デジタル遺産の全てを知りたい方へ!整理・処分・管理方法を紹介

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デジタル遺産の例を示した図

投稿日:2017年04月23日 更新日:2022年06月07日

デジタル遺産に気を付けよう!相続方法から処分方法まで解説

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

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文書作成や写真データの保管はもちろん、株やFXといった投資でも使うことから、老若男女幅広い層の人が愛用しており、今や欠かせないアイテムになっているのが、パソコンやスマートフォンです。

しかし、このパソコンやスマートフォンの中に入っている個人情報やSNS等のアカウントといったデジタルデータの情報は、「デジタル遺産」と呼ばれています。

このデジタル遺産ですが、基本的には第三者に対して情報を開示するようなものではないので、持ち主が亡くなった際に、遺族がデジタル遺産の対応に困ってしまう問題が顕在化しています。

また近年では、遺族がデジタル遺産を放置した結果、様々なトラブルに巻き込まれるケースが多々あります。そうならないように、デジタル遺産を身近に捉え、今からできる準備をお伝えしたいと思います。

目次

デジタル遺産・ネット遺産とは

そもそも、デジタル遺産とは具体的にどのようなものがあるのか、わかりますか?具体的には、以下のものが挙げられます。

ざっと挙げてみても、デジタル遺産と呼ばれるものはこれくらいあります。細かく分類すると、結構膨大な数になりますね。

デジタル遺品とデジタル遺産の違い

デジタル遺産には、どのようなものがあるのかご説明しましたが、デジタル遺産とネット遺産の違いについてご存知でしょうか?

ここでは両者の違いが簡単に分かるようにご説明します。

デジタル遺産とは、簡単に言うとお金の価値があるデジタルの資産になります。ネットバンクの口座やクラウド上に保管してあるデータが当てはまります。しかし、デジタル遺産はお金を生み出すだけではありません。定額のサービスを利用していた場合は、解約しなければ毎月お金が引き落とされていくので注意してください。

デジタル遺品とは、お金にはならないけれど、故人にとって価値のあるデータのことです。写真のデータやメールのデータなどが当てはまります。

デジタル遺産もデジタル遺品も、パスワードがかけられて管理されていることが多いので、注意しましょう。複数回パスワードの入力ミスをすると、データが削除されるように設定されている可能性もありますので、パスワードがわからないときは、業者に依頼することをおすすめします。

デジタル遺産を整理・管理しましょう

デジタル遺産を見つけた場合、どんなものがあるか整理・管理する必要があります。めんどくさいからといって放置することは絶対やめておきましょう。

特に、物として残るデジタル遺産(パソコン、スマホ、SD、USB)ならまだ把握できるかもしれませんが、物として残らないデジタル遺産(SNSのアカウント、サーバー、ドメイン)は、本人以外の把握は難しいですよね。

しかし、だからといって放置してしまうと、後々トラブルに巻き込まれる可能性があります。では、実際にデジタル遺産を巡って起きたトラブルの事例を紹介しましょう。

デジタル遺産は危ないので気をつけなければいけない理由|事例あり

ここからは実際にあったデジタル遺産のトラブルについて見ていきましょう。

少し極端なトラブルと日常でありそうなトラブルの2つをご紹介します。

実際にあったFXでのデジタル相続トラブル

デジタル遺産の金銭的なトラブルで多いのが、妻や夫が内緒でFXを行っていたというケースです。

FXは、比較的安全(様々なセーフティーネットがあるということ)と言われていますが、やはりそれでも、想定外に市場が急騰もしくは急落すると大きな損害を出すことになります。

FXの仕組みを簡単に説明すると、「証拠金」を担保にして取引をするのですが、証拠金の25倍まで取引できる「レバレッジ」という仕組みがあります。

証拠金が多ければ多いほどハイリスクハイリターンになるわけで、この状態の時に本人が亡くなってデジタル遺産となってしまうと、とんでもない損失が出てしまう可能性があります。

実際にあった話だと、交通事故で旦那さんを亡くした奥さんが、退職金の1,000万円と今までの定期預金500万円、さらに交通事故なので保険金も下りるので当面は暮らせると考えていたのに、亡くなったご主人のデジタル遺産のFXが大損しており、退職金はゼロとなったばかりか、追加証拠金として更に600万円弱請求され、親族から借金をして払ったというケースがありました。

