ゴミ屋敷の清掃料金相場や自力で清掃する方法を紹介
投稿日:2017年04月26日 更新日:2021年07月06日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
家中に物やゴミがあふれ、足の踏み場もないような状態になっている家の事をゴミ屋敷と呼びます。
住んでいる人が清掃をしたいと思っていても、もはやどこから手を付けてよいのかわからない状況になっているケースがほとんどです。
また、ゴミ屋敷にあふれるものを必要な物と思い込んで、なかなか捨てられない人もいます。
このようなゴミ屋敷を清掃する際に注意すべき点を、自分で清掃をする場合と、業者に清掃を依頼する場合に分けて説明していきます。
オコマリは、ゴミ屋敷片付けを始め遺品整理や生前整理、片付け、木の伐採や剪定といった生活のお困り事を解決するサービスを提供しています。ゴミ屋敷片付けに関して専門知識のあるスタッフが親身になって無料で相談に乗っておりますので、0120-916-397までご相談いただければと思います。
オコマリのゴミ屋敷片付けのサービスの詳細ついては、「ゴミ屋敷清掃|オコマリ」のページからご確認いただけます。ご相談内容は秘密厳守いたしますので、安心してご連絡ください。
人手が集まらなかったり、ゴミ屋敷の状況がかなり深刻な場合には清掃を業者に依頼することをお勧めします。ゴミ屋敷の清掃を行ってくれる業者には次のような業者があります。
清掃業者の中には、ゴミ屋敷の清掃を行ってくれる業者も存在します。
ゴミの搬出から室内の清掃まで依頼することができ、料金は部屋の広さと作業を行う人数によって変わってきます。
間取り | 作業人数 | ゴミの量(m3) | 料金(税抜き) |
---|---|---|---|
1K | 2人 | 2m3 | 35,000円〜 |
1DK | 2人 | 6m3 | 70,000円〜 |
1LDK | 2人 | 8m3 | 110,000円〜 |
2DL | 2人 | 12m3 | 130,000円〜 |
2LDK | 2人 | 14m3 | 160,000円〜 |
3DL | 3人 | 16m3 | 200,000円〜 |
3LDK | 3人 | 18m3 | 220,000円〜 |
上記の表はあくまで作業料金の一例で、業者や家電リサイクル法が適用される家電の処分や清掃の程度によって料金が変わってきます。あくまで参考にする程度に留めてください。
大手の引っ越し業者の中には、ゴミ屋敷の清掃を行ってくれるところもあります。
引っ越し業者にゴミ屋敷の清掃を頼む最大のメリットは、建物を痛めないようにゴミや物を運び出すスキルに長けていることです。
特に賃貸物件の場合に室内を損傷してしまうと、後から原状回復費用を大家や管理会社から請求されてしまうので、このようなことが起こらないように細心の注意を払って不用品を運び出してくれるのが引っ越し業者であると言えるでしょう。
しかし、ゴミ屋敷の片づけや清掃は引っ越し業者の専門の業務ではないため、依頼を断られてしまうことも考えられます。
まずは電話やメールでゴミ屋敷の清掃を依頼できるかどうか問い合わせてみることをおすすめします。
便利屋の中にはゴミ屋敷の片づけ・清掃に対応してくれる業者もあります。
便利屋の掃除スキルにもよりますが、水回りが完全に使用不可能な状態になっている場合でも対応してくれる業者もあるので、一度業者に問い合わせてみることをおすすめします。
料金の一般的な相場は1部屋5万円〜、一軒家では20万円〜となっており、この価格は搬出するゴミの量やハウスクリーニングが必要な場合などにはさらに高額になります。
しかし、オプションで依頼できるサービスは脱臭、消毒、ふすまなどの張替え、破損個所の修繕など多岐に及ぶので、まさに「便利」な業者です。
ゴミ屋敷の片付けは、自分でできればそれが一番ですが、もしそれが出来ていたのなら、ゴミ屋敷にはなっていなかったでしょう。
家族や友達に手伝ってもらうのも気が引けますし、その後の人間関係に影響がないとも限りません。
やはり、ゴミ屋敷の片付けは、プロの業者に依頼するのが一番のおすすめです。
ゴミ屋敷清掃業者は、知識と経験豊富な専門のスタッフが、短時間で確実な片付けを行います。周りの人にばれないように作業することができるのも大きなメリットです。
ごみの処分やリサイクルまで行ってくれる業者も多いので、大変便利な上に効率的です。
費用が発生しますが、今のゴミ屋敷から抜け出し、身軽になって新しい生活へ踏み出すことができると考えれば、決して高いものではありません。
ゴミ屋敷の片付けに悩んでいる方は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか?
