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投稿日:2018年02月18日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
断捨離と整理整頓は似ているようで違う言葉です。
断捨離は、「不要なものを捨て、ものへの執着心を無くすこと」になります。
一方の整理整頓は、「不要なものを処分し、ものをキレイに整えること」です。
どちらの言葉も「不要なものを処分する」ことは一緒ですが、その後が少し異なります。
断捨離は「ものへの執着心を無くす」ことであり、整理整頓は「ものをキレイに整えること」です。
今回は、そんな断捨離と整理整頓を組み合わせて、部屋をスッキリさせるコツをお伝えしていきたいと思います。
冒頭でも断捨離と整理整頓の意味合いの違いは説明しましたが、再度こちらでまとめておきたいと思います。
断捨離と整理整頓の意味の違いの表が下記になります。
共通している意味 | 共通していない意味 | |
断捨離 | 不要なものを処分する | ものへに執着心を捨てる |
整理整頓 | 不要なものを処分する | ものをキレイに整える |
これを見ると、断捨離と整理整頓を同時に行っていくことで、部屋がキレイスッキリすることが分かります。
もちろん、断捨離だけ、整理整頓だけでも良いのですが、折角であれば両者を同時に行っていくことをオススメいたします。
断捨離と整理整頓の違いを見てきましたが、次は断捨離と整理整頓で部屋をスッキリさせる手順についてお伝えしていきたいと思います。
部屋をキレイスッキリさせるには、手順通りに断捨離と整理整頓を行っていくことをオススメいたします。
断捨離と整理整頓の手順の1つ目は、理想の姿を思い描くというものです。
断捨離をするにも、整理整頓をするにも、目標としたい部屋を思い描かないと、どのような方向で断捨離や整理整頓をすれば良いのか分かりません。
向かう方向性である目標をしっかり設定することで、断捨離と整理整頓を着実に進めることが可能になります。
断捨離後の理想の姿を思い描けないのであれば、インターネットで検索したり、本を立ち読みしたりしてみて、イメージを膨らませるようにしましょう。
断捨離と整理整頓の手順の2つ目は、部屋を決めることです。
断捨離と整理整頓をしたい部屋が複数あるならば、複数のうちのどの部屋から始めるのか決めましょう。
部屋を一つ決めたら、その部屋のどの箇所から始めるのかも決めて下さい。
出来る限り小分けにして、一つ一つを確実に断捨離と整理整頓する方がオススメです。
あちこちに手を出してしまうと、結局何も片付かなかった…といったことにもなりかねませんので、注意して下さい。
断捨離と整理整頓を始めるにあたって、しっかりと準備をすることも重要です。
準備なしに始めても、結局戻って準備しなければいけないので、準備を怠らないように気をつけましょう。
準備すべきものは、下記のとおりです。
断捨離と整理整頓の手順の4つ目は、決めた箇所のものを一度全て出すことです。
全て出すことで、何があって、何がないのかを明確に判断できるようになります。
この手順を怠ると、「あれ?これと似たのがどっかに合った気がするな・・・」となって、逆戻りすることになってしまいます。
全て出してから一つ一つ判断するようにして下さい。
断捨離と整理整頓の手順の5つ目は、「必要」「不要」「保留」の3つのカテゴリに分けることです。
カテゴリ分けの判断をする時間は、一つあたり5秒を上限としましょう。
5秒以上掛かるようであれば、「保留」にして後で判断する方が良いでしょう。
「保留」にした場合には1ヶ月ほど放置しておいて、その期間内に一度も使わなければ処分するようにしましょう。
「不要」で捨てる場合には、自治体のルールに従ってしっかりと捨てるようにしましょう。
3つのカテゴリでは、「不要」を多くすることも重要です。
無理に捨てる必要はありませんが、「本当に必要なのか?」という問いはしっかりするようにして下さい。
手順の5でもお伝えしましたが、「不要」にカテゴリ分けしたものは、自治体のルールに従って処分しましょう。
可燃ごみや不燃ごみは定期的に捨てているので捨てやすいと思いますが、粗大ごみは自治体によって処分方法が異なります。
東京都であれば、事前にインターネットで申し込んで、処分券を購入、粗大ごみに貼り付けて捨てることになります。
いずれにしても、自分が住んでいる自治体がどのように捨てるのかを事前に調べるようにしましょう。
もし、大量にごみが発生して、毎週のごみの日で捨てられないのであれば、自治体のクリーンセンターに持ち込める場合もあります。
こちらも、住んでいる自治体に問い合わせしてみましょう。
断捨離と整理整頓の手順の7つ目は、整頓することです。
