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遺品とはの説明図

投稿日:2017年03月31日 更新日:2021年03月30日

遺品とは?遺品の扱い方を徹底解説!

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

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遺品とは、故人が生前所有していた物の全てのことを指します。遺品は、遺産と区別されることが多く、遺品は一般的に財産的価値がない(ほとんどない)ものを指すことが多いです。

このページでは、相続としての遺品や形見分けとしての遺品、捨てるべきものとしての遺品など様々な遺品について解説していきます。遺品について興味のある方は、ぜひ最後までに読み進めていってください。

オコマリでは、遺品整理を始め生前整理やゴミ屋敷清掃、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。遺品整理に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。

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目次

遺品とは何か

遺品とは、故人が生前所有していた物の全ての事を言います。家にある家具や雑貨、会社で使っていた文具や靴や眼鏡なども遺品に相当します。

ここで大切なのは「所有」していた物であるという事で、「使用」していただけでは遺品に該当しません。

友人に借りていたゴルフクラブや、会社が所有していて故人が仕事で使っていたデスク等は、友人や会社のものなので、故人の遺品にはなりません。

また、遺品とは財産的価値のないもの(ほとんどないもの)を指すことが多いです。

もちろん遺品がたくさんあって、全てをお金に換算してまとめたら大層な金額になりますが、ここでは遺品ひとつひとつの価値を言います。

遺品と遺産との違いとは?

故人が生前所有していた物を遺品と言う、とお伝えしました。

遺品と同じような言葉で「遺産」がありますが、遺品と遺産との違いとはどのようなものなのでしょうか?

遺産は、故人が残した金銭価値のある財産の事です。

遺品の中にも遺産が含まれる事がたまにあります。例えば高級な時計などの場合です。

高級な時計は遺品でもあり、遺産でもあります。しかし、故人が所有していた土地は遺品と基本的には呼ばず、遺産としか呼びません。

遺品とは何かを感覚的に理解する為にも、遺産との違いをみてみましょう。

遺産の具体的には下記のようなものがあります。

これらが遺産に値します。

遺された家族には価値の分からない美術品や骨董品、コレクションしていた切手やフィギュアなど、お金に換算すると価値のある物は、遺産とみなされる場合があります。

遺品ってどうすればよいの?

遺品とは何か?については学べたと思いますが、その上で遺品をどうすれば良いのでしょうか?

ここからは出てきた遺品をどうすれば良いか?についてを見ていきたいと思います。

遺品とは、故人が生前所有していた物の全て、とお伝えしましたが、遺産という言葉もある事は解説したとおりです。

出てきた遺品、遺産については大きく分けて下記の4つの対応方法があります。

次から遺品としてのそれぞれの対処方法を見てみましょう。

相続としての遺品とは

相続としての遺品とは、主に遺産としての役割を持ちます。

人が亡くなると、故人が遺していった物をどうするかがひとつの大きな問題になります。遺品であれば、財産価値がほとんどないので遺族で保存、処分、形見分け等の管理をする事ができます。

しかし、金銭的価値のあるものは、誰かがしっかりと引き継いでいかなければいきません。この引き継いでいく流れの事を相続と言い、引き継ぎに該当するのが遺産となります。

相続の対象

相続の対象となる遺産とは、現金、預貯金、有価証券、宝石の他、土地、家屋等の不動産、貸付金、特許権、著作権など金銭に換算する事ができて経済的価値のあるもの全てが該当します。

