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投稿日:2018年07月16日 更新日:2023年08月27日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
断捨離ができる人とできない人との間には、心理的な深い部分に違いがあり、断捨離ができる人の深層心理としての特徴は、下記の3つになります。
この記事では、断捨離ができる人と断捨離ができない人の深層心理の違いをご紹介した上で、断捨離ができない人ができる人になるための方法もご紹介していきます。断捨離ができる人になりたい!と思うあまり、焦りすぎてしまうと返って逆効果になりますので、断捨離ができる人になるためのペースに関しても解説していきます。
断捨離ができる人になりたい方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
そもそも深層心理とは、心理学の考え方で自分では気付かない無意識の心理のことを指します。断捨離ができる人とできない人の無意識の心理にどのような違いがあるのかをまずは見ていきましょう。
断捨離ができない人は、断捨離ができる人の心理を知っておくことも、断捨離ができるようになるコツです。まずは、断捨離が出来る人の深層心理をいていくことにしましょう。
断捨離できる人とできない人の深層心理の一番の違いは自分で環境を変えたいと思い、行動をしているかどうかです。断捨離できる人は下記のような意識を持っています。
それぞれの断捨離ができる人の深層心理について見ていきましょう。
断捨離ができる人は自分で目標を達成しようとします。常に「自分で何とかしなくては」と思っているので、なんとかして「使うもの」と「使わないもの」の判断をして断捨離しているのです。
断捨離ができる人はより良く生きるための工夫を自分で行っています。例えば、「これはここにしまうのが使いやすい、これはこの様に使ったほうが便利だ」という風に日々研究しているのです。
試行錯誤をして「自分の役に立つもの」と「自分の役に立たないもの」の判断ができるため、断捨離ができるのです。断捨離ができる人になる最初のステップは、自分で何とかやってみるという自立した精神を持つことなのです。
断捨離ができる人は何かを失うことに対するメリットを知っています。「何かを得るためには何かを失う必要がある」。この意識があるかないかで、断捨離ができる人になれるかどうかが変わります。
断捨離ができる人も何かを捨てることに対して「もったいない」と思ってはいます。しかし、断捨離ができる人は「もったいないけど、仕方がない」と割り切っているのです。
このように、断捨離ができる人は目標達成のための多少の損を割り切ることができるのです。
断捨離ができる人は常に頭の中を整理整頓してすっきりとした状態にしたいと考えています。そのため、ごちゃごちゃした空間をみると「片付けたい」「不要なものがある」という風に気になってしまうのです。
部屋がごちゃごちゃ散らかっていると頭もごちゃごちゃします。断捨離ができる人は、ごちゃごちゃした空間の中から一生懸命不必要なものを見つけ出そうとし、少しでもシンプルにできないかを考えるのです。
結果として、断捨離ができる人は不要なものを見つけそれを断つのがだんだんできるようになっていくのです。
断捨離ができないと物が増え、家が乱雑になりがちです。断捨離ができない人の深層心理は下記のような傾向があります。
断捨離を邪魔する最大のものは「もったいない」という気持ちです。この「もったいない」という気持ちは執着心の表れです。たしかに「もったいない」という精神は日本人の美徳です。
しかし、現代社会は大量生産大量消費の時代であり、何もしなくても物が自然に増えていきます。「もったいない」を理由になんでもかんでもため込んでしまったら部屋があっという間に物であふれかえってしまいます。たしかに、何も捨てないことはなにも無駄にしていないように見えます。
しかし、ものをしまう時間や物を収納するスペース、そしてものを管理する精神力など、ものが沢山あるだけで意外と消費しているのです。また、執着心はものに限らず、人間関係に関してでも同じことが言えます。
執着心の強い人はものを断つということのほかに人間関係を断つということも苦手である場合が多いです。このような人は人間関係において疲れやすい傾向にあります。「人間関係に疲れた」「頭の中がごちゃごちゃしている」と感じたら、断捨離にチャレンジしてみましょう。
執着心は何かを失う怖さからもきています。例えば、未来への不安や対人関係の不安です。
このような不安感は失う勇気を無くさせます。何かを失うことは勇気がいることです。逆に言えば失う勇気を手に入れれば、自然と未来への不安や対人関係の不安を解決することもできるようになります。
なぜかというと、何かを手に入れるからには何かを失う必要があるからです。何も失わないことは、何も手に入れないことなのです。従って、新たな一歩を踏み出すためにも勇気を出して何かを失う覚悟をすることが必要なのです。
断捨離ができない人は「必要なもの」「必要でないもの」の判断をすることが苦手です。その原因として考えられるのは他人を基準として生活しているからです。
