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投稿日:2017年12月18日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
あなたの部屋は散らかっていますか?
それとも汚部屋になっていますか?
一人暮らしをしている人の中で、家事が好きな人はどれくらいいるのでしょう。
料理や掃除など、好きな人は細部までこだわって楽しむことが出来ます。
ですが、逆に家事が苦手な人は、必要なことと頭では理解していたとしても、作業が全て苦痛に感じてしまいます。
その中でも掃除は、1日やらなかっただけで極端に汚くなる訳ではないため、一人暮らしだとついつい後回しにしがちなのではないでしょうか。
しかし、そんな風に掃除を疎かにしていると、いつの間にか「汚部屋」と呼ばれる状態に陥ってしまうこともあります。
そんな汚部屋から脱出したいと願うなら、すぐに汚部屋の中を片付けて綺麗にする必要があります。
しかし、一人暮らしの人が汚部屋を脱出するためには、具体的に何をしていけばよいのでしょうか。
この記事では、一人暮らしの人が汚部屋から脱出をするために知っておいた方が良い心得と、具体的な片付けや清掃の手順を説明していきます。
オコマリは、ゴミ屋敷片付けを始め遺品整理や生前整理、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。ゴミ屋敷片付けに関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
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汚部屋とは「お部屋」をもじった言葉で、文字通り物やゴミが散乱している汚い部屋を指しています。
仕事が忙しくて時間がとれない、掃除や片付けが苦手でやる気が起きないなど、さまざまな理由から汚部屋化を止めることができなかったという人は数多く存在します。
これは汚部屋になることを防ぐためのルールや心得などが、普段の生活に取り入れられていないことも原因の1つと言えます。
一人暮らしだとなかなか意識しづらいことですが、普段から気を付けておいた方が良い心得を覚えて、汚部屋を脱出できるようにしましょう。
この項目では、一人暮らしの人が汚部屋から脱出するため、日常的に意識しておくと良い心得を5つに絞ってご説明いたします。
汚部屋化から脱出するためには、すぐに片付けるという心得を常に肝に銘じておきましょう。
一人暮らしの人が生活する上でやりがちなのが、片付けを後回しにしてしまうという点です。
例えば、仕事から帰宅後、コートなどをソファに「とりあえず」置いておく、また、買い物から帰宅後、商品の包装紙をはがして「一旦」脇に置くという行為をしていませんか?
前者の場合、日常的に使っているコートなら、ソファにかけることが当たり前となり、いつの間にかクローゼット代わりになっている場合があります。
後者の場合、買い物は定期的に行くものなので、包装紙やビニールなどをその辺に放置し続けているなら、着実にゴミは溜まっていきます。
これは物やゴミが出た時、すぐに所定の位置へ戻したり、捨てたりしないために起こることです。
そのため、帰宅して身に付けているものを外したなら、後回しにせずすぐにクローゼットなどに片付けるようにしてください。
そして、ゴミが出た場合も同様にすぐ捨てることを心がけ、汚部屋からの脱出を目指しましょう。
「いつか使うかも」という考え方はきっぱりと捨て去りましょう。
一人暮らしの人が、住んでいる所を汚部屋化してしまう原因の1つとして考えられるのは、「いつか使うかもしれない」という考え方です。
一人暮らしの生活の中で「あれが足りない」「これが足りない」という時、家にあるものだけで何とかなったら得した気分になります。
ですが、いつ来るか分からない時に備え、普段は全く使えない物をいつまでもとっておくのはスペースの無駄です。
さらに、とっておく物の上限を決めていない場合、あれもこれもと物が後からどんどん蓄積されていき、汚部屋化が進んでいきます。
したがって、一人暮らしの人が汚部屋から脱出するためには、「いつか使うかも」という考えを捨て、現在の生活に必要と思うものだけとっておく方が良いです。
そうすることにより、大量の物に占拠されていたスペースが広くなり、一人暮らしの人が汚部屋から脱出するための第一歩に繋がります。
巷で販売している片付けや掃除に便利な「商品(グッズ)」に頼って購入するのは避けましょう。
一人暮らしの人が汚部屋にしてしまうのは、面倒くさがりな性格であったり、掃除や片付けが嫌いなタイプだったりする場合もあります。
そのため、汚部屋から脱出しようと考えていても、なるべく楽なやり方はないかという方向に意識が向いています。
そしてそんな人が飛びつきやすいのが、便利な商品です。
片付けが便利になるグッズやすぐに物を片付けられるアイディア商品など、世の中には片付けを楽にする商品が数多く販売されています。
しかし、物やゴミを片付けることが目的なのに、お金を払ってまで新しい物を増やしていくのは本末転倒です。
そういった日々の買い物などによって、物がどんどん増えていった結果が汚部屋化に繋がっているのです。
したがって、安易に便利な物に頼ろうとするのではなく、まずは買い物の回数を減らし、物をなるべく家に持ち込まないようにしましょう。
それが汚部屋から脱出するための心得であり近道なのです。
生活に必要な物は置く場所をきちんと決めておきましょう。
一人暮らしであっても、生活に必要な物なら量が多少多くなるのは仕方がありません。
しかし、汚部屋になるレベルの量の場合、必要な物がどこに何があるのか分からないとなってしまうことはありませんか?
