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デジタル遺品の整理

投稿日:2017年04月22日 更新日:2022年06月07日

デジタル遺品整理のコツ!

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

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みなさん、「デジタル遺品」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

パソコンや携帯、スマホ、デジカメなどのデジタル機器は、今や誰でもひとつやふたつ持っている時代です。

とても便利なデジタル機器ですが、持ち主が亡くなってしまった場合、このようなデジタル機器に残ったデータはどのように扱えばよいのでしょうか。

今回はデジタル機器の遺品整理のコツをご紹介します。

目次

デジタル遺品とは

まずは通常の遺品と呼ばれるものについて考えてみましょう。

「遺品」とは故人が生きていた時に持っていたもので、死んでしまった後に残されたものを意味します。具体的には家具や衣服、手紙、通帳などがあります。

一方、「デジタル遺品」とは、具体的にはパソコンやスマートフォンなどに保存されているデータのことを主に意味します。最近では、急速に情報のデジタル化が進み、さまざまなデータのやり取りをパソコンやスマートフォンで行う人が多くなってきました。

例えば、デジタル遺品には以下のようなものがあります。起こり得るトラブルの例を挙げながら紹介していきます。

写真や映像

写真や映像データをパソコンやデジカメ、スマートフォンに保存していると、ご本人が亡くなった場合、ご家族の方は、これらのデータを消去してもよいのか、そもそも見てもよいのか、取り扱いに非常に頭を悩ませるでしょう。

また、持ち主が亡くなってしまった場合、パスワードがわからなければ、データを見ることも出来ません。悩んだ末にそのまま放置してしまうケースもあるようです。

住所、電話番号、Eメールアドレス

パソコンや携帯電話、スマートフォンには会社の取引先や友人のデータや連絡先などが保存してあります。この場合も持ち主が亡くなってしまうと、パスワードがわからなければ、データ元にアクセスすることができません。

葬儀の連絡を故人と親しかったご友人にしたくても、連絡先がわからなくてはどうしようもありません。また、万が一このような個人情報が流出してしまった場合、自分だけではなく周りの人にも迷惑をかけてしまう可能性もあります。

メールの送受信データ

Eメールなどのやりとりも、非常にやっかいなデータです。

非常にプライベートな内容なだけに、たとえ家族であっても、見られるのは抵抗がある方もいるかもしれません。また、連絡を取り合っていたのに、急に音沙汰が亡くなれば、相手の方も何かあったのかと心配してしまいます。

また、この場合も何らかの原因で個人情報が流出してしまうと、自分だけではなく、メールのやりとりの相手にも迷惑をかけてしまうかもしれません。

インターネットバンキングの口座や株券など

最近では、インターネットバンキングで口座の管理や株式の売買など、資産管理をモバイルで行う方が多くなってきています。

もし亡くなられた方が、インターネットのみで資産を管理していた場合、パスワードやアカウント情報がわからなければ、ご本人以外はアクセスすることができません。

もし、ご家族の方が、銀行口座や証券口座などの存在を知らず、そのまま放置した結果、知らないところで損失が出ている場合も考えられます

また、第三者が口座情報に不正にアクセスをしても、気づくことができず、対応が遅れる場合があります。ご家族が安心して相続できるよう、資産管理を考える必要があります。

クレジットカードや電子マネーの情報

インターネットでお買い物をした場合、パソコン内にクレジットカードの情報などが保存されている場合があります。

パソコン内のデータを完全に消去せずにご家族が処分してしまった場合、クレジットカード情報の流出、悪用されるといった例もあります。

パソコンを処分する場合には、専用ソフトでデータを完全に抹消するか、または、ハードディスクを完全に破壊するなど、データが流出することがないよう、くれぐれも気を付けましょう。

FacebookやTwitterなどSNSの記録

FacebookやTwitterやなどSNSのアカウントをお持ちの方も多いでしょう。なかには、ブログをやっていらっしゃる方もいるかもしれません。

故人のSNSアカウントは、ご家族がその存在を知らなければ、そのまま、放置されてしまうかもしれません。さらに、第三者がパスワードを入手して故人に成りすまし、悪用する可能性もあります。

このように、デジタル機器には大量のデジタル遺品が残されています。本人が亡くなってしまった場合、このようなデータの取り扱いには十分な注意が必要です。

可能であれば自分が生きている時に、ものの整理をする「生前整理」の際に、自分の死んだ後に相続などのトラブルが起こらないように準備しておくことが大切です。

持ち主が亡くなってしまうと、このようなデジタル機器やデータは、遺族の手元に残る事になります。

遺品整理は時間と体力も必要になります。できるだけ、ご家族に負担はかけたくないですよね。ご家族の負担を減らすためにも、できるだけ生前整理は進めておきたいものです。

また、時間や体力があるうちにいらないデータの整理や家族に伝えておくべきデータなどを整理しておけば、万が一の時にも安心です。

老後の快適なシンプルライフのためにも日ごろから少しずつデジタル遺品のデータ整理を始めていきましょう。

デジタル機器の遺品整理について

それでは、このようなデジタル機器を遺品整理する場合、どのような方法があるのでしょうか。

ここでは3つの方法をご紹介します。

家族に相続する

デジタル遺品は資産として相続することができます。

家族に渡しておきたい大切なデータなどは事前に整理をして、家族が引き継げるように準備しておくことが大切です。

この場合、データを相続させることができる相手は、法定相続人に限られます。法定相続人とは、配偶者とその子供を意味します。配偶者がいない場合は、ご両親や兄弟が相続人となる場合もあります。