何かを捨てようと思っても「あ、これは○○さんがくれたものだから」「あ、これは流行の物だから」という理由で捨てられなかった経験はありませんか。
断捨離の時に捨てるものを決めるときに一番大切なことは「私にとって必要なのかどうか」ということです。「私にとって必要なのかどうか」というのは流行や他人を基準に考えてはいけません。
あくまで、「自分にとって」という点で考えることが重要なのです。例えば、他人が綺麗だといっていた洋服でもそれが自分にとってのお気に入り出なければそれは断捨離の対象なのです。
このように、周りの評価に振り回されることなく、自分の価値観で物事の判断ができるようになることが断捨離のポイントなのです。
断捨離が出来ない人の深層心理の4つ目は、断捨離をする決断をすることができないことです。断捨離をするということは、今まで持っていたものを手放すということでもあります。
これまで使っていたものや、家に置いてあったものを手放す時には、これまで説明してきたように「もったいない」と思ってしまったり、「これからも使うかも」といった様なマインドになってしまい、断捨離を躊躇してしまうのです。
断捨離が出来ない人の多くの深層心理には、こういった決断力の欠如があるのです。
断捨離ができない人にとって、断捨離の作業は億劫なものです。しかし、そんな中でも断捨離ができると多くのメリットがあります。ここでは断捨離ができる人のメリットを3つご紹介したいと思います。
断捨離ができる人のメリット1つ目は、無意識にストレスを感じることが減っていくことです。脳は視界に入る情報が多ければ多いほど疲労するといわれています。大量生産大量消費の世の中は無意識に脳のストレスを増やしているのです。
また、大量にやりたいことがあるのに手が付けられずにやりたいことができないとき、やらなければいけないものに追われているときも脳はストレスを感じています。「片付けたい」「忙しい」「片付かない」このような感覚もストレスなのです。
ストレスを減らすためには物の量を減らすことが一番の近道です。いま必要としていないものを断つことによって脳が軽くなります。また、物に限らず人間関係においても同じことが言えます。
無理してお付き合いしているグループや仲間を断ち切ることで、自分のための時間が生まれます。それによって脳のストレスが軽減されるのです。
断捨離ができる人のメリット2つ目は、生活の中で決断力が身に付いてくることです。
断捨離では常に「捨てるもの」と「残すもの」の区別をしていきます。断捨離の時のポイントは自分中心に価値観を置くことです。
「これは私にとって本当に必要なものなのかどうか」ということについてひたすら考え、判断を続けていく必要があります。
そのため、少しずつ他人の価値観や過去にとらわれなくなるのです。断捨離で小さな決断を繰り返すことによって、決断力が養われるのです。
断捨離ができる人のメリット3つ目は、空間的にも心理的にも余裕ができてくることです。断捨離によって不要なものを断つことで空間的にも心理的にも余裕が生まれます。断捨離によってものが減った分の空間は本当に大切なもののために使いましょう。
例えば、収納にスペースができた分ほかの大切な衣類を収納する分の収納スペースが広くなります。これによって風通しがよくなったり、衣類に皺が付きにくくなったりします。したがって、より大切な物をよりいい状態で保管できるようになります。
タンスやクローゼットから取り出したものがいい状態で保存されていると使う側も気持ちいいです。また、ものが減ることにより「パッ」と必要なものを取り出せるようになるので探し物が減ります。「あれってどこ行ったけ?」と探すのは非常にストレスがかかりますし、心が緊張します。
そのような事が無くなるので、心に余裕が出てくるのです。
ここまで断捨離ができる人のメリットを見てきましたが、断捨離ができない人はどうすれば良いのでしょうか?努力すれば断捨離ができる人になるのでしょうか?結論から言えば、今は断捨離ができない人でも断捨離ができる人になることは可能です。
断捨離を行うためには、仕分けの時も処分の時も大事になるのが決断力です。この決断力が身に付けば断捨離もスムーズに終わります。ただし、決断力をつけるにも努力は必要です。努力なしには断捨離ができる人にはなりませんので、注意しましょう。ここでは断捨離ができない人ができる人になるための方法を3つご紹介します。
「断捨離ができない人はどうすれば良いか?」と悩んだあなた。まずは「断捨離ができる人になりたいか?」を考えるようにしましょう。
断捨離ができない人だからといって人生がダメになる訳ではありません。確かに断捨離ができる人のメリットはありますが、あくまでメリットであって人生を生きる上では絶対条件ではないのです。
断捨離ができない人の中には「自分じゃできないから散らかったら業者に依頼して断捨離してもらう」と割り切ってしまう方も多くいます。こうすることで変に「断捨離ができない」と悩む必要がなくなり、スッキリとするでしょう。
断捨離ができる人になるには日々の努力が欠かせませんので、その努力をしたいのかを一度考えるようにしましょう。
断捨離ができる人になる方法の1つ目は、断捨離をした後の部屋や空間の姿を明確に持つことです。「自分は断捨離を成功させて、こういう部屋・空間を手に入れたい」というイメージを強く持つことが断捨離ができる人になるポイントなのです。
