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投稿日:2017年12月23日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
自分の家というのは、仕事で疲れている時や具合が悪い時、のんびりくつろぎたい時など、快適に過ごすためになくてはならない生活空間です。
そんな生活空間は人によって違い、リビングや自分だけの部屋といった特定の場所をいつも利用していることかと思います。
しかし、逆に言えば、普段からあまり使っていない場所を物置部屋にしてはいませんか。
マンションやアパートに住んでいる人の場合、部屋数が少なくとも日常的に使用していない部屋があると物置部屋にしている場合が多いです。
一軒家に住んでいれば、賃貸と比較して部屋数は多くなるので、自然と物置部屋も増えるでしょう。
その物置部屋を何らかの理由で片付けることになったとしても、片付けが苦手な人だった場合、その人にとって作業をスムーズに進めるのは難しいことです。
この項目では、物置部屋を片付けるために知っておいた方が良いことをご説明いたします。
物置部屋を今まで片付けることなく、そのままにしていた理由は人それぞれです。
例えば、物置部屋は1か所くらいあった方が便利だから、単純に片付けることが苦手だから、なんとなく物を置いていたら気付かぬ内に物置部屋となっていたなどがあります。
そして放置していた理由はどうあれ、物置部屋を片付けなければいけない理由ができたなら、早めに行動に移しておいた方が良いでしょう。
しかし、物置部屋を自分で片付ける際、どのようなことに気を付けておけばいいのでしょうか。
この項目では、自分で物置部屋を片付ける時にしておく心構えを3つに絞ってご説明いたします。
物置部屋を片付けることに限らず、何か行動を起こす前からやる気が出なくて困ったという経験はありませんか。
それはやる前から作業の大変さをイメージしてしまうからです。
今回に関しては、物置部屋を片付けるため、自分がやらなければならない作業の工程をイメージすると、やる気が減ってしまいます。
今まで物を置くだけの部屋だった場所を片付けるという行為は、ただでさえ面倒と感じやすいのです。
そこでやる気がなくなるようなことをしては、片付けの途中で挫折してしまうことでしょう。
そのため、片付けをする前から作業工程の大変さをイメージするのは極力避けてください。
しかし、物置部屋の片付けは、作業計画を立てた方がスムーズに進めることができます。
例えば、まずは入り口だけやってみて、それにどれくらいの時間がかかったかを計測します。
どれくらいの量を、どれくらいの時間で片付けられたかが分かれば、物置部屋全体の作業時間が算出できます。
それを元に計画を立てるのです。計画が立てば、あとどれくらいで終わるのかが明確になるので、やる気も出やすくなります。
今までに、物置部屋を何度も片付けようと頑張ったけれど、途中で挫折してしまったという人もいることでしょう。
物置部屋の片付けを挫折してしまった原因の1つとして、一気に片付けてしまおうとしたことが挙げられます。
物置部屋を一気に片付けようとするなら、休日を利用して1~2日で終わらせる計画を立てる人は多いことと思います。
しかし、物置部屋にある物の量が多すぎたり、片付けが予想以上に手間取ったりすると、1~2日で片付けを終わらせることができずに休日がつぶれてしまいます。
そうなった場合、予定通りに片付けを終わらせることが出来なかった不満や片付け作業が思ったよりも多いこと、休日が消えたことなどが重なり、一気にやる気がなくなります。
これは片付けに対する気持ちが強かった反動です。
つまり、面倒くさい気持ちが強まってしまうので、物置部屋の片付けを一気にやろうとすることは止めておいた方が無難です。
物置部屋を片付けないまま放っておいていた人の中には、物を捨てるという行為に抵抗があり、片付けを後回しにしていたという人もいます。
特に壊れている訳ではない物を使わないからという理由だけで捨てるのは、もったいないと感じてしまうのです。
しかし、もったいないからといって、部屋の中に入れっぱなしにしているといつまでたっても物置部屋を片付けることができません。
そのためには、物置部屋にある大量の所有物を捨てる必要も出てきます。
物置部屋を片付けるまでもなく、ずっと使わないできた物は、これからも使う必要のない物だからです。