また、故人の死亡によって得る事となる死亡退職金や生命保険契約の死亡保険金なども該当します。

ちなみに、プラスの財産だけでなく借金によるマイナスの遺産も相続の対象となります。

相続したら

相続する人を相続人と言い、基本的には配偶者が相続人となります。

配偶者が先に亡くなっている場合は、血族相続人という親族が相続人となり、故人から見て子→父母→兄弟・姉妹の順に対象となります。

遺産が自分のものになるという単純なものではありません。

遺品と違い、相続した遺産には相続税がかかるので、役場で名義変更をして、故人の死亡から10か月以内には税務署へ申告しなければなりません。

また、借金を相続した場合は、遺産の預貯金で返済し、残ったプラス遺産を相続する方法もあれば、相続自体放棄する手段もあります。

どちらにせよ、借金が関わる場合は弁護士や司法書士に相談し、誤った判断をしない方が身のためです。

相続トラブル

相続は、配偶者がいない場合は血族相続人が行う事と決まっておりますが、家族関係が複雑だとトラブルを招くことがあります。

また、故人しか知らない遺産が後になって発見された場合、それが預貯金であっても借金であっても相続人は混乱してしまいます。

人の死は予期できる事ではありませんから、仕方がない事ではあります。

遺された家族がトラブルに巻き込まれないためにも、ライフエンディングを考える上で、遺産が少ないと思っても遺言書も大切なポイントになります。

形見分けとしての遺品とは

「この時計はお父さんの形見だから、大切にしているんだ…」など、ドラマでも一度は聞いたことがある形見。

遺品全般が形見となり得ますが、その遺品を故人と縁のある方に分ける事を形見分けと言います。

ただ「遺されたものだからみんなで分けましょう」という実用的な作業ではなく、「故人の思い出を共有し、遺された私達もこれからしっかり生きていきましょう」という優しい意味合いがあります。

形見分けの時期

一般的には、四十九日の忌明けの時に行う事とされています。

故人が成仏する日が四十九日であり、遺族としてもこの時期までは、法要や香典返しの準備等があり、人によっては悲しむ暇なく忙しい日々が過ぎていきます。

そんな中でも、葬儀・初七日法要が終わりひと段落したら、故人を思いながら遺品を整理し、四十九日法要の時に形見分けをするとよいでしょう。

また、宗教によっても形見分けの時期様々です。

宗教 時期
仏式 四十九日の法要
神式 三十日祭、五十日祭の時
キリスト教 形見分けという風習はないが、1か月命日(納骨日である召天記念日)や追悼ミサの時

形見分けする相手がキリスト教で、遺族側が仏教であった場合は、相手に合わせる必要はなく、仏式のマナーで形見分けして問題ありません。

形見分けする相手

基本的に形見分けとは、遺品を親から子、兄弟姉妹から甥姪、親しくしていた後輩等、目下の人に与える事を言います。

その為、目上の親族や故人から見て上司、先輩にあたる方に形見分けする事は失礼に値します。

最近では故人とゆかりのあった方であれば目上でも形見分けをして良い風習になってきました。

そうしたい場合は、遺族から目上の方へ形見分けしたい気持ちをしっかり伝え、受け取ってもらいましょう。

もし相手方が遠慮された場合は、無理に押し付けずにお相手の気持ちを考慮しましょう。

また、このようなパターンもあります。

遺言書で「〇〇の釣り竿は、一緒に釣りに行っていた〇〇先輩がとても褒めてくれていた。もし私がなくなったら、あの釣り竿は〇〇先輩に渡して欲しい。」など具体的な事が書かれていれば、その通りにしても問題はありません。

その際は、遺品を渡す相手に経緯をしっかり説明しましょう。

形見分けの渡し方

形見分けの遺品は忌明け時の宗教儀式の際に渡すのがスムーズです。

遠方の場合は遺品を郵送で送っても問題ありません。

添え状に故人の思い出を綴り、遺品の包装は簡易にしましょう。

白地に「遺品」と書くくらいならマナー違反ではありません。

また、選ぶ品は贈る相手が困らないものである事が大切です。

野球が趣味ではない人にほとんど新品だったとしても、バットやグローブの遺品を贈っても喜ばれませんし、病気で自由に歩けない人に人気のスニーカーの遺品を贈っても、逆に悲しまれてしまうかもしれません。

一般的には時計万年筆などの遺品が喜ばれます。

洋服やスーツを贈る方もいらっしゃいますが、サイズが合っていないと着る機会もありませんし、汚れやほつれがある場合もあるので、事前に遺品を念入りにチェックしましょう。

