オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2017年11月30日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
断捨離のリバウンドとは、断捨離したはずなのに、いつの間にか部屋が散らかってしまうということだけではなく、断捨離前と同じようにモノを買い集めてしまったり、物欲がコントロールできなくなったりするという症状が起きてしまうことです。
断捨離は、単純にモノを処分・整理するだけなのですが、その行為がとても苦しいときがあります。
部屋は、自分の内面が反映されたもの、という考え方があります。
この考えに立つと、部屋を片付けることが苦しいということは、納得して断捨離していない、つまり心のなかでは断捨離を否定しているかもしれないのです。
断捨離とは、モノへの執着をなくすことであり、モノに振り回されない人生を歩むことです。
断捨離することが苦しい、断捨離したのにリバウンドしてしまう方は、心の苦しさを無視して、とりあえず片付けをがんばってしまったのではないでしょうか。
いったんは片付けができても、内面の苦しさが解消されていなければ、次第に部屋が散らかってきてしまいます。
ここでは、断捨離のリバウンドが起きる理由と、断捨離がリバウンドしないようにする方法について説明しています。
さっそく断捨離後にリバウンドが起きてしまう理由を5つご紹介したいと思います。
断捨離でリバウンドしたことがある方は、自分に当てはまらないかどうかを気にしながら読み進めてみて下さい。
人に言われて断捨離したとか、気分次第で断捨離したという人はリバウンドしやすいようです。
なぜなら、断捨離の本質である、モノへの執着心を捨てるという心の準備なくして断捨離しているためです。
自分が納得できないうちに断捨離してしまうと、後から「捨てなきゃ良かった」と後悔することもあります。
断捨離には時の勢いも大切ですが、気分次第、考えなしに断捨離するのはおすすめできません。
断捨離がリバウンドする原因として、できるだけ多くのものを捨てることが断捨離であるという固定概念があります。
なかには、モノをたくさん捨てることが、断捨離の成功だと思い込んでいる方もいます。
このような固定概念で断捨離すると、よく考えずにモノを捨てることになってしまい、後から買いなおすということになりがちです。
断捨離は、必要のないモノを捨てて部屋をきれいにすることだけだと思っている方は失敗しがちです。
断捨離は、不要なモノを捨てて整理整頓されたきれいな部屋をキープする事です。
断捨離後の生活イメージを「きれいな部屋を維持する」「友だちがいつ来ても良い部屋にする」などと具体的に考えていないと、断捨離後のリバウンドが起こります。
とりあえず断捨離してはみたものの、必要なモノと不要なモノの区別がつかないままに捨ててしまい、後から足りないものが出てきてしまったり買い足してしまったりして、断捨離前よりもモノを増やしてしまったという断捨離リバウンドがあります。
何度も断捨離を繰り返していくと、何が不要なモノかが明確になってきます。断捨離の経験不足から、リバウンドする場合もあります。
自分にとっては不要なモノであっても、同居している家族が必要だと考えているモノまで断捨離してしまうと、家族からクレームが入ります。
同居する家族がいる場合は、家族の意見も良く聞いて、断捨離すべきかどうかを家族全体で決めるようにしましょう。
家族が必要なモノは、断捨離しても後から再購入することになり、時間もお金も無駄になります。
断捨離してもリバウンドしない人はほとんどいません。
むしろ、断捨離すれば少なからずリバウンドがあると思った方が良いでしょう。
しかし、断捨離後のリバウンドが大きい人には特徴があります。
ストレスの大きい人は、ストレス解消のために買い物するため、買い物に依存しやすい傾向が見られます。
部屋は住人の心の現れであると考えると、散らかって無秩序な部屋は、その人の心もまた無秩序で混乱しているとみることができます。
断捨離の本質である、モノへの執着心を捨てること、モノではなく自分を大切にすることを理解し、実践できてこそ断捨離だといえます。
ここまで断捨離をしてしまう原因について見てきましたが、リバウンドを防ぐ方法はあるのでしょうか?
