家の片付け業者の費用相場や片付けのコツを紹介!
投稿日:2017年04月29日 更新日:2021年10月01日
ゆーすけ |片付け部編集長
片付けが好きで、妻を巻き込んで毎週断捨離を行っています。仕事でも遺品整理、ゴミ屋敷、生前整理、不用品回収、特殊清掃の現場に行き、プロの技を学んでいます。片付けをしたい方にとって有益な情報をお伝えいきたいと思っています。
家を片付けられない!という方は多いのではないでしょうか?忙しい毎日の中でも家の片付けをしっかりと行って、キレイサッパリしたいのは多くの方が思うことです。
家の片付けと一言でいっても、大きく分けて「整理整頓」「掃除」「ゴミ捨て」の3つに分けられます。
今回は、家の片付けについて業者に依頼するべきか、自分でやるべきかを判断できるような内容になっています。
自分で出来ない、もしくは苦手としていることをプロの業者に依頼することで短時間で解決できるのは、費用はかかりますが快適な生活を手に入れるための1つの手段です。
家の片付けの業者の費用相場や業者の選び方、自分で家の片付けをする場合の順番やコツを紹介していきますので、家の片付けを行いたいと考えている方は是非最後まで見て行ってください。
「家を片付けられない!」となっている方は、家を片付ける時間が無かったり、片付けが苦手だったりするのだと思います。
まず、「家を片付けたいけど片付けられない」となっているのであれば、家の片付け業者に依頼することをオススメします。理由としては、もし自分で出来るのであれば既に片付けをしているはずだからです。家の片付けを業者に依頼することで費用はかかりますが、快適な空間に短時間で変身させることが可能です。
一方で、「ただ単に家の片付け方が分からないだけ」という事であれば、自分で片付ける方法を学べば出来る可能性があるので、家の片付けの順番やコツを学んでいきましょう。
この記事では、家の片付け業者に依頼するケースと自分で片付けるケースのどちらもカバーしているので、どちらの場合にしても是非読み進めていってください。
下記には家の片付けを業者に依頼する場合と自分で片付ける場合のメリットとデメリットを記載しておきます。どちらにするかを考える際の判断基準として活用してください!
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
業者に依頼する方法 | ・早ければ半日で片付けを終わらせられる ・業務用の薬品で掃除できるので自分でやるより綺麗になる ・自分の時間を有効活用できる |
・費用がかかる ・貴重品の盗難や室内の破損などのトラブルになる可能性がある ・散らかっている部屋を他人に見られる |
自分で行う | ・費用が殆どかからない(ただし自分の時間という費用が発生する) ・片付けを習慣化できれば快適な部屋をキープできる |
・時間がかかる可能性がある ・途中で挫折する可能性がある |
「家の片付けを業者にしようかな?」と考えている方にとって、「そもそも家の片付け業者って何をしてくれるの?」という点や「どれくらいの費用がかかるの?」という点は気になると思います。
ここでは、家の片付け業者が行ってくれる作業内容や費用相場を解説していきます。
家の片付け業者は「整理整頓」「掃除・除菌」「ゴミ捨て」を主に行ってくれます。また、すべてを依頼する必要はなく、「整理整頓」だけを依頼することも可能です。
家の片付け業者は、「家事代行業者」「便利屋」「生前整理業者」など様々で、どこに依頼するかでも出来ることに差があります。
業者の種類 | 強み | 弱み |
---|---|---|
家事代行業者 | 「整理整頓」「掃除・除菌」「ゴミ捨て」を行える | 大量にゴミがある場合は対応不可だったり、除菌も業務用の除菌剤を使うのは苦手 |
便利屋 | 「整理整頓」「掃除・除菌」「ゴミ捨て」を行える。またゴミの大量処分にも対応できる | 色々なことが出来るのが強みなので、逆に言うとスペシャリストではない事が多いので作業が雑だったり、知識が浅かったりする |