「必要」に分けたものは、収納にしっかりと入れていきましょう。この時重要なのは、同じカテゴリで整頓していくことです。
衣類であれば、下着や上着、パンツなどで分けられますし、そのジャンルの中でも春・夏・秋・冬で分けられます。
あまり細かく分類する必要はありませんが、取り出しやすいカゴテリ分けをするように心掛けて下さい。
断捨離と整理整頓の手順の最後は、維持することです。
断捨離の定義において大事なのは、「ものへの執着心を無くすこと」です。
したがって、断捨離と整理整頓が終わった後は、キレイスッキリな部屋を維持するように心掛けましょう。
維持するために、新しいものを購入したら、代わりに古いものを処分するようにして下さい。
さて、ここまでの断捨離と整理整頓の手順は、自分で行うことを前提としてきました。
しかし、「時間がなくて自分では出来ない…」「自分は頑張ってみたけど、どうしても出来ない…」などということもあると思います。
そういう時には、業者に依頼して断捨離と整理整頓を依頼しましょう。
断捨離と整理整頓を業者に断捨離してもらうなら、生前整理業者が一番オススメです。
生前整理とは、生きている内に自分の荷物などを整理することを言います。
断捨離と整理整頓であっても生前整理業者がオススメなのは、生前整理専門業者は依頼主の話の聞き取りを行い、見積もりを立てた上で、依頼主のこれからの生活に必要なものを使いやすく片付け、不用品を適切な方法で捨ててくれるからです。
つまり、自分が望んでいないものを捨てられる可能性がないということになります。
それでは断捨離と整理整頓を生前整理業者に依頼するとどれくらいの料金が掛かるものなのでしょうか?
今回は、一般的な部屋の大きさでの料金設定を記載しておきます。
あくまで相場ですので、もし依頼するようであれば、実際に現場に来てもらってお見積書を作成してもらう方が良いでしょう。
また、この料金には整理整頓費用は含まれておらず、あくまで断捨離や整理で不要なものを捨てるだけの費用です。
したがって、整頓作業が入ると追加料金になる可能性があることは留意しておいて下さい。
部屋の大きさ | 費用・料金相場 |
1K・1R | 65,000円〜130,000円 |
1DK | 135,000円〜150,000円 |
1LDK・2DK | 160,000円〜280,000円 |
2LDK・3DK | 190,000円〜450,000円 |
3LDK・4DK | 250,000円〜700,000円 |
4LDK・5DK・それ以上 | 270,000円〜850,000円 |
断捨離と整理整頓を業者に依頼するメリットや相場観をお伝えしてきましたが、依頼時には注意すべき点もあります。
理由としては、業者の中には悪徳業者が存在しており、悪徳業者に依頼すると不法投棄や不当請求、盗難などの被害にあう可能性があるからです。
下記には、2つの業者の選び方をご紹介します。
インターネット上のHPはいいことしか書いてありませんし、真実かどうかを確かめることはできません。実際の電話応対や担当者の人柄などで相性を確認します。
良心的な業者であれば各種証明書を発行してくれます。
言った言わないを避けるためにも、最低でもお見積書はもらうようにして下さい。
その際、追加料金の可能性があるならば、どういう条件で発生するのかを聞くようにすると同時に、文面に落とすようにして下さい。
全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して生前整理を行ってもらうために、全国一律料金で追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。
部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。
例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。
また、登録されている生前整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。
現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。
断捨離と整理整頓で部屋をスッキリさせる手順について見てきました。
断捨離と整理整頓は、手順通りに進めていけば、驚くほど簡単に行うことが出来ます。
自分で行うことがどうしても難しい場合には、業者に依頼して代わりにやってもらうようにしましょう。
自分に合った方法で、キレイスッキリな部屋を手に入れましょう!
記事を読んで、断捨離や整理整頓についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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