オコマリブログ - 身近なお困りごとを解決します。
投稿日:2017年03月31日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
終活講座とは、終活に関するセミナーや講座のことです。終活は自分の死後のことを考えて、生前に備えをしていくことを指します。終活という言葉が使われはじめ、誕生から間もない言葉でありながら短期間で多くの人に浸透して行きました。
このページでは終活講座について、現在日本にある代表的な終活の団体で開催されている終活講座を紹介するとともに、終活で行うべきことをお伝えしていきたいと思います。
オコマリは、生前整理を始め遺品整理やゴミ屋敷片付け、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。生前整理に関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリの生前整理のサービスの詳細ついては、「生前整理|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
終活講座とは、終活に関するセミナーや講座のことで、終活について学べる場ともいえます。
自分の人生の終わりを良いものにするために、今や多くの人が終活に興味を持っています。しかし終活と一言で言われても、何から始めていいか分からない人も多くいるのではないでしょうか。
そんな方のために、今では多くの団体がさまざまな場所で終活講座が実施しています。
終活講座は多くの団体が行っており、テーマによってその内容は違います。終活全体をテーマにしたものや生前整理や相続に特化したもの、葬儀やお墓に特化したものなど様々です。そのため自分は終活講座で何を学びたいかをまず明確にする必要があります。
終活全体について知りたいのなら、終活全体をテーマにした講座を選べばいいですし、ほかに知りたいテーマがあるのならそのテーマの終活講座を受講しましょう。インターネットが普及した現在、終活講座はインターネットを利用して発信されている場合が多く、インターネットで自分が受講したいテーマに終活講座を探して申し込む事が出来ます。
下記には終活の団体が開催している終活の講座やセミナーを表にまとめてみました。それぞれの終活の団体のセミナーについては、ホームページを確認してみてください。
終活の団体名 | 終活講座の例 |
---|---|
一般社団法人終活協議会 | エンディングノートの書き方や遺言書の書き方のセミナーを全国で開催 |
一般社団法人終活カウンセラー協会 | 相続や終活保険に関して企業の方を招いてのセミナーを開催。オンラインでの参加も可能 |
一般社団法人NIPPON終活サポートセンター | Youtube上に身元引受などの団体が提供しているサービスを公開している |
一般社団法人終活サポート協会 | 依頼に応じてエンディングノートの書き方などを指導してくれるセミナーや講座を開催 |
相続終活専門士 | 相続に関する民間資格を発行しており、その資格に関するセミナーを毎月開催している |
終活講座を受講するメリットとしては、終活講座は終活に関する専門家が講座を行っていますので、講座を受講する事で自分の人生のエンディングについて具体的にイメージがしやすくなり、どういう順番で進めていけばいいかのスケジュールも立てやすくなります。
また相続や保険、遺言などの自分の知らない専門的分野の知識を得る事が出来ますし、中には専門家に相談出来る終活講座もあり無料で専門家に相談出来る場合もあります。
その他にも入棺体験や遺影撮影などの体験が出来る終活講座もあり、普通には体験出来ない経験が出来て遺影なども撮影出来て、終活に必要な事をスムーズに出来るようになります。
終活講座を体験する事で自分の最期に対する心構えも出来るようになります。
終活講座に参加した後、何もせずにいたら折角参加した時間がモッタイナイでしょう。
ここからは、終活講座に参加した後に始めるべき事をいくつかお伝えしていきたいと思います。
終活は終活講座を受講した所からがスタートです。次に行動に移していかなければいけません。
その行動のひとつが生前整理です。生前整理は終活のひとつの行動として位置づけられています。
生前整理とは、その言葉の通り、生きている間に自分の身の回りを整理する事です。年を重ねて行くと体力が落ちてしまい片付けや掃除も時間が掛かってしまいます。
元気で動けるうちに身の回りの物を整理する事で、その後体力が落ちたとしても生活するうえで、物がすっきりと片付いていれば掃除や生活するのも楽になります。
また生前整理は、遺品整理ではないので自分で取っておきたい物や捨てる物を決める事が出来ますし、家族に見られたくない物を先に処分しておく事も出来ます。
整理を行うと必ず捨てる物も出てきますが、捨てる物が多くある場合や家具などの大きな物を捨てる場合には、自分で生前整理をするのが大変な場合には家族に手伝ってもらう事も出来ます。
もし、家族が手伝えない場合には生前整理を行ってくれる業者も増えていますから業者を利用する事も一つの手段です。物の整理以外にも情報の整理も大切でもしもの時に連絡して欲しい連絡先をまとめておくと役立ちます。
また現在ではデジタル情報の問題もあり、SNSなどを行っている時には万が一の時に分かるようにしておく事も大切です。
もしもの時に生前整理をしておく事で残された家族の負担を減らす事が出来ますし、自分自身の残された人生も生前整理を行う事で有意義な人生に変える事が出来ます。
生前整理は業者に依頼してサポートしてもらうことも可能です。例えば大きな家財道具などの処分は、高齢になればなるほど困難になります。また処分するにも手続きは煩雑で、今すぐに捨てることができない場合が多くあります。
そんなときには生前整理業者に依頼して生前整理を手伝ってもらうことで、比較的簡単に且つ短時間で生前整理を終わらせることができますのでぜひ検討してみてください。
終活の中には遺言書を書くことも含まれています。どのように自分が持っている遺産を相続させたいのかを生前に意思を表明しておくことで、自分の死後に遺族間でのもめ事が無くなる可能性が高くなります。
遺言書を書く際には、指定の様式で書かないと向こうになってしまうので注意をしましょう。家族に対して自分の意思をしっかりと示しておくことは非常に大切です。
終活という言葉が登場するまでは、自分の葬儀の話しやお墓の話しはタブー視されていましたが、現在では残された子供に迷惑を掛けたくないと考える人が増え自分が生きている間に葬儀の予約をすることや、エンディングノートに自分の葬儀について書き残しておく人もいます。
エンディングノートを使用しない場合には、口頭で自分の葬儀は派手にして欲しいとか、地味にして欲しいと伝えておく事も出来ます。
最近では地味な葬儀を望む人も増え、家族葬を希望する人も増えています。
もし盛大な葬儀を望む場合には、葬儀費用をあらかじめ用意しておかなければ残された遺族の金銭的な負担が大きくなってしまいます。
またお墓も菩提寺があり門徒になっていても子供が遠くに住んでいて、お墓の維持が厳しい場合にお墓の事で困らないように墓じまいをして、新たに永代供養の納骨堂の購入を行ったりする人も増加しています。
お墓という形にこだわらない散骨という方法も選択肢の一つになって来ています。
自分のお墓を自ら建てる人も増えていますが、お墓は受け継がれていくものなのでお墓を建てる際には受け継いでくれる家族に相談する事も大切です。
終活講座について、終活講座の具体例や終活講座で学べること、終活講座を終えた後に始めるべき3つの事をお伝えしてきました。
終活講座を受講することで、何から終活を始めていいかをまず知る事が出来ます。終活講座で学んだことは、実践してこそ意味があります。学ぶだけにならないよう、ぜひ終活の一歩を踏み出してみてください。
記事を読んで、終活に興味の持った方は、下記の記事も参考にしてみてください。
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