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投稿日:2017年12月17日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
ゴミ屋敷と言えば、以前は戸建てが多く見受けられていましたが、近頃では、マンションやアパートなどの集合住宅でのゴミ屋敷化が多くなっています。
しかし、ゴミ屋敷が戸建てか集合住宅に関わらず近隣住民との間で、悪臭や害虫の発生などでトラブルになることは間違いありません。
ここでは、ゴミ屋敷から脱却したい人に向けて、ゴミ屋敷の片付け方を説明しています。
オコマリは、ゴミ屋敷片付けを始め遺品整理や生前整理、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。ゴミ屋敷片付けに関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリのゴミ屋敷片付けのサービスの詳細ついては、「ゴミ屋敷清掃|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
ゴミ屋敷になってしまう原因や問題がわかったところで、次は実際のゴミ屋敷の片付け方をご紹介します。
ゴミ屋敷は生活に必要なものやゴミと言われている不必要なものなどたくさんの物で溢れかえっています。
ゴミ屋敷の片付け方を間違えると途中で挫折してしまいますので、片付け方の手順が重要になってきます。
それでは具体的なゴミ屋敷の片付け方を見ていきましょう。
効率よくゴミ屋敷を片付けるには、片付ける場所の順番が重要ですので、次の片付け方に沿って行っていきましょう。
玄関→部屋→トイレ→台所→洗面所
ゴミ屋敷を片付ける時に、まず自分が居る場所から片付けを開始したいと誰もが思いますが、ここはグッと我慢して、出入口である玄関からベランダにかけて片付けることから始めましょう。
ゴミ屋敷は特に出入口である玄関が物で溢れかえっている場合が多いため、片付けを行う際には片付けを行って出たゴミなどを捨てる時や家具など外に一旦運び出す作業の動線を確保することが必要です。
そのため、自分で行うゴミ屋敷の片付け方の最初のターゲットは出入り口の玄関です。
部屋の片付けは大変な労力が要ります。
まして大量の物が蓄積されたゴミ屋敷の場合では、特に片付けのプロでない限り1日で終わらせることは並大抵のことではありません。
そのため、これら全ての場所の片付けを一気に行おうとせずに、1日1か所限定で行う地道な片付け方が、ゴミ屋敷の片付けを成功させるコツです。
この片付け方を行う場合には、片付けている場所のみで片付けの作業を行い、他の部屋に移動することは絶対にやめましょう。
他の部屋を行ったり来たりするだけで時間的なロスが生じるほか、片付けを行っている以外の部屋の荷物が気になり、結局片付けが終わらずに挫折してしまう危険性がでてきます。
片付ける場所の順番が決まったら、次は片付ける行動に移しましょう。
ゴミ屋敷の床は、足の踏み場もないくらい物で埋め尽くされていますよね。
そのため、ゴミ屋敷の片付けを行う時には、まず足場を確保することです。
ゴミ屋敷のように、散乱しているたくさんの物を要るか要らないかに選別する片付け方は、効率が悪く途中で挫折する原因となります。
そのため、ゴミ屋敷の片付けで足場を確保するには、手順良く効率的に行うことが必要です。
効率的に行う片付け方としては、まず床に散乱している弁当の空き箱や空のペットボトルなどゴミと明らかに分かる物をゴミ袋に入れて捨てましょう。
ゴミと明らかに分かる物を捨てたら、次に物の選別を行います。
「捨てるもの」、「残しておくもの」、「迷いもの」、「移動するもの」の4つに選別します。
物は次のような目安で選別しましょう。
必要なものを選別したら、次は分類と収納です。
分類はカテゴリー別にして、細かく分けずに大雑把にしましょう。
収納する時に、細かい物を分類する必要はありません。
特にゴミ屋敷にしてしまう人は、使用した物を元の状態に戻すことが苦手です。
物の収納を細かく分類することによって、日々の片付けの中で嫌気がさし、再度ゴミ屋敷になる危険性があります。
収納はあくまで、カテゴリー別にざっくりと行いましょう。
下記には分類・収納時におけるその他の片付け方のコツをご紹介していきます。
まず1つ目の片付け方のコツは、収納する時に収納ケースなどを増やすことは絶対にしないようにしましょう。
あくまで、今ある収納スペースに収まるだけの量にする片付け方が大事です。
収納スペースが足りない場合には、自分に必要のある物を残し、物のそぎ落としを行います。
