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投稿日:2019年01月16日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
実家の片付けは、これまで何十年と生活してきた物が溜まっているため、非常に大変なことが多いです。
もし両親、もしくはどちらかがまだ実家に住んでいると、「捨てることが勿体無い」「まだ使うかもしれないから」と言われてしまい、一向に片付けが進まないこともあるでしょう。
今回は、そんな実家の片付けを成功に導く方法をお伝えしていきたいと思います。
オコマリは、片付けを始め遺品整理やゴミ屋敷片付け、生前整理、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。片付けに関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
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それでは早速実家の片付けを成功に導く方法をご紹介していきたいと思います。
まずは、両親が実家に住んでいる場合を前提として片付け方法をお伝えしていきたいと思います。
実家の部屋の中には自分の部屋も残っているはずです。
実家の片付けをする際には、まずは自分の部屋から始めてみてはいかがでしょうか?
自分の部屋からであれば、両親も文句をいうことは無いと思います。自分の持ち物なわけですから、捨てても問題ないということです。
実家にある自分の部屋のものから片付けることによって、良いことが2つあります。
1つは片付いた部屋の良さを知ってもらえること。もう1つは、他の部屋の片付けの際に自分の部屋を使えることです。
特に1つ目の「片付いた部屋の良さ」を両親が実感できれば、実家の片付けに協力的になるでしょう。
実家の片付けを成功に導く方法の2つ目は、孫の力を上手く活用することです。
「孫が泊まりに来る」となれば、さすがに実家を片付けないわけにはいきません。
子育てを経験している両親ですから、ものが多かったり、片付いていない部屋は子供にとって良くないと理解できるのです。
「子ども連れて○○日に行くから、それまでに一緒に片付けようよ」と誘えば、両親も実家の片付けに協力的になってくれるはずです。
実家の片付けを一緒に行うことも、片付けを成功させる上で重要です。
自分たちで勝手に片付けを進めてしまうと、「なんで捨てたんだ!?」と激怒してしまう可能性があります。
また、両親にとっては宝ものなものもあるかもしれませんので、勝手に処分するのは避けましょう。
さて、ここまでは両親が実家に住んでいる場合の片付け方法をお伝えしてきました。
しかし、両親がすでに実家に住んでいない場合もあるでしょう。
そのような場合には、どのように実家を片付けていくのが良いのでしょうか?
ここからは、誰もいない場合の実家の片付け手順をご紹介していきたいと思います。
誰もいない場合の実家の片付け手順は、大まかに3つです。
まずは必要なものをリストアップしましょう。
そもそも片付けが必要になった理由が何かあるはずです。
実家が賃貸だから退去しないといけなかったり、実家を売却するから中身だけを片付けないといけなかったり…などです。
その理由から考えて、必要な書類やものをリストアップしましょう。
通帳や権利書、株券、現金などはよくある探しものですが、他にも着物やアルバム、箪笥なども人によってはリストに入ります。
そのようにしてリストアップした必要なものを、まずは探していきましょう。
片付けながら探すのもよいですが、それだと非常に疲れてしまいますので、まずは必要なものを優先的に探すのがオススメです。
リストアップが済んだら、実際に探し始めましょう。
自分一人で探すよりも、兄妹や家族で探す方が効率的です。
ある程度リストアップしたものがあるであろう場所を想定して探していきましょう。
通帳が玄関の下駄箱にあることは、そうそう無いはずです。
必要なものが探し終わった、もしくは時間をかけて探したけれど結果的に見つからなかった、という場合にはものを片付けるフェーズに入ってきます。
ここからは、物を捨てて部屋にある物の量を減らしていきましょう。
必要なものが押入れの奥の方に入ってたり、箪笥の後ろに落ちていると、片付けない限り見つかりません。
ゴミとして実家にあるものを捨てながらも、捜し物をしていきましょう。もし捜し物が終わっている場合には、何も考えずに捨てていけば問題ありません。