女性には、着物もよく選ばれる遺品のひとつです。

形見分けでは過剰な遺品の包装しない

形見分けする遺品はプレゼントではないので、過剰な遺品の包装をしてはいけません。

送ったり持ち運びが大変な場合は、出来る限り白無地の箱や袋に入れて、遺品を渡しましょう。

高価でない遺品を選ぶ

遺言書にある場合以外、高価なものは遺産相続に関わる可能性があるので送ってはいけません。

遺族としては送りたい気持ちがあっても、高価な物をもらった側は、のちのち形見分けが原因でトラブルになる可能性もあります。

また、1年に110万円以上の物を受け取った場合、贈与とみなされて贈与税がかかります。

価値のあると思われる絵画や壺、金で作られた美術品などの遺品は、一見価値が分からないので注意が必要です。

相手の気持ちを考える

形見分けをされる側は、受け取ってほしいと言われると断りづらいものです。

故人の思い出を分けるという意味の形見分けですから、明らかにもらって困る遺品を渡さないようにしましょう。

いくら思い出があるものでも、着古したスーツや動かない時計などがそれに値します。

「故人が使っていたものなら何でも嬉しいです!」と思ってくれていそうな後輩だったとしても、遺族としては使えないものではなく、今後使ってもらう事で故人の思い出を分け合いましょうという気持ちで遺品を選びたいですね。

また、形見分けをする前に、必ず受け取ってもらえるか確認し、断られた場合は無理に遺品を渡してはいけません。

受け取ってもらえる場合は、出来る限り綺麗に遺品を掃除し、時代に沿わないデザインの着物などであれば、リメイクして渡しても構いません。

形見分けはプレゼントではありませんが、受け取ってもらう相手の気持ちを考えた遺品を渡しましょう。

形見分けのお礼の仕方

形見分けはプレゼントではないので、基本的にお礼をする必要はありません。

もらった場合は、「ありがとう」というより遺族を励まし、心寄り添う気持ちの方が大切です。

どうしても何かお返ししないと気が済まない、という方はお線香や季節の果物等をお供え物として送りましょう。

そうした方が、遺族にとっても実用的で遠慮なく受け取ってもらえるでしょう。

形見分けを処分したい時

形見分けで頂いた物は、大切に保存したり使用する事で故人の供養になります。しかし、物はいつか壊れ、古くなるもの。

形見分けでもらった遺品が壊れてしまっても、不用品として処分してはいけないわけではありません。

ですが、他のごみと一緒にごみ袋にその遺品を入れて出すのは気が引けますよね。

その場合は、お寺や神社で年末年始やお祭りの時に、お焚き上げと言って燃やしてもらう供養の仕方もあります。

お焚き上げの機会まで待てない場合は、自宅で遺品に清め塩(遺品に塩を振りかけて清める)を行い、その後ごみとして処分しても、立派な供養になります。

捨てるべき遺品とは

「遺品の中で捨てるものなんてあるの?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、遺品の中でも捨てるべきものもあります。

遺品とは、故人が生前所有していた物の全て、とお伝えしたように遺品の中にも不要な服、書籍、食器などがあります。

これらを処分せずに全て形見分けしようとするのは無謀ですし、誰も欲しがらない遺品は必ず出てきます。

そのような遺品については、しっかりと処分していくようにしましょう

遺品を自分で処分しようとした時に気をつける事は、その自治体のゴミのルールに則って処分することです。

自分が住んでいる自治体と、遺品を片付ける自治体が異なるケースは多くあります。

自治体が異なればゴミ出しのルールも変わってくるので、その自治体のホームページなどをチェックするようにしましょう。

売れる遺品とは

「遺品なんて売れない」と思っている方は多いかと思いますが、最近はフリマアプリが浸透してきており、その中で遺品を売る人が増えています

遺族にとっては価値のない遺品だとしても、誰かにとっては価値ある遺品の事もあります。

遺品の中でも売れる遺品と売れない遺品があるのは間違いありません。

それでは実際に売れる遺品とはどのようなものなのでしょうか?下記に紹介していきます。

売れる遺品 売れる理由
故人が集めていたキャラクターグッズ 有名なキャラクターでなくても、一定のファンがいれば売れる可能性があります
食器類 アンティークの食器はもちろんですが、未使用の食器は売れる可能性があります
家電 製造から5年以内で状態の良い家電は売れる可能性があります
洋服・和服 キロで買い取ってくれる古着屋に持っていくと非ブランドでも売れる可能性があります
盆栽 趣味が合う人にとっては欲しいものになって売れる可能性があります

