ゴミ屋敷の片付け相場は、1Kで90,000円～になります。

「自分でゴミ屋敷にしてしまった」、「親の家がゴミ屋敷になってしまった」など様々な理由で、ゴミ屋敷の片付けを行わなければならなくなったとき、一体いくらかかるのかご存じですか？

一生で一度あるかないかのことなので、ほとんどの人は見当もつかないと思います。

しかし、ゴミ屋敷の片付け相場を知っておかないと、悪質な業者に騙されて不当な料金を請求されてしまうかもしれません。

また、ゴミ屋敷を片付けずに放置しておくとどうなってしまうのでしょうか？

ここでは、ゴミ屋敷の片付け相場を中心にゴミ屋敷の疑問にお答えします。

目次

• ゴミ屋敷の片付け相場をご紹介｜内訳や間取り別の料金相場
• ゴミ屋敷の片付け料金は分割払いできるの？
• 都道府県によってゴミ屋敷の片付けの相場は変わらない
• 業者に依頼する場合のゴミ屋敷の片付け相場の事例
• 格安で利用できるゴミ屋敷の片付け業者の探し方
• ゴミ屋敷の片付け費用をさらに抑える方法2選
• ゴミ屋敷の片付け相場が適正価格か確認できる方法3選！
• 自力で行う場合のゴミ屋敷の片付け相場
• ゴミ屋敷を片付けない場合はどうなる？
• ゴミ屋敷の片付けをどの業者に依頼しようか迷われている方へ
• 「ゴミ屋敷の片付け相場をご紹介！費用を抑えるには業者選びがポイント！」まとめ

ゴミ屋敷の片付け相場をご紹介｜内訳や間取り別の料金相場

業者に依頼する場合のゴミ屋敷の片付け相場を間取り別にわかりやすく紹介きます。また、内訳やハウスクリーニングなどのオプション料金についても解説するので、ぜひチェックしてみてください。

ゴミ屋敷には、一軒家全体がゴミ屋敷になっている場合や、賃貸住宅の一部屋がゴミ屋敷になっている場合などがあります。

そして、部屋に入れない程のゴミが部屋中にあるゴミ屋敷なのか、部屋の中で移動できるが床一面がゴミで覆いつくされているゴミ屋敷なのか、ゴミ屋敷の状態で片付け相場が変わってきます。

業者に依頼する場合のゴミ屋敷の片付け相場の決まり方

ゴミ屋敷の片付け料金は基本的に、「車両費用」「人件費・作業費」「ゴミの処分代」の3つからなります。

• 車両費用:ゴミを回収する際に使用する車両費用
• 人件費・作業費:ゴミ屋敷のゴミの仕分け・分別・梱包・搬出にかかる人件費
• ゴミの処分代:不用品やゴミの処分代、リサイクルにかかる費用

また、ゴミ屋敷の片付ける部屋の広さとゴミ屋敷の片付けたゴミを積載するトラックによって、相場を算出する方法があります。

間取り別によるゴミ屋敷の片付け相場

下記は、ゴミ屋敷の片付けをおこなう部屋の広さによって料金設定する場合の相場です。

間取り	料金
1K	90,000円〜
1K〜1LDK	180,000円〜
2DK〜2LDK	270,000円〜
2LDK〜3DK	360,000円〜
3DK〜3LDK	450,000円～

