片付けをプロに依頼するメリット・デメリットや料金相場を紹介!
投稿日:2017年11月17日 更新日:2021年10月01日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
片付けのプロに、家や部屋の片付けを依頼したいと思ったことはありませんか?
人によって所有している物の量というのは、それぞれ違ってきます。物が少ない人の家の場合、片付けに悩むことも少ないでしょう。
しかし、物が多い人の家の場合、収納スペースに入りきらなかった物がそこかしこに散らばっているという状態が日常と化しているのではないでしょうか。
散らかっている部屋を片付けを始めようとしてもさまざまな理由から始められないという人もいらっしゃいます。
上手にやろうとすればするほど、やる気がなくなっていく人や片付け方が分からなくて途方に暮れている人、単純に片付けの時間がとれない人などが挙げられます。
この記事では、「そんな風に片付けが上手くいかない」「そもそも片付けが出来ない」という方に向けて、片付けをプロに依頼するとどのようなサービスを行ってくれるのか?また、どのようなメリット・デメリットがあるのかなどを解説していきます。
片付けのプロに依頼する前に、「片付け」と「掃除」の違いを確認しておきましょう。
皆さんは「片付け」と「掃除」を同じことだと思っていませんか?
実は「片付け」と「掃除」では作業内容が異なります。「片付け」と「掃除」の違いは以下の通りです。
したがって、まずは自分の部屋に必要なのは「掃除」なのか「片付け」なのか判断しましょう。そして「片付けのプロに依頼したい」と思っていた具体的な作業内容も確認しておきます。
物が多くあふれていたり、うまく収納できていない場合は「片付け」、部屋がゴミや埃によって汚れている場合は「掃除」するようにしましょう。
自分の部屋には掃除が必要だと思われる方は、下記の記事を参考に掃除を行ってみてください。
自力で部屋を片付けようとすると、非常に時間と手間がかかってしまい、結局片付けきれなかったという経験ないでしょうか?
片付けのプロに依頼するとそのわずらわしさを全て解決してくれます。
では、片付けのプロは具体的に何をしてくれるのかご紹介していきます。
まず行う作業は不用品の仕分けです。
これは事前に自分で行っておかなければならないと思っている人もいると思いますが、仕分けも片付け業者にしてもらうことができます。
また、大切な物や捨てたくないものがある人は、事前に指定しておくことも可能ですし、片付け業者と一緒に仕分けすることも可能ですので、ご安心ください。
次に、不用品の分別を行います。
仕分けをして不用品と判断したものを「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」をはじめ「粗大ごみ」「資源ごみ」と細かく分別していきます。
この作業も片付け業者に依頼するとあっという間に終わりますが、1人で行うとかなりの時間が必要になるほか、1度のゴミ出しでは処分しきれない可能性すらあります。
また、各自治体によってゴミの処分方法は変わってきますので、自分で行う際は事前に確認しておくことが大切です。
最後に、不用品の回収・処分を行います。
前述したように、各自治体によってゴミの処分方法は違うため、自分1人で行おうとするとかなりの時間を消費するでしょう。
その点、業者に依頼することで適切な方法で適切な処理をしてくれます。
家具や家電などの粗大ごみが多い部屋を片付けようと思った場合は、体力面も考えて、片付け業者に依頼する方が良いでしょう。
また、オプション料金にはなりますが、不用品の回収・処分が終わった後、希望者にはハウスクリーニングをする業者もあります。
間取り | 作業人数 | 料金相場 |
---|---|---|
1K・1R | 1~2名 | 25,000~75,000円 |
1DK | 2~3名 | 50,000~100,000円 |
1LDK | 2~3名 | 80,000~200,000円 |
2DK | 3~4名 | 100,000~230,000円 |
2LDK | 4~6名 | 115,000~280,000円 |
3DK以上 | 4名以上 | 140,000円以上 |
片付けをプロに依頼したときの費用相場は、上記のように間取り別で決まっていることが多くあります。ただし、片付けのプロによっては、時間ベースで料金が決まっている場合もあり、1時間3,000~5,000円が相場です。
