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投稿日:2018年05月15日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
断捨離をしていると、「もらいものってどうしようかな…」と悩んでしまう事があると思います。
もらいものであっても、自分が不要だと思うならば断捨離してしまっても良い訳ですが、今回はその理由と、もらいものも含めた断捨離の仕方をお伝えしていこうと思います。
「断捨離でもらいものを処分するのは問題ない」と冒頭にお伝えしましたが、その理由はなんなのでしょうか?
もらいものを断捨離しても良い理由の1つ目は、失礼だからというものです。
「断捨離する方が失礼なのでは?」と思うかもしれませんが、それは誤りです。
折角のもらいものを何もせずに保管していたり、汚くなっても申し訳ない気持ちで捨てられていないのは、その「もらいもの自体」に失礼です。
もらいものを大切にしたいのであれば、使わないなら適切な処理をし、使うなら使う方が、そのもらいものも喜ぶでしょう。
したがって、もらいものをそのままにしている方が失礼だということなのです。
もらいものを断捨離しても良い理由の2つ目は、所有権です。
こちらは少し法律的な話になるのですが、もらいものは既に所有権が自分にあり、それをどうしようとあげた人には関係ありません。
したがって、もしあげた人がとやかく言ったとしても気にする必要はないのです。
自分のものである以上、例え断捨離しても問題ないのです。
もらいものを断捨離しても良い理由を解説してきましたが、ここからはもらいものの断捨離方法について解説していきます。
断捨離するもらいものが決まっているならば、それを断捨離してしまえばいいので、ここではもらいものも含めた部屋の断捨離方法をお伝えしていきます。
もらいものの断捨離方法の1つ目は、目標を決めることです。
断捨離後の部屋をどのようにしたいのかのイメージを明確に持ちましょう。
「もらいものを処分して部屋のスペースを空けたい」といったものでも構いません。また、「昔の恋人からのもらいものを処分して、新しい恋をする!」のようなものでも良いでしょう。
目標を設定することで、断捨離の方向性が決まり、迷うこと無く手を進めることが出来ます。
もらいものの断捨離方法の2つ目は、場所を決めることです。
目標が設定できれば、どこの場所を最初に断捨離するべきかが明確になるでしょう。
もし最初にどこから始めれば良いか分からない場合には、洗面所や玄関といった小さなスペースから始めるのがオススメです。
玄関や洗面所にもらいものがそんなにあるとは思えませんが、狭いスペースほどものが少ないため、断捨離の難易度が下がります。
もらいものの断捨離方法の3つ目は、断捨離すると決めた場所のものをすべて出すことです。
すべてを出すことで、何があって、何がないのかを把握でき、断捨離すべきかの判断に活用できます。
すべてを出さずに断捨離を始めると、不要だと思って仕分けしたものが後から必要になったり、またその逆が起こったりするのでオススメ出来ません。
もらいものの断捨離方法の4つ目は、仕分けをすることです。
すべてのものを出したら仕分けをし始めましょう。仕分けは、「必要」「不要」「保留」の3つのカテゴリに分類していきます。
一つのものの判断に使って良い時間は約5秒として、それ以上判断に時間が掛かる場合には「保留」にしておきましょう。
「保留」は一定期間放置しておいて、1ヶ月などが経ったら再度「必要」「不要」の判断をしていきます。
もらいもので未開封のものがあれば、中身が何かをチェックしてから判断するようにしましょう。
もらいものの断捨離方法の5つ目は、処分することです。
判断の結果、「不要」と判断したものは自治体のごみのルールに則って処分していきましょう。
燃えるゴミと燃えないゴミは処分方法に慣れていると思いますが、粗大ゴミになるとそうはいかないでしょう。
自治体によって定期的に回収する所もあれば、インターネットなどで申し込みをして回収する所もあります。
粗大ゴミが発生しそうな場合には、自治体のホームページなどを確認してから処分しましょう。
また、もらいものの場合には、新品で売れる可能性のあるものもあるかもしれません。相場をインターネットで調べてみて、5,000円以上で売れそうであれば、売れる場所に持っていくことを考えて良いでしょう。
5,000円未満であれば、売るまでの手間や時間を考えると捨てるとのあまり変わらないので注意して下さい。
もらいものの断捨離方法の6つ目は、収納することです。
「必要」判断したものについては、今後使いやすいようにしっかりと収納していきましょう。
収納する際には、既存の収納をそのまま使うようにして、新しい収納購入しない方が良いです。
どうしても新しい収納が欲しいとなったとしても、断捨離後のものを収納するのにピッタリな大きさを選んで下さい。
大きい収納を選ぶと、「まだ入る!」と思ってものを買い足してしまうことがあるので注意してしましょう。
もらいものの断捨離方法の7つ目は、続けることです。
断捨離は継続することで本来の力が発揮されます。「ものへの執着心を無くす」ところまで出来て断捨離が成功したと言えます。
もらいものが増えることは悪いことではありません。それをどのように活用するのかをしっかり考えて行動に移しましょう。
断捨離でもらいものを処分する方法をお伝えしてきました。
もらいものはどうしても処分すると申し訳ない、という気持ちになってしまいがちです。
しかし、自分に所有権があることと、使っていないものや使い古したものを断捨離しない方が失礼であることを考えれば、もらいものをしっかり断捨離していくことは良いことなのです。
紹介したもらいものを含めた部屋の断捨離方法を実践して、家全体の断捨離に取り組んでみて下さい。
記事を読んで、断捨離についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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