片付けるゴミ屋敷のゴミをトラックに積載する場合の相場

ゴミ屋敷を片付けた際に出たゴミを積載するトラックの大きさによって料金設定する場合の相場です。

プラン	料金
軽トラック	30,000円前後
2ｔ平トラック	50,000円〜80,000円前後
2ｔ箱トラック	80,000円以上

業者に依頼する場合のゴミ屋敷の片付け相場が高くなる理由

業者に依頼する場合のゴミ屋敷の片付け相場をみていきましたが、料金が高いと感じた人もいるかと思います。

では、なぜゴミ屋敷の片付け相場が高くなってしまうのか、その理由をご紹介します。

ゴミ屋敷の片付け相場が高くなる理由1 ‐ ゴミの量

ゴミ屋敷の片付けはただの部屋の片付けとは違い、大量のゴミを片付けなければなりません。

単純に、ゴミの量が多ければ多いほど、片付けをする人数を増やしたり、片付けたゴミを積載するトラックを大きくしなければなりません。

当然、人数が増えれば増えるほど、トラックが大きければ大きいほど料金は高くなってしまいます。

そのため、ただの部屋の片付けよりもゴミ屋敷の片付け相場は高くなってしまいます。

ゴミ屋敷の片付け相場が高くなる理由2 ‐ 悪臭・害虫・害獣

ゴミ屋敷には生ゴミが放置されていることがあります。

生ゴミを放置すると腐って悪臭を放ったり、ゴキブリやネズミなどの害虫・害獣が発生します。

そうなっていた場合、ただゴミを処分するだけでは不十分で、消臭や害虫・害獣駆除が必要になります。

片付け以外の消臭や害虫・害獣駆除にかかる費用の相場は後述しますが、片付けのみを行う場合に比べ、その分の料金が上乗せされてしまうのでゴミ屋敷の片付け相場が高くなってしまいます。