ここからは、断捨離後のリバウンドを防ぐ方法を8つお伝えしたいと思います。
断捨離は、目の前のモノだけでなく「自分の心」にも寄り添わなければなりません。
そのためには、自分のペースで断捨離することも大切です。
ときには、しばらく保留スペースに置いて、自分が断捨離することを納得できるまで、そのモノとじっくり向き合う必要があるかもしれません。
断捨離でリバウンドしやすいのは、気分で断捨離したり、勢いで断捨離してしまったりして、本当は捨てたくないモノまで捨ててしまう行為です。
捨てることに納得できるまで、自分の心に寄り添い、時間をかけて断捨離することがリバウンドしないためのひとつの方法です。
捨てると決めたモノは、ひとつひとつチェックすると、断捨離したことを後悔しなくなります。
衝動的にまとめて捨てるのは、衝動買いと同じようなものです。
自分の心と向き合わないままに断捨離してしまうと、リバウンドも大きくなります。
ポケットや袋の中などはもちろんのこと、チェックするときには全体を見ましょう。
そして「なぜ自分はこれを買ったのだろう?」「捨てようとしているのはなぜ?」「使わなくなった理由は?」と自分に問いかけ、答えを見つけましょう。
答えが見つからないときは、すぐに断捨離せず、保留しておくようにしてはいかがでしょうか。
捨てると決めたモノには、「今までありがとう」と感謝の気持ちで手放すようにしましょう。
もし買ったことを後悔しているモノであれば、「失敗も経験のうち」「失敗を教えてくれてありがとう」と気持ちを切り替えて断捨離してください。
ネガティブな感情で断捨離するとリバウンドしやすくなりますから、できるだけポジティブな気持ちで断捨離していきましょう。
断捨離後はモノを増やさない工夫が必要です。
たとえば、ひとつ買ったら、同じジャンルのモノをひとつ捨てるというような工夫です。
断捨離後も、断捨離は継続していくという気持ちが大切になります。
リバウンドする人は、モノを増やさないことに無頓着になりがちです。
これだけ片付いたのだから、このスペースに新しい何かを買いたい!と思ってしまうのです。
断捨離は、新たにモノを買うことを禁じているわけではありません。
本当に必要なモノだけで生活することをおすすめしているのです。
断捨離の前に、自分が生活したい理想の部屋を絵にして、具体的なイメージを持つこともリバウンド防止には有効です。
絵を描いたときに、自分のイメージを言葉にして書いておくことも大切です。
断捨離の前に描いた理想の生活空間をイメージしながら断捨離し、その後も、その絵を手本に断捨離後の部屋をキープすると、理想の空間がキープできます。
断捨離の計画を作って、おおよそのスケジュールにしてみるのも良いでしょう。
最初の断捨離から半年後の断捨離のイメージをつくり、チェックすべきポイントもリスト化しておくとわかりやすくなります。
本やDVDを集めたくなる人の場合は本棚を重点チェックポイントに、洋服が好きな人はクローゼットを重点ポイントにするといった具合です。
チェックする場所をリスト化すれば、断捨離後のリバウンドがない、きれいな部屋を計画的に維持できるはずです。
断捨離して片付けがしやすくなった部屋は、きれいで快適な部屋をキープしやすくなります。
断捨離しても片付けしやすい部屋になっていなければ、リバウンドもしやすい部屋といえます。
断捨離して片付けやすい部屋になっているかどうか、レイアウトに無理がないかどうか、チェックしてみましょう。
大規模に、しかも一日で断捨離をしようとすると、ひとりではとても無理な作業となります。
リバウンドしないようにと、ひとつひとつ確認しながら捨てるかどうか判断チェックすることは、かなり難しい作業となります。
そうなると、リバウンドしやすい断捨離のひとつ、衝動的にがさっと捨てるということになりかねません。
気分的な勢いで捨てないようにしたいとき、ひとつひとつ確認しながら断捨離したいときには、断捨離したものモノをもらってくれるような友人に手伝ってもらうことも考えてみましょう。
リバウンド予防のためとはいえ、「友人に見せるのは抵抗がある」という場合には、プロに相談しながら断捨離をするという選択もあります。
断捨離を業者に依頼しようと思い立ったら、生前整理業者がオススメです。
断捨離であっても生前整理業者がオススメなのは、生前整理専門業者は依頼主の話の聞き取りを行い、見積もりを立てた上で、依頼主のこれからの生活に必要なものを使いやすく片付け、不用品を適切な方法で捨ててくれるからです。
つまり、自分が望んでいないものを捨てられる可能性がないということになります。また、作業後の部屋の掃除も行ってくれます。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して生前整理を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている生前整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
断捨離後のリバウンドを防ぐためには、ただ捨てるのではなく、なぜため込んでしまったのか、自分の心と向きあわなければなりません。
ものを減らすことも大事ですが、それはあくまでも手段に過ぎないのです。
断捨離後のリバウンドを防ぐには、ポジティブな気持ちで捨てる、感謝の気持ちで捨てるといったマインドが大切になります。
また、断捨離後の生活空間のイメージを具体的に持つことで、リバウンドすることを防ぐことも可能になります。
気分や勢いで断捨離せず、ゴールとなるイメージをもち、計画を立てて断捨離を進めていきましょう。
記事を読んで、断捨離に興味を持った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
片付けのことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは片付けについて、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に片付けに詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。