全国にたくさんのゴミ屋敷の清掃業者がありますが、都道府県によって清掃料金は変わるのでしょうか?
どうせゴミ屋敷の清掃を依頼するなら、できるだけ費用を抑えたいと思います。
結論から申し上げますと、ゴミ屋敷の清掃業者の料金は、都道府県によって変わるのではなく、業者によって価格設定が違います。
したがって、どこにお住まいであろうと、清掃料金の低い業者を選ぶことで費用を抑えられます。
オコマリでは、ゴミ屋敷の清掃を行っております。費用は、お手頃価格でサービスを提供するために、料金の見直しや空き時間を活用するなど工夫をしています。また、優良業者のみをご紹介いたしますので、ご安心ください。
無料見積もりも行っておりますので、ご相談お待ちしております。
では、この記事を執筆しているオコマリが実際に請け負ったゴミ屋敷の清掃事例を2つご紹介していきます。
作業後にお客様からいただいた口コミもご紹介しますので、ぜひご覧ください。
サービス | 金額 | 住居 |
---|---|---|
ゴミ屋敷清掃 | 45,000円 | マンション |
部屋が散らかってしまっていたので、その片付けをオコマリさんに依頼させていただきました。スピーディーに片付けを進めてくれたので、ストレスが一切ありませんでした。助かりました。ありがとうございました。
サービス | 金額 | 住居 |
---|---|---|
ゴミ屋敷清掃 | 109,000円 | アパート |
非常に急ぎで対応してもらいたかったので、対応してもらえて助かりました。どうもありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?
この他にも、たくさんのゴミ屋敷清掃の作業実績・口コミがありますので、気になる人は『オコマリのゴミ屋敷清掃の口コミ』も読んでみてください。
ゴミ屋敷の清掃料金は、業者によって違いますが、できるだけ費用を抑えたい方が多いと思います。
ゴミ屋敷の清掃にかかる料金は、「業者の選び方」のほかに自分の行動次第で安く抑えれることもあるでしょう。
したがって、ゴミ屋敷の清掃料金を抑える3つのポイントをお伝えしますので、以下に記載しました。
ここから、一つ一つご紹介していきますので、チェックしてください。
ゴミ屋敷の清掃料金を抑えるポイントの1つ目は、閑散期を狙って依頼することです。
ゴミ屋敷の清掃にも、他の仕事と同じように、もちろん繁忙期と閑散期が存在します。
なぜ閑散期をおすすめするかというと、繁忙期には清掃料金が上がる業者や閑散期には清掃料金が下がる業者がいるからです。
ただし、業者によって繁忙期と閑散期が違うことから、一概に何月が閑散期とは言い切れませんが、一般的に3~4月は繁忙期とされていますので、3~4月は避けることをおすすめします。
一番効率よく業者の閑散期を確認する方法は、電話をかけて都合が良い日、または、月を聞くのが良いでしょう。
その際に、閑散期には料金が安くなるのか確認を取ってみるのも効果的です。
ゴミ屋敷の清掃料金を抑えるポイントの2つ目は、不用品を買い取ってもらうことです。
ゴミとして扱っていたものが、価値のあるものだった場合、その不用品を買い取ってもらうことで、ゴミ屋敷の清掃料金を抑えることができます。
価値のあるものといっても、宝石などの高価な品ではありません。
家具や電化製品などを買い取ってくれますので、ご安心ください。
ここで注意してほしいことが、ゴミ屋敷の清掃業者と不用品買取業者を分けずに、どちらのサービスも行っている業者を選びましょう。
どちらのサービスも行っている業者を選ぶ方が、費用を抑えることができます。
また、ゴミのほとんどが生活ゴミで、処分する家具や電化製品もない人には、向かない方法かもしれません。
ゴミ屋敷の清掃料金を抑えるポイントの3つ目は、他のサービスも一緒に依頼することです。
