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投稿日:2017年04月23日 更新日:2021年03月30日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
不用品の処分に困っていませんか?
不用品を処分するにも、大量の不用品を処分したいのか、「片付けをしたい」というレベルなのか、ゴミ屋敷を片付けるという規模なのか、その目的によって処分方法が大きく違ってきます。
また、費用を抑えてできるだけご自身で不用品を処分するのか、出費を覚悟して業者に依頼してしまうのかによっても処分方法は様々です。
今回は、不用品を処分するための方法を目的別に解説していきます。
きっとご自身に合った不用品の処分方法が見つかるはずなので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
「不用品を一気に処分したい!」という状況の方はいませんか?
部屋にあふれかえった不用品を処分してしまってスッキリしたい方もいるかもしれませんね。
引っ越しの機会に不用品を処分したい方もいるでしょう。
大量の不用品を処分したい場合、次の方法があります。
それでは、一つずつご説明していきますね。
まずは、不用品回収業者に処分してもらう方法です。
不用品を処分したいと思った際に一番ポピュラーな方法です。
不用品回収業者はご自身の都合の良い時間や日に予約でき、部屋まで回収に来てくれるので、負担なく不用品を処分することができます。
費用はかかってしまいますが、一番シンプルで肉体的な負担の少ない不用品の処分方法といえるでしょう。
不用品回収業者は一点ずつでの回収をしてくれるところもありますが、ほとんどの場合出張費がおおよそ3000円ほどかかってしまいます。
中には不用品一点のみであったり処分費用が数千円以上でないと出張対応していない不用品回収業者もあるので確認しておきましょう。
処分したい不用品が一点しかないのであれば出張費がプラスされることで割高になってしまいます。
しかし不用品をまとめて処分したいのであれば、不用品回収業者に処分してもらう方法は検討しても良いでしょう。
一応の目安として処分費用の相場を記しておくので、参考にしてみて下さい。
洗濯機 | 3,000円〜 |
テレビ | 3,000円〜 |
電子レンジ | 500円〜 |
椅子 | 1,000円〜 |
自転車 | 2,000円〜 |
タンス | 1,000円〜 |
※「洗濯機」「冷蔵庫」「テレビ」「エアコン」は家電リサイクル法によって処分の方法が決められています。
信頼できる不用品回収業者であるか充分に確認して下さい。
不用品回収業者によっては、トラックの容量によって一定料金を設定しているところもあります。
2トントラックプラン30000円ほどが相場のようです。
一般的な一人暮らしの方であれば、生活用品は2トントラックで足りるようなので、不用品回収費用のおおよその上限として参考にしてみて下さい。
不用品を処分する際、リサイクル業者に買い取ってもらうことも検討してみましょう。
ただ不用品を処分するのであれば処分費用がかかってしまいますが、リサイクル業者に買い取ってもらえれば買い取り額で処分費用をカバーできるかもしれません。
もちろん状態によりますが、大型家具や家電製品は買い取りしてもらえることが多いようです。
処分費用が数万円浮いたというケースもあるようです。
ただし、リサイクル業者に不用品買い取りを依頼する際に、気を付けなければならない点もあります。
不用品回収業者と同じく出張費がかかってしまったり、買い取りどころか引き取ってもらえなかったりするリスクがあります。
出張費を抑えたいのであればリサイクルショップに持ち込むなどのひと手間が必要です。
引き取りを拒否される可能性があるのは、リサイクル品を販売することで利益を出す業態の業者なので、買い取りをしない場合も引き取ってもらえるのかを事前に確認しておきましょう。
リサイクル業者の中でもリサイクルショップの出張サービスなのか、不用品回収の一環での買い取りサービスなのかで不用品を引き取り対応してくれるのかが変わります。
電話での見積もりに対応している業者は多くあるので、リサイクル業者に依頼を検討しているのであれば複数業者に査定依頼をしても良いでしょう。