ゴミ屋敷の片付け相場が高くなる理由3 ‐ 処分費

ゴミ屋敷には大量のゴミがあるわけですが、それを処分するのにも費用がかかります。

一般的な家の片付けの場合、リサイクルできる物や買取処分となる物が出てきて、相場よりも安く片付けができることもあります。

しかし、ゴミ屋敷にはそのようなものがほとんどなく、全てのゴミに処分費がかかってしまいます。

さらに、ゴミ屋敷はゴミが散乱していることが多いため、そのゴミをまとめて分別せずに処分しようとすると処分費が高くなってしまいます。

ゴミ屋敷のゴミの量と散乱という特徴は処分費を高額にしてしまうので、ゴミ屋敷の片付け相場が高くなってしまいます。

ゴミ屋敷の片付け相場が高くなる理由4 ‐ 処分が困難なもの

ゴミ屋敷によくある生ゴミ、土などの産業廃棄物、糞尿（ペットボトルに尿を貯めているケースが多い）などは処分が困難であり、そのぶん費用がかかってしまいます。

また、ゴミ屋敷で発生しやすいネズミなどの動物の死骸も処分が困難であり、費用がかかってしまいます。

ただ捨てるだけでは済まない処分が困難なものもゴミ屋敷にはよくあるので、ゴミ屋敷の片付け相場は高くなってしまいます。

ゴミ屋敷の片付け相場が高くなる理由5 ‐ 周りへの配慮

ゴミ屋敷の片付け相場を高くする理由の1つに、片付けを行う際の周りへの配慮が挙げられます。

• 「ゴミ屋敷である事を他の住人に知られないように作業して欲しい」
• 「ゴミ屋敷である事を知られると住みにくくなるので、なんとかバレないようにしたい」

ゴミ屋敷の片付けを依頼する人の中には、上記のような事を仰る方も少なくありません。

ゴミ屋敷である事を他人に分からないようにする工夫としては、下記のような事が挙げられます。

• ダンボールに物を詰めることで引っ越しのように見せる
• 夜間に行う
• 人がいない平日の昼間に一気に行う

このように周りへの配慮をしてゴミ屋敷の片付けを行おうとすると、どうしても費用がかかってきます。

ダンボールもタダではないので費用がかかってきますし、夜間では夜間費用が必要になります。

また、一気に行おうとすれば人がそれだけ必要になるので、片付け相場よりも高くなってしまうのです。

ゴミ屋敷の片付け費用以外にかかる費用の相場とは？

ゴミ屋敷の片付けの基本料金以外にも状態によっては、ハウスクリーニング代や消臭処理代、害虫駆除代などのオプション料金がかかります。

また、賃貸住宅のなどの場合には、部屋の明け渡しの際に原状回復を行わなければならないために、リフォーム工事の必要もでてきます。

オプション料金の一例として相場を紹介します。

ハウスクリーニングの相場

ハウスクリーニングは部屋の広さや汚れの状態によって相場が違います。

• 1K:50,000円前後
• 2LDK:100,000円前後
• 3LDK以上:100,000円以上

消臭処理代の相場

部屋の消臭処理代の相場は、1部屋2万円前後からになります。

害虫駆除代の相場

ゴミ屋敷で発生したゴキブリやネズミ等の害虫駆除の相場は、1部屋2万円前後からになります。

特殊清掃の相場

ゴミ屋敷の住人が孤独死や自殺をした場合、遺体が放置され強烈な腐敗臭や体液による汚れが発生してしまいます。

そのような場合はゴミ屋敷の片付け以外にも、特殊清掃と言って専用の機械や脱臭剤を用いた清掃が必要になります。

特殊清掃の作業ごとの料金の相場は下記の通りです。

項目	費用
床上の特殊清掃	35,000円〜
浴室清掃	55,000円〜
消臭剤や除菌剤の散布	12,000円〜
畳の撤去	4,000円〜
オゾン脱臭／消臭	35,000円〜

特殊清掃の料金について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ゴミ屋敷の片付け料金は分割払いできるの？

ゴミ屋敷の片付け料金は、分割払いすることができるのでしょうか？

結論を申し上げますと、分割払いは、できないケースが多いです。

もちろん、ゴミ屋敷の片付け業者によりますが、基本的に支払い方法は一括払いのみの業者が多いことをご理解ください。

しかし、ゴミ屋敷の片付け業者の中にも分割払いが可能な業者もいます。

ホームページを確認するなり、電話をして確認することが良いでしょう。

また、分割払いが可能な業者を探すのがめんどくさいという人は、複数の業者と提携を結んでいるオコマリのような会社に相談してみることもおすすめです。

都道府県によってゴミ屋敷の片付けの相場は変わらない

東京や大阪などの大都市と地方のゴミ屋敷の片付け相場は、大きく変わりませんのでご安心ください。

都道府県によって、ゴミ屋敷の片付け業者同士の価格競争があったり、人件費の違いはあるかもしれませんが、基本的にはゴミの量などによって必要な費用が決定します。

しかし、同じ都道府県内でもゴミ屋敷の片付けにかかる費用に差があるのも事実です。

できるだけ費用を抑えたい人は、下記の「格安で利用できるゴミ屋敷の片付け業者の探し方」をご覧ください。

きっと、満足のいく価格で作業してくれる業者が見つかりますよ。

また、ゴミの回収費用について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

業者に依頼する場合のゴミ屋敷の片付け相場の3つの事例

ゴミ屋敷の片付け相場や内訳などを確認いただいた上で、ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼した時の相場事例を3つご紹介します。

部屋の広さ	作業内容	使用トラック	作業人数	作業日数	料金
賃貸アパート1K	ゴミの撤去処分、室内清掃	2tトラック一台	２名	３日	150,000円
賃貸アパート1R	不用品の分別・梱包・撤去・処分	２tトラック2台	４名	１日	250,000円
戸建て住宅（１階５部屋、２階３部屋）	ゴミの撤去、害虫駆除、消臭・消毒	２tトラック５台	24名	4日	950,000円

いかがしょうか？

やはり片付ける範囲が大きくなったり、ゴミの量が増えることで費用も大きく変わり、100万円近く必要になることもあります。

格安で利用できるゴミ屋敷の片付け業者の探し方

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するとき、お金がない場合などは特に費用をできるだけ抑えて「格安」の片付け業者にお願いしたいですよね。

