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投稿日:2017年11月19日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
「廃品回収」と聞くと、子供の頃に学校行事や町内会でご近所の家々を回ったことを思い出す人も多いのではないでしょうか?
最近では廃品回収よりも不用品回収という言葉のほうが一般的のようです。
そもそも廃品回収と不用品回収ってどこが違うのでしょうか?
今回は廃品回収の意味を考えながら、廃品回収業者の利用方法や料金相場などをお伝えしていきます。
廃品と不用品、それぞれの意味をわかって使い分けている人はほとんどいないと思います。
環境省では廃品回収業者と不用品回収業者を総称して「不用品回収業者」としています。
つまりは廃品回収をしている不用品回収業者と、不用品回収をしている不用品回収業者が混在しているのです。
とてもややこしいですよね。
廃品とは使わなくなったもの・いらないものを表す言葉であり、漢字で書くと「不要品」ということになります。
一方の「不用品」は使えないもの・壊れているものを表しています。
おおまかに言えばリサイクル可能なものが廃品であり、ごみになるものが不用品ということです。
廃品回収とはリサイクル可能で資源になるような廃品を回収することです。
廃品回収で集められたものは修理されたのち販売されます。
修理された廃品の多くは海外へ輸出されますが、廃品回収業者が国内の実店舗で販売することもあります。
リサイクル可能な廃品の回収が目的なので、基本的にリサイクルできないものは回収しません。
不用品回収は廃品を含めたごみの回収を行います。
廃品回収では引き取らないような完全に壊れた家電なども回収の対象になります。
最近では買取を行っている不用品回収業者もいるので状態のいい廃品であれば買取してもらえます。
廃品回収の業界自体に明確な料金の基準と言ったようなものはなく、基本的には業者任せです。
ほとんどの業者が3,000円~5,000円ほどの出張費プラス回収品ごとの料金という計算で請け負っています。
引越しの時や断捨離などで大量の廃品が出る場合は、個別の料金だと非常に高くなるのでトラック積み放題や、部屋の間取りに応じたパック料金が人気です。
また廃品の運搬が階段のみである、営業時間外の作業である、などはオプション料金が加算されます。
廃品回収を依頼する時には見積り書を書面でもらうことや、見積もり以外の料金が発生しないことなどを確認しておくといいでしょう。
業者ごとに廃品回収の料金に差はありますが、大体の相場を載せますので参考にして下さい。
品目 | 料金 |
テレビ | 4,000円~6,000円 |
洗濯機 | 5,000円~8,000円 |
冷蔵庫 | 5,000円~10,000円 |
エアコン | 3,000円~8,000円 |
ベッド(本体) | 3,000円~6,000円 |
マットレス | 2,000円~5,000円 |
ソファ | 2,000円~5,000円 |
テーブル | 2,000円~5,000円 |
タンス | 3,000円~8,000円 |
プラン | 料金 |
軽トラック | 50,000円前後 |
2tトラック | 90,000円前後 |
間取り | 料金 |
1K | 60,000円〜140,000円 |
1K〜1LDK | 130,000円〜170,000円 |
2DK〜2LDK | 180,000円〜250,000円 |
2LDK〜3DK | 250,000円〜350,000円 |
3DK〜3LDK | 350,000円~400,000円 |
ごみ部屋・ごみ屋敷 | 現地確認後に見積り |
廃品回収業者の中には注意しないといけない業者も、残念ながら少なからずいます。
その代表的な業者が「無料で廃品を引き取ります」とアナウンスしながら街中を走っている廃品回収車です。
普通に正しく廃品を処分するには先ほど紹介したような料金がかかります。
廃品の量にもよりますが決して安い金額ではありません。
そこに無料で廃品を引き取ってくれる業者が現れたら、つい利用したくなるのが人情ですよね。
しかしこうした無料をうたっている廃品回収業者にはトラブルが多いのも事実です。
よくあるトラブルの事例は以下の通りです。
廃品回収車の多くが自治体の許可・認可を得ていない不法営業の業者です。
このような廃品回収車は「廃棄物処理法違反」「家電リサイクル法違反」「拡声器使用違反」などの違反行為に触れている可能性があります。
また違反であることを知らずに廃品回収車を利用したとしても利用者側も不法投棄などの罪に問われかねません。
これらのトラブルに遭わないためには無料に惑わされないこと・廃品回収車を利用しないことです。
廃品回収業者の中から信頼できる業者を選ぶには以下のことをチェックしてみて下さい。
廃品回収業者を営む上で「一般廃棄物収集運搬」の許可・認可を受けている業者か、買取も行うのであれば「古物商許可」を持っているかを確認します。
確認の方法は自治体などが公表しているほか、廃品回収業者のホームページなどで行えます。
ただし、一般廃棄物収集運搬の許可を持っている業者と提携して作業をしている場合もあるので、業者に直接聞いてみるようにしましょう。
廃品や不用品を正しく処分するにはお金がかかります。
廃品回収の相場も参考にして、安過ぎたり高過ぎたりする業者はやめておきましょう。
もちろん無料での廃品回収を宣伝している業者もやめましょう。
見積書をきちんと発行してくれる廃品回収業者は信用できます。
さらに見積書の内容についても丁寧に説明してくれるか、見積り書以外の料金は発生するか、などを確認しておきます。
また領収書には会社の情報を書かなければならないので、不正がある廃品回収業者は領収書の発行を渋ると言われています。
廃品を屋内から運び出す時に壁や床などに傷をつけるなどの事態が起こった場合に備えて、損害賠償責任保険等に入っている廃品回収業者も最近は増えています。
全国に不用品回収業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して不用品回収を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている業者は一般的な不用品回収業者ではなく、オコマリのスタッフが1社1社面談して厳選した業者のみになっており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
廃品回収業者には残念ながら違法な業者が紛れ込んでいます。
特に無料での廃品回収を廃品回収車やチラシ、インターネットなどを通じて大々的にあおっている業者には注意が必要です。
「適正な廃品の処分にはお金がかかる」
利用者の側もこのことを理解した上で信頼できる廃品回収業者を選びましょう。
記事を読んで、不用品のことをもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
不用品回収のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは不用品回収について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に不用品回収に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。