これは、先ほどご説明したように、「ゴミ屋敷の清掃と不用品の回収」を同じ業者に依頼したり、「ゴミ屋敷の清掃とハウスクリーニング」を同じ業者に依頼することで、別々の業者に依頼するよりも費用を抑えることができます。
ただし、ここで気を付けていただきたいことが、中には、ゴミ屋敷の清掃しか行っていない業者もいることから、事前に自分が依頼したいサービスを提供しているか確認しましょう。
なんとなく不用品の回収やハウスクリーニングも行ってくれるだろうと思っていても、清掃のみの業者だった場合、作業開始後には業者を変更することができません。
他のサービスを一緒に依頼しようと考えている人は、ホームページや電話をかけたとき、見積もりを取りに来た時に必ず確認を取ることをおすすめします。
「ゴミ屋敷の清掃を業者に依頼したのに、高額な費用を請求された」「価値のあるものを盗まれてしまった」などのトラブルに巻き込まれるのは避けたいですよね。
しかし、過去にゴミ屋敷の清掃業者に依頼したことがないから、業者の選び方がわからない人が多いと思います。
そこで、ゴミ屋敷の清掃業者のおすすめの選び方4選をご紹介しますので、ぜひチェックしてください。
ゴミ屋敷の清掃業者のおすすめの選び方の1つ目は、会社の情報が載っているかホームページを確認することです。
最近はインターネットやチラシからゴミ屋敷の清掃業者を探される方が、多いと思います。
その際に、必ず会社の情報がホームページに記載されているか確認してください。
ほとんどの業者が会社の情報を記載していますが、中には記載していない業者もいます。そんな業者に依頼してしまうと、トラブルに巻き込まれても連絡手段がなく、泣き寝入りすることになるかもしれません。
ゴミ屋敷の清掃業者のおすすめの選び方の2つ目は、会社の情報が載っているかホームページを確認することです。
最近はインターネットやチラシからゴミ屋敷の清掃業者を探される方が、多いと思います。
その際に、必ず会社の情報がホームページに記載されているか確認してください。
ほとんどの業者が会社の情報を記載していますが、中には記載していない業者もいます。そんな業者に依頼してしまうと、トラブルに巻き込まれても連絡手段がなく、泣き寝入りすることになるかもしれません。
ゴミ屋敷の清掃業者のおすすめの選び方の3つ目は、保証を確認することが大切です。
よくあるゴミ屋敷の清掃業者のトラブルとして、見積もりの金額よりも高額な費用を作業後に請求されることがあります。
依頼者からすると、「見積もりの金額に納得したから契約をしたのに、追加費用を要求されるなら契約しなかった」と思う人も少なくありません。
このようなトラブルを避けるためにも、見積もり価格以上の費用は請求しない業者に依頼することをおすすめします。
オコマリでは、お手頃価格でサービスを提供するために、料金の見直しや空き時間を活用するなど工夫をしています。また、作業後に追加料金が発生することは一切ありませんのでご安心ください。見積もりも無料で行っていますので、ぜひ一度ご相談ください。
ゴミ屋敷の清掃業者のおすすめの選び方の4つ目は、ゴミ屋敷の清掃業者が言う「格安」には気を付けることです。
よく「格安」や「激安」などの言葉を目にしたり、耳にすると思いますが、気を付けてください。
たしかに、業者によってゴミ屋敷の清掃費用に差が生まれますが、あまりにも費用が安い場合は以下のようなトラブルに巻き込まれるかもしれません。
このようなトラブルに巻き込まれないためにも、ゴミ屋敷の清掃業者に見積もりの段階で、作業後に追加請求することはないか、ゴミの処理をきちんとできる資格を持っているか確認しましょう。
ただし、「格安」や「激安」という言葉を使う業者が全て悪徳な業者ということではありません。
ゴミ屋敷の清掃を行いたいけれど、お金がなくて依頼できない人もいます。
そんな人はどうすれば良いでしょうか?
