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投稿日:2018年10月23日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
古い家を解体する場合、家具類などの不用品は運び出すべきかどうかという悩みの声を多く耳にします。
解体する際には、家の中にあるものは出さなければいけないのですが、それを自分でやるべきなのか、業者に依頼すべきなのかは悩ましい点です。
今回は、家を解体する際の家具の扱い方についてお伝えしていきたいと思います。
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冒頭にお伝えした通り、家を解体する際には家具や電化製品など家の中にあるものは全て出さなければなりません。
その際困るのは、「どういう手段で家具などを処分すればよいのか?」という点です。
ここでは、家の解体をするときの家具類の処分方法を4つご紹介します。
まず1つ目は、買取業者に解体予定の家にある家具を買取してもらうことです。
手間がかかりますが、買取業者に買い取ってもらうのは1番お得な方法です。処分する費用を払うのではなく、むしろもらえるのは嬉しいですよね!
家具はなかなか買取してくれる所を探すのは難しいのですが、年式の新しい家電であれば買取してもらえる可能性があるので、問い合わせしてみましょう。
2つ目は、自治体の決まりに従って自分で家具などを処分することです。
自治体のゴミとして処分すれば、無料若しくは、低価格で捨てることができます。
ただし、安く済む分、ゴミの分別やゴミ出しの日に従って処分することが必要となります。
また、粗大ごみとして捨てる場合は市町村の指定の方法で粗大ごみシールを買い、粗大ごみに貼り付けて搬出する必要があります。※自治体によって粗大ごみの出し方は異なるので、自分の住んでいる自治体のルールに沿って処分下さい
時間に余裕があったり、どうしても安く抑えたいという方については、自治体のゴミの日に出すようにしましょう。
そうはいっても、タンスや冷蔵庫など大きなものについては自分では処分できないと思いますので、その際には業者に依頼して対応してもらいましょう。
3つ目と4つ目の方法が、業者に依頼して家の家具を処分する方法です。
家の解体業者や不用品回収業者に依頼すると、ゴミの搬出を業者にやってもらうので手間がかかりません。しかしその分だけ人件費や処分費がかかるので費用が高くなります。
家の解体業者は産業廃棄物しか取り扱っていない場所がほとんどですので、処分出来るものが限られます。一方で不用品回収業者はほとんど全てのゴミを処分することが可能です。
上記で、業者に依頼して家の家具を処分してもらうならば、解体業者と不用品回収業者があることはお伝えしたとおりです。
それでは、この2つの業者のうち、どちらに依頼すれば良いものなのでしょうか?
結論から言うと、不用品回収業者になります。
解体業者が許可を持って解体できるのは家のみで、家の中のゴミを処分するには一般廃棄物の収集運搬の許可が必要になります。
これを持っている解体業者であれば合法に家具などの処分を行うことはできるのですが、持っている解体業者は殆どいません。
したがって、解体業者に家具類を処分してもらうことは現実的ではないのです。
ただし、不用品回収業者の中にも一般廃棄物の収集運搬許可を持っていない業者もいますので、しっかりチェックするようにしましょう。
家具類を家の解体前に処分する際の手順を見ていきましょう。
ここでは、「不用品回収業者に依頼する手順」「地方自治体で処分する手順」の2つをご紹介していきます。
その後、処分時の注意点をご紹介します。
家具類の運び出しは自分で行うのが困難な際には、不用品回収業者に搬出してもらうことが可能です。
その際には下記の手順で依頼します。
不要な家具を処分してもらうためのお見積りを出してもらう方法は、2通りあります。
業者に下見に来て出してもらう方法と電話で出してもらう方法です。
前者の下見でのお見積りは、処分したいものが何部屋分かあるときに利用することが多いです。
後者の電話でのお見積りは、処分するものの量が少ないときに利用できます。
しかし、業者によっては電話で安くお見積りを出しておいて作業当日に追加請求をする悪徳な業者もいます。
悪徳な業者に依頼するのを防ぐためにも、複数の不用品回収業者に見積もりを出してもらい比較検討して決めるようにしましょう。
多少の手間をかけてもいいので、とにかく費用を安く抑えたい方は自治体の処分方法に従いましょう。
自治体で不要な家具を処分するときは下記の手順になります。
上記の手順はあくまで一例なので、自分が住んでいる自治体のルールに則って処分するようにして下さい。
自分で指定場所に搬出することが困難な場合は、申し込みの時点で市町村に引き取りに来てもらえないかの確認を行いましょう。
自治体によっては事情説明することで特別に家具の運び出しにも対応している場合があります。
自治体の粗大ごみ処分では時間がかかるため、自治体で不要な家具を処分する時は必ず余裕を持って準備しましょう。
家の解体前に家具類を処分する際の注意点は2つあります。
1つ目は早めに計画を立てて行うこと、2つ目が悪徳業者に気をつけることです。
自治体で家具類を処分するにしても業者に依頼して家具類を処分するにしても、早めに計画立てて行うことが重要です。
業者はシーズン中は非常に忙しくなるため、突然依頼をしても対応してもらいえない場合があります。
また、繁忙期に依頼料金が割高になるケースもあります。
したがって、祝日やシーズン中は出来るだけ避けて依頼をするといいでしょう。
この後に悪徳業者の特徴や、悪徳業者を避ける方法をお伝えしますが、不用品回収業者の中には悪徳業者が存在しています。
そのような業者に依頼するとトラブルに巻き込まれてしまい、嫌な思いしかしないので気をつけることが重要です。
したがって、家の解体時の家具を回収してもらう業者の選定はしっかりと行いましょう。
先ほど、家の解体前の家具類の処分を業者に依頼する際には、悪徳業者に気をつけましょうとお伝えしました。
とはいっても、どのようにして悪徳業者を避ければよいのでしょうか?
そもそも悪徳業者とはどのような業者なのでしょうか?
下記に悪徳業者の特徴をまとめてみました。
上記のようなトラブルに巻き込まれないためには、具体的にどうするのが良いのでしょうか?
家具類の処分を業者に依頼する際のコツは、複数の業者からお見積書を取ることです。
複数の業者からお見積りをもらうことで極端に料金が高い業者や安い業者が分かります。
また、複数見積をすることで様々な業者を比較検討して、自分に最も合う業者を見つけることが可能になります。
不用品回収業者に依頼して不要になった家具類を処分してもらう場合には、家具の量や質によって料金が変わってきます。
下記に記載する料金相場は、「トラック1台分でいくら」で計算しています。
プラン | 料金 |
---|---|
軽トラパック(荷台容量2.5m3) | 35,000円 |
1トントラックパック(荷台容量5m3) | 55,000円 |
2トントラックパック(荷台容量14m3) | 175,000円 |
4トントラックパック(荷台容量20m3) | 255,000円 |
料金は自治体で処分する際に比べて割高になりますが、不要な家具類を搬出する手間や分別する手間が要りません。
今回は家の解体をするとき家具類は自分で処分するべきかどうかをご紹介しました。
家の解体をする前に自治体や不用品回収業者で家具類を処分しておくことが費用と手間の面から考えてお勧めです。
記事を読んで、不用品回収の費用や時期について興味を持った方はこちらも御覧になってみてください。
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