ただし、「格安」の文字だけを見てゴミ屋敷の片付けを依頼すると、後から追加費用を請求してくる悪質な業者に依頼してしまうかもしれません。

このようなことがないように、以下の方法でゴミ屋敷の片付け業者を探してください。

• 地域を絞って業者を検索する
• 電話でおおよその見積もりを聞く
• 実際に現地見積もりを取ってもらう

探し方1 - 地域を絞って業者を検索する

格安で利用できるゴミ屋敷の片付け業者の探し方の1つ目は、地域を絞って業者を検索することです。

ゴミ屋敷の片付け費用がとても安い業者を見つけたとしても、自分の住んでいる土地から離れすぎていると、依頼をするのは難しいでしょう。

仮に依頼できたとしても、移動費用などを請求され、予想よりも高額になってしまう可能性があります。

以上のことから、自分の住んでいる土地周辺でゴミ屋敷の片付けを行っている業者を探しましょう。

探し方2 - 電話でおおよその見積もりを聞く

格安で利用できるゴミ屋敷の片付け業者の探し方の2つ目は、電話でおおよその見積もりを聞くことです。

ゴミ屋敷の片付けにかかる正確な費用は、現地見積もりを行わなければわかりませんが、おおよその見積もりを聞いてみましょう。おおよその見積もりでも、業者によってゴミ屋敷の片付け相場が違うことを実感できます。

また、正確な見積もりではありませんが、おおよその片付けの見積もりを聞くことで業者の選択肢を絞り込めます。このときに1～3社程度まで絞り込む事をおすすめします。

探し方3 - 実際に現地見積もりを取ってもらう

格安で利用できるゴミ屋敷の片付け業者の探し方の3つ目は、実際に現地見積もりを取ってもらうことです。

先ほど絞り込んだ業者に現地見積もりを取ってもらい、その中から業者を1社に決めれば、依頼できます。

ただし、気を付けてほしいのが「追加費用」が発生するかどうかです。

いくら見積もりが安くても、追加費用が発生してしまうと元も子もありませんので、追加費用が発生しない業者を選びましょう。

ゴミ屋敷の片付け費用をさらに抑える方法2選

格安で利用できるゴミ屋敷の片付け業者の探し方をご紹介しましたが、さらにゴミ屋敷の片付け費用を抑えたい人も大勢いると思います。

そこで、以下のゴミ屋敷の片付け費用をさらに抑える方法2選を詳しくご紹介していきます。

• 不用品を買い取ってもらう
• 予算の範囲内でゴミ屋敷の片付け業者に依頼する

不用品を買い取ってもらう

ゴミ屋敷の片付け費用をさらに抑える方法の1つ目は、不用品を買い取ってもらうことです。

ゴミ屋敷の片付け業者の中には、不用品の買取も行っている業者がいますので、このような業者に依頼し、不用品の買取をお願いしましょう。

不用品の買取額がゴミ屋敷の片付け費用から引かれるので、支払う費用が安くなることはもちろん、捨てるはずのものがお金に代わるとうれしい気持ちになります。

特に、生活ゴミ以外に処分したいものがたくさんある人におすすめの方法です。

予算の範囲内でゴミ屋敷の片付け業者に依頼する

ゴミ屋敷の片付け費用をさらに抑える方法の2つ目は、予算の範囲内でゴミ屋敷の片付け業者に依頼することです。

しかし、ゴミ屋敷の片付け業者に依頼すると予算の範囲を超えてしまう人もいると思います。

この場合は、予算の範囲内でできるところまで部屋を片付けてもらいましょう。

つまり、ゴミ屋敷の片付けを行う際に、ゴミを分別したり処分するスペースが必要になってきますので、そのスペースを作ってもらい、あとは自力でゴミを処分するということです。