以下に、3つの方法をご紹介します。
お金がないからといって、ゴミ屋敷をそのまま放置しておくわけにもいきません。
周りの信頼できる人にお金を借りるか、期限を決めてそれまでにお金を貯めるか、自力でゴミ屋敷の清掃を行うのがいいでしょう。
ゴミ屋敷の清掃を自力で自力で行う人は、次の「ゴミ屋敷の清掃を自分でする前の3つの準備」をぜひご覧ください。
自分でゴミ屋敷を清掃するのにまず必要なのは時間と人手と体力です。
ゴミ屋敷の広さやゴミの量によっては1日で清掃が終わらない場合もあります。
また、出るゴミも相当な量になるので、ゴミの収集日のリサーチや場合によってはごみ処理施設までゴミを運搬するトラックの手配なども必要になってきます。
そのほかに大量の各自治体のゴミ分別用のゴミ袋、軍手やゴム手袋、マスクなどを用意しなければなりません。ゴミを搬出した後の清掃に必要になる各種洗剤や雑巾、掃除機などの準備も必要です。
まず、ゴミ屋敷の清掃を行う前に、どのような順序でゴミを片付ける必要があるか知っておかなければなりません。
そこで、ゴミ屋敷の清掃についてのブログや動画を見ましょう。
実際に、自分でゴミ屋敷の清掃を行った人の情報は、あなたに価値のある情報ですし、きっと自分でゴミ屋敷の清掃を行うときに役に立ちます。
インターネットで「ゴミ屋敷 清掃 ブログ」や「ゴミ屋敷 清掃 動画」と検索して見てください。
また、動画を見たい方はYouTubeで検索するのもおすすめです。
自分でゴミ屋敷を片づけることができる限界は一般的に広さが3DK程度までで、かつ水回りが使用できる場合と言われています。
それ以上の広さになったり、水回りが使えないような状態になると衛生状態が極度に悪化している恐れがあるので、そのような場合には専門の業者に依頼することをおすすめします。
自分でゴミ屋敷の清掃を行う場合には、自分の健康を損なわないことが一番重要です。
ゴミを搬出する際に山積みになったゴミの下敷きになってけがをしたり、重いゴミを持ち上げる際に腰を痛めたりすることも考えられます。また、衛生状態が悪いゴミ屋敷には害虫も多く発生しており、感染症にも注意が必要です。
清掃を急ぐあまり事故を起こさないよう気を付けて作業を行いましょう。
ゴミ屋敷の清掃を自力で行う際の4つの手順をご紹介していきます。
ゴミ屋敷は、害虫や害獣が住み着いている危険があったり、異臭が発生していることがありますので、マスク、ゴム手袋、靴を着用し、作業に取り組んでください。
具体的な手順は以下の4つです。
ゴミ屋敷の清掃を自分でする手順の1つ目は、ゴミ屋敷の散らかり具合を確認することです。
ゴミ屋敷と一概に言っても様々なタイプのゴミ屋敷があります。
ペットボトルなどのプラスチックが散乱しているゴミ屋敷や、液体や食材が散乱しているゴミ屋敷などがありますので、自分の部屋はどんなものが多いか確認してください。
プラスチック類が多いゴミ屋敷は、比較的清掃が簡単ですが、液体や食材が散乱しているゴミ屋敷の清掃には時間や手間が非常にかかるため、自力で清掃することは難しいでしょう。
ゴミ屋敷の清掃を自分でする手順の2つ目は、殺虫剤を散布することです。
意外とこの作業をし忘れる人が多いのですが、清掃を始める前、もしくは前日に殺虫剤を部屋全体に散布しておきましょう。
ゴミ屋敷には、必ずと言っていいほど害虫や害獣が住み着いていますので、気を付けてください。
殺虫剤を散布しても、清掃作業中には、必ず害虫、害獣が出ますので覚悟しておきましょう。
ゴミ屋敷の清掃を自分でする手順の3つ目は、ゴミの搬出経路を確保することです。
ゴミ袋にゴミを詰めた後、そのゴミを外に運び出す必要がありますが、その搬出経路にゴミがあると非常に作業が行いにくいです。
