皆さんは、「終活」という言葉をご存知でしょうか。

そういえば、最近テレビや新聞で目にしたことがあるような・・・という方も多いのではないかと思います。

終活は、年齢に関係なく、自分が始めたいと思った時が、チャンスです。でも、どうやって始めればいいのでしょうか。

実は、この終活をサポートしてくれる「終活ライフケアプランナー」という資格が最近では注目を集めています。

今回は、終活についてご説明させていただきながら、今注目の資格「終活ライフケアプランナー」について、ご紹介していきます。

目次

終活とは

終活プランナー終活に悩む人

終活とは具体的にどのような活動のことを言うのでしょうか。

終活とは、自分らしいライフエンディングを迎えるための活動のことです。

人生の終わりに向けて、これまでの人生を振り返り、これまでにできなかったことや、これからやってみたいことをまとめていきます。

残りの人生を自分らしく、活き活きと過ごしていくために、とても大切な活動です。

同時に、「死」というデリケートなテーマに向き合うことで、改めて生きることの大切さを実感し、残りの人生を自分らしく生きていくためにはどうすればよいのかを考える、良い機会になるとも言えます。

また、最近では家族に迷惑をかけたくないと、自分の生きている間に自分の死んだ後のことについて、いろいろ手続きをしておきたいと考える人も多くなっています

具体的な終活のための準備について、例を挙げてみたいと思います。

例えば、自分の経歴や家族、友達の連絡先をまとめたり、財産整理、生命保険や年金、写真の整理やパソコン・携帯などのデータ整理をしたり、今まで生きてきた自分の人生について振り返り、身の回りの物を整理していきます。

また、これから人生に向けて、やりたいことや、今後目標とすることを考えておくことも大切です。

また、自分が病気になった時にどのような介護や医療を希望するかを家族に伝えておくなどの準備もあります。

年齢に関係なく、時間がある時や家族の介護が必要になった時など、終活を始める機会はさまざまです。

終活ライフケアプランナーとは

終活ライフケアプランナーの人

それでは、終活をしてみようと思った時にいったい何から始めればいいのでしょうか。誰か相談できる人はいないのでしょうか。

自分らしいエンディングを迎えるためには、さまざまな準備が必要になります。

  • 「遺言はどうしよう。」
  • 「年金や保険のことは誰に相談すればいいのか。」
  • 「葬儀やお墓のことについて専門家に話を聞いてみたい。」

終活ライフケアプランナーは、終活に関する心配事やわからないことで悩んでいるご本人や、そのご家族をサポートする資格です。

終活を始めようと思っても、遺言や相続のこと、葬儀やお墓のことなど、普段の生活ではなかなか知ることのできない分野のため、どうすればよいのかわからない方は多くいらっしゃいます。

そこで終活ライフケアプランナーは、相談者とさまざまな分野の専門家が交流できるセミナーや終活相談会などを企画し、相談者の終活への不安を取り除き、理解を深めてもらうようなサポートすることができます

また、終活ライフケアプランナーは、終活をされている方やご家族の心のケアも重要な役割の一つです。ご相談者の中には、いずれ訪れる「死」を受け入れることができず、苦しんでいる方もいらっしゃいます。

「死」に対するとらえ方をお話しながら、前向きに終活を行っていけるようにサポートをすることも終活ライフケアプランナーにとって大切なお仕事です。

終活ライフケアプランナーは、通信講座で取得することができます。それでは、さっそく講座内容について見ていきましょう。

講座概要

終活ライフケアプランナーの講座は、キャリアカレッジジャパンで申し込むことができます。

下記の表は、『キャリアカレッジジャパン/終活ライフケアプランナー養成講座』を参考に作成したものです。

                                

終活ライフケアプランナー養成講座概要
学習スタイル 学習期間 受講料 資格取得後
通信講座(申し込み後、郵送にてテキストを発送) 3ヶ月(受講開始から無料で最大700日間の学習サポート可能) 37,000円(税別)(インターネット申し込みだと27,000円) 就職・転職など様々なサポートあり

通信講座で勉強を進め、試験に合格すると、終活ライフケアプランナーの資格を取得することができます。

標準の学習期間は3ヶ月ですが、最大で700日間無料でサポートを受けることができます。

終活ライフケアプランナーの養成講座の費用は、3万7000円(税別)ですが、インターネットからの申し込みだと1万円引きで2万7000円(税別)とお得です。

具体的な講座内容について

講座では、「死」についての考え方や葬儀、お墓、相続、保険、エンディングノートについてなど、幅広い分野について学ぶことができます

専門性が高い内容ですが、テキストは、初めての方でもわかりやすく学べるようになっていますので、安心です。

また、知識を学ぶだけではなく、資格取得した後に、どのように資格を生かしていけばよいか、集客の仕方や顧客管理方法など、より実践的な内容もカリキュラムに組み込まれています。

受講中にわからないことがあれば、無料で何回でも質問できます。

資格取得後のサポートについて

資格取得後は、就職転職サポートを始め、開業支援サポートなど充実のサポート体制で安心です。

資格を生かして仕事もしていくためには、自ら情報を発信させていく必要があります。

当講座のユニークなところは、ホームページ作成ツールを提供していて、パソコンの知識が少ない人でも、簡単にホームページが作成することができます

資格を取得した後のことも考えたサポートを受けられるのは、とてもうれしいですよね。

具体的な試験内容

終活ライフケアプランナー資格には、実務経験などの受験資格はありません

通信講座のカリキュラムを終了すれば、いつでも何回でも受験することができます。

試験は在宅で受験をすることができます。受験料は5,600円(税込)で、インターネットで申し込みすることができます。

申し込み完了後、約2週間で試験問題がご自宅に届きますので、お好きな時にご自分のペースで試験を受けることができます。

検定試験の結果は、答案が協会に届いてから約1か月で発送されます。

合格基準は得点率70%以上で、試験に合格すると試験合格認定証が送られてきます。

試験の申し込みは「一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP) 」のwebフォームから申し込むことができます。