その他のデジタル相続トラブル

これは極端な例ですが、その他サーバーやドメイン等のデジタル遺産は毎月又は毎年自動更新になっていると、どこからともなくお金が引き落とされてしまったり、デジタル遺産として有料のサービスに加入しており、毎月使っていないのに請求が来たりと、本人にしかわからないデジタル遺産でお金が発生してしまうこともあります

インターネットで契約が完結するものだと、そもそも電話相談窓口が無いことも多く、金額も多くないため、デジタルに弱い遺族の方は毎月使用料金を払い続けていることも多々あります。

こういった金銭的なリスクが発生するデジタル遺産よりもさらに怖いデジタル遺産と言われているのが、SNSやブログ、メール等の各アカウントの乗っ取り被害です。

長期間ログインされていなかったり、パスワードの変更がなかったりするアカウントは、詐欺集団の格好の餌食となってしまいます。

アカウントを乗っ取られてしまうと、有料サイトに無断で登録され請求書だけ送られてきたり、ショッピングサイトで勝手に買い物されたりと、金銭的な実害が出る可能性があります。

また、故人の周りの方にも詐欺行為を働いたりと、デジタル遺産を放置した結果、様々な被害が出ることも考えられます。こういった理由から、デジタル遺産を放置することは、ものすごく危険な事なのです。

デジタル遺産の対処法がわからなくても焦らない!

デジタル遺産を管理しないと危ない・トラブルになる危険性があるとお伝えしましたが、対処法や操作方法がわからない人もいるでしょう。

しかし、ここで大事なのは「焦らない」ことです。

下手に操作してしまうと、さらに手間がかかってしまうとことがあります。

もし、息子さんや娘さんがいらっしゃるなら、デジタル遺産の対処を彼らに任せてみてはいかがでしょうか?

また、子供さんがいらっしゃらないご家庭もあると思います。

この場合は、デジタル遺産のサービスを展開している業者に依頼をするか、デジタル遺産の運営会社を調べて電話で相談してみましょう。

デジタル遺産の処理方法とは?

では、デジタル遺産を遺品整理する際、どうやったらいいのでしょうか?

パソコンについて最低限の知識がある人は自分でデジタル遺産の整理を、無い人は業者に依頼してデジタル遺産を処分してもらうのが良いと考えます。

「わからないからそのまま処分」というのは、後々デジタル遺産を巡って、上述のようなトラブルが発生する可能性がある事を考えて絶対にやめましょう。

自分でデジタル遺産のメモを取って整理をする

パソコンについて最低限の知識がある人は、自分でデジタル遺産の整理をやれば良いと思います。

ただし、故人との思い出はもちろんですが、知りたくなかった情報もデジタル遺産として出てきてしまう可能性も否定はできません。それでも自分でやるという場合は、以下のことにポイントを意識してデジタル遺産を探してみましょう。

連絡先

スマートフォンの連絡先はもちろんですが、年賀状の宛名データやSNSなどで共通の知人や疎遠になっていた方の連絡先もデジタル遺産となります。

そのような連絡先があれば控えをとって、故人の訃報を伝えてあげましょう。

SNS・ブログアカウント

故人が生前保有していたブログやSNSのアカウントも、デジタル遺産となります。ブログは特に、親族に内緒で運営しているかもしれませんね。遺族の知らない、故人の顔が見える場所になるかもしれません。

あるいは、こういった場を通じて、友人に情報を伝えるのもいいのかもしれません。実際に、息子さんが亡くなった後に、息子さんのブログのアカウントを引き継いで運営されているお母さんもいるそうです。

亡くなってからもそこに存在する。デジタル遺産のメリットですね。ただし、必ずしも良い情報だけというわけではありませんので、その点は注意が必要です。

インターネットショップのアカウント

楽天やAmazonなどのネットショップのアカウントもデジタル遺産になります。

こういったネットショップの場合、クレジットカードで決済することが多いため、クレジットカードの情報がアカウントにそのまま登録されているケースがほとんどです。

このアカウントを放置して、乗っ取られてしまった場合、勝手に買い物をされてしまうので、クレジットカードの情報を削除するか、アカウントそのものを削除してしまいましょう。