引っ越しを検討している方は引越し業者の不用品引き取りサービスをしている業者に依頼しましょう。
引っ越しのついでに不用品を処分できるので、手間がかかりません。
ただし引っ越しをする方のみの対象なので、引っ越しの予定がなければこのサービスは利用できません。
あくまで引っ越しのオプションサービスなので注意しましょう。
引っ越し業者に不用品を引き取ってもらう場合、不用品回収業者の処分費用と同額かそれ以上かかってしまいます。
引っ越しをする方にとっては一番手間のかからない方法ですが、引き取り費用の確認はしておいた方が良いでしょう。
不用品によって処分費用は異なりますが、一点につき3000円程度はかかるようです。
無料での引き取りや買い取りサービスをうたっている引っ越し業者もありますが、リサイクル業者のように販路を持っていないところも多く、実際には買い取りしてくれないことも考えられます。
事前に相談し、引き取りサービスの内容について確認しておきましょう。
不用品を引き取ってもらえる引っ越し業者を記載しておくので参考にしてください。
処分したい不用品が少量や一点のみの場合、出張してくれない不用品回収業者やリサイクル業者が多いことを先ほどご説明しました。
処分したい不用品が少量の場合でも多くの処分方法があります。
それぞれの不用品処分の方法にメリットやデメリットがあります。
詳しくご説明していきますね。
不用品を粗大ごみとして処分する方法です。
粗大ごみの対象条件は各自治体によって様々ですが、ほとんどの自治体では1辺が30cm以上のものが粗大ごみとして扱われます。
粗大ごみとして不用品を処分する場合、300円~3000円程度で出すことができます。
不用品回収業者と比べても処分費用はかなり安く抑えられるでしょう。
一応の目安として、世田谷区での粗大ごみ処分費用を記載しておきます。
タンス(140cm以下) | 300円 |
タンス(270cm以下) | 1,800円 |
電子レンジ | 700円 |
椅子 | 700円 |
自転車 | 700円 |
不用品の種類や大きさ、容量によりますが、だいたい不用品回収の料金より3割ほど低くなっています。
出張費用などその他の料金を考えると、コストを抑えられるといえるでしょう。
しかし、粗大ごみ回収券の購入や自治体の指定した場所に不用品を運び出す手間がかかってしまいます。
自治体の指定した回収日時に都合を合わせる必要もあります。
また、「エアコン」「テレビ」「冷蔵庫」「洗濯機」などの家電リサイクル法対象品は粗大ごみとして出せないので注意しましょう。
これらのデメリットとコストが抑えられるメリットを比べた上で検討してみて下さい。
不用品を処分する方法として一番気楽な方法かもしれません。
不用品とはいえども大切にしていた物であれば、知人に喜んで使ってもらえれば素敵ですよね。
不用品を処分することになった際には、必要としている知人が周りにいないか確認するのも良いでしょう。
大型家具や家電の場合、ご自宅まで引き取りにきてもらえるのか、運び出せるのかを確認しておきましょう。
もし引き取りが難しく、引っ越し業者や宅配便などの運送業者を利用する場合、送料が思っていたよりも高くなることがあります。
例えば冷蔵庫などの容量が大きい不用品の送料は5000円ほどかかってしまいますし、遠方に送る場合は15000円以上になるケースもあるようです。
事前に送料のことや不用品の状態などを知人の方と確認し、気持ちよくゆずりたいものですね。
オークションは個人間の取り引きなので、落札者が満足していれば不用品を高値でゆずることができます。
不用品の状態がよかったり市場価値の高い物だったりするのであれば、リサイクル業者の買い取り額よりも高値になることは少なくありません。
オークションを利用して不用品を処分する際のデメリットは、先ほどご説明した送料の負担が挙げられます。
また、いつ落札されるかわからず不用品を処分できるタイミングが分かりません。
できるだけ早く不用品を処分したい方にとってはあまり適さない処分方法です。
急いで不用品を処分する必要がなく、送料もまかなえそうな状態の良さであれば、オークションは検討する価値があります。
不用品譲渡サイトはご存知でしょうか?
