オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2019年05月17日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
収納の代表格といえば押入れです。
ウォークインクローゼットなども含め、衣類や、寝具などを収納する大きな収納を押入れだと定義すれば、ほぼすべてのご家庭に押入れがあります。掃除の際は、この押入れの中まできれいにすることが理想的です。
ですが、テーブルの上や、床の掃除機がけなど、表面的な部分の掃除はきちんとできても、押入れの中まで片付けや掃除をすることは、多くの人にとって億劫なことです。
そこで今回は、押入れを掃除してキレイに保つべき理由や、キレイに保つ方法をお伝えしていきたいと思います。
オコマリは、片付けを始め遺品整理やゴミ屋敷片付け、生前整理、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。片付けに関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの片付けサービスの詳細については、「片付け|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
冒頭でお伝えしたとおり、押入れはすべてのものを押入れに押し込めて、掃除をしたことにしてしまいたいと思っている人は多くいます。
ですが、それは根本的な解決方法ではありません。押入れの中まで掃除をして、きちんときれいにしてこそ、本当の意味で部屋を掃除したといえます。
逆にいえば、押入れの中が汚い状態のままでは、やがて押入れから不要なものが溢れ出してきます。
また、押入れの中が汚いままだと、カビやホコリが延々に増殖し、それが溢れてくることで部屋がどんどん汚れてしまいます。
押入れを汚いまま放置してしまえば、ゴミとホコリとカビが溢れ出てきて、ゴミ屋敷のような部屋へと変貌してしまいますので、できるだけ早いうちに、押入れの中まできれいにするようにしていきましょう。
押入れの中の物の整理よりも先に、まず気にかけたいのはカビについてです。
現代の建築は、技術や材料の進化によって、通気性が向上したり、逆に密閉性が進化することで、昭和以前の建物に比べれば格段にカビなどが増殖しにくくなっています。
壁面のクロスなどは、昔のものにくらべてかなり丈夫に、汚れにくくなっているのではないでしょうか。
とはいえ、押入れの中は別です。雨の多い日本の環境では、湿気は必ず発生し、押入れのような、空気の循環が極端に少なく、湿気が停滞しやすい場所は、どうしてもカビの温床となりやすいです。
カビの発生原因は、温度と湿度と時間、そして栄養分と酵素です。このうち、酵素は人間の呼吸で勝手に生じてしまうので、対処できません。栄養分も、カビは多くのものを栄養にできるため、完全な除去は不可能です。
そこで、最もカビを防ぐために効果的なのが、温度と湿度のコントロール。そして時間を与えないことです。
難しく感じますが、具体的に行うことは簡単です。こまめに押入れの中を掃除すればいいだけです。
物をどかして、空気を循環させ、サッと拭き掃除を行う。これを定期的に行うだけで、押入れの中のカビの増殖の多くを防ぐことが可能です。
押入れの中のカビについての対処ができたら、いよいよ収納です。掃除の次は片付けと収納。これで押入れを完璧な状態に保てます。
押入れの収納で問題となるのが、デッドスペース。よくあるタイプの押入れは、扉を開けると上下の2段に大きく分けられているだけの、非常に大雑把な作りです。
ここに、単純に物を詰めていくだけでは、デッドスペースができてしまい、うまく収納できません。かといって、ぎちぎちに詰めていったのでは、下に入ってしまったものが取り出せず、これはこれでスペースの無駄遣いです。
せっかくこまめに押入れの掃除をしようにも、このような状態ではとても掃除なんてできません。
それならばと、プラスチックケースでも用意してしまっておけばいいと思って、ホームセンターでプラスチックケースを購入する人が多いと思います。
たしかに悪くないアイデアですが、プラスチックケースだけでは、やっぱり大雑把な整理になってしまい、スペースの有効活用とはいえません。
そこでオススメなのが、つっかえ棒です。現在は、ホームセンターなどで様々なタイプのつっかえ棒が購入できます。
