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終活でのお墓選び

投稿日:2017年04月25日 更新日:2021年03月30日

終活で話題の「墓友」って知ってますか?

執筆者のゆーすけ

ゆーすけ |片付け部編集長

片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。

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終活という言葉を見かけたり聞いたりする機会が本当に増えましたよね。

実のところ言葉は知っていても「終活とはどういうことか?」「いつどのように終活を始めたらいいのか?」などがよくわからないという人も多いのではないでしょうか。

最近では終活の中に墓友というものも誕生してじわじわと知名度が広がってきています。

自分の終活はまだ先でもいいかなと思っているけれど親が終活を始めて少し戸惑っているという人から、自分の終活をそろそろ始めようと考えている人、墓友に興味がある人まで、一緒に終活の世界をのぞいてみましょう。

目次

終活とはなにか?

終活で墓友終活とは

終末活動、略して「終活」は2009年に週刊朝日の連載記事中から生まれた造語です。

当初、終活とは人生の終わりへ向けた準備という色合いが強かったのですが、最近では自分の人生の終わりかたを考えることで、今をよりよく生きることという意味合いも含んでいます。

また終活を通して自分の死後の財産や相続の計画を立てる、生前整理をしておく、葬儀やお墓の準備をしておく、などで残された時間を有意義に過ごすことができるようになります。そしてなによりも残される家族のためにも終活は必要とされています。

終活の認知度

ところである調査によると終活の認知度はおよそ80%近くにもなるにも関わらず、実際に終活をしている人や近いうちに終活を始めようと考えている人はあわせておよそ17%でした。

調査対象者が60歳以上の男女だったことを考えるとこの数値は低い印象です。終活という言葉はずいぶんと広がりましたが、本当の意味で定着したとはまだ言い難いようです。

どうしても終活を始めるイコール死が近いという印象が根強くあることと、終活とはいっても具体的に何から始めたらいいかがわからない人が多いことが原因のようです。

まずは終活で今一番注目されている「墓友」についてご紹介します。

終活で話題の墓友とはなにか?

終活の墓友と入る墓所

次々と新しい言葉が生まれている終活の世界ですが、ここ最近では「墓友」が注目されています。墓友とは「一緒のお墓に入る友達」のことです。

友達というと限定的ですが、家族以外の他人という意味でもあります。従来のような家や血縁関係の単位ではなく、まったくの他人同士で入る墓友が今なぜ広がりを見せているのか?墓友が生まれた背景には日本の現実が深く関係しています。

墓友の生まれた背景

皆さんもご存知のように日本は急激に高齢化社会が進んでいます。加えて、核家族化、少子化、生涯未婚率の増加などにより一人暮らしのまま生涯を終える人も増えています。

おひとりさまや孤独死や無縁社会というテーマがたびたびTVでも特集されているように血縁関係が希薄になっている昨今、今までのような親から子、孫とお墓を継承していくことが困難になってきています。

さらに高齢になると家族や友人が亡くなっていくことで孤独感が強くなるうえに、自分自身の死という問題が不安を大きくします。

今までのようにお墓を継承できない現状、一人暮らしの高齢者の多くが抱える孤独と不安、それらを軽減してくれるという理由から墓友が終活で注目されています。

墓友の作り方

墓友作りに積極的なのは圧倒的に女性です。いわゆるおひとりさま女性の終活にはこの墓友探しも含まれつつあります。

友達とお墓の話をするうちに自然発生する墓友もいますが、多くは寺院や終活をサポートする団体などが行う墓友サークルや終活カフェに参加することで墓友と出会う、インターネット上で墓友を募集しているサイトなどを通して墓友と知り合う、などで墓友を作っています

またおひとりさまだけではなく子供のいない夫婦や子供に墓守の負担をかけさせたくない夫婦なども墓友探しに参加する機会が増えているといいます。

ところで、生前から墓友同士が交流を重ねることはとても大切です。同じお墓に入るのですから墓友の人柄や死生観などを知ることは安心感にも繋がります。

この時点で墓友を解消する人も出てきますが、同じお墓に入ることを考えれば妥協はできないというのは当たり前ですよね。

終活や墓友の話題だけではなく趣味の分野でも意気投合できる人と出会うことも多く、墓友ができてから外出が増え生活に張りが出たという高齢者も多いのです。

墓友と入るお墓

墓友と入るお墓

墓友と入るお墓は「共同墓」とも「永代供養墓」ともいわれます。

ところで、お墓のある墓地には大きく分けて次の4種類があります。

  1. 公営墓地:地方自治体が管理・運営する
  2. 民間墓地:事業主体は宗教法人や公益法人など
    管理・運営は民間企業
  3. 寺院墓地:寺院が管理・運営する檀家専用の墓地
  4. 共同墓地:市町村の団体や地域の組合が管理・運営する
    地域限定的な色合いが濃い