この時、自分で片付けるのか、業者に依頼して片付けるのかを決めましょう。
次の章からは、自分で実家の片付けを行う場合と業者に依頼する場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。
実家の片付けをする際には、自分で行う場合と業者に依頼する場合の2パターンあります。
それぞれにメリットとデメリットがありますので、解説していきます。
実家の片付けを自分たちで行うメリットとデメリットをご紹介していきます。
まずメリットとしては、費用が抑えられるという点が挙げられます。業者に依頼すれば、人件費・処分費がどうしてもかかってきてしまいます。
自分たちで行えば、その分を賄えるという意味で費用を抑えられるのです。
一方のデメリットとしては、面倒くさいという点に尽きます。実家の近くに住んでいれば良いですが、もし遠方であれば何度も実家に足を運ぶ必要があります。
また、ゴミ捨てもゴミの日に出さないといけないので、ゴミの日を考慮して片付けのスケジュールを組まないといけないのです。
そうなると、非常に体力を使ってしまうことになりかねません。
実家の片付けを業者に依頼するメリットとデメリットはどうでしょうか。
メリットとしては、自分たちで片付けることの反対になりますが、楽という点が一番大きいでしょう。
業者に任せておけば、勝手に片付けてくれるので、自分たちが一切動く必要はなくなります。
しかし、デメリットとしては費用が必要になってきます。
自分たちの代わりに動いてくれて、片付けと物の処分をしてもらうのですから仕方がないと考えましょう。
自分たちで実家を片付けるのか、業者に依頼するのかに正解はありません。
最初の方だけ自分たちで行って、残りを業者に依頼するという合わせ技も存在しています。
自分たちに組み合わせを見つけて、実家を片付けるのが良いでしょう。
さて、ここまで自分たちで実家を片付ける場合と業者に依頼する場合のメリットとデメリットを見てきました。
ここで気になるのは、業者に実家の片付けを依頼した場合にいくらかかるのか?という点になります。
今回は、部屋の間取り別での費用相場と物の量(物量)での費用相場をお伝えしていきたいと思います。
実家の片付けを行う場合の、間取り別の費用相場は下記のとおりです。
間取りによって幅があるのは、同じ間取りでもそこに置いてある物の量(物量)が異なるからです。
また、片付けする家がマンションで搬出が困難な場合や駐車スペースに制限がある場合には、料金が高くなる傾向にあります。
部屋の広さ | 料金の相場 |
---|---|
1R | 65,000〜130,000円 |
1DK | 125,000〜150,000円 |
1LDK・2DK | 160,000〜280,000円 |
2LDK・3DK | 190,000〜300,000円 |
3LDK・4DK | 250,000〜700,000円 |
4LDK・それ以上 | 270,000〜800,000円 |
実家の片付けの費用の概算を知る方法は、間取りだけではありません。物量を計測することによって、費用相場を知ることもできます。
実家の片付け時の費用の決まり方は、1立米と呼ばれる「1m×1m×1m」の立方体が幾つあるか?で分かります。
1立方メートルで1万円~2万円が、費用の相場です。この費用には、処分費用の他に車両費、人件費が入っています。
例えば、奥行き50cm、高さ150cm、横幅120cmのタンスは、だいたい1立方メートルの大きさとなり、この片付け費用は1万円~2万円程度です。
実家に物がたくさんある場合には、この方法で概算を出そうとすると思っている以上に大変になるでしょう。そんな時には、間取り別の方が良いかもしれません。
一方で、ある程度片付けられている部屋や、間取りよりも詳細な概算を調べたいという事であれば、物量で費用相場を計算してみましょう。
実家の片付けを成功に導く方法をご紹介してきました。
自分たちで片付けを行う分には、「大変である」という点以外にはそこまで注意が必要ありません。
しかし業者に依頼する場合には費用がかかってくるものなので、悪徳業者に依頼しないように気をつけましょう。
納得した方法で実家の片付けを終えられることを願っています。
記事を読んで、片付けについてもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
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