自分が理想とする部屋・空間が基準となり、その基準から離れたら断捨離するという流れにできるのが最終的な姿です。
断捨離ができる人になる方法の2つ目は、毎日5分から断捨離を始めてみることです。最初から丸一日かけて断捨離をするのは難易度が高く、途中で挫折してしまう可能性が高くなります。
そこで、まずは毎日5分からでも良いので断捨離を始めると、断捨離をすることに慣れていき、断捨離ができる人に変わっていくのです。「たった5分、されど5分」ですので、1か月間継続した結果の部屋・空間を見ると、きっとその結果に驚くに違いありません。
断捨離ができる人になる方法の3つ目は、少し荒技にはなるのですが業者を利用して一気に断捨離を行ってしまい、一度理想の部屋・空間を手に入れてしまうことです。
一度自分が目標としている空間・部屋が手に入ると、そこからは汚さないようにしよう・散らかさないようにしようと思って、断捨離を始めるようになるのです。荒技ですので勇気がいることではありますが、あまりにも断捨離するものが多すぎる方は試してみてください。
断捨離が好き!という性格に憧れすぎて、自分のペースで断捨離をしないと、「あぁ、あれは断捨離しなければよかったな・・・」と後悔にも繋がってしまいます。
したがって、断捨離が好きという性格を憧れるのは良い事ですが、まずは自分にあった程度感から始めていくようにしましょう。
断捨離ができない女性は実は多い傾向にあります。ゴミ屋敷を作ってしまう方の男女比を見てみると、男性は3割、女性は7割であり女性の方が多い傾向にあるのです。
女性の場合は、男性よりも体力が無く大きな荷物や重い荷物などの素材ゴミを自身で運び出す事が出来ません。粗大ゴミが部屋に溜まっていくことは、他のゴミも溜まっていく事を意味します。
また、女性は社会一般的な評判を気にするあまり、ゴミが溜まっても専門の業者に依頼することを恥ずかしいと思ってしまいます。そのため、女性の方がゴミ屋敷をつくってしまう割合が高くなってしまうのです。断捨離が出来ないからといって気にする必要はありません。
ここからは、断捨離ができない女性に向けて、上手く断捨離を行うコツを紹介してきましょう。
断捨離では重いものを運ぶことも多いため、男性の手を借りるのも一つの方法です。断捨離が出来ない女性の方に多いのが、自分一人ですべてをやろうとして途中で挫折してしまうという事です。
特に女性にとって重い荷物を運び出すことはかなり手間のかかる作業です。手間のかかる粗大ゴミの運び出しをやろうとするのであれば、体力のある男性の手を借りて行えばスムーズに終わります。男性の友人や、家族・親戚などの相談をしやすい方に粗大ゴミの運び出しを依頼するようにしましょう。
専門の片付け業者に依頼すると、近所にバレないようにスピーディに作業を行ってくれます。
女性であれば、世間体を気にして近所にバレたくないという心理があるのも断捨離が出来ない原因となります。断捨離を行うと大量のゴミを出すことになります。
大量のゴミを出しているところを他の人に見られるのは非常に恥ずかしいため、断捨離で一気にゴミを処分することが出来ないのです。個人で断捨離をして大量のゴミを捨てることが出来ない場合は、専門の片付け業者に依頼してスピーディに片付けをしてしまいましょう。
男性から自分のプライバシーを守りたいのであれば、女性のスタッフに依頼すれば解決します。男性に見られたくない部分もあるため、自分の部屋を男性に入られたくないという女性の方は多いでしょう。男性の友人がいないために専門の業者に依頼するにしても、知らない男性が自分の部屋に入るのは気持ちの良いものではありません。
知らない人が自分の部屋に入るにしても、同性である女性であればある程度のプライバシーも守ることが出来るでしょう。片付けの専門業者の中にはそういった女性の部屋を片付けるための女性スタッフ限定で派遣してくれるところもあります。女性としてのプライバシーを守りたいのであれば、そういった女性限定の業者に相談するようにしましょう。
断捨離ができる人になる方法の1つとして、業者に依頼して一気に断捨離してもらう方法をご紹介しましたが、どのような業者に依頼すべきか悩んでしまうこともあるでしょう。
断捨離を業者に依頼しようと思ったら、片付け業者がオススメです。
片付け業者がおすすめなのは、依頼主の話の聞き取りを行い、見積もりを立てた上で、依頼主のこれからの生活に必要なものを使いやすく片付け、不用品を適切な方法で捨ててくれるからです。
「何から捨てるのか分からない…」という方も相談に乗ってもらいながら進めることができます。
ただし、ある程度の判断は自分でしないと、一向に仕分けが進まないことになりますので、全く検討もつかない場合には業者に依頼するのは避けましょう。
断捨離ができる人と断捨離ができない人の深層心理を紹介していきました。今は断捨離ができる人でも以前は断捨離ができなかったという人が沢山います。
断捨離は日々の努力と慣れです。今は断捨離ができる人ではなくても、努力をすれば断捨離ができる人になることが可能です。ぜひ断捨離ができる人になって理想の自分を手に入れましょう。
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