ただし、生前に買い物した際に残っていたポイントなどは使えるので、アカウントを削除する場合は、使い切ってから削除することをオススメします。

思い出の写真や動画

デジタル遺産の中でも、一番整理が楽しみでもあり、辛くもあるのが写真や動画でしょう。一つ一つ整理していくと、どうしても当時の思い出が蘇ってしまい、悲しくなってしまいますよね。

また、デジタル遺産の中で一番見たくなかったものが隠されているのも、写真や動画であることも事実です。あまり深追いすると、「見なきゃよかった」ということになりかねません。

写真や動画のみ、業者に頼んでデジタル遺産を処理してもらうというのも良い方法かもしれません。

その他、ブックマーク関係

あとは、ブックマーク関係にひたすらログインしましょう。ネットバンクやFXや株の口座などを、家族に隠れて持っているかもしれません

ネットバンクのデジタル遺産は結構多く、お金が入ったまま放置されているケースも多々あります。FXや株の場合は前述した通りです。

大体の人が、こういった取引をする場合のサイトを、ブックマークしていると思うので、ブックマークしてあるサイトに一つ一つログインしていきましょう。

デジタル遺産の確認が終わったら、そのまま使う場合でも初期化してクリーンな状態で使い始めた方が良いと思います。

業者にデジタル遺産の整理を依頼する

パソコンにあまり詳しくない方や、知りたくない情報があったことを考えて不安な方は、やはり業者に依頼してデジタル遺産の処理をした方が賢明だと思います。

また、パソコンやスマートフォンがパスワード設定されていて開かない場合も、諦めずに専門の業者に相談してみましょう。

デジタル遺産の回収サービスを行ってくれる会社が多々あるので、パスワード解除からデータの抽出までを行ってくれ、さらに写真などはデータ解析ソフトを利用して、本人や家族が映っている写真のみを拾い上げてくれるなど、故人との思い出だけを大切に保管できます。

また、データの回収後はハードディスクを破壊し、データを完全に削除してくれるので、流出の危険もありません。

しかし、個人情報がたくさん入ったパソコンやスマートフォンを渡すことになるので、安易に決めずにしっかりと検証した上で業者を選びましょう

逆に、どうしても世に出したくない情報をパソコンなどに保管している人は、自分が死んだときに処分してくれる業者を先に選んでおくと良いでしょう。

デジタル遺産・デジタル資産の相続方法

デジタル遺産・デジタル資産の相続方法は、一般的な遺産・遺品の相続方法とは少し違います。

デジタル遺産は手元にないことから、遺産の手続きを銀行やサービス提供会社と行わなければならないケースが非常に多いです。そこで以下の項目に分けてデジタル遺産・デジタル遺品の相続方法をご紹介していきます。

デジタル遺産の有効な相続対策方法として、生前に「紙に書いておく」という方法があります。もし、自分の死後のデジタル遺産がどうなってしまうのか気になる人は、遺族のためにも「紙に書いて」情報を残しておきましょう。

デジタル通帳の相続方法

デジタル遺産・デジタル遺品の相続方法の1つ目は、デジタル通帳の相続方法です。

デジタル通帳の相続方法の流れは、以下の手順になります。

デジタル通帳とはいえ、銀行の対応は従来の遺族対応とあまり変わりません。銀行が指定する解約方法に基づき行動しましょう。

また、メールの履歴や友人たちの情報をもとにお金の流れを把握することも大事です。FXなどの取引を黙って行っていた場合、そちらの対応もすることになります。

デジタル遺産がアプリの場合

デジタル遺産・デジタル遺品の相続方法の2つ目は、デジタル遺産がアプリの場合です。

アプリのデジタル遺産を見つけた場合は、まず何のアプリなのかを把握しましょう。ゲームや学習系のアプリだった場合は、すぐに対応しなくても大丈夫ですが、お金に関するアプリやSNS等のアプリがあった場合は、早めの対応が必要になります。

SNS等のアプリは必要がないと感じたら解約手続きを、お金に関するアプリの場合は内容を確認し運営元の会社に連絡しましょう。

しかし、SNSやお金に関するアプリにはパスワードが使用されているケースが非常に多いです。では、次にパスワードがわからないときどうすれば良いかご紹介します。

デジタル遺産のパスワードがわからない場合

デジタル遺産・デジタル遺品の相続方法の3つ目は、デジタル遺産のパスワードがわからない場合です。

デジタル遺産には、パスワードが使用されているケースが多く、遺族が困ってしまうことがあります。生前メモなどを残していなかった場合、どうすれば良いのでしょうか?