ゴミ屋敷にする人は、持ち物の量を把握できないことが多いので、自分で把握できるだけの収納スペースに物を納めます。
2つ目の分類・収納する際の片付け方のコツは、物の置き場所を決めておく事です。
物の置き場所を決めることによって、物が迷子にならず物の把握もでき、無駄な出費をせずにすみます。
また、使用したら元の場所に戻すことによって、物があちらこちらに散乱しませんね。
3つ目の分類・収納する際の片付け方のコツは、同じ用途の物を新しく購入したら、古い物を捨てる事です。
それによって収納スペースが不足することもなく、物の量も増え続けませんね。
せっかく苦労してゴミ屋敷を片付けたのも束の間。自分の家を新たにゴミ屋敷にしないためにも必要です。
片付けが終わり埃や塵などの掃除をする場合には、上の方から掃除を行いましょう。
下から掃除をすると上の方に溜まった埃などが下に落ちてきて、再度下を掃除しなければいけなくなりますよ。
自分で行うゴミ屋敷の片付け方の最後のポイントは、リバウンドです。
ゴミ屋敷を自分で片付けられたあとも油断していては、すぐにリバウンドしてしまいます。
重要なことは、ゴミ屋敷を片付け方を実践後も、継続して片付ける努力をし続けることです。
ゴミ屋敷へのリバウンドは、よくあることですので注意が必要です。
自分で行うゴミ屋敷の片付け方以外には、業者に依頼する片付け方があります。
どうしてもゴミ屋敷を自分で片付ける時間のない場合や病気でゴミ屋敷が片付けられない場合、ゴミ屋敷の片付けを途中で挫折してしまった場合には、業者に依頼する片付け方が得策です。
ゴミ屋敷を業者に依頼する片付け方は、自分で行うゴミ屋敷の片付け方に比べ、費用がかかるデメリットはありますが、短期間でゴミ屋敷が一度に片付くメリットがあります。
また、自分でゴミ屋敷を片付ける時に、リサイクルやリユースする物は自分でリサイクルショップなどに運ばなければなりませんが、業者がリサイクルやリユースできる物は、買取処分をしてもらえるので、無駄な労力がかかりません。
それでは、ゴミ屋敷を業者に依頼する片付け方の全体の流れとそれにかかる費用を見ていきましょう。
まずは業者に電話やメール、サイトの応募フォームなどからお問い合わせします。
そこで業者とやり取りし、見積もりの日時を決めることになります。
ゴミ屋敷の状況や見積もりの希望日などを聞かれるため、あらかじめ準備しておきましょう。
無料で質問や相談も受け付けている業者が多いので、気軽に問い合わせてみましょう。
業者が家に来て、どのくらいゴミがあるか、害虫や異臭が発生しているかなど実際の状況を確かめた上で見積もりされます。
その際、何か要望があれば直接業者に伝えておきましょう。作業当日になってからや作業後からでは、当初の見積り金額に追加料金が発生してしまうなどのトラブルの元となってしまいます。
また、実際にゴミ屋敷に業者が来る以外にも、電話での聞き取りやゴミ屋敷の写真での見積もりを行っている業者も増えています。
お問い合わせと同じく無料見積りの業者も多いので、どれくらいの費用がかかるのかまずは確かめてみましょう。
作業内容や提示された料金に納得できた場合、後日片付け作業となります。
実際の片付けや分別は当日に業者がやってくれるので心配ありませんが、貴重品や思い出の品など、絶対に捨てられたくないものに関してはあらかじめまとめておいたり、紙に書いておいたりするとトラブルを回避することができます。
業者にとっても自分にとっても気持ちよくゴミ屋敷を片付けられるように、事前にできることはやっておきましょう。
いよいよ本番の片付け作業となります。
ゴミ屋敷の状況に合わせて、ゴミの分別、撤去、不用品の回収、ゴミ屋敷の消臭、消毒、害虫駆除、ハウスクリーニングなどが行われます。
リサイクルやリユースできる物があれば業者が回収して買取処分され、その分の金額が料金から引かれることもあります。
作業当日の立ち会いですが、業者によって可能なところや立ち会わなくても作業を行ってくれるところがあるので、事前に確認しておきましょう。
ゴミ屋敷の状況によっては、作業が1日で終わらない場合もあるので注意してください。
片付け作業が完了し、作業に立ち会った場合はできあがりを確認した後、業者に料金を支払います。
ここまでがゴミ屋敷を業者に依頼する片付け方の全体の流れとなります。
ゴミ屋敷の大きさやゴミの量によって異なるので一概には言えませんが、ゴミ屋敷を業者に依頼する片付け方にかかる費用の相場をご紹介します。
業者によってゴミ屋敷の大きさやトラックの種類など、何を費用の基準にするかは異なりますが、ここではゴミ屋敷の大きさによる相場を見ていきましょう。
ゴミ屋敷の大きさ | 費用 |
---|---|