まずは、搬出経路を確保する事をおすすめします。
ゴミ屋敷の清掃を自分でする手順の4つ目は、玄関、もしくは水回りから清掃することです。
玄関から清掃作業をする理由は、上記の搬出経路を確保するためです。
搬出経路がすでに確保できている人は、キッチンやトイレなどの水回りから清掃作業に取り組んでください。
清掃作業には「水」が欠かせないため、その水を使えるようにすることが目的になります。
また、ゴミ屋敷の水回りは異臭がすることが多いです。
この異臭を嗅ぐと、清掃作業を進める気力が奪われるため、初めのうちにきれいにしましょう。
ゴミ屋敷が問題となっている背景には、少子高齢化社会と近所づきあいの希薄な現在の社会的状況にもあるといわれています。
単なる多忙で清掃をする時間がないという場合は別ですが、一人暮らしで世間との交流が少ない人の場合にはだんだん自分に対しても関心を失っていきます。そしていつしか自分の住環境を整えて快適な生活を送りたいという意識も失ってしまい、結果として住まいがゴミ屋敷になってしまいます。
このようなケースのゴミ屋敷の住人は人との関わりがほとんどない独居老人に多いのが特徴です。
ゴミ屋敷には物とゴミがあふれかえり、その影響でさまざまな危険が潜むようになります。ここではそれらの危険について説明していきます。
ゴミ屋敷は清掃が不可能なため、アレルギーの原因となるほこりやハウスダストが充満しています。さらにゴキブリやハエなどの害虫も発生しており、衛生状態はかなり劣悪な状態になっています。
水回りも使いない状態になってしまうと、状況はさらに深刻になります。このような場合には室内に悪臭も充満するようになります。
家をゴミ屋敷にしてしまうと、その建物の劣化が急速に進んでいきます。
家の中の湿気を逃がすことができず、特に床やたたみにカビが生え、さらに状態が悪くなると腐食してしまい、床が抜けてしまうことも考えられます。
ゴミ屋敷にはほこりやアレルギー、カビ、その他害虫などが発生し、衛生状態は極めて悪い状態になります。そのような状況の中に住み続けると、深刻な健康被害につながる恐れがあれます。
一例をあげると、ゴキブリが持っているサルモネラ菌などの病原菌によって発熱や嘔吐、下痢などの症状があらわれることがあります。
ゴミ屋敷にはほこりが多く存在し、そのほこりがコンセント付近に溜まることによって漏電による火災が発生する恐れがあります。このような場合にゴミ屋敷には物があふれているので燃え広がりやすく、非常に危険です。
また、物が屋内だけではなく、屋外にも置かれている場合には放火のターゲットになりやすいという危険もあります。
ゴミ屋敷では室内に物やゴミがうずたかく積み上げられているケースもあります。このようなゴミの山が崩れて住んでいる人が身動きが取れなくなったり、けがをする危険があります。
ゴミ屋敷には害虫や悪臭が発生することは前にも述べましたが、それらが近隣住民の迷惑になります。
そのような苦情は初期の段階ではゴミ屋敷に住んでいる人に直接持ち込まれますが、この時点で状況が改善されないと、自治体や賃貸住宅の場合には大家または管理会社が解決に乗り出すようになります。
賃貸物件や集合住宅の場合にはゴミ屋敷の環境改善や退去が求められますが、持ち家の場合はゴミ屋敷のゴミとみなされるものを強制的に排除する、行政も巻き込んだ「行政代執行」が行われ、その費用はゴミ屋敷の持ち主に請求されます。
さて、ここまでゴミ屋敷が問題になっている背景や、ゴミ屋敷の持っている様々な危険についてお伝えしてきました。
それでは、そもそもなぜゴミ屋敷になってしまうのでしょうか?
