断捨離サービスを提供する業者の種類と注意点

断捨離は自分自身で行うものだと思っていませんか？

断捨離の定義は、「不要なものを捨て、物への執着心を無くすこと」ですので、自分自身が断捨離しなければいけないのは正しい解釈です。

しかし、部屋がとても散らかっていたり、大型の家具や家電が大量にある部屋の場合、自分自身だけで行うのは非常に大変です。

そんな時には、断捨離サービスを利用して業者の人に手伝ってもらうようにしましょう。

今回は断捨離サービスを利用する際、どういった業者に依頼すべきなのかや依頼する際の注意点をお伝えしていきたいと思います。

断捨離サービスはどの業者に依頼すべき？

それでは早速、断捨離サービスをどういった業者に依頼できるのか、そしてどの業者に依頼するべきかをお伝えします。

今回は、5種類の断捨離サービスを提供する業者を紹介します。

断捨離業者候補1 - 家事代行業者

断捨離サービスを提供する業者の1つ目は、家事代行業者です。

家事代行業者は、自分では行うことが困難な家事を代わりに行ってくれます。

一般的なのは、洗濯や掃除、料理などですが、断捨離（片付け）も手伝ってくれます。

ただし、問題なのが断捨離で出てきたゴミは、家庭のゴミとしてでしか捨てられないため、あくまで細々としたもののみになります。

したがって、大型のタンスや家電などの処分は出来ず、自分自身で処分を行う必要があるのです。

断捨離業者候補2 - 便利屋

断捨離業者候補の2つ目は、便利屋です。

便利屋は、断捨離だけではなく、草木の剪定や犬の散歩などどんな事でも請け負ってくれます。

便利屋によっては、断捨離で出たゴミを依頼者に代わって処分してくれるため楽ちんです。

問題としては、便利屋の質を見極めないと、大型家具や家電を運び出す際に室内を傷つけられたり、物を盗難されたりすることです。

また、基本的に一人で作業を行っていることが多く、大型家具・家電の運び出しを手伝う必要があります。

依頼する際には、その便利屋を信頼できるのかどうかをちゃんと考えるようにしましょう。

断捨離業者候補3 - 不用品回収業者

断捨離サービスを提供する業者の候補の3つ目は、不用品回収業者です。

不用品回収業者は、不要になった物を回収し、処分してくれます。

便利屋と似ていますが、違いを挙げるとすれば複数人で運営している点と大きめのトラックを所持し、運び出すものが多くても対応できることです。

便利屋の場合には軽トラックを使うことが多いですが、不用品回収業者の場合には2ｔ車を使います。

したがって、同じ量の物を運び出して処分してもらうにしても、不用品回収業者の方が短時間で終わる可能性があるのです。

問題としては、便利屋同様に業者の質にバラツキがあり、しっかりとした業者に依頼しないとトラブルに巻き込まれるかもしれません。

断捨離業者候補4 - シルバー人材センター

断捨離サービスを提供する業者の候補の4つ目は、シルバー人材センターです。

シルバー人材センターとは、全国シルバー人材センター事業協会によれば、「高年齢者が働くことを通じて生きがいを得ると共に、地域社会の活性化に貢献する組織の事」を指します。

センターは、原則として市（区）町村単位に置かれており、基本的に都道府県知事の指定を受けた社団法人で、それぞれが独立した運営をしています。

シルバー人材センターでも断捨離サービスを提供しており、ごみ捨てなどを手伝ってくれます。

断捨離サービスの中でも費用が格段に安いのが、人気の理由です。

しかし、地域によっては家の中に入っての作業が出来ないところもあったり、重たいものはシニアのため対応できなかったりするので注意しましょう。

断捨離業者候補5 - 生前整理業者

断捨離サービスを提供する業者候補の最後は、生前整理業者です。

生前整理とは、生きている内に自分の荷物などを整理することを言います。

断捨離であっても生前整理業者がオススメなのは、生前整理専門業者は依頼主の話の聞き取りを行い、見積もりを立てた上で、依頼主のこれからの生活に必要なものを使いやすく片付け、不用品を適切な方法で捨ててくれるからです。

つまり、自分が望んでいないものを捨てられる可能性がないということになります。

生前整理業者に依頼する場合の問題点としては、便利屋や不用品回収業者同様に悪徳業者が存在しており、そのような業者に依頼するとトラブルに巻き込まれてしまうという事です。

生前整理業者に依頼する場合には、しっかりと業者の選定を行うようにしましょう。

断捨離サービスを業者に依頼する際の注意点

さて、ここまで断捨離サービスを提供する業者の種類をお伝えしました。

ここからは、断捨離サービスを業者に依頼する際の注意点を確認していきましょう。

既にお伝えしたように、断捨離サービス提供側とのトラブルを避けるためにも重要な点なのでしっかりと押さえるようにして下さい。

断捨離サービス利用時の注意点1 - 証拠を残す

断捨離サービスを利用する際の注意点の1つ目は、証拠を残すことです。

断捨離サービスにおける一番のトラブルは、「言った言わない」に関するものです。

特に費用は、しっかりとお見積もり書を紙、文章、もしくはPDFでもらうようにして口頭での約束は避けましょう。

またやり取りする際にも、出来るだけメールを活用して、ここでも言った言わないのトラブルを防止するように努めるべきです。

断捨離サービス利用時の注意点2 - サービス内容を確認

断捨離サービス利用時の注意点2つ目は、サービス内容を確認することです。

「何をどこまでやってくれるのか」は、事前に確認すべき事項です。

「物を捨ててくれると思っていたのに、ゴミ袋に入れるだけだった」「処分料金も含まれていると思ったら、それは別途費用だった」などサービス内容を確認しなかったためのトラブルは多く発生しています。

この点も注意点1同様に、メールや紙などで証拠として残すようにしておきましょう。

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