1K・1R | 90,000円〜150,000円 |
1DK | 170,000円〜250,000円 |
1LDK・2DK | 260,000円〜380,000円 |
2LDK・3DK | 360,000円〜550,000円 |
3LDK・4DK | 450,000円〜700,000円 |
4LDK・5DK・それ以上 | 550,000円〜850,000円 |
このように同じゴミ屋敷の大きさでも、業者やゴミ屋敷の状況によってかなり幅があります。
またこの他にハウスクリーニングや害虫駆除などのオプションも依頼する場合、追加で費用がかかります。
オプションにかかる費用の目安は下記のとおりです。
作業 | 費用 |
---|---|
消臭 | 20,000円〜 |
オゾン脱臭 | 10,000円〜 |
室内害虫駆除・防止 | 19,800円〜 |
ハウスクリーニング | 13,800円〜 |
部分クリーニング | 6,800円〜 |
ゴミ屋敷を業者に依頼する片付け方は、ゴミ屋敷清掃業者に依頼することになりますが、ゴミ屋敷清掃業者の中には、片付け費用を高額請求したり、ゴミを不法投棄したりする悪徳業者も存在します。
そのような悪徳業者に依頼しないためにも、自分の希望に合った業者に依頼するためにも、業者の選び方には注意が必要です。
ゴミ屋敷を片付けてくれる業者を選ぶ際には、お見積り書をしっかりと出してくれるかどうか?をチェックしましょう。
口頭だけで済ませようとする業者は、後々で言った言わないのトラブルになりやすいので注意しましょう。
紙、もしくはメールなどでお見積り書を送ってもらうようにして下さい。
業者の中には電話やメールの対応が適当なところもあります。
お問い合わせのときに「ちょっと対応が悪いな…」と思ったならば、その業者にゴミ屋敷の片付けを依頼するのは止めておきましょう。
電話やメールなどの対応がしっかりできないという事は、作業も適当になってしまう可能性があるということです。
そうであれば、対応がしっかりとしている業者に依頼するようにしましょう。
ゴミ屋敷の片付け料金は、決して安いものではありませんので、料金の支払方法がその場での現金払いになるのか、振込か、クレジットカードが使えるかを確認することも必要です。
また、価値のあるものの買取料金と片付け料金を相殺して、支払い料金から引いてくれることもありますので、その確認も大事です。
ゴミ屋敷になった家でも最初からゴミ屋敷だった訳ではありませんね。
自分の家をゴミ屋敷にしてしまう人には、少なからず原因があるはずです。
まず、ゴミ屋敷になってしまった原因を知ることによって、ゴミ屋敷の片付けの第一歩が始まります。
ゴミ屋敷の片付け方を知る前に、自分が何故、ゴミ屋敷を作ってしまったのかを客観的に考えてみることが必要です。
自分の家をゴミ屋敷にしてしまう人には、次のような原因があります。
自分に当てはまるものはありましたか?
ただ闇雲にゴミ屋敷に悩まされるよりも、家をゴミ屋敷にしてしまう原因を少しでも理解することで解決へと向かっていきます。
では次にゴミ屋敷が引き起こす問題について見ていきましょう。
ゴミ屋敷になる原因の主なものを紹介しましたが、次にゴミ屋敷を片付けなければならないのは、どうしてなのかゴミ屋敷が起こす問題点について考えてみましょう。
ゴミ屋敷が起こす問題点には、ゴミ屋敷に住んでいる人によるものと近郊住民に対するものの2つがあります。
ゴミ屋敷によって発生したネズミやゴキブリ、積もったちりや埃などによってアレルギーや細菌感染症などの病気になる可能性があります。
また、ゴミだらけの部屋で過ごすことによる心理的なダメージを負う可能性も考えられます。
ゴミ屋敷の中で放置された生ごみによるメタンガスや有機物質の悪臭、ゴキブリやダニなどの害虫などが発生することによって、近郊住民宅への害虫の侵入や悪臭の充満などの迷惑がかかります。
中でも、自然発火もしくは放火による火災などが起きる可能性も懸念されます。
ゴミ屋敷になる原因とゴミ屋敷が起こす問題点、ゴミ屋敷の片付け方を説明しました。
ゴミ屋敷は、住人一人の問題ではなく、近郊住民の生活にも影響を与えてしまう社会問題です。
問題を解決するためには一刻も早くゴミ屋敷の片付け方を知り、ゴミ屋敷を片付けることが必要です。
ゴミ屋敷を脱却しスッキリとした日常生活を行ってみませんか。
自分でゴミ屋敷を片付けられない場合には、業者に依頼する片付け方も視野に入れましょう。
記事を読んで、ゴミ屋敷の片付けについてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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