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投稿日:2018年02月05日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
引越しや定期的な掃除、遺品整理などで家の片付けをしていると不用品が出てきてしまします。
小さなアクセサリー類や軽い衣類などであれば、燃えるゴミとして簡単に処分できますが、タンスや冷蔵庫、食器棚、ソファといった大型のものは、行政の指定した方法で捨てる必要があります。
しかし、行政の指定した方法だと、ゴミ捨て場まで自分で運んだり、処分されるまで日を待たないといけないので不便です。
今回は、自分で不用品の片付けを行う場合と、業者に依頼して行ってもらう場合に分けて、それぞれのメリットやデメリット、費用観などをお伝えしていきたいと思います。
不用品の片付けを行う方法は、自分でやる方法と業者に依頼する方法の2つが存在します。
それぞれの方法の特徴やメリット・デメリットをここでは紹介していきます。
不用品の片付けを自分で行う場合、行政のゴミ出し日に出すか、行政のクリーンセンターに持ち込むという2つのパターンが考えられます。
行政のゴミ出し日に出すのは、今までも日常的に捨ててきたので難しくないでしょう。
ただし、大きな家具などは粗大ごみになり、自治体によっては別途申込みが必要な場合があります。
粗大ごみの出し方を知らない方は、自分の住んでいる自治体のホームページにアクセスし、確認を取るようにして下さい。
不用品の片付けを自分で行うメリットは、安さです。
行政のゴミ出しで捨てれば無料ですし、粗大ごみも例え料金が掛かっても1,000円くらいにしかなりません。
不用品の量が多すぎる場合には、クリーンセンターに持ち込んで捨てることも可能です。
その場合、10kgあたり○○円という値段設定になっていることが多いですが、それも業者に依頼するよりは格安です。
不用品の片付けを自分でやろうとすると、手間や時間、体力が必要になります。
小さい不用品であれば問題ないですが、大きな不用品の場合、それを回収してくれるところまで運び出す必要性があります。
男性ならともかく、女性や高齢者の方には非常に難しい作業になります。
不用品の片付けを業者に依頼する場合、GoogleやYahoo!といった検索サイトで業者を探す所から始まります。
「片付け ○○(自分の住んでいる地域名)」のように入れれば、たくさんの業者が出てくると思います。
値段だけで判断するのではなく、口コミやその業者の強みなどを比較して検討しましょう。
不用品の片付けを業者に依頼するメリットは、簡単さです。
業者に依頼してしまえば、自分は何もする必要はなく不用品の片付けを終わらせることが出来ます。
体力がなかったり、忙しい方には嬉しいメリットです。
不用品の片付けを業者に依頼するデメリットは、費用が掛かる点です。
業者に不用品の片付けを依頼すれば、その業者の人件費や不用品の処分料金が掛かってきます。
そのため、費用をどうしても抑えたいという方には不向きの方法になります。
さて、ここまでは不用品の片付けを自分で行う場合と業者に依頼する場合の2つに分けて、メリット・デメリットをお伝えしました。
どちらの方法にも「費用」という点が書かれていましたが、実際どれくらいに掛かるのでしょうか?