特にこまごまとした物になると、大きな物に隠れてしまい見つけにくい状態に陥っていることが多いです。
当たり前の事ですが、一人暮らしだと物がどこにあるのか、場所を教えてくれるような人は存在しません。
そのため、無駄な時間と手間をかけて自分で探すことになるのです。
汚部屋を脱出するためにも、普段から使っている物や時々使う物などの定位置を決めておきましょう。
そうすることにより、目的の物が探し出しやすくなります。
人生の貴重な時間を無駄な手間に割く必要が無くなります。
さらに、置き場所を決める過程で、自分が使っている物の使用頻度が分かるようになっていきます。
使用頻度が分かれば、全く使っていない物も分かるので、要不要の選別がしやすくなります。
要不要の理由を書き出すのも心得の一つです。
一人暮らしの人が汚部屋から脱出できない原因の中には、物をなかなか捨てることができないという点もあります。
どうしても捨てるのがもったいないと感じる、なんとなくとっておかないと不安に思うなど、物を捨てることに抵抗を覚える人たちは汚部屋になりやすいタイプと言えるでしょう。
一人暮らしの人の場合、注意してくれる人が側にいないため、自分で自分を管理する必要があります。
しかし、物をいつまでも捨てられない自分をどのようにコントロールすればよいのでしょうか。
物を捨てられない人は、理由がはっきりしていない場合が多いです。
そのため、紙に書き出して理由を明確にしてみましょう。
まず紙に所有品の名前を書き、横にそれが必要な理由と要らない理由を両方考え、書き出してみてください。
このように両方考えることによって、本当にこれは必要なのか、自問自答しやすくなります。
この作業を繰り返していけば、汚部屋から脱出できるようになります。
一人暮らしの人が自分の住んでいる所が汚部屋であるとはっきり自覚できたなら、汚部屋から脱出したいと強く思うようになることでしょう。
しかし、汚部屋の状態に慣れ切っている一人暮らしの人が、いきなり自力で汚部屋を片付けて、脱出できるのでしょうか。
片付けが今まで上手くできていなかったからこそ、現在の汚部屋ができあがっているのです。
そこを脱出するためには、一人暮らしの人が計画的に手順を組み立ててから行動しないと、途中で上手くいかずに挫折してしまうかもしれません。
この項目では、一人暮らしの人が汚部屋を脱出するため、自分で大掃除する手順を大きく3つに分けてご説明いたします。
汚部屋の中で大きなものを中心に片付けているのが最初の手順です。
一人暮らしの人が汚部屋をなかなか脱出できない理由の1つは、物やゴミの量が多すぎてやる気が削がれてしまうというものです。
「目の前のものを全て片付けなければならないのか」という風に、やる前から面倒な作業を頭の中で思い浮かべてしまうので、やりたくない気持ちが大きくなります
脱出方法の1つ目は、まずはやる気を出すためにも、汚部屋の中から大きいものを中心に片付けます。
家具や家電などは置いてあるだけで汚部屋内のスペースを多くとっています。
大きい物を先に片付けるだけで、作業がかなりはかどったような気分になります。
家具や家電、大きなものは運ぶだけなので、何かを準備する必要もありません。
一人暮らしの人が汚部屋内にある大きなものをあらかた片付け終えたなら、次は道具を揃えます。
これが脱出方法の2つ目です。
大きなものを片付け、今までふさがっていたスペースが空いたことで、片付けのやる気が上がっていることでしょう。
そのやる気がある内に、汚部屋を脱出するために必要となる道具を準備しておきましょう。
準備しておく道具は、ゴミ袋、軍手、マスク、雑巾、バケツ、靴、段ボール箱です。
軍手は汚いゴミを直接つかんで捨てるため、マスクは汚部屋の嫌な臭気を防ぐため、靴はガラスなど危険なものを踏まないためです。
必要な道具を準備できたなら、いよいよ汚部屋内にある必要なものといらないものを仕分けていきます。
最初に大きなものはほとんど片付けているので、汚部屋内に散らかっている物が見やすくなっていることでしょう。
片っ端から目の前にある必要のないゴミと、とっておきたい物を選別します。
その際、作業をスムーズにするため、段ボール箱とゴミ袋を両脇に置いておきます。
いらないゴミはゴミ袋へ、必要と思った物は段ボール箱へ入れるという作業を繰り返していきます。