家族以外の人に遺贈する

ご家族以外の友人や知人にデジタル遺品を遺贈することも可能です。

その場合は、遺言に、財産の全部又は一部を相続人又は相続人以外の人に無償で贈与するよう書いておけば、血縁関係がなくても財産を引き継ぐことができます。

デジタル遺品整理の専門業者に依頼をする

「家族に知られたくないようなデータの扱い方やパスワードがわからず、使いたくても使えない」「もうこのまま捨ててしまいたいけど、どうしたら良いのかわからない」などとお困りの方は、デジタル遺品整理の専門業者にお願いする方法もあります。

デジタル遺品整理の専門業者は、ご遺族の方と打ち合わせをして、デジタル遺品のデータをまとめたり、必要に応じて処分をしてくれます。

デジタル遺品整理の専門業者にお願いできること

それでは、デジタル遺品整理の専門業者には、どのような作業をお願いできるのでしょうか。下記がその作業一覧になります。

デジタル遺品整理の専門業者にお願いできるサービスは、デジタル遺品整理ができる業者によって異なりますので、まずは見積もりをお願いするなどして確認しましょう。

パソコン内に残されたデータをまとめる

パソコン内のデータを引き継ぎたい場合、必要に応じてパソコン内に残されたデータをまとめ、必要なものと必要でないものを分類し、安全にデジタル遺品を整理してくれます。

必要であれば、パソコン内に保存されている動画データや写真データの移行やアドレス帳の移行なども引き受けてくれます。

パソコン内のデータを完全に抹消する

パソコン内のデータを完全に消去して処分したい場合、ハードディスクのデータ消去を行ってくれます。必要に応じて、消去した証明書を発行してくれる業者もあります。

デジタル写真の整理や携帯電話、スマートフォンの破棄

携帯電話、スマートフォンに保存された写真データを整理し、ご家族が希望すれば、データ整理・収集後、携帯電話スマートフォンを破棄してくれます。

パソコンの初期化やスマートフォンのパスワード解除

パソコンやスマートフォンのパスワードがわからない場合、パソコンの強制初期化やログインパスワードの解除をお願いすることもできます。

デジタル遺品整理の専門業者の選び方

さて、ここまで読み進めてきて、デジタル遺品について業者に相談してみようと思った方もいるのではないでしょうか?

ただ、困ったことはどのような基準で専門業者を選べばよいのか分からないという点だと思います。

ここでは、3つの選び方をご紹介します。

価格が安すぎない

単純な話ですが、こういった情報を取り扱う世界において、「安かろう悪かろう」という言葉はまさにピッタリの業界になります。

安く請け負ってもそれ以上のリターンがあるからこそ安くできるので、それくらい個人情報が入ったパソコンやスマートフォンは価値があるということを、まずは自覚して業者を探しましょう。

SNSやメールだけならば、行政書士などと「死後事務委任契約」というものを結んでおくと、当然お金はかかりますが、アカウントの削除から友人への連絡まで、全てを代行してくれます。信頼できる人に頼むなら、こういった士業の方にお願いするのも良いでしょう。

デジタルだけでなくアナログの遺品整理も行っている

デジタル遺産専門ではなく、実際の遺品整理も行っている業者が見つかれば越したことはないでしょう。

遺族や依頼者に寄り添った対応をしてくれるほか、依頼者が気づかなかったような点を提案してくれるかもしれません。

通常のパソコンショップに依頼するよりは、寄り添ってくれる対応が期待できます。

実績がある

「デジタル遺産の実績がしっかりあるかどうか?」は業者を選定する上で重要な点だと言えます。

もちろん実績がないところが必ずしもダメという訳ではないですが、折角であれば実績を持っている方に依頼したいですよね。

依頼を検討している業者のウェブサイトなどをチェックして、実績についてを調べてから依頼するようにしましょう。

「デジタル遺品整理のコツ!」まとめ

これからの時代、情報はますますデータ化され、皆さんの身の回りのデジタル機器がデジタル遺品として取り扱われようになってきています。

デジタル遺産は財産として取り扱われますので、ご家族に相続されることになります。残されたご家族の負担を少なくするためにも、自分の持っているデジタル機器にはどのようなものがあるのか、日ごろからチェックしていきましょう。

どんなデータを保存してあるのか、時間のある時に確認して、少しずつ整理されることをおすすめします。

記事を読んで、デジタル遺品整理についてもっと知りたい!という方は、下記の記事も参考にしてみて下さい

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