「そんなスペースはゴミ屋敷の片付け業者に依頼しなくても自分で作れる」と思う人もいるかもしれませんが、なかなか難しいのが現実です。

なぜなら、ゴミを分別したり処分したりするスペースを作れる人は、そもそもゴミ屋敷に住むことはないからです。

ゴミ屋敷の片付け業者をうまく使い、お家をキレイにしましょう。

ゴミ屋敷の片付け相場が適正価格か確認できる方法3選！

業者によってゴミ屋敷の片付け相場が違いますが、なるべくならば適切な相場でゴミ屋敷の片付けを行う業者に依頼したいですよね。

ここからはゴミ屋敷の片付けを適正な相場で行ってもらうための方法を3つお伝えしていきます。

見積もりをしっかり出してもらう

ゴミ屋敷の片付けを適正相場で行ってもらう方法の1つ目は、お見積りを必ず取ることです。

お見積りを出してくれない業者は往々にして下記のようなことを言います。

• 「最低でも５０万円くらいはかかりますね。あとは作業をしながら決めていければと思います」
• 「見えていない部分があるので、作業後に金額を決定できればと思います」

このように金額を曖昧にしておいて、当日追加料金を取ってくるのです。

お見積りを取ったら追加料金があるのか？あるならばどのような条件下で発生するのか？を聞いておきましょう。

忘れてしまうと、ゴミ屋敷の片付け相場よりも2倍以上の金額の料金を支払う事になってしまう事もあります…

電話やメールの対応をチェックする

ゴミ屋敷の片付けを適正相場で行ってもらう方法の2つ目は、電話やメールの対応をチェックする事です。

ゴミ屋敷の業者に問い合わせをした際に、その業者の電話やメールの対応が適当で不安を感じる場合には要注意です。

基本とされる仕事が出来ない業者が、ゴミ屋敷の片付け作業を真面目にやってくれるとは到底考えられません。

したがって、お問い合わせした際の電話やメールのチェックは欠かさず行うようにしましょう。

「格安」の理由を調べる

ゴミ屋敷の片付けを適正相場で行ってもらう方法の3つ目は、安さの理由を調べる事です。

ゴミ屋敷の片付け業者を調べるときは「大阪　格安　ゴミ屋敷業者」や「東京　激安　ゴミ屋敷　片付け」と「地域+格安」などのワードで検索される方が多いかもしれませんが、適正なゴミ屋敷の片付け相場よりも高い料金を請求をする悪質な業者には気をつけなければなりませんし、安さを謳う業者にも注意しなければなりません。

営業費や広告費を削減していたり、ゴミ屋敷から近い業者のため交通費が抑えられるなどの明確で納得できる理由なら問題ありませんが、安さの理由をうやむやにしている業者の場合、不法投棄などの違法な手段で料金を安く抑えている場合があります。

そのような悪質な業者に依頼してトラブルに巻き込まれないために、安さの理由を事前に調べましょう。

ゴミ屋敷の片付けは適正な相場より高すぎても安すぎても注意が必要です。

自力で行う場合のゴミ屋敷の片付け相場

自分で行う場合のゴミ屋敷の片付けは、全ての片付け作業を自分が行うので、業者に頼むよりも片付け費用がかかりません。

片付けにかかる費用は、ゴミ屋敷を片付ける際に必要な掃除道具などと、片付けで出たゴミの処分費用になります。

ゴミ屋敷の片付けに必要な掃除用具の相場

ゴミ屋敷の片付けを自分でする場合には、掃除用具が必要になります。

片付けに必要な掃除用具を全て揃えると、おおよそ3,000～5,000円位の相場になります。

ゴミ屋敷の片付けで出たゴミの処分費用の相場

ゴミ屋敷の片付けで出たゴミの処分費用には、粗大ゴミの回収手数料や法律でリサイクルが義務付けられている家電5品目のリサイクル料金と収集運搬料金がかかります。

粗大ゴミの回収手数料は物や自治体で変わりますが、おおよそ400円〜3,000円位の相場になります。

家電5品目のリサイクル料金の相場は1,500円〜5,000円、収集運搬料金の相場は500円～3,000円になります。

したがって、掃除用具と処分費用を合わせたゴミ屋敷の片付け相場は、最低でも20,000円〜となるでしょう。

ゴミ屋敷を片付けない場合はどうなる？

人によって物に対する価値観が違い、例え家の中にあるゴミでも私有財産となり、第三者が勝手に処分することができないのがゴミ屋敷問題で一番難しい点です。

しかし、ゴミ屋敷を片付けない場合には、ゴキブリやネズミなどの害虫の大量発生による近隣家への侵入や生ゴミから出る悪臭などによって近隣の住民の健康を脅かす恐れがあります。