したがって、物置部屋を片付ける際は物を捨てる決意をしておいた方が良いでしょう。
何故なら、片付けの途中に捨てるかどうか迷う時間が長ければ長いほど、片付け作業に遅れが出るからです。
また、自分だけで物置部屋を片付けるなら、誰かが後押ししてくれることもないため、なおさら決断の早さが求められます。
大量の物であふれかえっている物置部屋を片付けるのは、かなり大変な作業です。
さらに、しばらく物置部屋に立ち入っていないのであれば、埃なども積もっているでしょうし、なおさら入りにくいことと思います。
それでも物置部屋を片付けて人が使えるようにするためには、頑張るしかありません。
しかし、ただ頑張るという精神面の話だけではなく、物置部屋を片付けるための具体的なコツがあれば、片付け作業も途中で止まることなくつっかえることなく、スムーズに進められるでしょう。
この項目では、物置部屋を自分で片付けるコツを5つ挙げ、具体的にご説明いたします。
物置部屋を片付ける前に、まずは他の部屋を片付ける必要があります。
物置部屋は物が大量にあふれかえっている状態なので、片付けの目的であるそこを真っ先に片付けたいという気持ちは強いことでしょう。
しかし、そこを片付けるにしても、中にあるとっておきたい物を収納するスペースがいるのです。
物置部屋にとっておきたい物全てを収納できたら良いのですが、収納スペースが足りない場合も考えられます。
そこで他の部屋を先に片付けて、物置部屋にしまいきれない物の受け入れ先を作っておかなければいけません。
そうしておくと、後で物の置き場所に困る事態を防ぐことが出来ます。
物置部屋の片付けを始める前に、捨てないでとっておく物の量を事前に決めておくことをおすすめします。
他の部屋を片付け、収納スペースを先に作っておいた方が良いことは先述いたしました。
片付け終わったなら、空いた収納スペースに物をどれくらい収めることが出来るのかといった把握も可能でしょう。
それらを頭に入れた上で、物置部屋を片付ける時にとっておく物の量をあらかじめ決めていきます。
例えば、服が大量にあるならクローゼットに入る分だけ、本が大量にあるなら他の部屋にある本棚に入る分だけなど、収納できる量を決めるのです。
他にも、細々とした物は1つの段ボール箱に入る分だけといったこともできます。
しかし、これはあまり多いとただ物を増やすだけなので、1~2つ分に留めた方が良いでしょう。
物置部屋を片付けるためには、新しく物を増やさないことが重要です。
当たり前のことですし、それを分かっている人は多いことでしょう。
しかし、物置部屋に限らず、面倒な片付けをしようとすると、人は「何か楽な方法がないものか」と思ってしまいがちです。
そして、世の中には片付けを楽にすることができる便利グッズ、収納に便利なアイディア商品などがあふれています。
新しい物を増やすことが得策ではないと分かっていても、「片付けが楽になるのなら」、「収納するために便利なら」、という理由で買ってしまい、結果的に物が増えてしまうのです。
片付けや収納を楽にするため、便利な物に頼りたくなる気持ちはわかります。
しかし、物置部屋を片付けなければいけないのは、大量に物があるからです。
そのため、片付けをするなら物を限界まで減らすことが大切になっていきます。
したがって、出来ることなら便利グッズを買うことも極力控えた方が良いでしょう。
物置部屋を自分で片付ける心構えとして、一気にやろうとしない方が良いと先述いたしました。
しかし、物置部屋の片付けがあまりにも長引いてしまうのも良くありません。
何故なら、いつまでたっても終わらない片付け作業に嫌気が差してしまい、途中で片付けを諦めてしまう可能性があるからです。
仕事などやるべきことが多くて、毎日少しずつしか片付けの時間がとれないという人は、地道にコツコツと短い時間を活用していくしかありません。
そうしていく内に、ちょっとずつ物置部屋の片付け作業が進んでいくことでしょう。
しかし、片付け作業が長引くほどに、疲れていたり、忙しかったりなどで、片付けをしない日も増えていきます。
すると、片付けをする気力がどんどん減っていき、いつしか物置部屋の片付け自体を諦めることになってしまいます。
そのため、休日などもフル活用して、出来る限り短期間で片付けを終わらせるようにしてください。
物置部屋を片付けるというのは、単に整理整頓すれば良いわけではないはずです。
ものを減らさないと物置部屋自体を解消することはできません。