住まいがゴミ屋敷となってしまう心理状況と原因をご紹介していきます。
心理的な問題から、ゴミ屋敷になっている場合は、非常に繊細な問題なので、対応には十分注意してください。
仕事が忙しく、家には眠るためだけに帰るような状態が続くと、家はゴミ屋敷となってしまいます。
清掃をする時間が取れない場合もありますが、仕事の忙しさに追われて多少の時間的余裕があってもその時間を清掃に充てることができないこともあります。
このような場合にはゴミをゴミステーションに指定の日時に持っていくことも不可能になり、物やごみが家中にあふれるようになります。
さらに、「掃除をしなくては」という気持ちが心理的負担になり、家でリラックスして過ごすこともできなくなるため、精神的に不安定になるケースもあります。
精神的、または肉体的疾患により体を思うように動かせなくなると、清掃やゴミ出しが以前のようにできなくなり、家がゴミ屋敷になることがあります。
多忙や清掃・片付けをする人の不在が原因となり、精神的に不安定になり清掃ができなくなるケースもあります。
このような原因でゴミ屋敷になってしまった場合、住んでいる人だけではゴミ屋敷の清掃を行うことが難しいので、知人の助けを借りたり、業者に清掃を依頼することが必要になります。
それと同時に清掃ができない原因である疾患のケアも同時に行うことが重要です。
物に囲まれることで、安心することから、さらに物を購入してしまう人もいます。
また、このタイプの人は、物を捨てることもできないので、家からものが減ることはありません。
しかし、無理をして家の中から物を急に減らしてしまうと、一気に不安を感じてしまうことがありますので注意してください。
一人暮らしの高齢者に多いゴミを貯めてしまう心理状況の1つです。
離婚や死別などでそれまで家の清掃をしていた人がいなくなり、家がゴミ屋敷となってしまうこともあります。
こちらも残った人が多忙などの理由で清掃ができないこともゴミ屋敷化する理由の一つですが、近しい人を失ったショックで残った人が落ち込んたり、うつ状態になったりすることで清掃ができなくなってしまうこともあります。
ゴミ屋敷になる理由はさまざまですが、ゴミ屋敷に住んでいる人が死亡し、さらに発見が遅れることで、事態は非常に深刻になってきます。
遺体の発見が遅れると、遺体の損傷が進み、害虫の発生に拍車がかかるとともに痛んだ遺体の体液などが付近のゴミや床、たたみに染み込み、その清掃や片づけは素人の手には負えない状況になってしまいます。
無理に自力で行おうとすると、強い精神的ショックを受けたり、感染症にかかってしまう危険もあります。このような場合には遺品となった物やゴミの片づけや、特殊清掃を専門とする業者に依頼することが必要になります。
ゴミ屋敷の清掃を仕事にしたい人はいらっしゃいますか?
「ゴミ屋敷の清掃を仕事にしたいけれど、どうすれば良いかわからない」
そんな人に向けて、ゴミ屋敷の清掃を仕事にする方法をお伝えしていきます。
以下の2点をご紹介していきますので、ぜひチェックしてください。
ゴミ屋敷の清掃員募集の求人を見つけよう
まずは、ゴミ屋敷の清掃のアルバイトをしてみよう
ゴミ屋敷の清掃を仕事にしたい人は、まず求人を見つけましょう。
インターネットで検索すると求人情報がたくさん出てきます。その中から、納得のできる求人を見つけて応募してください。
また、知っている清掃会社がある人は、その会社のホームページから求人を探すことも非常に効果的です。この場合注意してほしいのが、全ての会社が求人を出しているわけではないので、求人情報が見つからないこともあります。その時は、ほかの会社のホームページを見るか、求人サイトをチェックするのが良いでしょう。
ゴミ屋敷の清掃を仕事にしたい人は、まずアルバイトから始めることもおすすめです。
正社員として入社するよりも、アルバイトの方が休日などの融通が利くことが多いですし、なにより実際に作業を行って自分に合っている仕事かどうか確認することができます。
ゴミ屋敷の清掃の仕事しか興味がなくても、性格や体力的にやっぱりこの仕事を長く続けられないと思うこともあるでしょう。
まずは、実際の現場を経験してみるためにもアルバイトをおすすめします。
全国にゴミ屋敷の清掃を行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。
オコマリでは、お客様に安心してゴミ屋敷の清掃を行ってもらうために、料金の見直しや業者の空き時間を活用するなどの工夫をすることで、業界最安値水準の料金を実現しました。もちろん、お見積り後に追加料金が発生することは一切ありません。
また、専門の相談員が親身になってお客様のご相談にのりますので、安心してご依頼頂けます。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
今回は、ゴミ屋敷を作り出してしまう理由と、ゴミ屋敷の片づけを自分で行う場合と業者に依頼する場合のメリットとデメリットを説明してきました。
ゴミ屋敷の問題は、これからの社会で増えていく可能性がある深刻な問題です。またあなた自身の家もゴミ屋敷化する可能性も無きにしもあらずです。
予防という意味でも今回の記事をよく理解して、ゴミ屋敷への対処法を学びましょう。
記事を読んで、ゴミ屋敷のことをもっと知りたいという方は、下記の記事も参考にしてみて下さい。
ゴミ屋敷清掃のことについて、わからないこと・不安なこと・他人には相談しづらいことなどおありかと思います。オコマリではゴミ屋敷清掃について、予算・スケジュール・安心できる業者なのか、など様々なご質問にゴミ屋敷清掃に詳しいベテランのスタッフが親切丁寧にお答えし、お客様の不安を解消いたします。