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投稿日:2018年07月06日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
断捨離を行っていると、どのように断捨離したらよいか分からず迷ったり、何を断捨離したらよいか迷ったりしてしまうものですよね。
断捨離で迷うのは、断捨離の正しい仕方を理解していないからです。
今回は、断捨離するものに迷う理由をお伝えした上で、断捨離に迷わない手引きをご紹介していきたいと思います。
まずは、断捨離するものに迷う理由を解明していきましょう。
断捨離するものに迷う理由は3つあります。
それでは、早速1つずつ見ていきましょう。
断捨離で迷う理由の1つ目は、断捨離をしなくてはならないものの種類が多すぎるため迷うというものです。
これは服のコーディネートで考えると分かりやすいです。
10着しか洋服を持っていない時と、100着も洋服を持っている時でそれぞれ着る洋服のコーディネートを決めるとします。
当然10着の中からコーディネートを決めるよりも100着の中からコーディネートを決める方が難しいですよね。
したがって、断捨離しなくてはならないものの種類が多い時は取捨選択するのに迷いやすいのです。
断捨離をしなくてはならない種類が多い時は、「いま使っているもの、よく使っているもの」だけを選び取り、そうでないものは断捨離して処分してしまいましょう。
断捨離で迷う理由の2つ目は、断捨離によって物を失うのが怖いため迷うというものです。
持っていたものを手放すのは勇気のいることですよね。
断捨離が苦手な人が断捨離で物を処分する時に最初に思い浮かぶのは、物を処分するときに出る損なのではないでしょうか。
例えば、「まだこの洋服使えるのに処分してしまうのもったいないな」とか「普段着ないけどいつか着れるはず。だから処分するのもったいないな」とかです。
しかし、普段使わないものをクローゼットや棚にしまっておくことの方が実は損なのかもしれません。
「断捨離してから必要になったら、また新しく買えばいいや」くらいの気持ちで断捨離をしないと迷いが生じて断捨離が終わりません。
卒業アルバムのような世界に一つしか無いものであれば別ですが、洋服や食器など同じようなものがいつでも購入できるものは断捨離してしまいましょう。
断捨離で迷う理由の3つ目は、断捨離で間違った選択をしないかが心配なため迷うというものです。
断捨離で間違えて必要なものを処分してしまって、あとで後悔するのは避けたいですよね。
断捨離とは、ものを取捨選択することなので、後で後悔する可能性は十分にあります。
しかし、普段の生活でも取捨選択の場は沢山あります。
皆さんは、「良い人が沢山いて選べないから結婚しない」「食べたい食べ物が沢山ありすぎて選べないから食べない」「どの会社も素敵で選べないからどこにも就職しない」なんていうことはありますか?
きっと、迷いながら悩みながらも意思決定を行っていますよね。
断捨離も同じです。
「クローゼットのなかの物のどれも素敵だからどれも捨てられない」というのは、意思決定から逃げているだけなのです。
本当に全て頻繁に使っているものなら良いのですが、普段使っていないものがあるにもかかわらず断捨離をしないのなら、それは「なにも選ばない」ということなのです。
人生は選択で溢れています。前に進まなくてはならないときは必ず何かを選択しなくてはなりません。
しかし、何かを選ぶということは何かを捨てるということなのです。
断捨離で迷うのは当然です。しかし前に進むために、思い切って取捨選択をしてしまいましょう。
ここからは、断捨離をしたいが具体的な手順が分からず迷っている人に具体的な断捨離の手順を紹介していきます。
断捨離の1番基本的な判断手順は「今使っている」か「今使っていない」かです。
断捨離では「今使っているもの、本当に大好きなもの」だけを選び取って残していきます。
そうすれば、自然と部屋の中の物を仕分けていくことが出来ます。
それではまずは洋服から仕分けていきましょう。
まず最初の手引きは服です。服は毎日着るもののため、断捨離しようと思っても非常に迷うものの1つです。
洋服は、「いま着ているか」、「いま着ていないか」で仕分けていきます。
「いま着ている」洋服は1カ所に置いておきましょう。すべての仕分けが済んだ後にタンスにしまっていきます。
「いま着ていない」洋服は「いま着ている」洋服とは別のところに置いておきましょう。