ここでは不用品の片付けを依頼した際の費用観をご紹介します。
自分で行う場合、通常の燃えるゴミや燃えないゴミで捨てるのには料金は掛かりません。
ただし、あまりにも不用品の片付け量が多く、ゴミ袋が5袋以上になると回収してくれない場合がありますので注意して下さい。
下記は、東京23区で粗大ごみを処分した際にかかる料金表の一部です。
粗大ごみの大きさや素材に応じてこれらの料金相場が変わる場合もあります。
粗大ごみも自治体によっては無料で回収してくれるので、自治体のホームページを確認するようにして下さい。
粗大ごみの品目名 | 粗大ごみの処理にかかる料金 |
オイルヒーター | 700円 |
ガスコンロ | 300円 |
照明器具 | 300円 |
電子レンジ | 300円 |
掃除機 | 300円 |
ミシン(卓上式) | 700円 |
食器洗い乾燥機 | 1,000円 |
プリンター(高さ30cm以上) | 1,000円 |
こたつ(家具調) | 700円 |
こたつ板 | 300円 |
大量の不用品が出た時には、通常の燃えるゴミ日では回収してくれない可能性があります。
その場合には、自治体のクリーンセンターに持ち込みして捨てることが出来ます。
下記がクリーンセンターに持ち込みして捨てる場合の費用観です。
市町村 | 費用 |
さいたま市 | 100kg未満は無料、100kg以上は20円/kg+税 |
横須賀市 | 150円/10kg |
大阪市 | 90円/10kg |
自治体によっては、クリーンセンターに直接持ち込むことを行っていないところもあります。
その場合には、片付け時に出た不用品を小分けにして、燃えるゴミや燃えないゴミの日に出していく必要があります。
まずは自治体のホームページにアクセスし、調べる所から始めるのが良いでしょう。
業者に依頼して不用品の片付けを行う場合、様々な費用観が想定されます。
不用品がどういった不用品かによって、費用が変わるからです。
ここでは、単なる不用品、遺品整理、ゴミ屋敷清掃の3つに分けて費用を説明していきます。
自分の不用品の片付けがどのカテゴリに当てはまるのかを考えながら、見ていくようにして下さい。
不用品回収サービスの費用では、トラック毎の料金設定が多いです。
もちろん、金庫一個といった単品での回収も行っています。
プラン | 費用 |
軽トラック | 50,000円前後 |
2tトラック | 90,000円前後 |
遺品整理と生前整理サービスの費用は、部屋の広さに応じて費用が決まっていることが多いです。
しかし、部屋が広くても物の量が少なければ、費用は下がります。
部屋の広さ | 費用の相場 |
1R | 65,000〜130,000円 |
1DK | 135,000〜150,000円 |
1LDK・2DK | 160,000〜280,000円 |
2LDK・3DK | 190,000〜300,000円 |
3LDK・4DK | 250,000〜700,000円 |
4LDK・それ以上 | 270,000〜800,000円 |
ゴミ屋敷の片付けサービスは、部屋の広さというよりゴミの多さに比例して費用が高くなります。
ゴミの量 | 作業員数 | 作業時間 | 費用 |
床全体がゴミ | 1~2人 | 2~3時間 | 80,000円~150,000円 |
腰の高さまでゴミ | 2~4人 | 4~5時間 | 100,000円~500,000円 |
天井の高さまでゴミ | 5~7人 | 1~3日 | 300,000円~700,000円 |
不用品の片付けを業者に依頼する際には、注意点があります。
それは、悪徳業者に気をつけるということです。
業者の中には、最初に言っていた値段を作業後に「想定よりも量があったから」と最もらしい理由を付けて2倍〜3倍にするところや、回収した不用品を不法投棄してしまうところがあります。
このような悪徳業者を避けるための方法をご紹介していきます。
まず大切なことは、選んだ業者が明確な料金システムを提示しているかどうかです。
ゴミの種類によって料金が定められているかも、判断のポイントとなります。
料金が不明瞭であったり、極端に安かったり高かったりする時は、注意が必要です。
インターネット上のHPはいいことしか書いてありませんし、真実かどうかを確かめることはできません。実際の電話応対や担当者の人柄などで相性を確認します。
対応の質があまりにも酷い場合には、その不用品回収業者には最初から何も依頼しない方が安心です。
電話にそもそも出なかったり、作業中に電話対応をしたりする不用品回収業者への依頼は止めておきましょう。
良心的な業者であれば各種証明書を発行してくれます。
言った言わないを避けるためにも、最低でもお見積書はもらうようにして下さい。
その際、追加料金の可能性があるならば、どういう条件で発生するのかを聞くようにすると同時に、文面に落とすようにして下さい。
全国に片付け業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して片付けを行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている業者は一般的な不用品回収業者ではなく、オコマリのスタッフが1社1社面談して厳選した業者のみになっており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
不用品の片付けの仕方について、自分で行う方法と業者に依頼する方法の2つを見てきました。
どちらの方法にもメリット・デメリットが存在するため、どちらが絶対的に良いということはありません。
自分にとって最適な方法を選び、不用品の片付けを成功させて下さい!
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