上記の表で気になるのは、同じ間取りでも料金に幅が大きくある点だと思います。これは、実際の作業量や作業で出たゴミの量によって片付けの費用相場は変動しているからです。
また、ハウスクリーニングなどの追加作業を依頼したい場合も、お見積り時の料金は変動してきます。その他にも「女性スタッフのみで片付けをして欲しい」というケースでは、女性スタッフを急遽集めるために追加料金がかかる場合もあります。
したがって、片付けのプロに依頼したい場合には必ず現地への見積もりに来てもらうようにして、正確な見積書をもらうようにしましょう。
家の中が物で埋め尽くされていると、住人がいくらその状況に慣れたとしても体の疲れをとることは結構難しいです。
ましてや、物が多すぎてゴミ屋敷と呼ばれるまでになっていれば、休むのはなおさら大変でしょう。
片付けを1人で行うのも良いですが、それをすることがなかなか出来ない場合、片付けをプロに依頼する選択肢もありだと言えます。
しかし、片付けをプロへ頼む場合、具体的にどのようなメリットが考えられるでしょうか。
この項目では、片付けをプロに依頼した場合に発生するメリットを3つに絞ってご説明いたします。
片付けをプロへ依頼したい人は、そもそもどのような理由から自分で片付けが出来ないのでしょうか。
例えば、仕事が忙しくて家にあまりいない、家へ帰る時間帯が遅い人の場合、片付けの時間をとることが難しいです。
他にも、片付ける物の中に大型製品や家電製品が入っている人の場合、処分のやり方が複雑で面倒という理由で片付けに本腰を入れることが出来ません。
その為、片付けたいけど片付けられない家具や家電などが、家の中にいつまでもある状態になっているという人もいます。
更には、1人暮らしの女性や高齢者など、体力があまりない人の場合、物の量が多ければ多いほど途中で疲れてしまい、片付け作業が進みません。
また、大きな物や重い物の片付けは無理をすると、腰を痛めてしまう可能性があります。
上記のような手間がかからないように、片付けをプロに任せることで、問題を解消することができます。
時間をかけず、手間もとらせず、プロにやってもらえるのはメリットと言えるでしょう。
片付けをプロへ依頼したい人の中には、親戚や友達に頼みたくないからプロへお願いするという人もいます。
何故なら、プロに頼んだ方が余計な気遣いをせずに済むからです。
家の中の片付けを親戚や友達など、身近な人たちにお願いした場合、謝礼付きでやってくれる人もいれば、何の見返りも求めずに手伝ってくれる人もいます。依頼した側が気を遣ってしまうのは後者の方です。
いくら身近な人が相手とはいえ、親しき仲にも礼儀ありといいます。
相手が見返りを求めていないとしても、片付けが終わった後に交通費くらい渡した方が良いだろう、食事を奢るくらいはした方が良いだろうなど、お礼について考えます。
お礼の内容がはっきりしていない為、返って気を遣いすぎて疲れてしまうのです。
その点、プロならば身近な人ではなく、見知らぬ他人です。費用こそかかるものの、その分だけ気を遣わずに作業を頼むことができます。
片付けをプロへ依頼したい人の多くは、家の中をただ片付けてくれることを1番の望みとしています。
もちろんそれ自体は良いのですが、問題はプロが家の中を片付けた後です。
片付けが終わった後の家は、住人が快適に暮らせる空間が広がっていることでしょう。
しかし、時間が経つごとに、またじわじわと元の散らかった空間へ逆戻りしていく人は案外多いです。
住民の行動が以前と変わらなければ、いくらプロに片付けを依頼したとしても、それは一時的なものに過ぎないのです。
ですが、プロの中には片付けだけにとどまらず、片付けのコツを教えてくれるサービスをしている所もあります。
依頼者の生活に合わせたアドバイスをしてくれる為、自分1人だけで出来る無理のないやりやすい片付け方が分かるようになります。
プロからの的確なアドバイスを受けることにより、物が多すぎてどこから片付ければ良いのか分からないなどの理由で困っていた人は、片付けを楽しめるようになるでしょう。
片付けをプロに依頼する上で生まれるメリットについては、ご理解いただけたことと思います。
次は、メリットと反対の位置にあるデメリットについてです。
片付けをプロに依頼するのは良い面ばかりではありません。人によってはあまり気が進まない面も出てきます。
この項目では、片付けをプロに依頼して生まれるデメリットを2つに絞ってご説明いたします。
