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投稿日:2017年11月21日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
主婦を中心に話題になった断捨離は、今では雑誌で特集が組まれたり、書籍が多数発売されたりと、非常に注目を集めています。
断捨離が注目を集めている理由は、断捨離に良い効果があるからです。
よく言われる効果は、断捨離によって不要な物を手放すことで、生活環境がすっきりとし、日常生活がより充実するという効果です。
家を片付けることができ、日常生活も充実させることができるのであれば、誰もが断捨離を行おうと思うでしょう。
しかし断捨離は単にやればよいというわけではありません。
もし断捨離をやりすぎてしまうと、逆効果を生んでしまうことになります。
今回は断捨離をやりすぎてしまうことでどのようなことが起きるのか、そして断捨離をやりすぎないための対策方法をご紹介します。
断捨離をすることで良い効果が期待できると聞き、無我夢中で断捨離を行っているという人もいるかもしれません。
しかし断捨離をやりすぎている可能性があれば、一度断捨離の手を止めてみてください。
断捨離をやりすぎてしまうと、充実した日常生活からかけ離れてしまう可能性があります。
断捨離は本来不要な物を手放すことです。
しかし断捨離をやりすぎている場合、必要な物まで手放してしまうことがあります。
こういった必要な物は、手元に置いていないと日常生活に支障をきたす可能性があります。
一人暮らしの高齢者が、危険を避けるために浴室を断捨離したという話があります。
これは一人暮らしの場合の例であり、自分が浴室で事故に遭う危険性を懸念してのことなので問題ありません。
しかし家族と一緒に住んでいる中でこの高齢者と同じことをしてしまえば、家族に迷惑がかかってしまうでしょう。
これは極端な例ですが、断捨離しても問題なさそうな小さな物でも、手放してしまうと家族に迷惑がかかる物もあるかもしれません。
このように断捨離のやりすぎは、日常生活を不便にしてしまう恐れがあるのです。
断捨離はやればやるほど、家がすっきりとしていきます。そこに楽しみを見出して断捨離を継続することは良いことです。
しかし一時的に断捨離をやりすぎてしまうと、突然断捨離が嫌になることもあるでしょう。
そうして断捨離をやめてしまうと、今度は家がどんどんと物で溢れていってしまいます。
場合によってはゴミ屋敷のような状態になることも考えられます。
断捨離をやることは良いことですが、一定期間ないに集中して断捨離をやりすぎてしまうと、断捨離をやりたくなくなった場合に、以前よりも家が物で溢れてしまう可能性があります。
断捨離をやりすぎているということは、断捨離にとらわれているということです。
その結果、自分の身の回りだけでは飽き足らず、他の人にも口出しをしてしまう可能性があります。
また家族が断捨離できないことにいら立ち、断捨離を強要してしまうこともあるでしょう。そうなると人間関係が崩れていく原因になりかねません。
断捨離を行うことで得られる良い効果に、人間関係が良くなる効果も上げられます。しかし断捨離をやりすぎてしまうことで、全く逆のことが起きてしまうのです。
断捨離をやりすぎてしまわないように注意すべき理由を挙げていきました。
断捨離をやりすぎることは非常に恐ろしいものなのです。
では断捨離をやりすぎないためには、どうすればよいのでしょうか。断捨離をやりすぎない方法をご紹介します。
断捨離をやりすぎないための方法の1つ目は、断捨離の目的を明確にすることです。
断捨離の目的といえば、多くの場合は身の回りをすっきりとさせて、日常生活を充実させることが目的となるでしょう。
また、その他にも自分の好きな物だけに囲まれる生活を送るためであったり、風水の効果を高めて運勢アップさせるためであったりすることもあります。
本来はこういった目的を達成するために断捨離を始めるものなのです。
しかし断捨離をやりすぎる場合は、断捨離によって物を手放すこと自体が目的となってしまっている可能性があります。
これから断捨離を始めるという人は、断捨離によってどうなりたいのかという目的を明確に持つようにしましょう。
そして、すでに断捨離を行っていて、最近やりすぎかもしれないと感じている人は、改めて断捨離を始めた理由を考え直すようにしてみてください。
断捨離において重要なのは、物の要不要を見極めることです。
しかし物の要不要の基準は人それぞれ違うため、明確な正解がないというのが厄介な部分です。
知らず知らずのうちに物の要不要の基準があいまいになり、必要な物まで手放すことで、断捨離のやりすぎを招いている可能性もあります。
断捨離には正解がないため、きちんとした断捨離方法は学びにくいものですが、今一度、自分の断捨離方法が自分の価値観に合っているのかを確認してみてください。
断捨離において自分の価値観を確認することは大切ですが、考えるべきは自分の価値観ばかりではありません。
人の価値観も大切にすることが重要です。
特に家族と同居している場合には注意しましょう。家族であってもそれぞれ考え方は違うものです。
断捨離に正解がないように、自分が持っている断捨離に対しての考え方も正しいとは限りません。それを人に押し付けることは、単なる迷惑になってしまいます。
きちんと人の意見にも耳を傾け、それぞれの価値観をすり合わせられれば、断捨離のやりすぎも防ぐことができますし、家族の関係を崩す心配もなくなるでしょう。
ここまで断捨離のやりすぎを防ぐ方法を紹介してきました。
これらのポイントを見直せば、断捨離のやりすぎは減らすことができるでしょう。
しかし断捨離のやりすぎの原因は目に見えるものではないため、なかなか難しい部分もあります。
ポイントを見直しても、断捨離のやりすぎが治らないということも充分考えられます。
そういった場合は生前整理業者に依頼をして、断捨離を代行してもらうことがおすすめです。
生前整理業者はいくつもの現場を経験してきた、いわば断捨離のプロ。そんな業者に依頼することで、断捨離をやりすぎることなく行えます。
生前整理とは、自分が生きているうちに部屋の中を整理、片付けしておくことです。
断捨離であっても生前整理業者がオススメなのは、生前整理専門業者は依頼主の話の聞き取りを行い、見積もりを立てた上で、依頼主のこれからの生活に必要なものを使いやすく片付け、不用品を適切な方法で捨ててくれるからです。
つまり、自分が望んでいないものを捨てられる可能性がないということになります。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して生前整理を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている生前整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
今回は断捨離のやりすぎを注意するべき理由と、やりすぎないための対策方法をご紹介していきました。
断捨離を行えば良い効果が得られると聞いてしまうと、ついついやりすぎてしまうものです。
しかし今回紹介したように、断捨離のやりすぎは逆効果を招きます。
断捨離は適度にやってこそ良い効果が期待できるものだということも肝に銘じ、断捨離をやりすぎているかもしれないと感じた時は、この記事を参考に一度断捨離方法を見直してみてください。
記事を読んで、断捨離についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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