は簡単にできるものではありません。
はじめは捨てることにためらうでしょうし、実家の断捨離を進めていくと予想以上に重労働であることに気づくと思います。
しかし、実家の断捨離は遅かれ早かれやらなければならないことです。
実家に物が多いと、怪我や事故のもとですし、親の死後に実家の遺品整理に追われることになってしまうので、実家の断捨離は必要ですよね。
実家の状況に合わせて、適切に業者に依頼して断捨離を進めていきましょう。
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