墓友が利用するお墓は、4番の共同墓地と混同しやすいのですが、性質の違うものです。

ただし最近では永代供養を行っている墓地という意味で共同墓地という名称を使っているところもあるので、ご利用前には確認が必要です。

墓友と入るお墓の費用

墓友人気の理由の一つとして費用面が比較的安価であることがあげられます。通常、お墓にかかるお金の内訳は下記のようなものになります。

  1. 墓地の永代使用料(お墓を継ぐ人がいなくなると土地は返却する)
  2. 管理費
  3. 墓石代
  4. お墓を建てる工事費などその他費用

全国平均では1番の永代使用料が77万円、3番の墓石代が135万円、その他の費用を含めると200万円以上はかかる計算になります。

ところが墓友と入る共同墓の基本料金の主流は50万円前後、最初から他人のお骨と一緒の合祀タイプだと5万円台からあります。

外観や供養の内容、埋葬方法や墓地のある地域などによって価格に差がありますので、墓友と一緒によく確認をしてから契約をして下さい。

おひとりさまの増加が見込まれること、供養や管理の心配をしなくていいこと、比較的安価なこと、さらには生前に契約できることなどから、墓友の需要は今後ますます広がるとされています。

墓友 共同墓は生前契約できる

墓友と入る共同墓は宗教法人やNPO法人、最近では介護施設なども運営していますがそのほとんどは生前契約という形を取っています。

生前契約ができるということは、死後に金銭的な迷惑を第三者にかけなくて済むということです。墓友を必要とする人にとって生前契約は非常に大きな魅力であり、終活で墓友が人気の一因ともいえます。

墓友のメリット

墓友を作るメリットには以下のようなものがあります。

特に一人暮らしの人の場合は万が一なにかあってもお墓が決まっている、時期は違っても同じお墓に入る墓友がいる、というのは死後の不安感を軽減するとともに、大きな安心感を持って日々を過ごせることにつながります

この他にも共同墓は宗旨・宗派は問わないところも多く、それまでの宗教を問わずに墓友と同じお墓で眠れるのもメリットといえます。

墓友のデメリット

終活で墓友をつくるデメリットについて考える女性

墓友は終活の中でも比較的新しいものです。当然墓友の考え方や実施方法も統一されておらずトラブルも起きます。よくある墓友トラブルをご紹介しますので参考にして下さい。

墓友が理解されない

お墓は亡くなった人だけのものではありません。残された遺族などにとっても亡くなった人と交流する大切な場所です。

そのため墓友と共同墓に入ること自体に反対されることもあります。時間をかけて墓友という考え方を理解してもらうことや、一緒に共同墓を見てもらうなど理解してもらえるように行動することも必要です。

終活でエンディングノートを書く人は、どうして自分が墓友を選択したかという思いを記しておくのもいいでしょう。

永代供養の勘違い

永代供養と聞くと永久に続く供養と思いがちです。しかしながら永代供養とは期限付きの供養です。

多くの共同墓は一定の期間が過ぎると遺骨を合祀します。33回忌までのところが多いですが、依頼先によって異なるので墓友同士の希望や合祀までの期間の確認は忘れずにしておきましょう。

遺族への不正請求

契約時に払ってあるにもかかわらず本人の死後に遺族へ永代供養料を請求するという事例がありました。

墓友が本人の死後も遺族と交流があればいいのですが、契約時の内容を遺族にも口頭や書面などで伝えておくことが大切です。

永代供養証明書を失くさない

契約が終了すると永代供養証明書が発行されます。契約内容の詳細が記載されているので家族などにも読んでもらいましょう

紛失すると不正請求などのようなトラブルの可能性もありますし、一人暮らしの人の場合は納骨先が不明ということにもなりかねません。

墓友同士で永代供養証明書の保管先を把握しておくなどの対策を取るのもいいでしょう。自分が亡くなった時に家族や第三者が永代供養証明書をわかるようにしておくことが大切です。

