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投稿日:2018年02月13日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
書類や本など紙類は部屋に非常に溜まりやすいものの一つです。
デジタル化が進んでいると言っても、公共料金の領収書や新聞、医療機関にかかったときの領収書、雑誌などは紙がメイン。
気にかけないでいると、あっという間に紙類は部屋のスペースを埋め尽くします。
一枚一枚は軽くても、何十枚にもなれば非常に重くなるのも紙類の特徴です。
今回は、そんな紙類の断捨離のコツについてお伝えしていきたいと思います。
まず断捨離すべき紙類とはどういったものになるのでしょうか。
溜まりやすい紙類を中心に取り上げていきたいと思います。
断捨離すべき紙類の1つ目は、書類です。
書類には仕事関連のものもあれば、プライベート関連のものもあります。
医者に診てもらう時にもらう領収書や処方箋の紙、公共料金の領収書、銀行や保険に関する書類等がプライベート関連では挙げられるでしょう。
一枚一枚は少ないですし厚さもありませんが、捨てにくく溜まりやすいものでもあります。
必要そうに見えても、大切にとっておくべきかどうかはしっかり判断しましょう。
発行元に問い合わせれば再発行してくれることもありますので、そういう場合には一度断捨離しても良いでしょう。
断捨離すべき紙類の2つ目は、本や雑誌類です。
本や雑誌、新聞などは他の紙類と比較すれば、デジタル化が進んでいます。
しかし、それでも「紙の方が読みやすい」「手元においておきたい」などの理由で紙を選ばれる方は多いのではないでしょうか。
紙の雑誌や本、新聞は、一定期間溜めておくことですぐに山積みになってしまいます。
しっかり断捨離して行くことが重要な紙類の一つです。
断捨離すべき紙類の3つ目は、思い出のものです。
小学校や中学校のときのテスト結果やプリントを記念や思い出として残している人はいませんか?
捨てると二度と戻ってこないですし、世界にひとつだけの紙類なので、大事に取ってある人もいると思います。
しかし、あまりに量が多いと、これらの紙類もスペースを取ってしまいます。
世界にひとつだけの紙類なので捨てにくいのは理解出来ますが、なかなか見返すこともないものでもあるので、適度に断捨離するようにしましょう。
さて、ここまでは断捨離するべき紙類について、3つの種類をお伝えしてきました。
ここからは実際に断捨離で紙類を処分する際のコツをご紹介していきたいと思います。
まず、断捨離で紙類を処分した後の理想の姿を思い描きましょう。
どのような部屋や空間、スペースを作りたいのかをしっかり思い描きます。
「断捨離しよう!」と思い立った理由があるはずなので、その理由を思い出しましょう。
理想の姿を描くことで、その目標に向かって進んでいくことが可能です。
断捨離で紙類を処分するコツの2つ目は、断捨離するものを決めることです。
断捨離する場所を決めるのでも構いません。
理想の姿を描けば、「ここの場所を断捨離したい!」「この紙類を処分したい!」など具体的に断捨離したい紙類が設定できると思います。
重要なのは、もし複数の場所や複数の紙類を断捨離しようと考えているならば、設定したターゲットが断捨離し終わるまでは、次へ移ってはいけないことです。
あちこち断捨離してしまうと、断捨離が中途半端になってしまう恐れがありますので、一つ一つをしっかり終わらせていくようにしましょう。
断捨離で紙類を処分するコツの3つ目は、断捨離をすると決めた場所や断捨離すると決めた紙類を一度全て出すことです。
一度全て出して断捨離をしていくことで、後々になって戻ることがなくなります。
「あれ?これって他にも無かったっけ?」「あれ?これってどこかにしまってあった気がするな」などを思うと、せっかく前に進んだのに後退りしてしまいます。
このような要因を排除するためにも、一度全てを出すようにして下さい。
4つ目の断捨離で紙類を処分するコツは、3つのカテゴリに分けることです。
3つのカテゴリとは、「必要」「不要」「保留」のことを指します。
一つ一つの紙類の判断は出来るだけ短時間にし、5秒位を目安にして判断していくようにしましょう。
もし5秒以上掛かっても判断できない場合には、「保留」にしてしまいましょう。
「保留」にしたものは、1ヶ月など一定期間放置しておき、その間に一度も使うことがなければ、「不要」として処分します。
紙類を断捨離するかの判断をして、「必要」になったものの中でも、スキャンして現物自体を処分できるのであればしましょう。