プロに家の中の片付けを依頼すると、当然ながら家の中に他人を上げる必要があります。
必要なことと頭では理解していても、自分の部屋の中を他人に見せるというのには抵抗のある人もいることでしょう。
選んだプロが悪質だった場合、個人情報や大切にしている物を盗まれるという事態が起きる可能性も考えられます。
そうならないよう信頼できるプロを探す為、サービス内容の確認や見積もり比較を必ずしておきます。
怪しく感じる部分や疑問点などは放置せずに追及し、相手がきちんと答えられるかを見て、信頼出来るプロかどうか見極めましょう。
また、女性が依頼する場合、見知らぬ男性を部屋に入れたくないと思われる方もいるでしょう。
そういった方は、女性スタッフがいる片付けのプロに依頼するようにしましょう。
昨今、片付け業界でも女性スタッフの方々が勤務するようになりましたのでご安心ください。
しかし、何も指定しなかった場合、女性スタッフがいる片付け業者でも男性が来ることはありますので、事前に電話などで女性のスタッフを希望する旨を伝えましょう。
プロに片付けを頼むと費用がかかる分だけ、気を遣わずに片付けを任せられるとメリットの項目で先述いたしました。
ですが、気を遣わなくて済むメリットよりも、費用がかかることをデメリットとして受け取る人もいます。
プロの片付けで費用がかかるのは、専門知識や技術、プロが持つ専用の掃除道具などを状況に応じて使い分け、仕事をこなしていくためです。また、人の時間を使って片付けをしてもらう訳ですから、人件費もかかってきます。
お金が払えないと依頼できませんので、費用の面は重要な判断軸になるでしょう。片付けのプロによっては、予算内の作業を提案してくれたり、分割払いに対応していたりする所もあります。まずは片付けのプロに相談してみて、正直にお金の支払い方については聞いてみるのが良いでしょう。
自分で「どうしよう・・・」と悩んでいても何も解決しませんので、「予算に限りがある」「お金はそんなに支払えそうにない」と素直に伝えてみるのがオススメです。
全国に片付けを行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。
オコマリでは、お客様に安心して片付けを行ってもらうために、料金の見直しや業者の空き時間を活用するなどの工夫をすることで、業界最安値水準の料金を実現しました。もちろん、お見積り後に追加料金が発生することは一切ありません。
また、専門の相談員が親身になってお客様のご相談にのりますので、安心してご依頼頂けます。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
ここまで、片付けをプロに依頼したときの料金相場やメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、「どうしても自分で片付けたい」と思われている方もいるでしょう。
そんな方に1つアドバイスを送るとしたら、片付けのプロが書いているブログを読む事をおすすめします。
実際に作業してみてどう感じたのかを執筆しているため、きっとあなたの役に立つはずです。
インターネットで「片付け+ブログ」や「片付け+〇〇(片付けたい場所)」などと検索してみましょう。
また、この記事を執筆しているオコマリも片付けのプロとして記事を書いていますので、興味のある方は、下記の記事をご覧ください。
片付けという言葉だけだと、自分1人だけで簡単に出来そうなイメージですが、家の中の状況によっては人の手を借りないと出来ない場合もあります。
友達や親戚に頼るのも1つの手ですが、身近な人だと返って気を遣ってしまい、疲れてしまうこともあります。
プロに任せておけば家の中を綺麗にしてくれるだけではなく、片付けのコツまで教えてくれる所もあるのです。
無理に1人だけで頑張ろうとせず、プロに頼って家の中を綺麗な状態に戻しましょう。
記事を読んで、片付けについてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
片付けのことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは片付けについて、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に片付けに詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。