まずは、故人が残した遺品の中にパスワードが書かれている物がないか探しましょう。それでもパスワードがわからない場合は、デジタル遺産の対応をしている専門業者に依頼する事をおすすめします

デジタル遺産の業者に依頼するほどでもないと、適当にパスワードを打ち込むのは絶対にやめましょう。故人の設定次第では、規定回数以上のパスワードの入力ミスでデータを削除してしまう可能性があります。そうなると困るのは遺族の方々です。

デジタル遺産の中に不明なサービスがあった場合

デジタル遺産・デジタル遺品の相続方法の4つ目は、デジタル遺産の中に不明なサービスがあった場合です。

デジタル遺産の中に遺族の方々が不明なサービスがあった場合、サービスの名前や運営会社をインターネットで検索する事をおすすめします。

サービスの内容を把握してから、対応してください。自分では対応しきれない場合は、インターネットに詳しい信頼のおける人に助けてもらうことも良いでしょう。

もし、パスワードによって何のサービスかわからない場合は、前述したようにデジタル遺産の対応をしている専門業者に依頼する事をおすすめします

デジタル遺産の処分を業者に依頼する時の選び方

では、デジタル遺産の処分をお願いする業者はどんな業者が良いのでしょうか?目的や用途によって様々ですが、注意すべき点は3点あります。

価格が安すぎない

単純な話ですが、こういった情報を取り扱う世界において、「安かろう悪かろう」という言葉はまさにピッタリの業界になります。

安く請け負ってもそれ以上のリターンがあるからこそ安くできるので、それくらい個人情報が入ったパソコンやスマートフォンは価値があるということを、まずは自覚して業者を探しましょう。

SNSやメールだけならば、行政書士などと「死後事務委任契約」というものを結んでおくと、当然お金はかかりますが、アカウントの削除から友人への連絡まで、全てを代行してくれます。信頼できる人に頼むなら、こういった士業の方にお願いするのも良いでしょう。

デジタルだけでなくアナログの遺品整理も行っている

デジタル遺産専門ではなく、実際の遺品整理も行っている業者が見つかれば越したことはないでしょう。

遺族や依頼者に寄り添った対応をしてくれるほか、依頼者が気づかなかったような点を提案してくれるかもしれません。

通常のパソコンショップに依頼するよりは、寄り添ってくれる対応が期待できます。

実績がある

「デジタル遺産の実績がしっかりあるかどうか?」は業者を選定する上で重要な点だと言えます。

もちろん実績がないところが必ずしもダメという訳ではないですが、折角であれば実績を持っている方に依頼したいですよね。

依頼を検討している業者のウェブサイトなどをチェックして、実績についてを調べてから依頼するようにしましょう。

生前にデジタル資産の相続方法を考えている人はデジタル終活を行おう!

自分が亡くなった後、遺産手続きで余計な手間を増やしたくないと思われる方もいますよね。そこで、生前にできるデジタル遺産の相続(デジタル終活)方法をお伝えしてきます。

生前にできるデジタル遺産の相続(デジタル終活)方法は以下の3つになります。

それでは、1つ1つご説明していきます。

エンディングノートにパスワードなどデジタル遺産の情報をメモしておく

生前にできるデジタル遺産の相続(デジタル終活)方法の1つ目は、エンディングノートにパスワードなどデジタル遺産の情報をメモしておくことです。

※エンディングノートとは、高齢者の方が、亡くなる前に遺族に希望することなどを書いておくノートになります。

生前に口頭でパスワードなどの情報を伝えていても、忘れられてしまう可能性があります。

そんな時に、費用も掛からず、手軽に準備しておける方法はエンディングノートなどに情報を記載しておくことです。

自分の死後きちんと確認してもらえる場所にエンディングノートを保管しておきましょう。

ただし、誤って処分してしまったり、紛失してしまう恐れもありますのでご注意ください。

家族に自分の死後のデジタル遺産について話しておく

生前にできるデジタル遺産の相続(デジタル終活)方法の2つ目は、家族に自分の死後のデジタル遺産について話しておくことです。

自分が一体どのくらいのデジタル遺産を持っているのか、それはどうやって確認したら良いのかなど、家族に自分の情報を伝えておくことで、ご自身の死後、家族がスムーズに行動することができます。