遺品整理とは何か、どのように遺品整理をすべきか

故人の遺品を、整理する事を遺品整理と言います。

遺品整理は、単なる片付けとは違い、故人との思い出を噛みしめながら、これから続いていく自分たちの生活を見据えていく作業でもあります。

片付けだけでしたら、物を整頓して要らない物は処分すれば良いのですが、遺品整理の対象となるのは全て自分自身のものではなく故人のものです。そう簡単には進みません。

また、何を見ても故人を思い出して辛くなってしまう時期に、遺族がひとりで遺品整理するのはおすすめできません。

葬儀も終わって心も落ち着いた頃に、頼れる家族と2人以上で作業する事が望ましいでしょう。

関連記事:遺品整理について詳しく知りたい方はこちら
遺品整理とは

遺品整理のやり方

遺品整理を行う時は、故人への供養の気持ちを持ちつつ、ある程度さっぱりした気持ちが必要です。

何でもかんでも「これは思い出の品だから…」と置き場所を変えなかったり処分しないでいたら、整理できるはずのものも出来ません。

遺された家族が快適に過ごす為に、しっかり整理する事こそが、遺品整理における供養だと考えます。

遺品整理の基本は下記の3つに遺品を分けるところから始めます。

しかし、この3つの分類しかないとなると、どこにも振り分けられないという方もいらっしゃるかもしれません。

その場合は下記のようなジャンルも作ってみるのも良いでしょう。

また、処分する遺品についても下記のように分類しています。

分類方法は、スペースがあれば大きなビニールシートに各コーナーを作っても良いですし、大きめの袋や段ボール箱でも構いません。

このように具体的かつ明確に分類する事で、どこに何を置いたか分からなくなってしまう事もなく、大体の遺品がどこかに分類出来ます。

また、細かく分ける事によって最終的な整理がラクになります。(あまり細かく分けすぎると逆に迷ってしまうので、多くても10種類以内にしましょう)

個人情報

遺品整理をしていると、写真や日記などの思い出深いものの他に、個人情報が記載された手帳やパソコンなどの遺品も出てきます。

紙類であればシュレッダーにかけ、再生不可能にしておきましょう。

パソコンはパスワードがかかっていなければ初期化して情報を消去し、家族も分からないパスワードがかかっている場合は、専門業者に依頼しましょう。

よく分からないまま何もせずに遺品を処分してしまうと、記録されている個人情報から、故人の家族だけでなく仕事関係者や友人に迷惑がかかる可能性もあります。

遺産になり得るもの

遺品整理をしていると、有価証券や借用書、デジタル遺品など、遺産になり得るものを発見する事もあります。

このような金銭的価値のあるものは、遺産相続に関連するのでかならず保存しましょう。

特にデジタル遺品は、パソコンのみでFXを行っていて大きな損失があったり、ネットバンキングで家族の知らない預貯金があるという事も考えられます。

家族に内緒にしていた場合は仕方がない点もありますが、手帳に関連する書き留めがないか調べたり、郵便物を確認したりし、遺品整理の期間に、早めに気づくように努めましょう。

故人が一人暮らしの場合

故人が一人暮らしのまま亡くなった場合、その生活環境を密に知らない家族が遺品整理する事になります。

住居が故人の所有していた一軒家やマンションであれば相続人が管理する流れになりますが、賃貸のアパートの場合は管理人さんとの関係もあります。

同居家族の遺品整理より大変な面もありますが、継続して誰も住まない場合は、早めに解約できるよう計画的に遺品整理を進めましょう。

遺品整理はいつから行ってよい?

家族が亡くなった事を受け入れる為に必要な時間は、人それぞれです。

四十九日が過ぎた頃には現実を受け止められる方もいれば、1年経っても故人の死を理解できない人もいます。

しかし、どのような気持ちであっても故人が暮らしていた形跡は家の中にあり、遺品の整理をしなければならない時はきます

故人が一人暮らしであった場合でも、その部屋を片付けるのは近親者が主体です。

また、人が亡くなると相続の手続きというものがあり、相続財産がある遺族の場合は、死亡から10か月以内に相続税の申告を行わなければいけません。

その為、遺言書があるかどうか探したり、遺品と遺産を分ける為にも、遺品整理はどんなに悲しくても死亡から半年以内には意識しておく必要があります。

関連記事:遺品整理の時期について詳しく知りたい方はこちら「遺品整理の時期で押さえておくべきポイント

遺品整理を自分でやる場合

遺品整理を自分で行う場合は、時間と労力を使います。遺品がどれほどあるのか遺族自身で把握し、遺品の量が多ければ多いほど保存と処分の判断は精神的にも力を使います。

しかし、自分でやる事によるメリットもたくさんあります。まず、クリーンセンター等の持ち込み処分は回収業者に依頼するよりも安く済みますし、細やかな貴重品やタンス貯金などの現金を見つける事もできて、安心です。