したがって、「捨てる」ということを意識して物置部屋の片付けに取り組むようにしましょう。
よくあるパターンは、ただ単に物置部屋にあるものを他の部屋に移動させただけというものです。
これでは、一見物置部屋自体は片付いたように見えても、物量は何も変化してませんので、気をつけましょう。
自分で物置部屋を片付けるために、時間や手間暇をかけて片付け作業を進め、無事に片付けを終わらせることが出来た人はもちろんいるでしょう。
しかし、中には片付け作業がいつまでも終わらず、途方に暮れている人もいます。
それは段取りが悪いとか、片付けの時間が足りないなどの他に、1人だけで片付けられるレベルの量を超えている場合も考えられます。
自分の家にある物置部屋の片付けなのだから、自分の力で片付けたいと思う人は多いです。
しかし、無理をして体調を崩した上に、片付けも出来ない状況になっては本末転倒です。
自分の力ではどうにもならないと感じたなら、無理をせずに業者へ依頼した方が無難です。
物置部屋のように物が大量にある場合には、ゴミ屋敷清掃業者に依頼する方が良いでしょう。
この項目では、物置部屋を業者へ依頼するにはどうしたら良いか、その手順を4つに分けてご説明いたします。
業者が開設しているホームページにいって、記載されている電話番号かメールアドレスで問い合わせをしてください。
業者によっては、メールフォームを設置している所もあります。
そして分からない点を質問したり、物置部屋の状況を説明したり、見積もりをするために都合の良い日時を伝えたりします。
自宅まで業者に来てもらい、物置部屋の状況を確認し、見積もりをします。
見積もりは、業者のサービス内容や物置部屋の片付けにかかる料金などを知るために必要なものです。
ほとんどの業者が無料でやっているので、見積もりはきちんとやっておきましょう。
あらかじめ決めておいた日時に業者が訪問し、片付け作業を開始します。
依頼する業者によって作業内容は違い、物置部屋内にある不用品を回収するだけの所もあれば、物置部屋の清掃や要不要の選別までやってくれる所もあります。
希望している条件に合う業者を選ぶことが大切です。
業者の片付け作業が完了したら、依頼者が最終チェックを行います。
作業内容に満足できたら、業者へ料金の支払いをします。
支払い方法は業者によって、選択できる幅が変わってきますので、見積もりの際にご確認ください。
物置部屋の片付けをゴミ屋敷清掃業者へ依頼する手順の項目において、見積もりをしておくことをおすすめしました。
しかし、1つの業者に見積もりをした後、そのまますぐに依頼してしまうやり方は止めておいた方が良いでしょう。
何故なら、業者へ依頼することに慣れていない場合、料金の相場やサービス内容について知らないことが多いため、損をしてしまう可能性があるからです。
また、見積もりが1社だけでは、相手が悪質な業者であるかどうか、見抜くことも難しくなります。
そのため、見積もりをする際は複数の業者を比較する「相見積もり」がおすすめです。
比較することで、相場はどれくらいなのか、一般的なサービスは何かなどが見えてきやすくなります。
全国に汚部屋の清掃業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して汚部屋清掃を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
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物が大量にしまわれている物置部屋を片付けることに対し、気が進まない人は多いことでしょう。
それでも、物置部屋を片付けなければならない理由ができた人は、億劫に感じる気持ちを抑えてでも物置部屋を綺麗にする必要があります。
自力で物置部屋を片付けるには、あらかじめ収納スペースを作っておくことや新しい物を増やさないことが大切です。
そして物置部屋の片付けを業者へ依頼する場合は、見積もりをして良い業者を慎重に見極めてください。
そして片付け終わった物置部屋で新しい生活をスタートさせましょう。
記事を読んで、物があふれた部屋の片付け方についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみてください。
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