オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2018年12月22日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
片付けと整理、収納の違いはお分かりですか?
片付けと整理、収納の意味を知っていれば難しくはないですが、なかなか真剣に考えたことのある方も少ないでしょう。
また、それぞれを実践するとどのように違うのか?という事も普段は考えないと思います。
今回は、この片付けと整理、収納の違いをお伝えするとともに、実践法を解説していきます。
オコマリは、片付けを始め遺品整理やゴミ屋敷片付け、生前整理、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。片付けに関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの片付けサービスの詳細については、「片付け|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
それでは早速、片付け、整理、収納の意味の違いについてお伝えしていきたいと思います。
下記に、それぞれの意味を解説してみました。
この定義だけ見てもわからないと思いますが、上記の図を見れば一目瞭然だと思います。
片付けは、整理や収納を含んでいる言葉です。
「片付けなさい!」と言われれば、散らかっている状態をもとの秩序だった状態に戻すために、捨てたり収納したり畳んだりすると思います。また、必要に応じて掃除も行うでしょう。
このように「片付け」という言葉は、様々な言葉を含んだものだというのが理解できます。
片付けには「捨てる」という行為が含まれているのでしょうか?
ここは人によって考え方が異なりますが、今回の記事では「捨てるという行為も入る」という前提で話を進めていきます。
理由としては、片付ける目的は空間を綺麗すっきりにすることなので、その過程でものを捨てる行為は必要になることが多いためです。
捨てることなしに部屋を綺麗すっきりにできなくはないですが、不要なものを捨てることで部屋の物量が減り、すっきりとした部屋になります。
片付けを行う際には、捨てることも考えて実践していきましょう。
さて、ここまでは片付け、整理、収納の定義についてお伝えしてきました。
ここからは、それぞれの実践方法を解説していきたいと思います。実践方法は、下記の手順で行います。
まず最初のステップは、片付けの定義を決めることです。
既にお伝えした通り、片付けには様々な意味合いが含まれています。
整理だけがしたい人もいれば、収納だけしたい人もいます。掃除だけでよい場合もあるでしょう。
そこで、今回「片付けをしたい」と思った背景を思い返して、どこまで今回やるのか?を明確にしましょう。
このステップを考えずに進めていくと、「あれ?自分は何がしたかったんだっけ?」となり、無駄な時間を過ごしてしまう可能性があるので注意しましょう。
続いては、片付ける部屋を決めることです。
年末に近づけば、家の大掃除をしよう!と思い立つ人もいるかと思います。
しかし、家全体の片付けや掃除を一気に行おうとしても途中で挫折するだけです。
家を分割して、どこの部屋から整理や収納を行っていくのかを決めるようにしてください。
最初は玄関やキッチン、階段下の収納といった狭い、もしくは小さなスペースから始めるのがおススメです。
さて、部屋が決まったら早速整理を始めましょう。
もし床の上にものが散らかっているならば、そこから始めるのがよいでしょう。
既に床の上は綺麗な場合には、部屋の中で一番ものが固まっている箇所に狙いを定めてそこから開始します。
そこにあるものを一度床の上に出して、必要・不要の判断を行っていきます。
必要だと判断したものはまとめておいて後で収納します。逆に不要だと判断したら、ゴミ袋にドンドン入れていくようにして下さい。
部屋全体の整理が終わらなかったとしても、ある程度不要なものが溜まったら不要なものを捨てましょう。
ゴミ袋に入れ続けているならば、一度そのゴミ袋を玄関先に移動させたり、ゴミの収集スペースに出しに行きましょう。
不要なものを溜め込んでおいて一気に捨てに行くことをすると、それまで部屋の中のスペースがゴミで占領されることになるのでおススメしません。
必要だと判断したものは収納をしていきましょう。
収納をするときには、服なら春夏秋冬で分けたり、下着やアウターで分けたりと使用季節や使用頻度が同じものを一緒にして収納するようにしましょう。
一緒にまとめておくことで、まとめた時に同じような服が見つかって、「捨てよう」という判断ができることもあります。
文房具や食器類を収納するときにも、同じようなものを見つけて捨てられますので、「同じものでまとめる」を意識して収納して下さい。
最後のステップとしては、掃除をすることです。
ここまでの流れをキッチンで考えてみると、このようになります。
キッチンの収納からすべてを一度出して、整理としての仕分けをしていきます。
必要なものは取っておいて、不要なものはゴミ袋にドンドン入れていきます。そして必要なものは、同じカテゴリでまとめて収納していきます。
全部が終わったところで、最後の掃除を行います。掃除を整理する前の全部が出し切ったところで、一度拭き掃除をしても良いでしょう。収納をしてしまうと、わざわざどかして掃除するのは大変だからです。
掃除をする際には、上から下に向かって掃除をしていくと、上のゴミやほこりが落ちても2度手間になることが避けられます。
ここまでの話はすべて自分自身で行うことを前提としていました。
しかし、自分だけではどうしようもできない状況というのもあると思います。
そんな時には業者に手伝ってもらって、片付けを行うのも一つの手です。
ここでは、業者に手伝ってもらうならどこまでなのか?についてを解説します。
まずは整理と収納のみを手伝ってもらう場合です。
整理と収納の場合には、不要になったものの処分は自分自身で行う必要があります。
このようなプランだと、「1時間いくら」という風に値段設定が行われています。「1時間2,000~5,000円」が業界の相場のようです。
とにかく散らかっている状態を収納することで何とかして欲しいという方にはおススメです。
続いてが処分だけを業者に手伝ってもらう場合です。
処分だけであれば、不用品回収業者などが適切な依頼先でしょう。
処分だけですので、これとこれを処分して欲しいというように、処分するものが明確になっている必要があります。
大型家具や家電など自分一人では捨てるのが困難なものがある場合には、依頼するのが良いでしょう。
相場としては、1部屋あたり3~8万円です。どれくらいの値段になるかは、どれくらいの物を捨てて欲しいのかによって変わってきます。
処分と掃除を手伝ってもらう場合には、処分は先ほどお伝えした相場ですが、掃除はどれくらいのレベルを求めるのかで変化します。
単純な掃き掃除であれば、処分料金に加えて1万円ほどで済みますが、本格的なハウスクリーニングとなってくると1部屋あたり3~5万円くらいが必要になるでしょう。
壁についてしまったカビや脂汚れは、壁紙を変えないと落とせないことが多いので、ハウスクリーニングではどうにもできません。
「どこまで掃除してほしいのか?」を明確に伝えるようにして、料金を決めてもらいましょう。
片付け全部というのをすべて任せるのが、このプランとなります。
このように、値段の決まり方がそれぞれ異なりますので、しっかりとお見積もりをしてもらうようにして下さい。
ただ、一つの業者にすべてを依頼する方が確実に安くはなりますので、相談できるかどうかはお問い合わせ時に聞いてみるのが良いでしょう。
今回は片付け、整理、収納の意味の違いと、それぞれの実践方法についてお伝えしてきました。
自分ですべてを行える方は良いですが、業者に手伝ってもらうのも毎日が忙しい方や、あまりにも片付けたい量が多い人にはおススメです。
自分一人で抱え込まず、困ったときには他の人の手に頼ると良いでしょう。
記事を読んで、片付けについてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみてください。
片付けのことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは片付けについて、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に片付けに詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。