生前整理業者(遺品整理業者) | 除菌・消臭は業務用の物を使用できる。またゴミの大量処分にも対応できる | 整理整頓は出来ない業者が多いか、依頼出来ても価格が高い傾向にある |
ハウスクリーニング業者 | 「掃除・除菌」のプロなので、自分で行うよりも綺麗になる | 「掃除・除菌」以外は対応できない場合が多い |
上記は、家の片付け業者別の強み・弱みを表にまとめたものです。「家の片付け」と言っても人によって重点的に対応して欲しい箇所は異なると思いますので、業者の強み・弱みを理解した上で依頼する業者を選ぶようにして下さい。
家の片付け業者の料金相場は、「時間で決まる」「部屋の場所で決まる」「部屋の間取りで決まる」の3つがあります。
「整理整頓」「掃除・除菌」「ゴミ捨て」の3つを全て依頼する際には、「時間で決まる」事が多いですが、どれか単体を依頼する場合には「部屋の場所で決まる」「部屋の間取りで決まる」が多い傾向にあります。
「時間で決まる」場合には、1時間あたり1,800円~5,000円が相場です。1時間あたりの費用の違いは、業者や作業する場所、作業内容によって変動してきます。1度だけの依頼ではなく、定期的に依頼するような場合には1時間あたりの費用が安く設定されている事が多いです。
「部屋の場所で決まる」「部屋の間取りで決まる」場合には、下記のように費用設定されています。特に「掃除だけ」「ゴミ捨てだけ」の場合を下記では紹介します。
場所 | 費用相場 |
---|---|
キッチン周り | 11,000〜30,000円 |
トイレ | 8,000〜19,000円 |
お風呂場 | 10,000〜15,000円 |
1部屋 | 15,000〜30,000円 |
部屋の広さ | 費用相場 |
---|---|
1R | 13,000〜70,000円 |
1DK | 15,000〜90,000円 |
1LDK・2DK | 26,000〜150,000円 |
2LDK・3DK | 39,000〜200,000円 |
3LDK・4DK | 45,000〜250,000円 |
4LDK・それ以上 | 57,000〜300,000円 |
家の片付け業者に依頼できることや費用相場をお伝えしてきましたが、家の片付け業者とのトラブルが発生していることも事実です。
ここからは、家の片付け業者とのトラブル事例とトラブルを回避するための5つのポイントをお伝えしていきます。
家の片付け業者に依頼しようと考えている方は、必ずチェックしておきましょう!
家の片付け業者とのトラブルで最も多いのは、「不当な追加料金」です。事前の確認無しに、作業が終わって支払いの段階になり、「最初は13,000円とお伝えしていましたが、実際の作業が予想以上に時間がかかったので、追加で30,000円頂きます」というように言われるのです。
「そんなことを言われても支払わなければ良いのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、「もし支払わなければ、作業する前の状態に戻す」と言われると仕方なく支払ってしまうのです。
また、「指定した作業を行ってもらえていない」というトラブルも多く発生します。依頼する作業を書面などに残していない事が原因で「言った言わない」のトラブルが発生するのです。もちろん作業にも限界があるのも事実です。例えばゴムパッチンのカビの除去は、業務用の物を使用しても全て除去できない事が多いのですが、依頼者は「完全に綺麗になると思っていた」という事でトラブルになる事があります。
どちらのトラブルも、事前に文字に残す形で保存しておくことで防げるトラブルです。心配であれば、メールや書面で簡易的でも構わないので保存しておく方が良いでしょう。
家の片付け業者とのトラブル実例をお伝えしましたが、業者を見極めるポイントが5つあります。もちろん、ポイント全てに当てはまらなくても良い業者さんはいますし、逆に当てはまっていても悪徳業者はいます。
あくまで参考程度という事にはなりますが、ぜひ活用してみてください!
