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投稿日:2017年11月25日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
生活の折々に出てくる不用品。
特に模様替えや引越し、遺品整理の時には一度に大量の不用品が出ます。
それにしても「不用品を処分する」という行為は正直なところ面倒臭いし疲れるし、その上お金もかかるし、と考えただけでウンザリしませんか?
とはいえ不用品をそのままにして置くわけにもいきませんよね。
今回は不用品の引き取りについて、どのような方法があるのかをお伝えしていきます。
不用品の引き取りには2通りあります。
1の場合の引き取りは「回収・処分」、2の場合の引き取りは「買い取り」と考えるとわかりやすいですね。
どちらを選択するかは不用品のコンディションやブランド、引き取りしてもらいたい不用品の人気度などに左右されます。
買い取りの対象にならない=ごみとして有料で処分する場合の方法は以下の5通りです。
早速1個1個を見ていきましょう。
不用品の大きさにもよりますが、1辺の長さが30cm以上になると粗大ゴミになってしまう自治体が多いようです。
お住まいの自治体のルールを確認して、まずは自分が引き取りして欲しい不用品が粗大ゴミかどうかを確認して下さい。
もし粗大ゴミだった場合には、今度はどのように不用品を処分すればよいのかを確認しましょう。
粗大ゴミの捨て方が無料の自治体もあれば、有料の自治体もあります。
有料だったとしても、自治体の不用品引き取りは料金が他と比べて安いことから人気があります。
事前に予約して回収してもらうか、直接ゴミ処理センターに持ち込むか、を選んで利用しますが不用品を運搬する人手や車両の確保が必要です。
ただし家電リサイクル法の対象製品や危険物などは引き取りの対象外ですので、自治体のホームページなどで確認してから利用しましょう。
品目 | 料金 |
ベッド(本体のみ) | 1,200円~2,800円 |
掛け布団 | 400円 |
敷き布団 | 400円 |
タンス | 400円~2,000円 |
ソファー | 800円~2,000円 |
テーブル | 800円~2,000円 |
机 | 1,200円 |
食器棚 | 400円~2,000円 |
収納ケース | 400円~2,000円 |
カーペット | 400円~2,000円 |
リサイクルショップでは買い取りの対象にならなかった不用品の有料での引き取りをしています。
下記にはリサイクルショップに依頼した場合の、不用品の引き取り料金相場を記載しておきます。
持ち込んで引き取りしてもらうことを前提としている分、運送費はかからないため、業者に依頼する中では少し安くなっています。
品目 | 料金 |
テレビ | 2,000円~8,000円 |
冷蔵庫 | 4,000円~15,000円 |
洗濯機 | 3,000円~8,000円 |
エアコン | 5,000円~15,000円 |
掃除機 | 1,000円 |
炊飯器など小型家電 | 0円~500円 |
ベッド(シングル) | 5,000円~8,000円 |
ソファー | 2,000円~10,000円 |
タンス | 3,000円~12,000円 |
テーブル | 2,000円~8,000円 |
椅子 | 500円~1,000円 |
不用品回収業者は不用品のほとんどの引き取りをしてくれるので、特に複数の不用品を一度に片付けたい人には便利です。
不用品回収業者の引き取り料金は、「基本料金3,000円~5,000円+個別料金+オプション料金」という計算ですが、不用品が多い人向けにはトラックの積み放題や部屋の間取りに合わせたパック料金があります。
どちらの料金プランの方が自分にとってお得なのかは、状況によって判断するようにしましょう。
品目 | 料金 |
テレビ | 4,000円~6,000円 |
洗濯機 | 5,000円~8,000円 |
冷蔵庫 | 5,000円~10,000円 |
エアコン | 3,000円~8,000円 |
ベッド(本体) | 3,000円~6,000円 |
マットレス | 2,000円~5,000円 |
ソファ | 2,000円~5,000円 |
テーブル | 2,000円~5,000円 |
タンス | 3,000円~8,000円 |
プラン | 料金 |
軽トラック | 10,000円前後 |
2tトラック | 30,000円前後 |
間取り | 料金 |
1K | 30,000円〜40,000円 |
1K〜1LDK | 50,000円〜70,000円 |
2DK〜2LDK | 80,000円〜150,000円 |
2LDK〜3DK | 150,000円〜250,000円 |
3DK〜3LDK | 250,000円~400,000円 |
ごみ部屋・ごみ屋敷 | 現地確認後に見積り |
引越し業者の不用品引き取りは、引越し作業と同時にしてくれるので効率が良く時間の節約になります。
とはいえメインは引越し作業であり、不用品の引き取りはオプション料金として加算されます。
平均で不用品1個当たり5,000円~引き取りになるため、個数が多ければ引越し費用もかなり高くなる可能性もあります。
終活での生前整理や個人の遺品整理の際には引越し以上の不用品が出ることも珍しくありません。
特に遺品整理は供養の意味もあるので、専門知識を持った業者が心を込めて作業をしてくれることが遺族には大切です。