後に「いま着ていない」洋服の中から処分するものを選び取っていきます。
いま着ていないものというのは、サイズが合わない物や好みではない物である場合が多いです。
また、素材が合わず肌触りが好きでない洋服類なども含まれます。これらは処分してしまいましょう。
明らかに年齢的に合わないものも断捨離の処分対象です。
加えて、汚れがあり手入れをしても復活しない洋服も潔く断捨離してしまいましょう。
しかし一方で「残すもの」もあります。
冠婚葬祭用の服は自分に合ったものが1着あると何かに役立つ時もあるので、「もう使う機会がない」と思っていても冠婚葬祭用の服は1着は残しておきましょう。
次は靴の断捨離の手引きです。靴も好きな人は大量に保有してしまっているので、何を断捨離すべきか迷ってしまいます。
靴は「いま履いている」、「いま履いていない」を基準に断捨離を行っていきましょう。
靴は様々な用途別に所持するので断捨離する時に特に迷いやすいものです。
しかし、放っておくと靴箱がいっぱいになってしまうので、迷いながらも断捨離をする必要があります。
「いま履いている」靴は1カ所に置いておきましょう。すべての仕分けが済んだ後に靴箱にしまっていきます。
「いま履いていない」靴は「いま履いている」靴とは別のところに置いておきましょう。
靴が痛んでいないか、かかとがすり減っていないか、脚に合うかどうかという視点からも「いま履ける」「いま履いていない」を判断することが出来ます。
「いま履いていない」靴は、履きにくい靴や足に合わない靴である場合が多いです。
そのような靴は足を痛めてしまうので断捨離の処分対象として置いておきましょう。
また、かかとがすり減っていたり、傷や色あせが目立つものも処分対象として分類しましょう。
雑貨はこまごまとしたものが多いので断捨離するときに「本当に捨てていいのかな。捨てなくてもいいのかも」という風に迷うことが多いかと思います。
しかし、「塵も積もれば山となる」と言われているように小さなものもしっかりと断捨離をしていくことが必要です。
雑貨や小物、文具や本、CDなどの身の回りのものも、「いま使っている」、「いま使っていない」を基準にどんどん断捨離していきます。
「ここ一年で手に取っていないもの」や「同じものが2つあるもの」は処分対象です。同じものが2つある場合には、状態の良いほうを残しましょう。
また、思い入れのある本やCDなどが大量にある場合は、パソコンの中に取り込んでしまえば場所を節約できます。
一方でここで「残すもの」は以下に該当するものです。
この様なものは、後で必要になってくるかもしれないので大切に保管しておきましょう。
「今使っている」か「今使っていない」を判断基準として家にあるものを2種類に仕分けたら、いよいよ「処分するもの」として仕分けたものを処分していきます。
自治体の決まりに従ってゴミとして出す方法やインターネットオークションで出品するという方法があります。さらに業者に依頼して処理してもらう方法もあります。
1番安くお得に処分するならインターネットオークションや自治体の決まりにしたがって処分することがお勧めです。
しかしこの方法は時間と労力がかかります。
時間と労力をかけずに出来るだけ早く処分をしたいという方は、業者に依頼して処理をしてもらいましょう。
断捨離を業者に依頼しようと思い立ったら、生前整理業者がオススメです。
断捨離であっても生前整理業者がオススメなのは、生前整理専門業者は依頼主の話の聞き取りを行い、見積もりを立てた上で、依頼主のこれからの生活に必要なものを使いやすく片付け、不用品を適切な方法で捨ててくれるからです。
「何から捨てるのか分からない…」という方も相談に乗ってもらいながら進めることが出来ます。
ただし、ある程度の判断は自分でしないと、一向に仕分けが進まないことになりますので、全く検討もつかない場合には業者に依頼するのは避けましょう。
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断捨離するもので迷う人向けに断捨離の手引きを紹介しました。
断捨離するものに迷うことは当然なことです。迷いながらも少しづつ断捨離をしていくことが必要です。
こつこつと断捨離を行い、快適な空間を手に入れましょう。
記事を読んで、断捨離についてもっと知りたいと思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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