大きいものから小さいものまで、縦型の仕切りになるタイプや、組み合わせて使えるものなど幅広いタイプが用意されています。
これらを使い、収納するもののサイズにジャストフィットするように押入れをカスタマイズできれば、掃除しやすく、スペースを有効に使った最高の押入れをつくることができます。
その際に気をつけたいのが、なにはともあれ掃除用具を入れるスペースを確保することです。
特に掃除機は、外に出しておくと邪魔になりやすいため、押入れの中に入れるように心がけましょう。逆に、洋服はおしゃれなハンガーラックを用意して外に出し、見せる収納にするなど、押入れの中に入れない工夫に挑戦してみてください。
押入れの掃除の大切さや方法が、なんとなくわかっていただけたかと思います。
ここで一度原点に立ち返りたいのですが、とはいえ、押入れからはみ出してしまうほどの物が大量にあるときにはどうしたらいいか。
これは、残念ながら、どんなにつっかえ棒を増殖しても、押入れ自体を大きくできるわけではないので収納することは不可能です。
このような場合は、思い切って捨ててしまうことでしか解決はできません。押入れの掃除は、最終的には断捨離に行き着きます。
押入れの奥深くにしまっているだけのものは、不要なものと割り切って、しっかりと掃除を行き届かせるために、捨てるようにしましょう。
押入れの中にある物の量を減らすことで、押入れの掃除自体も非常に楽になります。スッキリしている押入れの掃除とパンパンの押入れの掃除のどちらが楽か?と想像すれば直ぐに理解できるでしょう。
押入れから不要なものを捨てようとしたら、どのように捨てれば良いのでしょうか?
自分で不用品を処分する場合には、自治体のゴミの日で捨てるか自治体の運営しているクリーンセンターに持ち込む方法が一般的です。
ゴミの日は普段から燃えるゴミや燃えないゴミを捨てているので馴染みがあると思います。
クリーンセンターに持ち込む方法は、まずは自治体にクリーンセンターがあるのかをHPなどで確認するのが良いでしょう。
もしあれば、自分で車を手配して不用品を運び込めば安い費用で処分する事が可能です。
押入れの不用品を自分で処分する方法をお伝えしましたが、業者に依頼して不用品を持っていってもらう方法もあります。
押入れの中にあるタンスや衣装ケース、ミシンなど重たい家電や家具がある場合や、押入れ以外の不要な物を処分するならば、業者に依頼するのも有効な手段です。
すべて家庭ごみで捨てるには、時間もかかりますし、大きな家具や家電などある場合は、動かすだけで大変な重労働になるかと思いますので、無理をせず業者に依頼するようにしましょう。
ですが、どんな業者に依頼をしてもいいというわけではありません。
実は、片付けや掃除の専門業者は数多くいるのですが、中には悪質な業者も少なからずいます。断れないタイミングで法外な料金を追加してきたり、回収した不用品を不法投機したりと、法律に触れるような不法行為を行う業者も、残念ながら存在します。
こういった業者を避けるためには、しっかりと料金を明示していることや、対応が丁寧で安心できたり、他の利用者のレビューが信頼できるなど、いくつかの要素を組み合わせてしっかりと見極めることが大切です。
意外と重要なのが、電話やメールの対応の質です。電話に出なかったり、作業中に電話に出るような業者については論外ですので依頼しない方が良いでしょう。またメール返信が2日以上かかる所も止めておきましょう。
押入れの中が汚いままでは、不用品がどんどん溜まっていき、カビやホコリが増殖し、いつの間にかそれらが溢れて部屋がひどい状態になってしまいます。
そうならないためにも、こまめな掃除と、きちんと収納することが大切です。
なにより、不要なものは押入れにしまうのではなく、捨てるようにしましょう。
基本的には自分で捨てられるものだと思いますが、重たいものがある場合や数が多い場合には業者に依頼して片付けてもらいましょう。
記事を読んで掃除や片付けについてもっと知りたい方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
片付けのことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは片付けについて、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に片付けに詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。