生前整理・遺品整理業者は不用品の仕分けから買い取り・引き取り・清掃までの一連の作業に対して料金が発生します。
料金設定は、部屋の広さごとに決まっているところが多いようです。
ただし、依頼する際には必ずお見積りを取るようにして下さい。部屋にどれくらいの不用品があるかによって金額がずいぶん変動するからです。
部屋の大きさ | 料金相場 |
1K・1R | 35,000円〜130,000円 |
1DK | 35,000円〜150,000円 |
1LDK・2DK | 60,000円〜280,000円 |
2LDK・3DK | 90,000円〜450,000円 |
3LDK・4DK | 150,000円〜700,000円 |
4LDK・5DK・それ以上 | 170,000円〜850,000円 |
無料で不用品の引き取りしてもらえたら嬉しいですよね。
不用品の引き取りを無料でしてもらう方法には以下の6通りがあります。
「ぜひ使いたい」という友人・知人に不用品の引き取りをしてもらいましょう。
処分に困っていた不用品を喜んで使ってくれる人に譲る、双方にとってラッキーです。
不用品の処分を考える時にはまず親しい人の中に引き取りたい人がいるか声をかけてみましょう。
最近では本当に様々な種類のものが出品されているオークションです。
配送料は落札者が負担するので経費もかかりません。
PCやスマホアプリのオークションで不用品の引き取り手を探しましょう。
リサイクルショップでは買い取り対象にならなかった製品でも無料で引き取りをしてくれるところがあります。
ただし店舗ごとに引き取り対象の製品や基準は違いますので、すべての製品が無料の引き取り対象になるとは限りません。
新品購入時に限り同様品を無料で引き取る販売店もあります。
大型の家具や家電が対象になることがほとんどです。
購入前に不用品の引き取りを行っている店舗かどうかを確認してみましょう。
不用品回収業者の中にはコンディションのいい不用品やリサイクル価値の高い不用品などに限り、無料で引き取りを行うところもあります。
見積もりを出してもらう時に詳細を確認の上、利用しましょう。
引越し業者の中には引越しとセットであれば不用品の引き取りを無料や安い料金でしているところがあります。
また別の業者では引き取り品の製造年月日や使用状況により、無料での引き取りをするかどうかの基準を設定しています。
引越し業者の不用品引き取りサービスは内容・料金が各種ありますので事前によく調べておくことをおすすめします。
自治体の粗大ゴミで不用品を引き取りしてもらうのは有料だったのですが、燃えないゴミや燃えるゴミで捨てられるのであれば無料になります。
あまりにも大量の不用品だと1回の回収では引き取りしてもらえませんが、小分けにして出せば無料で引き取りしてもらうことができます。
不用品の引き取りをしているほとんどの業者は同時に買い取りもしています。
リサイクルショップはそもそも買い取りがメインですし、不用品回収業者や引越業者の買い取りを利用すれば本来の作業の支払い分が相殺されて安くなるということもあります。
ただし不用品が買い取りしてもらえるかどうかは不用品の製造年月日や使用状況・コンディション等によります。
目安としては、製造年度から5年以内というのが大事です。これを過ぎると買い取りの対象外になってしまうことが多いようです。
趣味性の高いものは専門業者に買い取りしてもらうことも重要です。
不用品の引き取りには引き取りに出す時期や引き取り先を慎重に選ばないと思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性も考えられるので、十分に気をつけましょう。
年末や3・4月の引越し繁忙期に不用品の引き取りを利用するのには注意が必要です。
自治体の不用品引き取りは予約がいっぱいで回収が2~3週間遅れることもあります。
不用品回収業者は料金が上がることはないですが、引越し業者の不用品回収は通常の時期に比べ引き取り料金が値上がりするとされています。
引越しなど時間的な制約がある場合は仕方ありませんが、それ以外であれば不用品の引き取りにはこの時期を外したほうがいいでしょう。
「無料でご家庭の不用品をお引き受けします」、こんなアナウンスを流しながら走っている廃品回収車は危険です。
多くが自治体の許可・委託を受けていない無許可業者だからです。
無許可業者は不用品をトラックに積んだ後で高額な請求をする、キャンセルするならキャンセル料も払えと要求する、不用品を不法投棄する、などのトラブルが報告されています。
全国に不用品回収業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して不用品回収を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている業者は一般的な不用品回収業者ではなく、オコマリのスタッフが1社1社面談して厳選した業者のみになっており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
不用品の引き取りは様々な業者が行っており、サービスの内容や料金、時間や手間もそれぞれです。
利便性や費用を十分に検討して一番いい方法で不用品の引き取りを行いましょう。
また、不用品の引き取りでトラブルに巻き込まれないよう、業者選びはしっかり行いましょう。
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