上記が5つのポイントになりますが、基本的に見える上記のことも出来ていない家の片付け業者は沢山存在しています。
まずは上記の5つのポイントをチェックした上で、実際の現地でのお見積もりの印象を見て「安心して依頼できそうか?」を自分で考えてみてください。
もし少しでも信頼できそうにないな・・・と感じるのであれば、依頼しない方が後悔が無いでしょう。最後はご自身の直感を信じることも大切だと覚えておいてください。
全国に家の片付けを行っている業者はたくさんありますが、その中には相場とかけ離れた価格を要求してくるなど悪質な業者がいることも事実です。
オコマリでは、お客様に安心して家の片付けを行ってもらうために、料金の見直しや業者の空き時間を活用するなどの工夫をすることで、業界最安値水準の料金を実現しました。もちろん、お見積り後に追加料金が発生することは一切ありません。
また、専門の相談員が親身になってお客様のご相談にのりますので、安心してご依頼頂けます。
問い合わせやお見積りはすべて無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
家の片付けを業者に依頼するのではなく、自分で行おうと思った方は「そもそもどこから片付けを始めれば良いのか?」「どういう順番が適切なのか?」と悩んでしまうでしょう。
そこで、ここからは家の片付けをどこから始めるべきかや片付けの順番、コツを紹介していきます。
家の片付けをどこから行うか迷ったら、「片付けようとしている場所の最も狭いところ」と覚えておきましょう。
例えば家全体の片付けを考えているならば、「玄関」や「トイレ」がオススメです。また、部屋の中であれば「押入れ」「クローゼット」がオススメです。
理由としては、狭いところは片付けの難易度が低く、短時間で終わるので挫折しにくいからです。
家の片付けが上手くいかない・・・という人は、リビングやキッチンという広い部屋から片付けようとしている方が実に多いのです。確かにリビングやキッチンは物に溢れているので、片付けられればスッキリするのですが、一方で難易度が高く時間もかかるために途中で挫折しやすい傾向にあります。
家の片付けが苦手という方は、最初は難易度が低い所から開始して、徐々に難易度を上げていくようにしましょう。
家の片付けの順番としては、「整理整頓→ゴミ捨て→掃除」の順番で進めていく事です。これを1つの部屋で完結させたら次の部屋に移っていくようにします。
散らかった部屋の物を「必要」「不要」で整理し、不要だと判断したものはゴミ捨てします。そして必要となった物をだけを収納していくのです。これを部屋全体で行って、最後に掃除を行います。
掃除は上の方から始め、徐々に下の方を掃除します。部屋の中であれば、天井部から始めて足元にしていくという意味です。
家の片付けでは、「1つの部屋で完結させたら次の部屋に移っていく」という点も非常に重要です。まずは1つの部屋を片付けられれば自信が付きますし、徐々に家全体が片付けられている実感が湧きます。家全体を並行して片付けると途中で挫折する原因となるのでオススメできません。
家の片付けのコツは「捨てる」にあります。理由は、部屋が散らかってしまったり汚くなったりする原因は、物が多すぎることにあるからです。物が少なければ散らかりようはありませんし、汚れても直ぐに掃除できてしまいます。
したがって、家の片付けを将来的に楽にするためにも、家の片付けで「捨てる」事を実践していく事が大切なのです。
「捨てるのが勿体ない・・・」という気持ちは理解できますが、使わないものや使用頻度が極端に少ないものを家に置いておくのはオススメできません。
「捨てる」ことが家の片付けの最大のコツなので、ぜひ実践していくようにしてください!
下記には家の片付けでの捨てる基準を4つご紹介しておきますので、捨てるかどうか悩んだ時の判断基準にしてみてくださいね。
「家の片付けを代行業者に依頼することは、恥ずかしい事なのでは?」と感じてしまう方は多くいらっしゃいます。これは、「家や部屋は自分で片付けるものである。片付けられないのは恥ずかしいことだ」という固定観念が植え付けられているからです。
確かに、一昔前はそのような状況があったのは事実です。しかし、現在は家や部屋が片付けられないのであれば、無理に自分でする必要はなく、適切に代行業者に依頼することが良しとされています。
自分で家の片付けが出来るのであれば既にやれているはずなので、苦手だったり、時間が無かったりと様々な理由で出来ないのであれば、素直にプロに任せてしまって、自分は違うことに時間を使う方が効率的です。
また、「家の片付けの代行業者に部屋の中を見られるのが恥ずかしい!」という方もいらっしゃいますが、家の片付けの代行業者は何百、何千という現場をこなしていますので、特に何も感情を抱くことなく作業を行ってくれます。
もし、女性の方で「女性スタッフに対応して欲しい」という要望があるのであれば、お問い合わせの際に聞くことで、女性スタッフに家の片付けを行ってもらえるかを事前に確認できます。業者によっては女性スタッフが不在のところもありますので、注意してください。
家の片付けの代行業者を有効利用することで、自分の生活や人生をより良いものにしていってください。
家を片付けられない方に向けて、家の片付け業者の費用相場や片付けのコツをご紹介してきました。
家の片付けといっても大きく分けて「整理整頓」「掃除・除菌」「ゴミ捨て」の3つがありますので、自分が何を解決したいのかをまずは明確にするようにしましょう。
その上で業者に依頼するのか、自分で行うのかを考えて決めていくようにしてください。
この記事が皆さんの家の片付けに関する疑問を解決できている事を願っています。
記事を読んで、家の片付けに関してもっと知りたい!という方は下記の記事も参考にしてみてください。
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