終活ライフケアプランナーの役割とは

終活ライフプランナーは、終活をしている方やその家族の頼りになるサポーターです。

ご相談者様の相談に向き合い、必要とされる専門家とご相談者様をつなぐ架け橋として活躍することができます。

また、終活に関するご相談は多岐にわたるので、終活ライフプランナーには、幅広い知識や人脈作りが欠かせません

葬儀やお墓の知識だけではなく、ご相談者様の心配や心の負担を取り除くために、保険に関することや心理学やカウンセリング、コーチングといった様々なスキルが必要とされることもあります。

そのため、心理学やカウンセリングなどのスキルがある方や保険の仕事をされている方、相談を手がける法律家の方などは、今までのお仕事の経験を活かすチャンスがあります。

終活ライフケアプランナー以外の終活に関する資格一覧表

これまで、終活ライフケアプランナーについて説明してきましたが、終活に関する資格はほかにもあります。

そのため、終活ライフケアプランナーを含め、それ以外の資格や講座は、運営をしている団体によって名前や得意とする分野が異なります。

終活の相談をしたい場合は、どの分野でアドバイスがもらいたいかにより、お願いするアドバイザーは変わってきます。

わかりやすいように表にしてみましたので、こちらを参考にして下さい。

資格名 運営団体 資格の説明 受講料・試験費用
終活カウンセラー(初級、上級、上級インストラクター) 一般社団法人 終活カウンセラー協会 「シニアのお困りごと案内人」:相談者の終活に関するさまざまな「悩み」に的確に答え、どのような専門家が必要であるのかを見極め、相談者と専門家を繋ぐ架け橋になれる資格 初級:9,970円(税込)/会員登録料 年4,560円 | 上級:39,960円(税込)/事前審査費2,160円 | 上級インストラクター:200,000円(税込)
終活診断士 一般社団法人 日本クオリティオブライフ協会 「ライフエンディング期のリスクとストレスのマネージャー」:“老い”が原因で不安を抱えている相談者の問題を解消するためのサポートを行う事が出来る資格。終活に関する幅広い知識を必要とし、社会の中で、より良く生活が出来るように、自己管理や自己判断できるようにサポートする。 eラーニング受講料・認定料:35,000円+税
日本終活士 日本終活士協会 ライフエンディング分野に強い各専門家と連携して、終活相談者の個々の問題に的確に対応できる専門家。エンディングノートの指導も行う。 終活士養成スクール・Web配信講座受講料:96,400円(年会費10,000円含む・税込)
終活アドバイザー NPO法人ら・し・さ 終活アドバイザー協会 実際にエンディングノートを書くことを通じて、終活やエンディングテーマに関する知識を学び、終活の専門家として、身近な人の相談相手になれる資格。 講座費用35,000円(税込)
エンディングノートプランナー エンディングノートプランナー養成協会 エンディングノートの作り方や活用法について、基礎知識と実践方法を習得する講座。 受講料(入会金25,000円)/会費(認定手続き含む)5,000円(2年間有効)
エンディングコンサルタント初級 一般社団法人 日本エンディングサポート協会(JESS) エンディングノートの書き方、葬儀の心得、お墓の継承と供養を学び、エンディングサポートに関する基礎知識を習得する。 初級25,000円(認定料/認定証発行料等が含む)

なんだか、いろいろな資格があって、混乱してしまうかもしれませんが、資格試験や講座を運営している団体によって、さまざまな特色があります。

例えば、一般社団法人 終活カウンセラー協会が運営する「終活カウンセラー」資格は、終活ライフケアプランナーに比べると、相続や遺言など経済面に関する分野についてより詳しく学ぶことができます。

そのため、終活カウンセラー資格は、保険会社や銀行の職員、ファイナンシャルプランナーなど、法律や保険関係の分野でご活躍されている人に向いている資格だと言えます。

その中でも、終活ライフケアプランナーは葬儀、お墓、相続、保険、エンディングノートなど、さまざまな分野の知識を学ぶことができるので、幅広い分野での活用が期待できるでしょう。

ご自分が資格取得を目指す場合は、どのような分野について、より深く学びたいかを考えたうえで、受けたい講座を決めるとよいと思います。

「終活プランナーとは」まとめ

終活アドバイザー

日本は今や4人に1人が65歳以上という超高齢社会と言われています。

おひとりで暮らすお年寄りの方や、高齢者が高齢者を介護する「老老介護」も今後ますます多くなっていくと予想されます。

このような時代の流れから、自分のライフエンディングプランについて相談したい人や葬儀屋お墓のことで家族や他人に迷惑をかけたくないという人は、これからますます多くなっていくのではないでしょうか。

自ら終活に役立つ知識を身に着け、資格を取ることで、自分だけではなく、周りの人の相談に乗ることもできますね。

また、終活の準備を進めて行くことは、残される家族のためにもとても大切で、これからの時代、誰でも行う必要が出てくるでしょう。

終活ライフケアプランナーは、超高齢者社会を生きていく私たちにとって、これからますます注目度の高くなっていく資格です。

終活に対して理解を深め、残りの人生を自分らしく生きていくために、ぜひ終活ライフケアプランナーの資格を生かしてみてはいかがでしょうか。

記事を読んで、終活についてもっと学びたい!と思った方は、「終活とは何か?」をチェックしてみてください。

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