現物で保持しておくべき紙類はそんなに多くはありません。
スキャンしてしまえば、データ化出来て、どこへでも持ち運びが可能になりますので、ぜひ検討してみて下さい。
下記には有名なスキャナと裁断機を紹介しておきますので、参考にしてみて下さい(クリックするとAmazonに飛びます)。
[caption id="attachment_17582" align="aligncenter" width="1000"] ScanSnap [/caption] [caption id="attachment_17583" align="aligncenter" width="948"] DURODEX 自炊裁断機[/caption]断捨離で紙類を処分する6つ目のコツは、捨てることです。
「不要」になった紙類や「必要」なものをスキャンした後は、捨てることをします。
捨てる際には各自治体の処分方法に従うようにして下さい。紙類なので、基本的には燃えるゴミで処分が可能なはずです。
もし本や雑誌の場合には、資源ごみ扱いになる自治体もありますので、注意しましょう。
ここでのポイントは、あまり「売ろう!」と思わないことです。
「売ろう!」と思いすぎると、断捨離出来ずにそのまま部屋に残ったままになってしまうケースがあります。
あくまで目的は断捨離であり、部屋をキレイ、スッキリすることですので、あまり売ることに固執しないようにしましょう。
最後のコツは、状態を維持することです。
これは、断捨離の本質的な意味にも関わってくるのですが、断捨離は不要なものを捨てた上で、ものへの執着心を無くすことを目指しています。
したがって、断捨離で紙類を処分したあとは、その断捨離した部屋の状態を保つようにしましょう。
断捨離を習慣化すれば、難しくはないはずです。
これまで紹介してきた断捨離で紙類を処分するコツは、すべて自分で行うことを前提としています。
しかしながら、自分で行うにはあまりにも量が多すぎたり、プライバシー保護の観点からしっかり処分したいなどのケースもあると思います。
そのような際には、業者に依頼して紙類の断捨離を行っておらうようにしましょう。
紙類を業者に断捨離してもらうなら、生前整理業者が一番オススメです。
生前整理とは、生きている内に自分の荷物などを整理することを言います。
紙類での断捨離であっても生前整理業者がオススメなのは、生前整理専門業者は依頼主の話の聞き取りを行い、見積もりを立てた上で、依頼主のこれからの生活に必要なものを使いやすく片付け、不用品を適切な方法で捨ててくれるからです。
つまり、自分が望んでいないものを捨てられる可能性がないということになります。
また、作業後の部屋の掃除も行ってくれますし、必要があれば機密書類の処分証明書などを発行してくれます。
断捨離を業者に依頼するメリットや相場観をお伝えしてきましたが、依頼時には注意すべき点もあります。
理由としては、業者の中には悪徳業者が存在しており、悪徳業者に依頼すると不法投棄や不当請求、盗難などの被害にあう可能性があるからです。
下記には、3つの業者の選び方をご紹介します。
インターネット上のHPはいいことしか書いてありませんし、真実かどうかを確かめることはできません。実際の電話応対や担当者の人柄などで相性を確認します。
良心的な業者であれば各種証明書を発行してくれます。
言った言わないを避けるためにも、最低でもお見積書はもらうようにして下さい。
その際、追加料金の可能性があるならば、どういう条件で発生するのかを聞くようにすると同時に、文面に落とすようにして下さい。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して生前整理を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている生前整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
断捨離で紙類を処分するコツについてお伝えしてきました。
紙類は放っておくとあっという間に量が増えていくものです。
一枚一枚は軽いし、薄くても、溜まりに溜まれば重くて処分しにくいことになりかねません。
出来る限り定期的に紙類の断捨離をするようにしましょう。
万が一自分で行えないと判断した際には、業者に依頼して断捨離を行ってもらうようにしましょう。
記事を読んで、断捨離についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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