文字どおりサイト内で不用品を必要としている方にゆずるサイトです。
不用品譲渡サイトはオークションと比べて売買の側面は少ないですが、言い値でゆずることができたり無料でゆずるかわりに送料を負担してもらうなど条件をつけたりすることができます。
ただし個人間の取り引きである以上、オークションと同じくトラブルもあるようです。
連絡が取れなくなったり、不用品をゆずった後に不用品の状態が思っていたより悪かったというクレームがあったりするなど、サイトの利用には注意が必要です。
不用品譲渡サイトは多くありますが、いくつかを下に記載しておきます。
・アゲマス
・ジモティー
・エコマ
不用品を寄付することも検討してみましょう。
発展途上国や被災地、障がい者支援施設などを支援している団体があります。
団体に不用品を郵送すると、物資として再利用してもらうことができます。
「国際社会支援推進会 ワールドギフトでは、衣類や人形・ぬいぐるみ、食器、おもちゃなど様々な寄付を受け付けています。
段ボールに不用品を入れておけば、ご自宅まで集荷してもらえます。
集荷料金として2400円~3200円を負担する必要があるので注意しましょう。
あまりにも状態の悪いものは引き取れない可能性もあるので、まだ状態が良くて捨てるにはしのびないような不用品は、寄付して再利用してもらうことも考えてみても良いかもしれません。
家具や寝具を買い替える予定があれば、下取りサービスをしている販売店の利用を検討しましょう。
下取りサービスは多くの販売店で実施されているので新しい物を購入する際に問い合わせてみましょう。
下取りサービスを実施している販売店は以下になります。
・IDC大塚家具
・ベルメゾン
・IKEA
・無印良品
ただし、あくまで新しく商品を購入することが条件となっている場合がほとんどなので気を付けましょう。
下取りサービスは無料のところもあれば、引き取り手数料が別途かかるところもあるので、購入の際に確認しましょう。
「テレビ」「エアコン」「冷蔵庫」「洗濯機」は家電4品目と呼ばれており、家電リサイクル法によって家電販売店に引き取り義務があります。
対象の4品目を購入した販売店、もしくは新しく購入する販売店に問い合わせると引き取ってもらうことができます。
メーカーによってリサイクル料金が設定されているので、引き取りを依頼する際には確認しておきましょう。
回収するためにご自宅まで来てもらう場合は、収集・運搬料金が別途かかります。
リサイクル料金はおおよそ1500円~4000円です。
収集・運搬料金は500円~3000円で、大型の冷蔵庫などは搬出料金が3000円~30000円ほどとなります。
収集・運搬料金や搬出料金は各業者で設定されているため、依頼する際には注意しましょう。
不用品を処分する目的にも様々あり、引っ越しの機会に家具や家電を買い替えたいという方もいれば、部屋を片付けたいという方もいるかと思います。
最近ではミニマリストや断捨離という概念が注目され、不用品を処分して身の周りを整えることを検討している方も多いのではないでしょうか。
不用品の処分から一歩踏み込んで、片付けや整理することについて考えている方に向けての片付けの方法やアドバイスを解説していきます。
引っ越しなどでただ不用品を処分するのとは違い、片付けの側面から不用品を処分したい方にとって大変なのが、不用な物と必要な物を仕分けることです。
不用品を処分する方法についてはお話ししてきましたが、片付けが目的の方は処分の前に仕分ける作業をしなければなりません。
部屋が散らかるのは、物が多すぎるということが原因だと考えられています。
そもそも物が無いのであれば部屋が散らかることはないですよね?