ここで大切なのは、基本的に汚部屋内のものはゴミと思うことです。
先述したように「いつか使うもの」をとっておけば汚部屋化が進んでしまいます。
あくまでも「現在の自分に必要なもの」を基準に仕分けていくと良いでしょう。
自分一人で汚部屋の片付けや掃除が出来ないのであれば、専門の清掃業者に依頼するという選択肢もあります。
一人暮らしの人が汚部屋の脱出をしようと頑張っても、自力ではもうどうにもならないほどに酷い状況に陥っている場合もあります。
それでも自分の力だけで何とかしようとする人もいるかもしれませんが、一人暮らしなので無理をすると体調を崩したり、余計に時間がかかったりする可能性が高いです。
そのため、自分の手には負えないと分かったら、すぐに業者へ依頼しましょう。
この項目では、一人暮らしの人が汚部屋を脱出するため、業者へ依頼する際の流れを4つに分けてご説明いたします。
業者の公式サイトへ行き、記載されている電話番号かメールアドレスで問い合わせをしましょう。
サイトによってはメールアドレスではなく、メールフォームの場合もあります。
問い合わせの際には、一人暮らしをしている汚部屋の状況を具体的に説明したり、見積もりで業者に来てもらうのに都合の良い日程を伝えたりします。
この時に、もし疑問に思うことがあれば、全て質問しておきましょう。
聞き洩らしたことがあった場合は、見積もりの際にまとめて聞くためにメモしておいてください。
問い合わせで伝えておいた日時に業者がやってきます。
そして汚部屋の状況を直接確認して、それに応じた具体的な料金を計算し、その金額やサービス内容などを依頼者に説明します。
それら全てに依頼者が納得できたなら、汚部屋を片付けるための具体的な日程を決めます。
見積もりは、このように業者が提示してくる料金やサービスなどを確認するために大切なことなので、必ず行うようにしましょう。
あらかじめ決めておいた日に、プロが依頼者の汚部屋の片付けをしてくれます。
当日に予定が入ってしまったなどの理由で立ち合いが難しくなった時は、早めに業者へ相談しましょう。
日程の調整などを行ってくれます。
業者による汚部屋の片付け作業が全て終わった後は、依頼者に最終チェックをしてもらいます。
依頼者が片付け作業の結果に満足したなら、業者へ支払いをして終了です。
汚部屋の清掃は業者に依頼すると楽に部屋をキレイにしてくれますが、注意点もあります。
一人暮らしの人が汚部屋脱出のために業者へ依頼する手順の項目において、見積もりをしておくことをおすすめしました。
しかし、1つの業者に見積もりをした後、そのまますぐに依頼してしまうやり方は止めておいた方が良いでしょう。
何故なら、業者へ依頼することに慣れていない場合、料金の相場やサービス内容について知らないことが多いため、損をしてしまう可能性があるからです。
また、見積もりが1社だけでは、相手が悪質な業者であるかどうか、見抜くことも難しくなります。
そのため、見積もりをする際は複数の業者を比較する「相見積もり」がおすすめです。
比較することで、相場はどれくらいなのか、一般的なサービスは何かなどが見えてきやすくなります。
一人暮らしは自己管理がしっかりしていないと、怠け癖がついてしまいがちです。
そして片付けや掃除などをさぼってしまい、自分の家がどんどん汚部屋になっていってしまいます。
一人暮らしの人が汚部屋を脱出するためには、そんな自分を奮い立たせるためにも動くことでやる気を出す必要があります。
大きなものから手を出して、コツコツ汚部屋内を片付けていけば、最終的に元の綺麗な部屋になっていることでしょう。
しかし、一人暮らしの人が自力で汚部屋を脱出することが不可能な場合は、業者に依頼してください。
汚部屋を他人に見られるのは恥ずかしいかもしれません。しかし、汚部屋から脱出できるならば、手段を選ばず、行動に移すべきです。
汚部屋を綺麗にして、快適な生活が出来るようにしましょう。
記事を読んで、汚部屋の脱出方法のことをもっと知りたいと思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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