エンディングノートを書きたくないという人は、事前に家族に伝えれる限りの情報を伝えておきましょう。

第三者である弁護士などにデジタル遺産やセキュリティの情報を伝えておく

生前にできるデジタル遺産の相続(デジタル終活)方法の3つ目は、第三者である弁護士などにデジタル遺産やセキュリティの情報を伝えておくことです。

この方法は、エンディングノートも書きたくないし、家族に直接伝えるのも恥ずかしいと考える方におすすめの方法になります。

また、第三者である弁護士などに依頼することで、情報の紛失や誤った情報を家族に伝える心配もないでしょう。

しかし、他の方法に比べ、費用はかなりかかりますので、お金を残してあげたい、お金を使いたくない人にはおすすめできない方法かもしれません。

【番外編】デジタル遺産に関連する本を4冊紹介

番外編になりますが、デジタル遺産に関連する本を読んで知識を付けたいと思われる方も多いでしょう。そこで、デジタル遺産に関連する本を3冊ご紹介していきます。

どの本を選ぶか迷ったときは、ぜひ参考にしてください。

デジタル遺産の法律実務Q&A

1つ目にご紹介するデジタル遺産に関連する本は、「デジタル遺産の法律実務Q&A」北川 祥一 (著)になります。

この本では、デジタル遺産に関連するトラブル・相続時の問題等について、法的分析・解決の指針をQ&Aで解説しています。

また、法律専門家による解説が記載されていますので、詳しくデジタル遺産について知りたい方におすすめの一冊です。

ここが知りたい! デジタル遺品

2つ目にご紹介するデジタル遺産に関連する本は、「ここが知りたい! デジタル遺品」古田 雄介 (著)になります。

この本では、デジタル遺品の基礎知識、放っておいた場合の行く末、どう開いてどう処理・相続するかを解説していますので、まずデジタル遺産について基礎知識を付けたい人におすすめの一冊です。

「デジタル遺品」が危ない

3つ目にご紹介するデジタル遺産に関連する本は、「「デジタル遺品」が危ない」萩原栄幸(著)になります。

この本では、パソコンやスマホの中の、写真・文章、ブログ・SNS、ネット上の金銭取引など、死後、家族に迷惑をかけないための整理法を紹介しています。

また、個人情報管理のスペシャリストであり、終活カウンセラーの資格も持つ著者が、解説しているので、読み応えのある一冊になります。

Q&Aでわかる デジタル遺産の相続

4つ目にご紹介するデジタル遺産に関連する本は、「q&aでわかる デジタル遺産の相続」笹川 豪介 (著), 関原 秀行 (著), 冨田 雄介 (著), 関口 彰正 (著)になります。

この本では、金融や相続に多くの知見を持つ弁護士が、サービスごとの相続手続きやデジタル遺産の相続に備えて何ができるかなどの質問にQ&A形式でわかりやすく解説しています。

法律に基づいた情報を詳しく知りたい方におすすめの一冊です。

【番外編】デジタル遺産を英語で言うとDigital assets

こちらも番外編になりますが、デジタル遺産を英語で何と言うか知っていますか?デジタル遺産は英語で「Digital assets」と言います。

もしかすると、遺産と聞いて世界遺産の英訳で使われる「Heritage」かと思った人がいるかもしれませんが、「Heritage」は、金目の物というよりは、むしろ伝統・文化・叡智・建築物・景観というような、特定の文化や社会に帰属するもの、歴史的に価値のあるものも指します。

間違えないように気を付けてください。

「デジタル遺産に気を付けよう!相続方法から処分方法まで解説」まとめ

いかがでしたか?これからの時代、デジタル遺産はもっともっと増えていきます。もう、すでにあなたの身近にもデジタル遺産の問題は起こり得るのです。

いつ、何があっても良いように、通常の遺産はもちろん、デジタル遺産についても対処できるように管理することが求められているのです。今できることを、始めてみましょう。

記事を読んで、デジタル遺産や遺品整理についても詳しく知りたいと思った方は、下記の記事も参考にしてみてください。

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