必要な物だけを身の周りに置いておけば、本来部屋は片付いているはずなのです。
日々の生活で目にする物には情が移りますし、なにか機会が無ければそうそう捨てることはありません。
「これは必要な物だ」とか「これは不用だ」などと考えることさえしないのが普通でしょう。
そうやって身の周りの物が捨てられずに溜まっていくことで、部屋が散らかっていくのです。
しかし、片付けや身の周りの整理が目的の場合、不用な物を処分しなければなりません。
不用品を捨てるという単純な行為の前に、「必要な物とはなにか」「不用な物はどれか」といった考えるプロセスが必要となります。
今までともに生活してきた物に対して「不用な物」というレッテルを貼るのは簡単なことではありません。
この仕分けを進めるために、片付けのプロである整理収納アドバイザーという資格があります。
整理収納アドバイザーは「必要な物」と「不用な物」を仕分けるプロです。
不用品回収業者との違いは、不用品の処分を作業的に行わず、依頼者の方の生活や考え方を踏まえて不用品を仕分けるところです。
整理収納アドバイザーは片付けができない原因を根本的に解決してくれるので、再び散らかってしまうことを防いでくれます。
せっかく部屋を片付けても、気づいたらまた散らかっている・・・という方は整理収納アドバイザーに相談することを検討しても良いでしょう。
片付けの側面から不用品を処分したい方は、片付けの専門業者に依頼してみましょう。
片付け専門業者の料金は、3時間で15000円ほどが相場のようです。
お試しのパック料金が設定されているところや、不用品を引き取ってくれるサービスのあるところがほとんどなので、ネットで調べてみることをおすすめします。
生前整理として身の周りを整えたいという方は生前整理業者に依頼すると良いでしょう。
生前整理アドバイザーが的確なアドバイスをしてくれます。
生前整理は、普通の片付けよりもさらに難しくなることが多いようです。
高齢者にとって長年ともに生活してきた生活用品を「必要な物」と「不用な物」に仕分けることは、若い方の比にならないほど大変です。
歳を重ねると判断力が落ちると言われているのもありますが、それよりも身の周りの物への情の移り方が深いことが、仕分けを難しくする原因です。
第三者からは不用な物に見えても、高齢者の方にとっては必要な物である場合がたびたびあります。
高齢者のそれまでの生活や思いを汲み取り、仕分けの作業をお手伝いするのが生前整理アドバイザーです。
生前整理は、高齢者の方のそれまでの人生を整理することであり、今後の人生を見つめなおす特別な機会です。
そのプロセスをお手伝いするプロである生前整理アドバイザーに依頼するのはとても有意義なことではないでしょうか。
生前整理を行う際には、生前整理アドバイザーの所属する生前整理専門業者を活用することも検討してみて下さい。
遺品整理での不用品処分をする時間は、ご遺族の方にとって故人とお別れをするための大切なものです。
また、故人の残した大切な物を処分してしまわないよう慎重に進めなければなりません。
遺品整理での不用品処分はご遺族やその親類の方で相談しながら進めるのが理想です。
しかし、故人亡き後には死亡届の提出や銀行口座の手続き、葬儀の手配などに追われ、遺品整理が大きな負担となってしまうのが現実です。
遺品整理のプロとして遺品整理士という資格があり、遺品整理士が所属する遺品整理専門業者も数多くあります。
故人の大切な物を不用品として処分しないためにも、ご遺族ができるだけ穏やかに故人を見送るためにも、ぜひ遺品整理専門業者への依頼を検討してみて下さい。
全国に遺品整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。
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不用品の処分方法について、処分の目的に適した方法をご紹介しました。
不用品にも様々あり、処分方法もいろいろな選択肢があります。
今回は、処分をする目的によって不用品の処分方法を分類しましたが、費用や手間などご自身の状況も踏まえて検討してみて下さい。
不用品の処分方法で迷ったときには、専門業者に相談するのも考えてみましょう。
この記事で、ご自身の納得のいく処分方法がみつかると幸いです。
不用品回収のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリでは不用品回収について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問に不用品回収に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。