終活の墓友以外の活動

終活の墓友以外の活動を紹介してくれる男性

終活、と聞いてあなたならどのようなことをしますか?終活は人によって様々ではありますがここでは一般的な終活の内容をご紹介します。

生前整理

生前整理とは終活の一環で、生きている間に身の周りの整理をすることです。身の周りの整理とはものの整理だけではなく、財産の整理からエンディングノートの作成までとやることはとてもたくさんあります。

身の周りを整理することで、今後の人生を快適に過ごせるようになることと、亡くなった後に家族の負担が減ることが期待できます。

終生前整理を業者に依頼

もちろん業者に依頼せずに自分たちで行うことも可能ですが、実際に作業を行うことが困難な場合もあります。

手順がわからない、作業する時間が取れない、離れて暮らす親の住居の生前整理を依頼したいなど業者に依頼する理由は様々です。

業者に依頼する場合でもすべてを一括してお任せする、最後のゴミの処分だけを依頼する、など自分に合った依頼方法を選びましょう。

生前整理の業者とは?

生前整理にはものの整理と財産などの整理、エンディングノートの作成まで含まれているため、単なる片付けではない専門の知識が必要な場面も多く、業者の選び方も重要です。

業者を選ぶ際には生前整理アドバイザーや遺品整理士などの資格を持つ人がいる業者だと安心です。

特にものの整理ではあまりにものが多すぎたり、大型の家財道具の処分ができなかったり、そもそもなにから手をつけていいのか迷ったり。そのような時はプロにアドバイスをしてもらいましょう。

終活の広がりとともに終活市場に参入する業者も増えていますが、まだ新しい分野だけに業者も玉石混合という現状です。

生前整理業者とのトラブル

終活の墓友を騙す生前整理業者

インターネット上などには実際にあったトラブルが紹介されています。事前に知っておけば被害を防げますので参考にして下さい。

高額の料金を請求される

見積もり時には安い価格を提示していながら、作業後に追加料金として高額の請求をする業者がいます。

ものの買取り金額が適正ではない

不用品の買取りを行う際に価値がわからずに価格をつける、高価なものにわざと安い価格をつける、などをして買い取る業者がいます。骨とう品や貴金属、価値のわかりづらい品物などは専門店に査定を依頼しましょう。

ゴミの不法投棄

料金にはゴミのリサイクル料や処分費用が含まれているはずなのに、違法な不法投棄をする業者がいます。ゴミから身元を特定できる場合は依頼者が警察から事情聴取を受けることもあります。処分の方法が明確な業者に依頼するようにしましょう。

生前整理業者の選び方

トラブルを防ぐには正しい業者選びが重要です。家財整理の実績のある専門業者かどうか、料金体系がわかりやすいか、必要な認可を受けているかなどをインターネット上の業者のサイトで調べてみて下さい。

あわせて実際に依頼した人からの口コミなども参考にして信頼できるかどうかを判断しましょう。

生前整理を依頼するならオコマリがオススメ

オコマリを利用する主婦

全国に生前整理業者は9,000社以上あると言われています。その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなどの悪質な業者がいます。

この記事を執筆しているオコマリでは、お客様に安心して生前整理を行ってもらうために、全国一律料金追加料金一切ナシの定額パックプランを業界で初めて提供しています。

部屋の間取り別で料金が決まっているため、明瞭会計で安心です。

例えば、1K・1Rはたったの79,800円(税込)という価格設定となっており、現場の部屋の物量が少なければさらに減額させていただいております。

また、登録されている生前整理業者は、オコマリのスタッフが1社1社面談をして厳選しており安心です。

現地でのお見積りなしでも作業が可能ですので、急いでいる方にもオススメです。

問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、気になる方は一度問い合わせをしてみて下さい。

財産や相続の整理

財産や相続については遺産相続の手続きや相続税など様々な決め事があり、あまりなじみのない分野です。

財産や相続先のリストを作った上で専門家に相談するという方法もあります。相続税の申告は税理士、不動産の名義変更は司法書士、相続の調停や審判は弁護士というふうに専門分野がそれぞれ分かれています。

