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投稿日:2018年09月27日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
年末になると一斉に大掃除を始めます。しかし、どうして年末に大掃除をするのでしょうか。
今回は年末の大掃除に秘められた意味やコツ、そして注意点についてご紹介していきます。
この記事を読んで、より順調に年末掃除が進むことを願っています。
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年末に大掃除を行う習慣は平安時代から続いています。
お正月では年神という神様を迎えます。年神は高い山の上から初日の出とともに下りて来て、各家にやってくるそうです。年末の大掃除には、年神様をお迎えするために1年間たまった煤をはらうという意味があります。
神様をお迎えするために、新しい年に向けて部屋も身も心も綺麗にして大掃除を行っているのです。
年末掃除では煤といういわゆるほこりや不要なものを無くして綺麗にするというのがポイントです。
1年間ほとんど使わずにしまっている洋服や食器などはありませんか。出番がないにもかかわらず勿体無いという理由で保存しているものは不要なものです。
不要なものには、執念や不要な記憶などがついています。年末の機会に思い切って処分することが年末掃除のコツです。
年末掃除では、不要なものを断つことが重要であるとお伝えいたしました。
不要なものを断つことで、不要なものについている執念や悪い気持ちなども一緒に断つことができるのです。
執念や不用品を断つことによってすっきりとした気持ちで新年を迎えることができるようになります。
では、年末掃除の手順を見ていきましょう。
下記の6つの手順を順番に実践していけば、スムーズに年末の掃除を進めていくことができます。
年末掃除の手順の1つ目は、理想の家の姿を思い描いてみることです。
新しい年を迎えた後の理想の生活を想像してみましょう。理想の家の姿、理想の家で暮らす自分の姿を出来る限り細かく想像することがポイントです。
このように想像できる目標があると、どの程度まで家を掃除すればいいのかが定まります。
理想の姿が思い描けない方は、簡単なことでいいので想像してみましょう。好きな洋服や好きな雰囲気を想像してみましょう。それでも思い描けない場合は本やインターネットなどを参考にしてみてください。
年末掃除の手順の2つ目は、最初に掃除をする部屋を決めることです。
物の量が出来るだけ少ない部屋から掃除を始めることがポイントです。
これは、物の量が少ない部屋のほうが簡単に不要な物を断つ掃除が行えるためです。
年末掃除の手順の3つ目は、家の収納にしまってあるものを全て外に出すことです。
収納にしまってあるものを全て外に出して1通り確認することでスムーズに掃除を進めることができます。
家の中にどんなものがあるのかをすべて把握してから仕分けを行うようにしましょう。
年末掃除の手順の4つ目は、家の収納から出したものを下記の2つに仕分けることです。
まずは「使っているもの」と「使っていないもの」に分けていきましょう。
判断基準としては、今年1度でも使ったかどうかです。
1度も使わなかったものに関しては、「あまり気に入っていないもの」「好みが変わったもの」「使い勝手が悪いもの」「過去のもの」などといった原因があるはずです。
このようなものは悪い気が溜まりやすいので新年を迎える前に処分してしまうことをお勧めします。
しかし、あまり使っていないが非常に大切なものもあるはずです。そのようなものは「保留」にして保管しておきましょう。
「保留」として保管したものは、期間を開けて再度判断しましょう。
年末掃除の手順の5つ目は、「使っていないもの」を処分することです。
「使っていないもの」を処分する方法は下記のようになっています。
この様な方法があります。
最も身近な不用品の処分の仕方は、自治体の決まりに従って分別して捨てるという方法です。
最も安くすむ不用品の処分の仕方は、インターネットオークションやリサイクルショップを利用する方法です。しかし、この2つの方法には手間がかかるという問題があります。
最も早くかつ簡単な不用品の処分の仕方は業者に依頼して処分してもらう方法です。
年末掃除で出たゴミは自治体の決まりに従って捨てることが可能ですが、大掃除で出たゴミの量が大量にあるときは自治体ではなく業者に依頼して処分してもらうことがお勧めです。
自治体に従うと、ゴミを分別したりゴミ出しの日にゴミを出す必要性があります。ゴミ出しの費用はほとんどかかりませんが、ゴミを分別したり搬出したりする必要があるため時間がかかります。
一方で年末掃除を業者に依頼すると、ゴミの搬出から処分の全ての工程を業者にやってもらうことができます。業者に依頼費用はかかりますが、ゴミを処分するための時間や手間はかかりません。
年末掃除の手順の6つ目は、「使っているもの」を収納することです。
使っていないものを処分し終えた後は、使うものを取り出しやすいように収納していきましょう。
季節別に収納したり、使用頻度が多いものを手前に置いて「パッ」と出せるように収納しましょう。
後で使いやすいように収納することがポイントです。
年末掃除を業者に依頼するなら早めに予約しておきましょう。
年末は大掃除で出たゴミの処分を業者に依頼する人が大勢います。年末ぎりぎりに業者に作業を依頼しても、すでに業者のスケジュールがいっぱいで希望の日程に作業してもらえない可能性があります。
また、年末の掃除は人気なため、高めの料金を提示する業者しか残っていない可能性もあります。
そのようなことを避けるために早めに業者に予約を入れておきましょう。
早めに業者に掃除を依頼するための1つの手段として、少し早めに年末の大掃除を始めるという方法があります。
早めに年末の大掃除を終えて業者に依頼することで、より自分の要望に合う業者に依頼することができるようになります。
年末掃除を業者に依頼する際にかかる費用は下記の通りです。
部屋の広さ | 費用の相場 |
---|---|
1R | 65,000〜130,000円 |
1DK | 135,000〜150,000円 |
1LDK・2DK | 160,000〜280,000円 |
2LDK・3DK | 190,000〜300,000円 |
3LDK・4DK | 250,000〜700,000円 |
4LDK・それ以上 | 270,000〜800,000円 |
上記の値段に幅があるのは、同じ間取りの家でも部屋にあるゴミの量が異なるためです。ゴミの量が少なめであれば1ルームで約6万5千円から、ゴミの量が多ければ13万円ほどになります。
正確な値段を出してもらうためには業者に依頼して実際に家に下見に来てもらうようにしましょう。
業者によってはトラックで処分費用を定めているところもあります。
トラックで定められる費用は下記のようになります。
プラン | 費用 |
---|---|
軽トラック | 50,000円前後 |
2tトラック | 80,000円前後 |
年末掃除で出たゴミを1ッカ所にまとめられているときはトラック単位で考えるとわかりやすいです。
年末掃除で出た不用品を業者に依頼するときに注意したいのは悪徳業者に依頼しないようにすることです。
悪徳業者とは、不当に高額な費用を請求してくる業者や追加費用を作業日当日に請求してくる業者のことです。不法投棄を行う悪徳業者も存在します。
このような悪徳業者に依頼しないようにするために、極端に安価な見積もりを出してくる業者や下見に来ることなく見積もりを出してくる業者には注意をしましょう。
電話で見積もりを出してくれる業者に対しては作業当日に追加費用が発生する可能性がないかどうかの確認を行いましょう。
年末掃除のコツをご紹介しました。
年末掃除を業者に依頼すると費用がかかりますが、家の不用品を搬出したり分別したりする手間はかかりません。
年末掃除を手っ取り早く終わらせて新年を迎えたい方は業者に依頼することも1つの手です。
ただし、年末は業者への依頼が込み合う時期なので、作業を依頼したい方は早めに掃除を行うといいでしょう。
記事を読んで、廃品回収や不用品回収についてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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