遺品には個人情報や宝飾など、換金したり犯罪に使われてしまうものも多くあります。

その為、遺品整理の範囲が狭く、作業できる遺族がいる場合は、供養の為にも遺族自身で出来ると良いですね。

関連記事:自分で遺品整理をする方法について詳しく知りたい方はこちら
遺品整理を自分でする時の3つのポイント

遺品整理業者に依頼する場合

遺品整理の量が多すぎる、故人の住居が遺品整理できる状況にない、遺族が高齢者ばかりで遺品整理できる人材がいない、そんな遺族をお助けする為に遺品整理業者がいます。

遺品整理業者に依頼する場合、遺族は先に貴重品や相続に関わる遺産は自分たちで管理し、残った遺品を業者に整理してもらいます。依頼料金はかかりますが、遺族の時間や労力を遺品整理に費やす必要がないというメリットがあります。

遺品整理で大変な不用品の処分も、業者に任せてしまえば簡単に終わります。

しかし、遺品整理業者の方々は故人とゆかりのない人ですから、ほとんどの遺品が不用品として処分されてしまいます。

もちろん、写真や日記などの思い出を感じられる遺品や、貴重品であろう遺品は分類してもらえます。

しかし「故人の娘が初めて贈ったネクタイ」を、遺族としては保存しておきたかったが、業者からすればそのような背景は分からないので、他の遺品と共に処分してしまったなど、遺品整理前に遺族で保管しておかないと、細やかな部分には気づいてもらえません。

このようなデメリットも考えられますが、信頼できる遺品整理業者を選び、事前の打ち合わせや遺品整理前に遺族が遺品をしっかりチェックしておけば、有意義なシステムとして利用出来ます。

遺品整理を業者に依頼する際の費用感と注意点

遺品整理を業者に依頼する場合、どれくらいの費用がかかるのか、そして依頼する際の注意点を最後に解説していきましょう。

まずは遺品整理を業者に依頼する際の費用感です。遺品整理は部屋の広さ別に費用感が決まっている事が多いです。下記が遺品整理の料金費用相場になりますが、費用に幅があるのは同じ部屋の大きさでも部屋にある物量が異なるためです。物量が多ければ多いほど費用は高くなり、反対に物量が少なければ費用は安くなります。

部屋の大きさ 遺品整理の料金相場
1K・1R 18,000円〜100,000円
1DK 36,000円〜150,000円
1LDK・2DK 54,000円〜200,000円
2LDK・3DK 72,000円〜350,000円
3LDK・4DK 90,000円〜500,000円
4LDK・5DK・それ以上 108,000円〜650,000円

また、遺品整理を業者に依頼する際には、悪徳業者に注意しましょう。

悪徳業者に依頼してしまうと、当日に高額の追加料金を請求されたり、回収してもらった遺品を不法投棄されて遺品整理のトラブルに巻き込まれてしまうケースが発生しています。

業者を選ぶ時には下記の点を意識して遺品整理業者の選定を行いましょう。

「遺品とは?遺品の扱い方を徹底解説!」まとめ

遺品整理は遺族にとって、悲しみと向き合うだけはありません。

家族として、共に生きてくれた事に感謝し、思い出を振り返る事のできる素敵な時間でもあります。

とは言っても、時間や体力的に遺品整理ができない場合は、遺品整理業者に依頼するという事ができる時代となりました。

遺品の整理を自分で行っても、業者に依頼しても、故人の生きてきた足跡をほったらかしにせず、きっちり整理するという意味でが最高の供養となる事でしょう。

記事を読んで遺品整理に関してもっと知りたい!と思った方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。

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