実際の相続はあなたが亡くなった後に発生するものですが、相続までの手順やその時々に必要な書類などがわかっているとあなたも家族(特に相続する人)も安心できます。

お葬式の準備

終活の墓友とお葬式の準備をする

お葬式の費用、2010年の調査では全国平均でおよそ134万円かかるとされています。お葬式の様式や規模によっても金額の差が出るところですが、やはりかかるものですね。

終活の一環として自分の希望に沿ったお葬式をできるように生前から葬儀業者を決めておく、見積もりを取っておくなどの準備をしている人も増えています。

お墓の準備

従来の日本ではお墓は代々親から子その孫というように受け継ぐものでした。民法では「承継」といい、承継者がいる限りお墓は引き継がれるものとされています。

ところが最近は家族の在り方が昔と大きく変わってきました。核家族化や晩婚化、少子化、生涯未婚者の増加などの影響もあり、そもそもお墓を継ぐ人が少なくなってきています

そこで最近では今までの家のお墓以外にも寺院や墓地管理者が永代供養や管理をしてくれるタイプのお墓も増えています。先ほどご紹介した「墓友」もこれにあたります。

家のお墓がある人、お墓をこれから作る人、墓友を探している人、今までのお墓の在り方にとらわれないお墓作りが始まっています。

ただしお墓は亡くなった人のものであると同時に、残された家族の心のよりどころでもあります。家族のいる人は自分一人だけで決めずに希望のお墓について十分に話し合うことが必要です。

エンディングノート

2012年に経済産業省が発表した報告書によると、エンディングノートの認知度は60%なのに対し、実際にエンディングノートを作成したことがある人はわずか2%でした。

終活の中でもエンディングノートはとても重要です。自分の意思を間違いなく家族に伝えることができるツールだからです。

市販のものも多く出回っていますし、インターネット上には無料でダウンロードできるエンディングノートもありますので、まずは実物を手に取ってみるといいですよ。

エンディングノートとは?

終活の墓友と書くエンディングノート

エンディングノートと遺言書を混同している人はいませんか?

どちらも個人の意思を確認できるツールですが、遺言書には法的効力がありエンディングノートには法的効力はありません

エンディングノートに記入してあっても遺産相続などを執行するには正式な遺言書が必要ですのでご注意下さい。

エンディングノートというとどうしても死後の遺産相続などに関心が行きがちです。しかし死後のことばかりではなく例えば介護を受ける際の希望や終末期医療への希望など、生きている間に伝えたいけれど伝える手段をなくしてしまった時にもとても役に立ちます。

終活・エンディングノートの書き方

エンディングノートには必ずこうでなくてはならないといった決まり事はありません。まったくオリジナルで作成してもいいですし、市販のものやインターネットからダウンロードしたものを利用してもいいでしょう。ほとんどのものに共通した内容がありますのでご紹介します。

自分史
財産
保険・年金
遺言
もしもの時
葬儀・お墓

これらの他にもペットのことや、最近ではPCや携帯電話などの契約に関することなどエンディングノートの内容は多岐にわたります。

エンディングノートは必ずしも全部のページを埋めなくてもいいので、自分に必要な所だけを記入してみましょう。

また一度書いて終わりではなく、その時々の状況や心境の変化に合わせて書き直すこともできます。

あなたが伝えたいことをあなたに代わって伝えてくれるのがエンディングノートであり、エンディングノートを書くことは大切な終活です。

「終活で話題の「墓友」って知ってますか?」まとめ

終活で墓友と入るお寺

社会の有り様とともに変わってきたお墓のスタイルですが、特に終活の場で最近注目されている「墓友」はこれからますます広がるとされています。

しかしながら新しいお墓のスタイルだけに家族の理解を得ることがとても大切です。「墓友」の選択を考えている人は墓友のメリットだけではなくデメリットも十分に検討したうえで決めて下さい。

また「墓友」だけではなく終活全般にいえることですが、自分の思いだけではなく、家族の意向も尊重しましょう。「墓友」を作ること、生前整理をすること、すべての終活は自分のためであり家族のためであるからです。

記事を読んで、終活について興味を持った方は下記の記事も参考にしてみてください。

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