また、ゴミ屋敷内にある埃や塵が積もった家電製品やコンセントから火災が発生する恐れもあります。

このように、近隣住民に多大な不安を起こさせるゴミ屋敷ですが、ゴミ屋敷の住人が自分の私有財産だからと言ってゴミ屋敷の片付けを断っていった場合には、どのような処分になるのでしょうか。

ゴミ屋敷と火事の関連性について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ゴミ屋敷に関する法律とは？

現在、ゴミ屋敷に関する法的な規制は、国レベルの法律はなく、地方自治体ごとで「ゴミ屋敷条例」によって行われています。

このゴミ屋敷条例は、ゴミ屋敷自体が法的に表記されていないため、一般的に言われる条例名で、各自治体によって条例名に違いがあります。

このゴミ屋敷に関する条例は、病害虫や悪臭などの発生で、既に社会的な問題となっている場合や周辺住民から何らかの苦情等が寄せられている場合のゴミ屋敷が対象です。

この条例では、対象となるゴミ屋敷の住人に対して、ゴミ屋敷の片付けの指導や勧告が行えるもので、ゴミ屋敷の片付けの指導や勧告に従わない場合には、ゴミ屋敷の強制撤去を行い、ゴミ屋敷住人に費用を請求することができます。

これを「行政代執行」といいます。

行政代執行のゴミ屋敷の片付け費用はゴミ屋敷の住人が負担しなければなりません。

行政代執行について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ゴミ屋敷の条例による片付け費用の相場とは？

では、ゴミ屋敷に関する条例でゴミ屋敷の片付けを行う場合には、かなりのゴミが家に溜まっている状態であるため、数十万円の片付け費用だけでは処理することができません。

ゴミ屋敷の中には、100万円を超える費用を請求される場合もあります。

このように、行政代執行によって高額な片付け費用を請求される前に、ゴミ屋敷の片付けを行ってしまいましょう。

ゴミ屋敷の片付けを行うには、ゴミ屋敷の片付けを自分でする方法とゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する方法があります。

では、ゴミ屋敷の片付け方法ごとに片付けの相場を紹介します。

ゴミ屋敷の片付けをどの業者に依頼しようか迷われている方へ

全国にゴミ屋敷の片付けを行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。

オコマリでは、お客様に安心してゴミ屋敷の片付けを行ってもらうために、料金の見直しや業者の空き時間を活用するなどの工夫をすることで、業界最安値水準の料金を実現しました。もちろん、お見積り後に追加料金が発生することは一切ありません。

また、専門の相談員が親身になってお客様のご相談にのりますので、安心してご依頼頂けます。

問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

「ゴミ屋敷の片付け相場をご紹介！費用を抑えるには業者選びがポイント！」まとめ

ゴミ屋敷の片付け相場をゴミ屋敷の片付け方法ごとに紹介しました。

ゴミ屋敷の片付けを自分で行う場合には、掃除用具や処分費がかかります。

費用は安く抑えられますが、大変な労力と日数がかかってしまうことを忘れてはいけません。

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼する場合には、費用がかかってしまいますが短い期間で確実にゴミ屋敷を片付けることができます。

悪質な業者に依頼しないように、ゴミ屋敷の片付け相場やその相場になる理由、片付け費用以外にかかる費用を知り、ゴミ屋敷の片付けを適正な相場で行ってもらうようにしましょう。

ゴミ屋敷を放置して行政代執行されてしまい、高額な費用を請求される前にゴミ屋敷を自分で、あるいは業者に依頼して片付けるようにしましょう。

記事を読んで、ゴミ屋敷の片付け相場のことをもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。

ゴミ屋敷清掃のサービスを見る